【PS3】戦国無双3 Empires レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-08-25 |
価格 | 6090円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人 ■ プレミアムBOX版:9,240円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 1pt | 3pt | 1pt |
44pt
GOOD!
・オリジナリティ
箱庭内政というシミュレーション要素と無双というアクション要素をバランスよく共存させた所は面白いと思います。
戦闘毎にレベルが1から始まるのもマンネリ感打破の為に良いと思います。
・グラフィックス
PS2の前作と比較するとPS3なだけあって良くなっています。
・熱中度
箱庭内政がある程度固まると連続で戦闘が行えるのでかなり没頭できます。
・満足感
戦闘などのアクション面は今までの無双シリーズが好きな人なら満足できると思います。
・快適さ
ロードも気にならず、操作もシリーズで変わってないので不便に感じる点は少ないと思います。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
使えるキャラや舞台が前作とほとんど変わらないので新鮮味がない。
1500〜1600年ぐらいまで舞台を広げてもいいと思います。
・グラフィックス
真・三國無双6と比べると明らかに劣っている。
・熱中度
アクション面が他の無双シリーズとやる事が同じなので人によってはすぐ飽きてしまう。
・満足感
20人登録できる新武将が1回の戦闘でプレイヤー1人しか使えない所、
石高を貯めて全武将のカラー変更を開放しても1回の戦闘でプレイヤー1人しか反映されない所、
この2点のせいでとても満足はできませんでした。
・快適さ
新しく始める度に箱庭内政をしなきゃいけないので、
アクションだけを楽しみたい人の為に簡易版が用意されててもよかったと思います。
COMMENT
戦国無双2Empires、真・三國無双5Empiresをプレイ済みです。
通常のシリーズが飽きたのでEmpiresだけプレイしていましたが、
真・三國無双5Empiresから2年が経過していたのでどれぐらい進化しているか楽しみだったのですが、
あまりにもエディット要素やオリジナリティ面がおろそかだったのでがっかりしました。
戦国無双3のEmpiresではなく、Empiresシリーズとしての新作がプレイしたかったです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 3pt | 0pt | 0pt | 0pt | 3pt |
11pt
GOOD!
■無双シリーズ初の『箱庭内政システム』。
今までのカードによる内政と違って、見た目による楽しみが増し、
自分で好きな様に形作れる事により、大人数による派手な戦闘が売りの
無双シリーズに、もう1つ楽しめる要素をプラスさせたのは好評価かと
思います。
■イベントの豊富さ。
今までは基本、メインの武将だけが目立った位置で話が進んでいましたが、
今回はそれ以外の武将達にも着目し、物語の随所に意味のある配置をして
いるので、物語を進めるのが楽しくなります。
史実を基に再現してあるので、特に戦国史が好きな方にはお奨めです。
■個性的なキャラクター。
無双シリーズでは、1人1人の個性的なキャラと、そのキャラが使う
独特の武器が売りの1つ。
戦国無双も、三国無双に負けず劣らず個性的で味のあるキャラが
多々揃っており、選ぶ楽しみ、操る楽しみがあります。
まぁだからと言って、福島正則のリーゼントはいかがなものかとは
思いますが…(-ω-;)
賛否両論あるかとは思いますが、史実を楽しいキャラでなぞっていく
楽しさはあるかと思います。
■ロード時間の短さ。
無双シリーズはどの作も多少ロード時間が長い様に感じていましたが、
今作は比較的短く、さほど苦になりません。
細かい所ですが長く続けていくには重要な所でもあるので、
この点は高評価かと思います。
BAD/REQUEST
■エディットの劣悪さと扱い方。
前作でもそうでしたが、今作もまったく同じで選べるパーツが
極端に少ないです。
無印や猛将伝ならともかく、エンパイヤーズはシリーズ通して
エディット及び好きなキャラでif要素を楽しむ作りだったはず。
それなのにわずか数種類しか用意していないというのは、手抜きと
しか言えません。
これなら最初からない方が諦めがつきます。
また、PS2まではエディット武将も味方・敵に分かれてCOM
として参戦してきていましたが、今回は自キャラとして操作する
時しか使い道がありません。
これでは何体もキャラを作る意味がまったくありません。
三国5エンパイアーズではその点が秀逸だったのに、戦国では一気に
劣悪になるとは、同じ会社が出した商品とは思えない程です。
■戦闘システムのバランスの劣悪さ。
今作には大筒・兵糧・祈祷所等の拠点があり、それを奪い合って
戦況を有利にしていくというものですが、前作同様味方武将が弱すぎて
奪われまくりです。
更にどんな条件・どんな状況であっても、まず大砲の大筒拠点を占拠
しないと味方武将や拠点に膨大な被害が出る為、まずここを奪いに
行かないと話にならないというバランスの悪さ。
味方への指示も以前は個別指示で効率良く攻略できていたのに、
今作は全軍突撃と防御という、馬鹿の一つ覚えとも言える作戦しかなく、
防御していても大筒の前にあっけなく占拠され…の負のループ。
更に復活するとは言え、すぐに弱音を吐いてやられていく味方達に囲まれ、
一体そんなメンバーでどうやって天下をとれと言うのか…。
そもそもこれを作ったスタッフは、一度でもちゃんとテストしてバランス
調整したのでしょうか?
