【PS3】無双OROCHI2 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-12-22 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
48pt
GOOD!
・敵兵がばんばん倒せる
シリーズで売りの「一騎当千感」は存分に味わえる。
何も考えないでも千人斬りできるような無双がやりたいと思っていたが、ようやくそれが今作で叶った感じ。
・キャラ多し
プレイアブルキャラクターも多く特徴がよく出ていて、斬り開く、叩き潰す、素早く翻弄する等おのおの(それなりに)違った感覚で戦場を暴れまわることができる。
・ストーリーがストーリーらしい
面白く感じるかどうかは置いておくとして、オロチシリーズとしてはそれなりに物語を綴れているのではないだろうか。
・三国勢の攻撃や無双がハデハデ
ケレン味たっぷりに攻撃してくれる。これくらい暴れてもらった方が見ていて楽しいし、撃破しがいもある。気の毒な戦国勢は以前とほぼ同じ動きなので次回作に期待したい。
・BGM
音楽はなかなか耳に残るものもあり、結構良かった。
クリアしたステージでは選曲できるのもとても良い。
・陣地会話
武将の人となりが分かったり、意外なキャラとの絡みがあったりして、プレイの幕間の良いアクセントになっている。
BAD/REQUEST
・敵兵の意味
作品によって微妙に印象が違うが、敵兵が単なるヤラレキャラに止まっているのが不満。
ワラワラと群がる割に主人公達が移動しさえすれば押しのけることができるため、アイテムや成績に拘らなければお好きな人は攻撃して下さいね程度の存在になっている。かつ、彼らの沸く拠点の処遇があいまいで、潰してもいつのまにか復活しがちなので戦略的にどうこうしようという気がなくなってくる。
あと、MAP上に敵兵が多数存在しているのは雰囲気があって良いが、大体のプレイヤーは武将撃退→馬に乗って移動を繰り返す局地的な小戦闘を繰り返すことに終始する為、そうした戦闘局面以外に配置されている敵兵、たとえば馬での移動中に遭遇する敵兵の意味が殆どない。
せめて徒歩での移動をさえぎってくれたら兵士(お邪魔キャラ)としての意義も生まれるし、攻撃する充分な理由にもなるのだが、どうだろうか。
ドカンと敵兵の大群を倒すのは気持ちよいものだ。その感覚が無双シリーズの魅力のひとつでもあるだろう。が、ばんばん倒せて、かつタクティカルアクションとしての戦略的な意義を両立させた敵兵を相手に暴れたいとも思う次第だ。
・ロード時間
戦闘開始前のロード時間はそれほどでもない(6〜8秒ほど)が、それと同じくらいかそれ以上のステージ攻略中のロードは皆さん仰っている通り、やめてほしい。繰り返しゲームをする気持ちが殺がれてしまう。アクションゲームでこれでは、私としては結構な減点になる。
・フレームレートが低い
なめらかに動いている他の無双と比べて、カクカクしている。カッコいい動作の魅力が半減する。同じくアクションゲームとしては減点対象とさせていただきたい。
・ムービーがつまらない
そのロード時間を経て挟まれるのがムービーであるが、三国無双3くらいまでの、妙に間延びして古めいた表現の「昔のコーエー謹製のムービー風」なので困る。平たく言うとムービーがつまらない。
・難易度調整が微妙
高難易度では高攻撃力VS高攻撃力といった風情で、敵もプレイヤーも一瞬で蒸発する。それはそれで面白くなくはないが、もうちょっとバランスが取れるように煮詰めて欲しい。
・ストーリーモードとフリーモードの差が分からない
以前は討ち死に台詞が聞けたりと、それなり程度に意義があったのだが、今作ではプレイしてみる限り両モードに全然差異が見当たらない。二つの中でどっちやっても同じならどっちかしかやらない。こんなこと、いまだにやってるのかとちょっとびっくり。
COMMENT
うーーん・・・。
面白いには面白いが、何だか歯抜け感というか、あえて率直に言えば未完成品を思わせる感触。
今作を作る上で重視されていた点が敵兵を沢山倒せる爽快感、及び沢山のキャラクターが操作できることで、他の色々な点が追いついていってない印象を受ける。
戦場での自由性、ドラマ性、ゲーム性、ボリュームの点において私は無双最高傑作は戦国無双2だとしているのだが、ゲームとしての楽しさでは残念ながら本作はそれに及ばなかった。
昔は、無双はちょっと飽きてもまたやりたくなる頃に出てくるし、多分一生楽しんでいける!と思っていたのだが、数々の、特に最近の海外発のゲームをプレイするにつけ、その質の顕著な差に暗澹とした気持ちになってくる。
とはいえ、日本のゲームの良い点は充分知っているし、良いゲームも沢山ある。(そして海外にもアレなゲームは沢山ある 笑)
改善できる部分は改善し、良いところを伸ばして、丁寧な安心できるゲームづくりを目指して欲しい。そして、日本ブランドのゲームを新たに盛り上げていってほしい。私はいちゲーマーとして、それを心から応援していきたい。
しかし・・コーエーから、もう「リコエイションゲーム」は出ないのだろうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt | 0pt | 3pt |
37pt
GOOD!
