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掲載日:[2006/03/16]
投稿者: ようさん
(難)クリアプレイ時間
3 4 4 3 2 3 3 2 30時間以上40時間未満


従来のシリーズより肩の力が抜けた感じでちょっと砕けた雰囲気がいい。
大正20年という史実にはない時代を舞台に、和洋混ざり合う町並みなどが見ていて楽しいです。
今回背景がポリゴンでは無いのでとても綺麗でした。
町の人々との会話も仲魔を使役すると二度楽しめたりします。頻繁に喋る台詞も変わりますねー
音楽も時代の雰囲気漂う粋なものからロックなものまで様々。
アクションで戦闘曲が良いとテンションが上がるので個人的には凄く良かったです。
仲魔がライドウを慕ってくれてるのが和む。悪魔を連れて走ると足音が可愛かったり、動きが面白かったり。
悪魔のテクスチャが従来の3D作品よりも描きこまれててかっこよかったです。
色んなセリフをいってくれるので思い入れもできます。
あとゴウトが可愛い。


何よりボリューム不足に感じました。悪魔数も少ない!
合体で沢山作ってよし次行くぞーと張り切っていたらパーティメンバーが敵でゾロゾロ出てきたりするのも…
ライドウが魔法を使えないのはいいんですが、それならば攻撃方法をもう一工夫あってほしかった。
動作がほとんど銃撃つ斬る斬る斬るを繰り返すだけで終わってしまったりして爽快感もあまり無かったです。
奥に行くとライドウが何してるか見えなかったりする。
仲魔の行動もちょっとお馬鹿で、ダメージ10程度くらっただけでも回復魔法を連発しまくるので比較的MPが切れやすい。
近くにいる敵をほっぽいてライドウが攻撃してる敵にターゲットを変えるもんだから、
自分で倒した後に後ろから魔法が飛んでくるなんてこともしょっちゅうでした。

仲魔を使役して捜査するなんてアイディアは凄くいいんですが
使いたいスキルもちの属性の仲魔がいないとわざわざ探しに行ったり、
人によって効果があるスキルが違うので頻繁に呼び出し交代させたりするのが少しめんどうだったかも。

タイトルが超力兵団なんて響きだからもっとアホ路線でも良かったかな。
2周目で増える要素もお決まりの難易度変更のほかに、隠しダンジョンとかあってほしかった…
ゴウトもあんなにヒント出しまくらないで自分で考えろくらいつんけんとしたほうがよりらしかったかも。

あの思わせぶりな町は結局はしょったイベントの名残なんでしょうかね?



このゲームに出てくるキャラ達のノリが好きだったので楽しめましたが、
ATの時も感じたのですがアトラスはいいゲームを作るのにいつもちょっと惜しいです。
でも少し改善すれば素晴らしい出来になりうると思います。
次回作があるのならば買います。是非ユーザーの意見を取り入れてより良いゲームにしてほしいですね。

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掲載日:[2006/03/16]
投稿者: SBSさん
(難)クリアプレイ時間
1 3 2 0 0 4 2 1 10時間以上20時間未満


ロードが短くて快適です
主人公の後をチョコチョコとついてくる猫がかわいいです
相変わらず悪魔が素敵です


【ストーリー】
ボリューム無し
中盤辺りから急展開、敵がベラベラと秘密とかを語ってくれます(笑)
パッケージからは戦隊物風のノリでバカゲーっぽさが漂ってますが
中身はオカルトちっくないつものメガテンです
しかし巨大ロボが出てきたりとなんか中途半端な感じですね
やるならとことんバカゲーに徹したほうが良かったのでは?

【オリジナリティー】
目新しい物は特に無いですね
この手の戦闘システムは最近よく見かけますし…

【音楽】
大正ぽっさを感じない
耳に残らない、そんな曲ばかり

【戦闘】
戦略性皆無。回復技持ってる仲魔召還してゴリ押しでなんとかなる
と言うか戦略性以前にアクション部分が話にならない
視点固定、もっさり、操作性は劣悪、
アクションのバリエーションも少なく出来る事が少ない
そして爽快感皆無

【合体】
3身、魔晶変化、造魔が無くなって、悪魔数、種族共に大幅減少
継承システムも単なるキャンセル作業
考える楽しみが全く無い
戦闘を縛るための忠誠度が合体を縛るとか何考えてるんだか…

【交渉】
無くなってます(笑)
ボタン連打で悪魔getです(笑)

【人物】
全く魅力無し。マネキンのようです

【グラフィック】
キャラデザのせいなのかこれもまた人物がマネキンのようで気持ち悪いです



底の浅い、薄っぺらいゲーム
デビサマ、ハッカーズから大幅に劣化した駄作
購入を迷ってる方はやめたほうがいいと思います
ハッカーズのほうが100倍楽しめます
次(があるなら)はハッカーズの正統進化がいいですね

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掲載日:[2006/03/16]
投稿者: 悠さん
(難)クリアプレイ時間
4 4 4 3 3 3 3 2 30時間以上40時間未満


・今までより、仲魔と一緒に戦ってる感じが出ている
・ロード時間、セーブ時間などが短い
・金子氏のデザインした悪魔一体一体が個性的に動く
・大正浪漫な雰囲気にあふれ、音楽もいい感じで合ってる
・声優を多用するゲームは嫌いなので、声がなくて落ち着く
・色々な仲魔を自分で直接操作して戦う事もできる
・町の中を仲魔と一緒に歩くだけでもなんか楽しい
 (個人的にはやっぱりケルベロスが…)


・悪魔との会話がなく(イベントではある)、3身合体もないから寂しい
・登場する悪魔が今までに比べて少ない
・敵との遭遇率が高い気がする(数歩ごとに出ることも)
・戦闘システム全般に不満
  ・アクション風になったのに、アクション性に乏しい
  ・戦闘フィールドが狭く、視点の関係上奥行きがわかりにくい
  ・仲魔を同時に一体しか召喚できない
  ・HPが1でも減ってると回復スキル多用するのはやめてほしい
  ・仲魔のもてるスキルの数が少ない
  ・弱点の属性攻撃したのに、弱点の判定が無効になる時がある。
   (ハメ対策だとは思うが、ボス戦で多いのでイライラする)



