【PS3】アンチャーテッド −砂漠に眠るアトランティス− レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-02 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:オフライン1〜2人(オンライン2〜10人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
66pt
GOOD!
オリジナリティー
前作よりはるかに映画てき演出が、増えています。細かく書くとネタバレになるのでひかえますが、よりアクティブにスリルある演出になっています。ここまで映画をプレイするゲームは少ないので4点とさせていただきました。
グラフィックス
1から2の時はグラフィックが格段に向上しましたが、今回はさほど向上したとは感じません。しかし、それでもかなり美しいです砂漠や火にたいするこだわり海の綺麗さなど素晴らしできだと思います。
サウンド
シーンに合わせた音が凄く合っていて本当に映画を意識した作りになっているとかんじました。
熱中度
映画をプレイするゲームなので、オフラインはクリアしてしまえば飽きてしまいます。しかし、一週目は先がきになり一日でクリアまで行くだけの熱中度はあります。
満足感
映画好きであれば満足できる作品だと思います。ただ後で書きますがストーリーが若干消化不良なので後一歩とかんじました。
快適さ
ゲームの立ち上がりのロードは長いもののそれ以外のロードが殆どないのは素晴らしいとおもいます。
難易度
難易度レベルが幅広いのでアクション初心者でも余裕でクリアはできます。
BAD/REQUEST
ストーリー
今回さすがにネタ切れなのかストーリーがぱっとしません。ラストのボスもいまいちパットしなかったです。
フリーズ
私だけなのかもしれませんが、2周回プレイ中に3度フリーズしました。今までになかっただけに少し残念です。
COMMENT
今回でネタ切れ間があるので4が出るか心配ですが、期待したいとおもいます。
PS3を持っているなら、このゲームはぜひプレイしてもらいたいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
89pt
GOOD!
■オリジナリティ5
前作のビル倒壊や、くずれる床を走って逃げるようなシーンが、今作でさらに増えた。
それまでただの背景だったものが突如襲ってくる、独特の臨場感。ムービーなら驚きもしないが、操作中に普通に発生し、そのまま逃げ回ったりしなきゃいけないのが、ものすごい驚きと緊張感を生む。背景を信用できなくなってしまう。
■グラフィック5
ムービーシーンが相変わらずいい。キャラクターの芝居が、多々あるゲームの中で、頭ひとつ抜けている。
■熱中度5
寝る間も惜しんで、最初から最後までぶっ通してプレイしてしまった。
章変わりのムービーを見るたびに、何故かあまり長時間プレイしてない気にさせられ、ついそのまま続けてしまう。
BAD/REQUEST
■ストレスを感じる操作シーン
砂漠をさまようシーンと、ラリって路地をさまようシーンがすごく鬱陶しかった。
てきぱき走れずイライラするのと、目的地が分からず「無駄な操作させられてる」感。
こんなの操作したくないんで、ムービーで済ませてくれよと、やりながら思った。
■ストーリーの消化不良ぶり
そんな即効すぎる自白剤&幻覚剤って・・・とかは映画にもあるので別にいい。いくら幻覚剤のせいだからって、敵が火につつまれたりワープしたりってのはおかしいだろ・・・ってのもゲーム上必要なので構わない。
問題なのは、「意味深だけどその後二度と出て来ない○○○」や「なんだっけこれ?っていう○○○らしきものがラストで唐突に現れる事」だ。
他にも、
・とある遺跡の秘密の入口を探すシーンで、敵ボスの腹心の男が壁の向こうから突如現れ、突如消えるんだが、それが秘密の入口と全然違う場所で、あいつどこから入ってどこから出たんだ?ってのが最後までわからない。
・相棒のじいさんが、星の位置から遺跡の場所を割り出せる、みたいな理由で敵に誘拐されたりするんだが、その後主人公と一緒に遺跡の場所を見つける際、何の役にも立ってない。
・敵のばあさんと、主人公たちとの関係が薄すぎる。せっかくの冒頭の因縁めいた再会が、過去シーンを見ると「え?たったそんだけの関係?」ってのが分かって白ける。主人公と顔を合わせたのはたった一度で、それもせいぜい一分程度。主人公の相棒のじいさんも、ばあさんとイチャついてた割りに組織の事は何も知らない。「まさかそんだけじゃないよな?この後もばあさんとの因縁の過去シーンが何度も出てくるんだよな?」ってずっとツッコミながらプレイしてました。
などなど。
お話ってのはこういう小さなほころびを無くして、伏線を地道に積み重ねてこそ、面白くなると思うんですが・・・。
■ラスボスがいまいち
お話としては今回のも有りだが、あくまでこれはゲームなので・・・。2のようなラスボスが、見た目の迫力も、実際の強さも、ゲームとしては満足感が高い。
■殴り合いは、ちょっと飽きる
前作でステルスアクションが前面に押し出されたように、本作は殴り合いのアクションが大幅増された。が、正直ステルスほど面白くなく、飽きる。
COMMENT
あいかわらず、スゴイの一言。
オンラインはちょっとやってみましたが、案の定、スピーカーから不愉快な外国語のわめき声が聞こえるので、すぐやめました。
いい加減、日本は日本だけのサーバにしてくれないものか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
68pt
GOOD!
