【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプスIII
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-11-06 |
価格 | 8532円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ファーストパーソンシューター ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 50
- (難易度)
- 2.83
- レビュー数
- 12
スコアチャート
GOOD!
前作であるブラックオプス2と同様に、キャンペーンのミッション開始前に装備品の選択・カスタマイズができるところ。
装備品はメインウェポン・サブウェポン・リーサル・タクティカルの選択・カスタマイズが可能。
操作キャラの能力を向上させるものとして、ワイルドカード・タックリグ・サイバーコアの選択も可能。
これらは後述のレベルアップによる育成要素で獲得・アップグレードすることができます。
マルチプレイのようなレベル制がキャンペーンにも導入されたところ。
前述の装備品・能力はレベルアップすることで解放され、キャンペーン中の特定の条件を満たすことでもらえる「製造キット」を消費することで獲得できます。
レベルアップに必要な経験値はキャンペーンでの敵の撃破や特定の条件を満たした際に獲得することができます。
従来の作品同様、キャンペーンのステージ内に弾薬を補充できる箱が登場します。
今作では「弾薬箱(1回限り弾薬補充可)・弾薬クレート(無限に弾薬補充可)・モバイルアーマリー(事前にセットした装備品の変更可)」の3種類があります。
どのステージでも上述の箱は設置されているので、弾薬には困りません。
敵が落とした銃器から弾薬を補充する際、銃器の系統の種類が同じならどの武器からでも補充可能になりました。
今までは同じ銃器でないと補充できませんでしたが、今作では同じ系統の武器(例えばアサルトライフルとアサルトライフ)同士なら可能になりました。
前述の弾薬を補充できる箱に加え、この仕様も加わって、ますます弾薬には困りません。
難易度は前作同様、ルーキー・レギュラー・ハード・ベテラン・リアルの5段階。
初心者から上級者まで、幅広く遊べます。
音声は日本語と英語、どちらかを選ぶことができます。
今までは字幕版と吹き替え版でパッケージ自体が分かれていましたが、今作ではオプションで設定変更することで双方の音声を選択することができます。
BAD/REQUEST
ストーリーが抽象的な内容や演出ばかりが続いて、意味が分からない。
「凝ったストーリーにしよう!」と考えた開発者側の意図は読めるのですが、いかんせんストーリーの内容が意味不明過ぎて、まったく楽しめません。
ブラックオプス1・2の続編として見ても、双方の要素は取って付けた程度のものしかなく、シリーズものとしての体を成していません。
戦闘そのものもブラックオプス2に続いて、相変わらず面白くない。
感覚的に2よりは多少面白みは感じられますが、前述のストーリーの意味不明さと近未来を舞台とした世界観のマンネリ感も相まって、特筆すべき面白さは見受けられませんでした。
今作の銃撃戦は体感的に「気づいたらドンパチしていた」という感じで、何のために戦っているのかも分からないレベル。
銃器のアタッチメントは、各々の銃器に設定されている武器レベルを上げないと、装備できないところ。
武器によっては個人差や使い勝手の良し悪しから、あまり使わないものも出てくるので、武器レベルを上げるのが難しい。
正直言って、銃器のアタッチメントくらいは最初からすべて自由に選べるようにしてほしかった。
キャンペーンの各ステージで設定されている勲功の条件がめんどくさいものばかり。
「銃弾の貫通で複数の敵を撃破」や「特定の状況で複数の敵を一斉に撃破」など、制約じみた条件ばかりで満たすのが難しい。
勲功自体の数も多いのですが、普通にプレイしているだけでは条件を満たさないものも多いので、条件を満たそうとするとかなり骨が折れます。
チェックポイントからのリトライが任意でできないところ。
今作では各ステージの攻略時間が長いだけに、途中からやり直したい時にチェックポイントからのリトライができないのが非常に不便でした。
難易度はここ最近のシリーズ作品と比べると、少々難しめ。
敵の攻撃が激しかったり、特殊な兵器による攻撃が厄介だったり、とけっこう苦戦します。
プレイ中に表示される登場人物たちの会話を表す字幕が小さくて見づらい。
従来のシリーズ作品の半分のぐらいの大きさのため、従来のシリーズ作品をプレイされた方にとっては見づらく感じてしまいます。
COMMENT
PS4pro(CUH-7200BB01)・32型液晶TV・HDMI端子使用。
コールオブデューティシリーズは4、ワールドアットウォー(北米版)、モダンウォーフェア2・3、ブラックオプス1・2、ゴースト、アドバンスドウォーフェアをプレイ済みです。
難易度はレギュラーでキャンペーンのみのプレイ。
今作はPS3版も出ていますが、PS3版はキャンペーンが未収録となったため、以前からPS4版の購入を検討していました。
PS4proの購入と同時に、今作のGAME OF THE YEAR EDITION版を購入しプレイ。
今作の評判については、購入前からいろいろと聴いてはいましたが、やはり満足できる出来ではありませんでした。
良い点も悪い点もそれなりに書きましたが、一通りプレイし終えてみると、悪い点がかなり目立つ作品でした。
ストーリーも大したことないばかりか、ブラックオプスの名を冠する必要性のないレベルのひどさ。
ハッキリ言って、今作はオススメできません。
ブラックオプスのストーリーの素晴らしさを味わうなら、やはり1をプレイすることを強くオススメします。