正直、シリーズのファンとしてはちょっと残念な出来…
せめて、仲魔を戦闘中に同時に2体くらい召喚できたり、
悪魔を無理矢理封じるんではなく、会話で仲魔にしたかった。
あと、自分でもよくわからないが、今までのシリーズに感じた
時間を忘れてまで熱中するという感覚がなくなってるのが残念。

ただけっしてつまらないワケではないし、ちょっとした工夫で
大きく面白い方向に変わる可能性を持っていると思う。
アトラスさんならきっとユーザーの予想を大きく超える作品を
作ってくれるので、次回作が今から楽しみになれる。

あと、自分はアトラスさんのこのシリーズが以前から大好きなので、
かなり甘い評価になってるかもしれません…

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: ちそしそさん
(難)クリアプレイ時間
4 4 4 3 3 3 3 3 30時間以上40時間未満


・今までの女神転生系に無かったリアルにキャラを動かして『攻撃・防御・指示・召還』などのコマンドを入力できる点。

・お気に入りの悪魔を連れて街をねり歩ける点。

・悪魔単体で動かせ自分で悪魔を操作できる点。

・剣合体復活

・捜査スキルによっての考え所

・エキセントリックなキャラクター達

・真・3やアバタールチューナーより悪魔や主人公の動きが滑らかになった点

・大正〜昭和初期を思わせる綺麗な町並み

・運の香などを無限に手に入れられる点(これによって悪魔の初期能力×2の上限値を無視できる)

・麻雀のミニゲームで2周目からは最初からお金を稼げる点(用・悪魔2体)


・悪魔の数が少ない点

・悪魔の所持スキルが『戦闘スキル2・自動スキル2・合体技1・捜査スキル2』と少なく回復・攻撃で万能悪魔を作るのが出来なくなった(これによって別型悪魔を複数所持するメリットを確立しているのでしょうけど)

・戦闘時のカメラアングルが変わらなくて大きな悪魔や画面奥に行くと戦闘が見づらく対処できなくなる点

・悪魔が戦闘中テロップ出て語りかけてくれるのは良いですがセリフが少ないのとよっぽどLv差に余裕が無いと見ているヒマが無い



個人的にはリアルタイムの戦闘や悪魔召還等、ちゃんと対処しないとアッサリ殺られる緊張感が良かったです(2周目超は特にマゾ好み)。

ただ登場悪魔の少なさと1体の悪魔が所持できるスキル数が少ない事で1体の悪魔に思い入れをかける事が難しくなった点。

そして話の雰囲気から次回作を思わせる点もファンとしては嬉しいのですがライトユーザーからはアバタールチューナーのような感じになるかも?

取りあえず1周目はアクション難易度共に普通にクリアできるレベルなので女神転生好きでNINEに泣かされた悪魔召還師も安心して遊べます!

さんざん書きましたが他RPGと比較してもストレスに感じる点は少なく爽快感もあり高Lvで纏っているゲームだと感じました。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: もののふさん
(難)クリアプレイ時間
3 5 4 3 4 5 3 3 20時間以上30時間未満


まず、大正時代という世界観を上手く使いこなしている点が気に入りました。
特に街並みは綺麗に作られており、歩く人や造形物にもこだわりを感じます。

ゲーム性においても、アクションはまずまずの出来でテンポも良く、難易度も
手軽に感じました(ノーマルは)。悪魔を使った捜査や単独行動させたりする
アイデアも、特に面倒だと感じなかったので個人的には気に入っています。

サウンドにおいては、従来のメガテンシリーズのマッドなバトル音楽と、
ノスタルジーを感じさせる落ち着いたジャズっぽい音楽のギャップが印象的でした。

従来の悪魔合体はもちろん、武器合体も存在します。


いくつか感じたので、気になった順番に書いていきます。

・仲魔の数が少なく、バトルフィールドに呼び出せるのは1体だけ(入替は可能)

 アクション要素を含んでいるので無駄な悪魔を省いたんだと思いますが、少し
 物足りなさを感じました。画面が見にくくなる等あったと思いますがせめて
 仲魔はもう1体は欲しかったなと。

・主人公のアクションが少し単調

 元がアクションゲームでないだけに酷とは思いますが、もう一工夫あってもよかった
 と思います。まあ某有名アクションゲームとまでは言いませんが…。
 
・従来に比べてやり込み要素が少ない

 従来の特典に加えて隠し悪魔が1体程度です。1周目でほぼ満足すると思います。


・後半以降が少し物足りない

 題名に「葛葉ライドウ対超力兵団」とあったので、どんな強大な組織と立ち向かう
 のかと想像していたのですが、結局○○による事件だったので少しがっかり…。

 前半は、まだ分からない部分が見え隠れしてわくわくしたのに後半はあれよあれよ
 と展開が進んでいきます(良い意味ではテンポがいい)。
 
 あそこまで登場人物の思想が分かれているなら、選択肢によるストーリー分岐も
 してほしかったですね。



メガテンシリーズの中ではあっさりした作品のように感じました。
細かい要望はあってもストレスは感じさせないので、ファンなら買っても
問題ないと思います。自分は何だかんだ言って楽しめました。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: 剣介さん
(難)クリアプレイ時間
4 5 5 4 5 4 5 2 40時間以上60時間未満


大正時代の帝都に生きる悪魔召喚師という舞台設定が面白い。
路面電車が走り、和服の人間やモダンな洋服の人間がすれ違う街並みが新鮮。
緻密に描きこまれたグラフィックスはもちろんの事、
シナリオ進行に応じて町の人々のメッセージも変化するので
レトロな街並みを探索するのが実に楽しい。
また、これに「悪魔」が絡むことで一種独特の世界を作り出している。

また、この雰囲気作りに大きく貢献しているのが目黒氏作曲によるBGM。
街ではホーンセッションを使ったレトロな雰囲気、探偵事務所はコミカルな雰囲気、
一転してバトルはギターを使った激しいBGM、そして静かなピアノの癒し系サウンドなど
場面場面を盛り上げてくれた。