グラフィック
他のゲームより遥かに綺麗だと思います。演出も素晴らしいからプレイヤーを飽きさせない。そこにクリエイターの遊び心もつまってるのがまた良いと思います。
どのチャプターも非常に良い出来ですが、特に屋敷から退避するチャプターはスリリングで面白かったです。
音楽関係も非常に良好。場面場面にあった音楽で物語に引き込まれるのは間違いない!
シリーズ伝統の音楽は素晴らしい。アンチャやってる気がしますw
BAD/REQUEST
今回は惜しい点が多くあります。これは駄目だろ・・・と思うのが一つあってこれが快適さを下げてる要因です
快適さ
これを非常に低い点数にしてるのは理由があります。
アンチャは謎解きや人間離れした主人公のアクションが目玉ですがそれと同じくらいにシューティング関係も大事です。物語の大半は銃によるFPSですがこの照準システムが非常に遅延があるし照準スピードが極端に遅くなっています。これは相当イライラしましたが仕様だからと諦め泣く泣くプレイしました。
自分は発馬日に買って速攻プレイしてクリアしました。その時の感想なので今はパッチが出てるかもしれません。
物語演出
これも前作より劣っています。特にヘリや戦車などの戦闘は無いので前作をやった人には演出不足に思う方も多いと思います。こじんまりとした戦闘って感じですかな
物語りも大部分は理解できますが今までよりも分かりにくいし説明不足が目立ちます。
ネットで補足説明を見て理解しました。
COMMENT
前作プレイ済み。今作はトロフィーコンプしてやる事やって思う存分楽しみました。
ただ前作より映像は進化してるかもしれませんが面白みは下がったかな・・・と
それでも十分面白いと思いますし値段分の価値はありますので洋ゲーと思わず買ってみてください。日本人も普通に出来るゲームだと思います。
難易度プロのボスは禿げ上がりそうになりましたがね!初心者さんは初級以下がお勧めです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-01-07
アンチャ3作を全てやりました。
今回新たなアクションとして手投げ弾の
投げ返しが導入されました。
ただ投げ返しの軌道が選べず、近くに壁があると
ぶつかって爆風に巻き込まれたりします。
パッケージの砂漠ステージはほとんど後半で
アトランティスに辿り着いたら終わり間近。
アトランティス内をもっと体験したかったな、と
いう感じです。
ラスボスバトルもただの殴り合い(簡単なQTE)
味気ないバトルでした。
全体的には面白く仕上がってます。
でも前作(黄金)が個人的には好きです。
GOOD!