私は、オロチZでこのシリーズにハマリ、オロチ2も今か今かと待っていました。そして遂に待望の2が発売ししかも
今回は三国、戦国勢以外の作品キャラクターが何人か参戦ししかもその中には私が大好きな作品
のニンジャガイデンシリーズのリュウ・ハヤブサを使えるようにしてくれたのはとても嬉しい限りだし
リュウ・ハヤブサの初登場シーンだって格好良いし、しかもリュウ・ハヤブサチート並に強すぎる。
しかも使いかって良すぎだし。あとアクション性は前作をある意味凌駕している新アクションとしてダッシュ攻撃からチャージ攻撃にスイッチできるのも良いし、
他にも幾つかの新アクション攻撃の途中で切り替わるスイッチコンボとかこれらのシステムは間違いなく前作以上だと思う。
BAD/REQUEST
コンテニュー、シューティング、武器合成、スキル、熟練度、特殊攻撃、これらのシステムが気になりました。
まず、このゲームを買ってその日に売ろうと思った理由幾つかある。それは、戦闘で負けたら即タイトルに直行と言う所謂ゲームオーバーシステムになったと言うことだ。
前作のオロチZでは敗走してもゲームオーバーにはならず手に入れた分の経験値は持って帰れるシステムだったのにオロチ2ではそれが出来なくなった。お陰で、一々途中
セーブを小まめにしなくてはならず難しい以上は勿論の事、易しいでもステージによってはセーブしていないと自分はやられなくとも重要人物、本陣などがやられて、即
タイトルである因みに難しい以上でプレイしてセーブしないで前途の事をクリア目前でやらかすと例えば2時間近く掛かって死ぬとその2時間は何だったのかで終わる。
しかも、オートセーブではなく後でセーブしようとか言ってセーブしないでやっているとちょっとした事でやられて即タイトルセーブしていなければこの数時間は何だった
んだで終わる。
何故にシューティング要素を取り入れた。本作の大ボスとも言える妖蛇と言う敵、この敵は他の敵違って近寄って攻撃することが出来ない。じゃあ何で攻撃するかと言うと
連弩や砲台で攻撃しなくてはならずしかも兎に角時間と手間が掛かる高難易度は勿論の事低難易度でもそれなりに時間が掛かるしかもこれでしか倒せない為この砲台が破壊
されれば即タイトルしかも妖蛇が出るステージはまず妖蛇を倒さないことには前に進めない。因みにこの砲台(八潮折だったと思う)は狙い難く、当て難い、使い勝手が悪い
の三拍子が揃っているおまけに全体的に見てもダメージが低いお陰で気軽にレベル上げ等で妖蛇のいるステージは前途の理由で選べない。
武器合成のシステムがおかしいオロチZの時みたいな合成が出来ない。例えばスキルやスロットなど付加されていない武器などは合成出来ない時がある。オロチZでは、
武器同士を融合するのに基本制限はなくしかも融合するとその武器に攻撃力+1上がる(最大+20まで)オロチ2は代りに馴染み度で攻撃力がプラスされる。用はその武器を
使えば使うほど攻撃力が上がると言う物、だが、個人的には前途で述べた負けたら経験値を持って帰れない言うシステムのお陰でやる気が削がれるしそれならオロチZの、
様に合成させて攻撃力を上げた方が効率が良いしもしくは両方のシステムを採用すれば良かったと思う。
スキルがオロチZと全然違うシステムになった。他の方も仰るとおり武将1人1人持っているスキルしか発動しないつまりオロチZでは最高6つまでスキルを装備できたのに
対しオロチ2では3つまでしか発動しないみたいでおまけに武将の持っているスキルは固定なので変える場合は武将その物を変更する必要がある。つまり使いたい武将が、
あってもこの武将のスキルではあれが出来ないこれが出来ないで結局使いたくない武将を使わざる得なくなってしまう。オロチZでは開始前に好きなスキルを6つまで装備
できる、しかもそのスキルにはレベルがあり最高10まで上がる。オロチ2は熟練度によってスキルの能力が上がるが8段階まで前作より2段階ダウンしてる。
熟練度のシステムがオロチZとちがくなっている。オロチZでは熟練度を上げるとコスチュームがたしか追加される事とここまでは類似している。だがオロチZでは、熟練度を
上げると確かですが、敵に攻撃されても当たり負しなくなる様になると記憶している。
最後に特殊攻撃だが何故にすべての武将1種類のみにしたのか意味不明多分要領の問題もあるのだろうがでだからって他にやり様は無かったのかちょっと残念でした。
COMMENT
全体的に見れば良作だが、正直死んだら経験値を持って帰れないのには愕然としました。もう速攻で売りに行こうかと買ったその日に行こうかと思ったくらい。でも自分が大好きなキャラクターリュウ・ハヤブサやチョウセン・三蔵とか居たから今まで手放さなかったのですが、もう前途(BADの理由で)殆どやらないして言うか疲れるし売っちゃおうかな。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
63pt
GOOD!