シナリオは一話区切りで、テンポよくサクサク進む。
一人の少女の誘拐事件から徐々に広がって行き、終盤のスケールの大きさには驚かされた。
真・女神転生1、2のファンならニヤリとできる箇所も。
「未来を切り拓く」なんてセリフも信じられるノリの良さに乾杯。

戦闘は操作がカンタンでテンポよく進められる。
あいかわらずロードも快適。(一部除く)


謎解きシーンで聞かれてもいないのに、お供がすぐにヒントを出してしまうのが興ざめ。
「探偵もの」なのだからプレイヤーに考える余地を与えて、
プレイヤーが分からなくて詰まったらヒントを与えるくらいにして欲しかった。

戦闘で主人公のアクションパターンが少ない。
アクションが苦手な人にとっても遊びやすいが、
ARPGなのだから、ゲームを進めるとアクションが増えても良かった。
また悪魔のレベルアップが遅いため、合体技を使う機会があまりないのが残念。



デビルサマナーの新作がアクションRPGと聞いて不安でしたが、
実際にプレイすると、そんな不安を吹き飛ばしてくれる非常に面白い作品でした。
クルクルと動き回る悪魔を連れ歩いて大正時代を歩き回るこの世界を作った時点で勝ち。
不満点もありますが、デビサマらしいノリの良いシナリオで楽しかった。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: シュウさん
(難)クリアプレイ時間
4 4 3 4 3 3 2 3 40時間以上60時間未満


今回は大正時代が舞台。デビルサマナーというと現代か近未来であの特徴的なガン型PCで悪魔を操るのが面白いのだが今度の葛葉は「管」で悪魔を使役する。本来のあり方に戻ったということか。

さて、大正の世は現代を生きる我々には今ひとつ想像しにくい時代で、関東大震災があったというのが大まかな認識で、庶民の文化やどんな生活を営んでいたかがわかりにくい。だが、明治維新から昭和の富国強兵に向けて急速に進化していく世の中の過渡期的な時代と考えるならば、その忙しく動く世に潜む「魔」の雰囲気作りがこの作品の最大の特徴となっている。まずはこのあたりを楽しんで欲しい。

では、肝心のゲーム内容でシリーズ最大の変更点は戦闘がアクションになったということ交渉で仲魔にならなくなったということ。
銃で弱点を突きクリティカルを狙い仲間との共同技につなげるのが攻略の基礎で後半に行くにつれこれが出来ないと辛くなる。アクションでの利点は敵の魔法攻撃も避けられるということ。広範囲攻撃もその圏内から逃げればノーダメージ。囲まれても攻撃が出るまで間があるし、ライドウの動きは敵よりもはるかに早いので避けに徹すれば立て直しは容易にできる。

仲魔は常に戦闘で封魔することで増える。これには賛否両論あるだろうが、仲魔集めが簡単に出来るようになったのも事実。弱点を突いてボタン連打で封魔する。交渉の手間が省けるわけだ。

新機軸を打ち出してきたデビルサマナーシリーズ果たしてこれは根付いていくかどうかは諸兄の評価次第といったところか。


仲魔の種類が大幅に減り尚且つ戦闘に参加させるのは一体だけ。カテゴリーも従来の種族別ではなく火・雷・風・水などの属性ごとに分けられバラエティーが乏しい。なによりサマナーに話しかけてくる言葉の語彙が少なくこのキャラデザインでこのセリフは無いだろうというものばかり。後半強い仲魔はジジイ言葉ばっかりという最悪な状態に陥りかねない。交渉して仲魔にするという概念がなくなってしまっただけにこういう所を厚くしていかないとシリーズ最大の特徴をなくしかねない。

多くのムービーが挿入されるが全て無言。ここは声優を起用すべき。主人公は除くとしても勝手に流れていくテキストを見ているとキャラの表情を見逃してしまうのでもったいない。

物語中盤が何故かはしょられている。なぜこの人物がこうなってこういうことになっていくのかが唐突に描かれてしまう。最も重要な部分だけにシナリオの構築の仕方に疑問を感じる。



大正時代。私なんかは帝国華撃団の印象が強いのでいきなり市電が走っているのを見て「蒸気テクノロジーはどこいった!?」と思っちゃったりして。

主人公のライドウ君言い味出してます。風呂でも帽子を取らない男っぷり。どこぞの奇妙なスタプラ使いの人みたいです。むこうは海の中でもはずしませんでしたが。でもライドウ君は下着は脱いじゃう人のようです。・・・奇妙です。

ライドウ君は猫を連れています。仲間も連れています。ゴウトさんという猫です。当たり前のようにしゃべります。まるで夜○さんのようです。こちらもすっぽんぽんで人間になるのでは!それも美女で!・・・なりそうもありません。仲魔のリリスさんはほぼ全裸で後ろを腰をくねらせながら付いてきます。読心術も使えるので文句無くレギュラーです。

探偵事務所の鳴海さんはあまり働いてくれません。というか悪魔と平気で麻雀をしてもただの人間なので捜査の邪魔です。そのうち葛葉探偵事務所になるはずなので乗っ取られたんでしょうね。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: 閉門さん
(難)クリアプレイ時間
3 4 2 2 2 3 3 2 40時間以上60時間未満


仲魔が単なる記号になっていないところが良いです。戦闘中、移動中、捜査中とベラベラよくしゃべってくれて、大正の帝都を一緒に走り回っていると悪魔好きならそれだけで幸せでしょう。
ストーリーとバトルを重視してか詰まるような謎解きは一切無く、ラスボスまでスムーズに一直線です。
システム面でもロードがほぼ皆無で反応もよくストレスなく没頭できます。


こっちの方が目立ちます。まず何といっても仲魔の少なさでしょう。始めて30時間かからずに悪魔の9割方が登場してしまいます。「大正、帝都」ということで仲魔の出典地域に偏りがあるためでしょうか。戦闘には仲魔が一体しか参加できないため、必然的に経験値・忠誠度を得るのも一体づつということになり、メインの仲魔を常に厳選しなくてはなりません。また、NPCのセリフやイベントから「○○を知っている人ならニヤリ」的な恥ずかしい遊びが見え隠れしていて、こだわり所を若干間違っています。そういった力を本筋に移行してシナリオと仲魔の数をもうちょっと増やして欲しかったです。今作が好調なら続編を出すとのウワサもあるようですが、そういった小出し商法はDDSでさんざんぱら不評だったのだから、まとめてガツンと満額作品にしてから市場に出して欲しいです。少なくともファンは急かしていないのですから。