ハリソン・フォードのCMで知名度を増したアンチャーテッドシリーズの3作目です。
当方は1,2作目クリア済み。オン対戦は性に合わないのでやっていません。
ですのでオフラインの本編に絞って評価と感想を書いていきたいと思います。
前作、前々作とのストーリーの関連性は主要キャラクター以外ほとんどなく、この作品からプレイし始めるのでもあまり違和感というか意味不明感は薄いと思います。
良くも悪くもストーリーはハリウッドの冒険アクション映画そのものなので、個性的ではあるが親しみやすいキャラクターのおかげもあって、インディ・ジョーンズを途中から観てもなんとなく楽しめるのと良く似ている感じですね。
今回も世界を股にかけた冒険がもりだくさんで、美麗なグラフィックで表現されるロンドンやコロンビアの街、フランスの古城、シリアの猥雑な下町に広大無辺な大砂漠などなど。
ゲームの中でたっぷりと普段行けないような風景の中を走り回れるのは楽しいの一言に尽きます。
【グラフィック】
とにかく現行PS3ソフトでは最高峰と言っていいんじゃないかと思います。
炎や水面の自然さに加えて、細かな砂ぼこりに巻かれた人物の描写や立ち並ぶ砂丘の精細さにはただ驚くばかり。クライマックスの舞台となる場所が初めて登場したときは美しさに声を呑みました。
主人公が幻覚にとらわれた際の画面演出も実に斬新だったと思います。
崩壊する建造物や大嵐に飲まれる豪華客船、墜落する飛行機からの脱出など、とにかく手に汗握るシーンの演出が優れており、まさしくプレイする映画のキャッチに恥じない出来です。
グラフィックの美しさを存分に引き立てるカメラワークも凝っていますし、ただ見てるだけではないプレイアブル場面が多いのにも「えっ、今動かせるのこれ?」と感心することしきりでした。この辺のサービス精神は国産ゲームに大いに見習ってもらいたいところ。
【サウンド】
効果音や自然音もかなり細かく設定されていて雰囲気を盛り上げるのですが、
石や木で出来た仕掛けが作動する音などがいかにもそれっぽく工夫されていて楽しいですね。
それになんといっても吹き替え音声の頑張りを評価したいと思います。
吹き替え陣が1作目から継続して出演しているおかげで安定感があり、それも洋画吹き替えのベテランばかりで雰囲気はさながら日曜洋画劇場と言った感じです。
翻訳も自然で洋ゲー初心者にもなじみやすいんじゃないでしょうか。
粗雑な吹き替えや字幕でお茶を濁すローカライズが多い中、これだけ力の入ったローカライズをしてくれるのは日本版スタッフのアンチャシリーズに対する愛情を感じます。
快適さに満点こそつけていませんが、特に目立つバグもなく、こまめなチェックポイント設定で実に快適にプレイできるのも素晴らしいと思います。プレイ中のロード時間は皆無ですし。
難易度設定もアクション苦手な方から腕に覚えのあるTPSプレイヤーまで幅広い設定ができます。
自分は初級でプレイしましたがけっこう死にました。(僕がへたくそなだけです)アクションゲーム慣れしてる方にはそんなに難しくもないでしょう。
手榴弾を投げ返したり、落下点に居る敵を踏みつけるなど、アクションの選択肢も増えました。
システム的には2でブラッシュアップされたものがさらに完成の域に達してると思います。
BAD/REQUEST
オンラインは未プレイなので・・・。まずは戦闘シーンについて。
マンネリ化と難易度低下を避けるためなのでしょうが、ステルス(不意打ちで倒す攻撃)がやりにくくなったのはいただけません。今回導入された格闘アクションはパターンがあまり多くない上に、1,2作目でもあった要素なので目新しさはない。それに多用したくなるほど面白く爽快感のあるものではないです。(手榴弾のピンを抜いてから蹴っ飛ばす、とかは面白かったけど)
前作のステルスは敵に忍び寄ってこっそりやっつけるのが楽しかったのですが、今回は最初から敵にバレている場面が多く、かなり工夫しないとステルスが成功しなくなっています。敵に気づかれないで数を減らせるステルスと違って、格闘攻撃に成功したからと言って特にメリットもないしなぁ・・・。
