【PS3】三國志13
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-01-28 |
価格 | 9504円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:歴史シミュレーション ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 59
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
GOOD!
三國志シリーズはたまにプレイしています。(主に全武将プレイができるもの)
全武将プレイなので、様々な楽しみ方ができます。
君主の軍師となって、同盟国を変えながら、どの敵国を倒すかの方針を、評定での舌戦で動かすというプレイは、なかなか面白かったです。
一騎打ちや舌戦は、基本的に武力または知力が高い方が有利ですが、運が良ければ相手より多少低くても勝てるので、よくできたシステムかと思います。
合戦も、兵数が不利であっても、うまく挟み撃ちにすれば勝ちやすくなり、自分で指揮するのも楽しいです。
武将グラフィックもとても格好良いですね。
歳を取ると白髪になってくるのも、芸が細かいと思いました。
BAD/REQUEST
PS3版のせいか、フリーズが多いです。こまめにセーブしないとフリーズが怖くてプレイできません。
太守や君主が任務状を発行して命令を実行していくのですが、この制度だと、何もしない武将が出てきてしまいます。
また、任務状に枠があるので、他の武将に全て発行してしまうと、自分のやることがなくなってしまうことがあります。
任務のキャンセルはできますが、もう少し任務状がなくても、自主的に国の仕事ができることが多ければ良かったと思います。
ただ、今後の作品があるのであれば、従来通り武将ごとに命令する方式に戻してほしいです。
在野武将で始めると、お金もほとんどなく、稼ぐ手段もあまりないので、他の武将と親密度を高めることがなかなかできません。そのため、できることがほとんどないです。
以前のシリーズでは、お金を稼ぐような仕事があったと思うのですが、なぜなくなってしまったのでしょうか?
都市ごとに兵が属していて、兵が移動できないのはつらいです。
兵が多い自国都市から、敵国まで遠くなってくると、前線に送るのが面倒になってきます。
忠誠度を金で上げられないのもおかしいです。
家宝を買ってきて、自分から没収して国のものにしてから家臣に与えれば忠誠度が上がるのですが、非現実的すぎです。
君主が色々な都市を回って、家宝を集めて家臣に与えるというのは非常に滑稽です。
以前のシリーズからずっとそうだったのですが、相変わらずほとんどの武将の義理が高すぎて、大国がどんどん滅びて小さくなっていくのに、なかなか裏切りません。
現実的に考えれば、滅びつつある国にいるのは、家族のためにも敵に寝返ったほうが良いと考える武将が多いのが普通のはずです。
劉備と関羽、張飛のような関係なら、国が滅んだとしても裏切らないのは分かりますが、それほどでもない武将は、身の危険を感じてある程度は自分から裏切るようにしてほしいです。
追い詰められた一つの小さな都市に、100人近くも武将がいるのは不自然極まりないです。
COMMENT
不満点を多く書きましたが、かなりハマりました。
終盤はどうしても作業的になってしまうのと、自国が戦争を繰り返していて、敵の大国を放っておくと、その敵都市のほとんどが10万の兵を有するような絶望的な兵力差となってしまい、天下統一にものすごく時間がかかってしまうことがあります。
ただ、それは現実的でもあるので、BADではないのですが、辺境や田舎都市の兵士数MAXは低くするなど、もう少しどうにかならなかったのかというのはあります。
総じて、面白いと言えるのですが、不満な部分が結構あるという作品です。