とっても惜しい、感でいっぱいです。ストーリーは凡作でしたが、あと数ミリ違ったらとんでもない作品になりえたと思います。
ノクターン、DDSで構築した不動の鉄板バトルシステムを壊してまでアクションバトルにした気概は尊敬の域ですので、続編が万が一出るのならば絶対買います。その時また新しい挑戦を見せてくれるのならば、飽きずに待てます。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: B.pさん
(難)クリアプレイ時間
4 4 4 3 2 4 3 1 30時間以上40時間未満


「仲魔を使役してる感」は今までのメガテンの中で最高だと思う。
今までのシリーズでは戦闘要員でしかなかった仲魔が、今回は主人公と同じように
アドベンチャー(謎とき)に参加できる。
しかも悪魔らしく人のできない読心術や飛行能力や発火能力などを駆使して捜査を進められる。
今までにない素晴らしいアイディアだと思う。
何より単独捜査で、仲魔たちをプレイヤーキャラとして動かせるのはとても楽しい。
仲魔たちのアクションは多彩でよく作りこまれている。

悪魔のグラフィックは、真女神転生3、アバタールチューナーなどから比べて
格段に進化している。質感、美しさ共に3Dポリゴン化してからは過去最高の出来。

読み込み時間がかなり早く、ロード周りではほとんどストレスを感じませんでした。
この辺はさすがメガテンチームという感じ。

タイトルからも分かるとおり、全体的に「バカゲー臭」が漂ってます。
このノリは好き嫌いが分かれると思います。(私は大好きですw)
音楽もそれに相応しく、ロボットアニメのようにムダに熱いノリ。
ラスボス戦の曲は過去最高に好きです。

過去作をやっていると、ニヤリとできる演出が多々有ります。ただこの辺も、今回が
初めての人には何のことやらサッパリだと思うので、評価が分かれる所だと思います。
シリーズ通してのファンの私は大変楽しめました。


まずなんといっても登場する悪魔の数が少なすぎます。
仲魔に出来る悪魔の数が70体ちょっとって。過去最少じゃないですか?
やはり悪魔一人一人に多彩なモーションが用意されているので、そんなに多くは出せなかったってことでしょうか?
それにしたって少なすぎる。
「良い所」でも挙げたように、悪魔のグラフィック、作りこみ自体は過去最高の出来だっただけに残念でなりません。
「デビルサマナーシリーズ」はメガテンシリーズでも最多の悪魔数・種族数を誇っていたシリーズだったんですがねえ・・・。

あと、今回は従来のシリーズのLIGHT悪魔に該当するカテゴリーがありません。
(いわゆる通常出現しない、合体専用悪魔というやつです)
苦労して合体で作った仲魔も、次のダンジョンに雑魚敵として出てきたりするので、
合体の有難みが全く感じられませんでした。

それと、このゲームは現実の街と、それぞれの街に対応した異界の街を行き来しながら物語が進んでいくのですが、
その異界の街の造りが、現実の街そのまんまっていうのはさすがに手抜きが過ぎるんじゃありませんか?
今作ほどダンジョン探索がつまらなかった事はありません。

ストーリーについては、探偵モノらしく、いろいろな事件を解決していくような
サブイベントがあるのかな、と思っていましたが、結局は一本道のストーリーを
追っていくだけだったので、薄っぺらく感じました、



まあなんだかんだいって楽しめはしました。
色々言われてるアクション戦闘も自分はそこまでつまらなくは無かったですし。
ただ全体的に作りが荒いというか、手抜き感が感じられます。
(明らかに削ったと思われるイベントやエリアもある)
メガテンシリーズは優秀なスタッフの集まりだと思っていたんですが、
今回は正直、色々と期待外れでした。
所々で光るモノはあるだけに、残念です。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: KOHさん
(難)クリアプレイ時間
4 3 4 3 3 2 3 2 30時間以上40時間未満


・メガテンシリーズ初のアクションということで、今までのとは一味違うメガテンになってます。

・サントラCDが付いてきたのですが、音楽は個人的に好きです。大正時代が舞台なので、その雰囲気がうまく漂ってきます。

・クリア後に引き継げる要素があったり、2周目以降は難易度が選べたりと、やりこみ度も十分です。


・刀で斬るのがメインなのですが、ちょっと軸がずれると当たらない、複数の敵には特殊攻撃しか当てられないなど、気持ちよくバッサバッサ、というわけにはいきません。義経紀をイメージすると分かりやすいかも。

・画面奥の方に行ってしまうと、主人公の向きや位置が分かりづらくなります。

・仲魔は基本的にオート(指示も可)なのですが、あまり頭はよくないです。

・敵との会話ができない。これが楽しいからメガテンシリーズが好きなのですが、今作ではそれがないので残念。一部のイベントでは交渉等ありますが。

・パートナーの猫がいろいろとヒントをくれるのですが、これがかなり余計。せめて、自分が詰まったときにヒントがもらえるようにしてくれればよかったです。自分では分かってても、強制的に聞かされるので、興醒めしてしまうところがいっぱいありました。

・何週もプレイすることを前提にしているのでしょうが、ストーリーが短いです。ついでに、浅くて先が読める展開。もう少し練って欲しかった。



・ストーリーについては、可もなく不可もなく。同じ大正時代を舞台にしたサクラ大戦がベースにあるような気がしました。

・グラフィックは、デジタルデビルサーガのときとあまり変わりません。動きが時々不自然に見える程度。

・おなじみの悪魔合体は楽しめるのですが、ほとんどの悪魔は戦闘で仲魔にできるので、やりがいはないかも・・・

・「アクションでメガテン」という新しいことにチャレンジした点は評価できますが、改善すべき点は多いです。メガテンでもデビルサマナーのシリーズは好きなのですが、今作では以前に比べてどっぷりはまる、というところまではいきませんでした。今後に期待します。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: Cosmoさん
(難)クリアプレイ時間
4 4 5 3 4 4 4 1 20時間以上30時間未満