また、全般的に戦闘場面が多く設定されている割には手に入る武器の種類に幅がなく、数発でも倒せない硬い敵が多いのもあって単調な戦いになりがちでした。スナイパーライフルや前作のボウガンのような装備をもっと配置してほしかったですね。洋画でよく見る投げナイフのようなユニークな武器を使ってみたかったです。
次にストーリーについて。
導入部や要所要所の場面はいかにもプロが演出してるのだなと思わされますが、キャラクターの出し入れが若干お粗末。何の断りもなく途中で仲間にフェードアウトされると困る。っていうか気になるじゃないか。
同様に、終盤に唐突に出てきて唐突にいなくなる助っ人は一体なんなのだろうか。ご都合主義といわれても仕方ない扱いで、ちょっと作りが雑に感じてしまいました。せめて序盤から伏線があればね・・・。
ストーリー的には色々と主人公たちと悪役一味の因縁をほのめかしてるんですが、言うほどの因縁ってわけでもない。前作みたいに悪役まっしぐらの脳筋おじさん相手のほうが面白かった。
全体のストーリーよりも個々のシークエンスの面白さで引っ張っていく感じなので、場面が移り変わると新たな起承転結の「転」が来るまでどうしてもダレがちです。
謎解きのパズルは結構面白いんですが、ストーリー的に必然性の薄い戦闘シーンを挟むのが痛し痒しですね。このゲームはあくまでTPSなので、銃撃戦があるのはもちろん当然なのですが、仮にこれを映画にしたらカットされるのがまず戦闘シーンだろう、という感じなので。
個性ある敵キャラを大勢用意するのは大変でしょうが、場面ごとにストーリー上意味のある戦闘シーンとして設定してほしい、というのは贅沢すぎる要望ですかね。
ただ、あれこれ重箱の隅をつつくような文句を書きましたが、ゲームの面白さの根幹に関わるものはほとんどないです。それだけ完成度の高いゲームであり、良質なシリーズ作品であるということは書き添えておきたいと思います。
COMMENT
37インチ液晶テレビ使用。HDMI接続。5.1CHサラウンド環境等はありません。
アナログテレビでも接続しましたがプレイに支障はきたしませんでした。
以前友人に2作目を勧められ、プレイした途端大ハマり。その勢いを買って1作目もクリア。この3作目も発売前から大変楽しみにしていましたが、冬休みにようやくプレイできました。
個人的には3Dアクションゲームは苦手でへたくそなのですが、ストレスのない設計のおかげで十二分に楽しむことができました。自分に輪をかけてゲーム下手な妹でもちゃんとプレイできるほどです。
あたかも映画の中の登場人物になったようなプレイ感は本作独特のもので、冒険映画ファンにはたまらない演出がてんこ盛りです。どこかで見たような・・・って場面も多いんですが、むしろそういった「映画あるある」を意識した作りでプレイヤーに楽しんでもらおうという意図がはっきりしていてかえってすがすがしいです。
銃撃戦をクリアしていく必要があるので初心者は最初は戸惑うと思いますが、段階的にうまくなれるよう作られていますし、普段娯楽映画を見るのが好きな方にはオススメしたい1本ですね。
逆に、システムやストーリーの独自性・強い個性のあるゲームじゃないとイヤだという方にはあんまりオススメできないかも。古今東西のアクションゲームや冒険映画の良いところをごった煮にしたような感じなので。
昨今のRPG等でよく揶揄される「一本道」ゲームそのものな作りなのですが、とにかく危機また危機の連続で、先にどんどん進めたくなるモチベーションを持たせてくれるので気になりません。
登場人物になりきって「やべぇ!」とか「マジかよ!」と心の中で叫びつつプレイするのは実に楽しいです。
クリア後のオマケが少ないとか、オン対戦の比重が高く、キャンペーン部分のボリュームが若干少なめという不満もあるにはあるのですが、それ以上に息つく間もない大冒険を自分の手で動かして楽しめて満足でした。へたっぴでもちゃんとクリアできるしね。
PS3は持ってるけどBD再生専用機になってるなぁ・・・って方にもぜひプレイしていただきたいと思います。