・爽快感は過去最高レベル、1000人斬りなど当たり前です。
・三国武将達の革新的アクション
無双乱舞がどのキャラも大迫力で強力です。またコンパチが撤廃されそれぞれ独自のアクションに。カッコイイキャラもたくさんです。
・BGMがすごくカッコイイものばかりで痺れます。中には三国2の懐かしい名曲も・・・。
・まさか!と思うゲストキャラ達。それはやってみてのお楽しみ。中盤まで攻略サイトなしを激しく勧めます。中盤あたりまでwiki見なくてもゲーム的には全く問題ありません。
BAD/REQUEST
・戦国勢の地味さ
完全に三国武将達より戦国武将たちが枯れています。もはや差別的に地味です。戦国無双はps2の「2」の方を5年以上前にはまった記憶がありますが、その時からアクションに大した進歩がありません。ある程度感動しました。また無双奥義も皆しょっぱいものとなっております。前田慶次は好きでしたがこの人以外は皆ショボ武将に感じました。
・ストーリー、キャラのセリフが基本中学2年生
これならキャラクターは終始無言のがまだかっこいいよってレベル。毎回毎回お市〜長政さまぁ〜系も本当勘弁してくれ。特に女性キャラ達は一部を除きほぼバカしかいない。まあお祭り無双なのでしょうがないことにします。
COMMENT
非常に楽しめる作品に仕上がっているのではないでしょうか。まさにストレス発散ゲームです。
ただキャラクターのボリュームに反比例しステージはそれほど多くないです。
なんどもやったステージをキャラを変え、またキャラを変えで、延々とプレイする感じになります。そこを許せるかで名作か良作に分かれるかなって感じですね。
別に気にならない人にはこのゲームは極上のご褒美ゲームになるでしょう。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-26
ただ、ゲ―ムのシステムに関しては不満があります。私がやり込み不足なだけかもしれませんが武器の強化の仕方がよくわかりません
GOOD!
再び現れた遠呂智、そして妖蛇に対し三国志時代・戦国時代の武将が一致団結して戦う、クロスオーバーゲームのトップランク「無双OROCHI」シリーズの1本。
なんといってもプレイングキャラ数が130以上。三国無双・戦国無双のキャラはもちろん、妖魔・仙界、さらにはトロイ無双やテクモサイドからNINJA GAIDENのリュウ・ハヤブサ、デッドオアアライブのあやねなど様々なキャラクターが勢ぞろい。
また拠点となる陣地では関係性があるキャラクターとの特別な会話もあり、親交がある者はもちろん、似た者同士、ライバル同士などで意外な会話を楽しむこともできる。
ゲーム内に関しては爽快感が重点に置かれており、どのステージでも1000人撃破がほぼ達成できるような状態になっているなど、やりやすさが強化されている。
また、「ステージの中でどうしても救えない武将」を救うべく、過去を改変し、もう一度挑むことで助け出すというシステムは個人的には好き。
無双シリーズといえばやっぱり音楽。ステージ中のBGMはもちろん、ステージ開始前の戦支度のBGMなど何度聞いても飽きない曲ぞろい。
BAD/REQUEST
基本的に改変で変わるステージは1ステージだけなので、これがアドベンチャーゲームのように複数のステージとリンクしたりするとまた面白かったかなと。とはいえこのゲームは「アドベンチャーゲーム」ではないのでそこまでやると複雑すぎてしまうか。
ステージをエディットできるモード「無双の戦場」に関しては、変更できるコスト上限が低く、あまり思い切ったステージエディットができないのが残念。変更も不便な感じだった。
ロードや安定性に関してはまちまち。無双シリーズは基本ロードは普通~長めですが、サクサク行くときもあればちょっと長めかなとき時も。
処理落ちに関しても一度に全部の兵や武将が表示されるわけではないので簡易マップではいるのに画面にいないということもあった。
COMMENT
無双シリーズは三国無双を中心にプレー。戦国無双など他の無双シリーズは未経験。
なんだかんだありつつ、途中で他のゲームに移った分を含め、最初のプレーから全てのキャラクターのステータスを上げてプラチナトロフィーを獲得するのに1年半かかったことに驚きつつも、それだけやっても飽きない面白さを作り出せるのはまたいいゲームだと思います。
これだから無双シリーズはやめられない。