・オリジナリティ
悪魔を捜査に使うという独創的なシステムが
なかなかだと思いました。
・グラフィック
前作よりもきれいになった気がします。
イベントムービー数も多くなかなかドラマティックな演出でした
・音楽
歴代のメガテンシリーズに負けず劣らずの高サウンドでした
バトル中やマップ移動が印象的になり耳に残るかっこいいロックでした
・バランスなど
ストーリーも簡潔に収まっていて
とてもよかったと思います
大正時代がきれいに演出されていますし悪魔も動きまくってて感激でした
ロード時間も早くストレス無く遊べてたのでかなり買いです


・まず悪魔数が少ない
歴代のメガテンシリーズ中一番の少なさでした
・街中は人が多くにぎやかに見えて
ちょっと細かい演出が安っぽい
・入れる建造物が少ない



ストーリー、システム共にかなり満足のいく
作品でした。不満な点もありますがきっちりまとまった
作品なので買って良かったです。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: ネビロスさん
(難)クリアプレイ時間
3 4 3 2 1 3 3 2 40時間以上60時間未満


このゲームを買う人で金子一馬が嫌いな人はほぼいないと思いますが、金子氏の描いた原画にとても忠実に3Dグラフィック化されています。真3やATでもきれいに3D化されていましたが、今回はそれ以上に精密に再現されています。特にベリアルなどは真Tの時の金子画よりもかっこよかったです(笑)。また、仲魔を連れ回したり、捜査に活用、戦闘で協力等が出来ますので、仲魔への愛着度はシリーズNO1だと思います。
過去作との繋がりがイベント等でありますので、シリーズのファンはニヤリとする場面があるとお思います。


悪い点はかなりありますね。
・戦闘システム 今回は従来のターン制コマンド入力型の戦闘を廃止し、アクション要素を取り入れていますが、正直練り込み不足、未完成の感は否めません。主人公のアクションパターンが非常に少ないので、単調になりがち。レベルアップと共に新しいアクションスキルを覚えたり、刀以外の武器を扱えたらもっとアクションの幅が広がったと思います(ジャンプやステップ、緊急回避等のアクションも個人的には欲しいですが)。また、戦闘のエンカウント率は非常に高いです。戦闘中のフィールドもかなり狭いので大きなサイズの敵が3体出たりするとかなり見辛いです。シームレス戦闘でも良かったのでは?とにかく、このゲームでの一番大きい不満点は戦闘周りです。
仲魔のAIもお世辞にも良く出来ているとは言えないので、改善の余地が大いに有ります。戦闘の度に魔法使うなと指示するのは面倒すぎます。戦闘指示ももっと細かくしたかったです(例えばHP1/3になったら回復魔法使うとか)。
・悪魔 女神転生シリーズの一番の売りといえば、合体・会話・仲魔ですが、今回は非常に悪魔の数が少ないです。総数70数体です。今回はアクション戦闘なので悪魔一体一体のモデリング等が大変だったのは分かりますが、それを考慮しても少ないと思います。お馴染みのクーフーリンすらいないのは結構ガックリ来ました。悪魔が少ないのが影響して、合体システムも非常に単純になってしまい、合体の楽しみが薄くなっています。また、ほとんどの悪魔がフィールド上で通常出現するので、合体でしか作れない悪魔の有り難味もほとんどありません。会話はシステムそのものが無くなり、ボタン連打です(おいおい)。
・ダンジョン 街を異界化して、特殊な壁で区切るだけってのはちょっと手抜きすぎませんか?他にも、ダンジョンらしきものはありますが、ちょっと少なすぎますね。中華街や天童邸が懐かしいです。



今作は残念ながら、失敗作だったと思います。少なくとも10年近く続編を待ち続けたデビサマファンが満足するような出来では決してありませんでした。
今回は完成度が低すぎました。戦闘システム、仲魔、シナリオ何もかもが物足りない。
このような中途半端なものを作るのだったら、純粋にハッカーズを正当進化させたデビルサマナーを作った方が良かったのでは?

可能性は低いかもしれませんが、3D化されたハッカーズの正当進化版デビルサマナーをいつかやりたいです。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: ほせさん
(難)クリアプレイ時間
3 3 4 2 3 3 4 2 40時間以上60時間未満


・雰囲気
また、15歳以上推奨なだけあってお下品で電波なネタがある
街の人たちのセリフがいちいち変化して楽しい

・ストーリー
別に感動とか、目が離せないような展開があるわけじゃないのですが
史実のあの人が出てきたり、あんな事になっちゃったり面白かったです。


・戦闘
弱点を突くバトル自体はそれほど悪くは無いのですが、
主人公の行動にバリエーションが無いので、やや単調になってしまう。
また、カメラが固定なので戦闘フィールドの奥や、巨大な敵の陰に隠れてしまうと
自分がどういった状況に置かれているのか判らなくなる。
また、仲魔の行動がやや極端(HPが少ししか減少してないのに全回復する魔法を使い続ける)

・探索
街中で情報収集することが多いのですが、
街中でもエンカウントするのでメリハリに欠ける

また、探索スキルを使う機会は沢山ありますが、
殆どは情報収集や通常とは違うリアクションを見ることが出来るだけで
ゲーム進行やゲーム的な旨味を得るために
使う機会はそれほど多く感じませんでした。

・その他
15歳以上推奨なだけあってお下品なネタがある
良いところにも書きましたが、人を選ぶということで



正直ボリューム不足だし不満点も沢山あるのですが
言葉では表現できないツボにはまりました。

それにアトラスの続編はきっちりと前作の不満点を解消するので
続編が出たら買うと思います。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: chakaさん
(難)クリアプレイ時間
4 4 3 2 2 1 3 1 10時間以上20時間未満


舞台が大正時代で、町で人が行きかう様子は本当に自分がそこにいるかのような感覚にさせられるほど美しい。 音楽も舞台にマッチしていて良く雰囲気を出している。 今までよりも仲魔の強化が簡単になったのもよかった。


戦闘においてキャラクターがうごかしにくく主人公の攻撃が単調すぎる、又仲魔が一匹しか出せず敵を仲魔にするときも会話がないためあまり悪魔に愛着がわかなかった、さらに(うちのPS2だけかもしれませんが)戦闘後のマップの立ち上がりが遅くテンポが崩された感じがした。



自分ははじめてやったメガテンシリーズがデビルサマナーシリーズだったので期待していたのですが、結構期待はずれに終わったかなと思いました。 このゲームはもっと戦闘パートを作りこんで出してもらえればもっといいものになったと思うと、残念に思います。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: みかんさん
(難)クリアプレイ時間
4 3 3 3 3 4 2 2 30時間以上40時間未満


・従来の悪魔を使った戦闘をアクションでできる。(悪魔のみの戦闘も)
・ロードが短く操作が快適。(スキップ機能など)
・セーブデータのロード機能が付いている。
・2周目以降に超ライドウモード(ハードモード)ができる。
・大正時代の町の雰囲気が良く出来ている。
・悪魔のポリゴンが真3やアバチュよりも肌理(きめ)細やかになっている。
・悪魔を戦闘以外に連れ回せて探偵パートで使える。
・悪魔のセリフやモーションが多く愛着を持ちやすい。
・仲間と麻雀ができる。
(・ストーリーやイベントが真1、2に関連しており、やったことがある人に楽しめる部分がある。)


・物理的に無理なのかは分かりませんが悪魔数が少ない(72体程度?)
・ライドウのアクションが少々単調。できればジャンプ、サイドステップ、切り上げ、コンボ等のアクションも欲しい。(斬った時の爽快感ももう少し)
・通常戦闘や一部戦闘で敵がたくさん出ると見にくく状況が少し分かりずらい。視点変更かフィールドをもう少し広くして欲しい。
・隠し関連のイベントのボリュームが物足りない。
・街から街への移動が少し不便。
(・ロボット系は個人的に非常に萎えた。)
(・持てる回復アイテムが少ないので人によってはストレスを感じるかも)



従来の戦闘をアクションでやろうという新しい試みは評価したいですがやはり戦闘部分がちょっと今ひとつでした。悪魔数もスキル数も少なく合体も真3のように嵌れなかったのが残念。アクションなので悪魔数やスキル数が少ないのは仕方ないのかもしれませんがそう考えると女神転生のシステムとアクションはあまり相性が良くない気がします。
ストーリーはあんまり好みではないですが真1,2に関連している部分は非常に楽しめました。またア○スイベントも非常に懐かしくて良かったです。過去作をやった事がある人に分かる様なファンサービスは個人的にはありがたいです。
ロードやムービースキップ等の操作性の快適さはさすがアトラスといった感じでした。これは今後とも続けていっていただきたいです。

総合的に見て自分としては良作に一歩及ばずといった感じでした。しかし駄作ではありませんし悪魔に愛着をもてる方なら十分良作足りえると思います。爽快感のあるアクションや悪魔合体(スキル継承)よりも悪魔の動きやセリフ、大正時代の雰囲気を楽しみたい人におすすめします。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: rT2kさん
(難)クリアプレイ時間
3 3 3 2 3 3 3 1 30時間以上40時間未満


怪人のモーションキャプチャーが異様にリアル。
難易度超ライドウが一発死にモードなのでマニアにはたまらんはず。


ジャンプ攻撃とか左右回避があったほうがアクションぽかったか?
3連斬りが7連とか8連斬りに成長してほしかった。
魔法無効・反射・吸収の指輪(合体技であるのはあまり意味がない)
毒・魔封・麻痺・混乱・魅惑の指輪も必須では。
あくまで仲魔と連係して攻撃することを前提した作りになっていて主人公スキル上昇で仲魔不要みたいなことにならないようにできているんだろうけど、アクションとして爽快感がない。
が、プレイ感としては合体技はオマケで、一々召喚しなおして弱点つくより仲魔の育成みたいな感じ。
だからこのシステムで上、超ライドウという選択肢よりクレージースタイリッシュアクションみたいな展開の戦闘シーンがあったらいいと思った。

「状態」で「仲魔」設定できてほしかった。経験値、忠誠度、技習得具合などがわからない。

リカーム・サマリカームが戦闘外での復活のみ意味があるものとなっていたが、戦闘中に意味あるものにするなら、保険がけできる復活呪文がほしかった。

仲魔が回復魔法使うのが頻繁すぎる。体力50%になったらとかAIで自分の回復能力と比較してやってほしかった。
体力少ない、魔法系は遠距離からチクチク攻撃するとかAIで勝手に判断してやってほしかった(ていうかマハ系が全体じゃなくてキャラ周囲になったため体力が少ないキャラでも特攻してかけているのが問題)。

仲魔で作ったものが次のダンジョンで登場してしまい、仲魔に自分で能力なに付けたかぐらいしか面白みがないところ。



シナリオが分岐しない(3回問われるが変化なし)。
カヤ、タエ、ラスプーチンとも麻雀できてほしかった。
大きい仲魔が手前にいると前方が見えない。カメラ回せるか、透過してほしかった。
仲魔の口調に赤ん坊、ニート、窓際リーマンがなかった。
戦闘時仲魔は色違いか発光でもしてほしかった。主人公+仲魔のときは2Pで操作できてほしかった。
捜査というと複雑な人間関係と謎解き(証拠品、アリバイ崩し、トリック見破り、内面ダイブとかもあってほしかった)なんだけど、仲魔を使った「読心術」NPCの内面を読む「現場検証」アイテム発見「飛行」主人公が行けないところ飛ぶぐらいしかなく、解くべき対象(もし解くとしたなら)がかならずわかりきった悪魔というのが推理としての面白さという点ではないものとしている。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: カジカさん
(難)クリアプレイ時間
3 3 4 2 2 3 4 1 20時間以上30時間未満


■ デビルサマナーがアクションで遊べる新鮮さ

■ 仲魔をつれて歩く事が出来き悪魔やキャラクターが魅力的

■ デビルサマナーらしい所々で笑いがある、結構明るいが雰囲気は壊していない

■ 読心術などの特殊能力を使って隠し事をしている人の心を読んだりする要素

■ 上記の要素とあわせて探偵物のような地道な調査でストーリーが進む

■ 他の女神シリーズと違い、テンポ良くサクサク進む
  メガテンやサマナーが難しいと手控える人に入門作品としてお勧めです。
  ベテランの方は、このサクサク感を楽しむと良いかも

■ 合体などを駆使しての仲魔の育成は、自由度が高いので
  好きな悪魔をラストバトルまで連れて行けます。


■ 問題点はタダ一つ! アクションである戦闘が簡単&単調です。
  主人公の攻撃モーションが刀しかないので延々同じ事の繰り返しになります。
  刀しかないならもっと豊富なアクションが出来ないと辛いし
  ジャンプモーションや部位によるダメージ設定などを取り入れて
  アクションとしての戦略性を向上させないと辛いと思います。
  
■ 上と同じような事ですが、槍や斧など他の武器が存在しないので
  ゲームも延々仲魔を集めてレベルアップだけです。 武器を集めたりしたかった。

■ 一度に召還できる仲魔が一体で
  レイやネミッサみたいな女性の相棒がいない(ライドウが硬派だからかな?w)

■ 仲魔が賢くない 動きが悪い



RPGとしての戦略性をアクションで再現する事に苦戦してる感じです。
女神シリーズといえば、豊富な魔法と耐性を駆使して勝利する戦略性の
RPGですが、これをアクションで再現するのは、かなり難しいでしょう

アクションRPGは、アクションRPGとしての作り方があると思うので
取り入れられる部分は取り入れて、アクション独自の戦略性を構築しないと
シリーズファンには、簡単すぎるでしょう
アクションに不可欠な軽快なテンポもマダマダ向上の余地があります。

しかし、キャラクターと世界観の魅力は、十分にあり
問題点を解決できれば次が楽しみなゲームです。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: nikkaさん
(難)クリアプレイ時間
4 5 5 4 4 3 4 1 40時間以上60時間未満


◎このゲームの最大の楽しみは、何と言っても、悪魔達の魅力を思う存分味わえるということだ。事件の捜査で、手に汗握る戦闘で、悪魔達の見せる表情やしぐさ・セリフの何と多いこと!
時にコミカルに、時には格好良く、様々な魅力を見せつけてくれるぞ。
登場悪魔も、ベリアル&ネビロスやミシャグジさまなど、シリーズを遊んだ人間にとって思い入れの深いヤツらばかり。うれしい配慮だ。

◎街の人々との会話がおもしろい!ちょっと話が進むたびにセリフがどんどん変わっていくのだ。(遊んだことのある人は、ペルソナ2やシャドウハーツシリーズを思い出して欲しい)また、「読心術」などの悪魔のスキルを利用することで、起きた出来事の背景をかいま見たり、心情を感じ取れるようになっている。
あくまでゲーム内の世界・・・虚構の世界ではあるけれど、限られた箱庭にリアリティを持たせるのはメガテンスタッフのお家芸と言えるだろう。

◎バトルはテンポの良さが最高。弱点を突いて大ダメージを狙い、合体技で一網打尽!爽快感バツグンのバトルを堪能できる。ライドウの武器アクションは決して多くはないが、仲魔との連係が基本なので、このくらいでちょうど良いとおもう。このゲームは主人公が目立ち過ぎてもしょうがないしな。

◎今作もサウンドは素晴らしい。作品の雰囲気に合わせた明るめの曲や、刑事ドラマを意識した曲が多いぞ。特に戦闘のBGMは、バトルのテンポの良さと相まってまさに絶妙!
悪魔のボイスも、プロの声優さんがやってるだけあって聞き応えがある。

◎グラフィックが美麗。アバタールチューナーやノクターンとは違った描画方法が用いられているようで、大正時代の帝都を色鮮やかに映しだしてくれている。


◎難易度がヌルい。戦闘システムがシンプルなだけに、慣れればどうにでもなる感じだ。
仲魔のMP量も多く、回復・攻撃魔法を連発してもMP切れに陥る心配は少ない。更に、戦闘後にHP・MP回復アイテムが手に入る確率が高いので、緊張感が少ない。

◎シリーズ恒例の悪魔合体だが、コレがいまいち。忠誠度がMAXでないと合体不可だったり(忠誠度を上げること自体はそれほど面倒ではないが)、継承させたいスキルを継承させる際には月齢の調整が必要だったりしてめんどくさいのだ。しかも合体事故の確率も高めのような・・・。
さらに、悪魔の数も種族数も少ないので、今までのシリーズのように複雑な法則を楽しむという点には期待しないほうがいいぞ。メガテンが初めてという人には関係ないが。

◎街中でのエンカウント率が高い。移動時に細かく入るロードと相まって、移動がスムーズでない。



シリーズファンなら買って損はない。特に「金子一馬の描く悪魔が好きだ!」と言う人にはたまらない一品となるだろう。今までの作品と違ってワクワクするようなストーリー展開なので、「メガテンは難しそう、ダークなのは苦手・・・」といって敬遠してる人や、RPGを遊ばない人も是非遊んでみるといい。きっと楽しめるはずだ。
だが、公式ホームページには動画とスクリーンショットが豊富に用意されているので、買う前によくチェックするほうが良いだろう。なにぶん、今までのシリーズとは趣がだいぶ違っているから。

この作品を皮切りに「葛葉ライドウ」というキャラクターとしてシリーズ化を考えているようだ。応援するぞ!アトラス!

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: ヤマキさん
(難)クリアプレイ時間
4 3 4 2 2 2 3 3 20時間以上30時間未満


■オリジナリティー
女神転生シリーズの独特の世界観は今回も健在です。(架空の)大正時代の街並みや雰囲気もいいカンジ。イベントボイスなどはありませんが、それがまた独特の雰囲気を引き立ててくれます。
■グラフィックス
背景の建物や空などの書き込みは素晴らしいです。クオリティの高さに驚きました。
■音楽
独特の不思議な世界観にマッチした曲は良いですね。物語を「殺す」ような邪魔な音楽は無いと思います。
■マージャン
ある条件を満たすとプレイできるマージャンは、かなり白熱します。勝つとお金ももらえますし(嬉)
■ストーリー
RPG+推理アドベンチャーみたいな物語り進行で、飽きの来ない作りにはなっていると思います。女神転生シリーズ特有のダークなストーリーも魅力の一つだと思います。
■仲魔
従えることのできる仲魔たちのコメントや仕草には、思わず笑ってしまうような微笑ましいものがあります。


■グラフィックス
建物や背景は綺麗なんですが、町の中を歩いている人間は、少し荒いのが気になります。イベントシーンでは、特に気になりません。
■快適さ
戦闘での操作は、慣れるまでに時間がかかります。慣れても、結構動かしにくく、攻撃したい敵とは見当違いの方向に突進して行ったりして、少しストレスが溜まります。そして、戦闘では味方の仲魔があまり役に立ちません。一人で戦った方がいいかも・・。
■難易度
女神転生シリーズにしては簡単すぎるし、普通のRPGと比べると難しい。はっきり言ってどっちつかず。
■演出
戦闘やイベントで何度も、血が吹き出るなどの(ほんの少し)グロテスクなシーンが出てくるので、苦手な人は気を付けて下さい。あと、良い所にも書きましたが、イベントボイスが全く無いので、気になる人もいるかもしれません。
■‘おつかい’イベント
プレイヤーが様々な登場人物にたらい回しにされる、いわゆる「おつかいイベント」がありすぎです。まあ、推理アドベンチャー的な要素があるため、当然と言えば当然ですが・・・。



この作品は、女神転生シリーズの独特な世界観が好きな人ならプレイする価値は充分あると思います。また、アクションRPGですが、「アクション」の部分を期待して買うのはやめたほうが良いです。「ロー○ギャラクシー」ほどではないですが、操作性はそれほど良くはありません。

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掲載日:[2006/03/14]
投稿者: マックさん
(難)クリアプレイ時間
2 4 5 2 3 4 3 2 30時間以上40時間未満


・オリジナリティー
やはり「敵を仲魔として戦闘で召喚する」といった原点だけあって、雰囲気は凄いです。
捜査の過程で仲魔のスキルを使用するのは良い発想だと思います。

・グラフィックス
過去のシリーズでは一番じゃないでしょうか。
悪魔の動きは非常に良いですし、全体的も良い出来だと思います。

・音楽
これは趣向で変わりますが、個人的には最高です。
シリーズ定番のギターを前面に押し出した、良い意味でのちょっとB級っぽい感じが最高です。
毎回、アトラスの曲は出来が良いですね。

・熱中度
仲魔の強化が楽しく、その点の熱中度は過去最高だと思います。
なぜかミニゲームの麻雀も熱中できたりします。イカサマが多いですが・・・。

・満足感
デビルサマナーっぷり・仲魔の使役っぷりは本当に満足でした。
一緒に戦ってる感が強く、その点は過去最高と思います。

・快適さ
毎度のことながらロードが素晴らしく速いです。
メニューからのセーブデータ読み込みがあるのも快適でした。
やっぱりRPGはこれくらいストレス無く遊べると楽しいです。
メニューから事務所に戻れるのも快適で良かったです。

・ストーリー
若干の唐突さもありましたが、結構楽しみに進めることが出来ました。
今回は明るめの雰囲気なんですが、これはこれでありと感じることも出来ました。

・難易度
アクション初心者の人でもまったく問題ないくらいに進められます。
そして2周目の馬鹿みたいな高難易度は、個人的に凄く楽しんでいます。


・オリジナリティー
いかんせん戦闘システムが並みのアクション以下で、
悪魔召喚師という部分のみでオリジナリティーの確立をしてるに過ぎない気がします。
もっとデビルサマナーという点を生かした方法もあったと思うんですが・・・。

・グラフィック
大作RPGと比べると劣る点はあります。
個人的に、そういう方向に力を入れるゲームではないと思うので、気になる点はありませんでしたが。

・音楽
強いて言えば、公式ムービーで使われた曲があまり目立たなかった点が・・・。
もうちょっと前面に押し出して欲しかったくらいです。

・熱中度
やはり戦闘システムに問題があります。
操作が非常に簡単すぎて、どうしても飽きがくるのが早くなってしまっています。

・満足感
やっぱり戦闘システムが・・・。
RPGで戦闘が単調というのはかなりのマイナス点です。
そして悪魔が少なすぎます。
容量はギリギリでもないらしいので、なんでもっと増やしてくれなかったのでしょうか?
作った仲魔が次の話で普通に敵で出てくるとテンションが下がってしまいます。
システムの表現の問題とはいえ、会話が無くなったのもマイナスです。
スキルも少なく合体も底が浅く、ちょっと悪魔関連は薄めすぎな気がしてなりません。

・快適さ
若干エンカウントが多目かな、と思いました。
大マップでの移動がもう少し楽になれば良かったんですが・・・。

・ストーリー
少々ぶっとびすぎな感があります。
終盤で一気に展開して、どうしても無理やり感や置いてけぼりな気がしました。

・難易度
良い点の表裏一体という感じですが、簡単すぎます。
捜査もヒントがありすぎて、自分で解いてるという気分になれませんでした。
悪い意味でのお遣い感が強すぎます。



やって損はないと思いますが、一言で言うなら「いたって普通の凡作」と言った感じです。
天才と馬鹿は紙一重と言いますが、その紙一重で馬鹿になっちゃった気がします。

なぜ戦闘システムをもっと作りこまなかったんだろう、と感じずにはいられません。
最大の魅力の仲魔システムも簡略しすぎだと思いますし。
今まで培った素材がありながら、おもいっきり調理の仕方を間違えてしまったと言うか・・・。

ただ、仲魔と一緒に戦ってる感じや、命令を下して戦うことが非常に重要だったりと、
デビルサマナーという観点で考えると方向性は正しいと思います。
そこはプレイしながら非常に楽しく、試行錯誤を楽しむことが出来ました。

戦闘システムさえ進化すれば、間違いなく良作になりえると思います。
それだけに、こんな凡作で終わってしまうのは勿体無いし寂しい気がします。
これだけ惜しい・今後に期待できるゲームもここ最近では記憶に無いですから、
是非とも、意見・要望を反映させ良作に生まれ変わった次回作を楽しみにしたいです。


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