そう疑問に思ってしまう程、ストレスが溜まる戦闘です。
迫力・爽快感が売りの無双シリーズにこの欠陥は致命的です。
■箱庭内政のバランスの劣悪さ
箱庭という着眼点だけは素晴らしいものがありましたが、それだけ。
どんなに他国を攻め落としても、設定できる箱庭は最初のだけしかなく、
また、どれも狭い上に最終的には味方の兵力を上げる『道場』を大量に
作っておかないと、毎度大幅に兵力が上回っている敵国に対向出来ません。
勿論普通に農地・商業地・住宅地等作っても構いませんが、戦争する度に
こちらは住民の『幸福値』という値が下がり、掘っ立て小屋なる迷惑な物が
立ち並びます。
しかし敵国はオールデー・エブリデー準備万端で大軍率いて攻めてくる
なんて、一体どんな嫌がらせなんでしょうか。
とにかくこのバランスの悪さには閉口です。
せっかく良い試みである箱庭内政も、まったく活かされない結果となってます。
■グラフィックの陳腐さ。
同期間に近いくらいに三国無双6・猛将伝が出ているというのもありますが、
比べて見てしまうとグラフィックの差が開きすぎて、何ともお粗末な状態です。
勿論戦国自体綺麗ではありますし、ちゃんと書き込まれてもいます。
が、同無双でもある三国無双があれだけ美麗に書き込まれていて、
なおかつメインの戦闘モードもしっかりしているのに、戦国無双の方は
一体何やってるんだと言いたい所です。
開発スタッフが違ったりと色々あるのかもしれませんが、顧客からしたら
同社から出ている以上は、現段階で一番良い作品と比べてしまいます。
そういう意味では、三国と戦国の差のひらきは手抜きと言わざるをえません。
COMMENT
無双シリーズは全作プレイ済みで、自分で好きな様に作って
名を馳せるエディットモードが充実しているエンパイアーズシリーズが
特にお気に入りだったのですが、これは980円でも買う価値は
ありません。
もちろん好き好きですから中には満足する方もいるでしょうし
私の意見を鵜呑みにする必要はありませんが、
ここまでゲームとしての全体的なバランスが悪く、やる気が
おきない無双は初めてです。
もう翌日には中古行きになったソフトも初めてです。
ただ、個人的には無双シリーズ特有の味のあるキャラはどれも好きだし
箱庭内政等の新システムも着眼点だけは良いと思いますので、
今後も今までみたいな良作には期待したいと思います。
それでも、今作に限っては買う価値ゼロです。
今までの流れを汲んだエンパイアーズシリーズと思って購入すると、
120%裏切られる形になりますので、買う場合はその点だけは
覚悟して買う事をお奨めします。
キャラや設定が良いだけに、残念すぎる作品です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 4pt | 2pt |
47pt
GOOD!
○ 豊富なイベントや特殊セリフの数々。少なくとも数百種類はあるかと。意外な組み合わせの掛け合いがあったり、モブ武将にもイベントがあるのはいいですね(例:浅井長政と長宗我部元親、甲斐宗運と相良義陽など) また、蘆名盛隆のセリフのように、戦国時代に詳しい人ならニヤッとするような小ネタがたくさんあります。
○ 箱庭内政の自由度の高さ。システム的にはロイヤルブラッド2と三国志11PKを足したような内容です。しかし、問題点も多々見受けられます(詳しくはBADの項目にて)。
○ ロード時間が非常に早いです。アクションゲームでこれほどまでにロードが早いのは珍しいです。この点はベタ褒めしてもいいんじゃないでしょうか。
BAD/REQUEST
× エディット機能が貧弱極まりない。新武将の作成も選べるパーツなどの種類が3種類くらいしかなく、およそオリジナルとは言えないような量産型しか作れません。しかも大名にしたり一般武将にしたりもできないので無双武将としてしか扱えません。さらに、新武将や大名は必ず自分で操作しないといけないので、CPUに操作させて出撃させるという事はできません。
× 全国モードのシナリオがあまりにも少ない。最初はなんと桶狭間シナリオしかありません。クリアすると2つずつ開放されて5つになりますが、ただでさえ少ないのに、なぜ最初から選べるようにしなかったのか意味不明。上でも書きましたが、新大名でのプレイもできません。
× 兵糧庫と大筒拠点があまりにも強すぎます。このせいで、真っ先にこの二つを抑えに行かないと味方が何も出来ずにボロクソにやられてしまいます。逆に鷹拠点は何のためにあるのかわからない施設。移動速度が思ったよりも遅いので馬で走るのとたいして変わりません。
× 箱庭内政のバランスがおかしい。自由度の高さはいいんですが、実際に開発できるMAPはいくら領土が広がってもたった一つだけなのですぐに頭打ちになります。また、CPUは異常なほど効率良く兵力を集めてくるので、プレイヤー側で対抗しようとすると兵数UPの施設ばかりを山のように並べる事になり、バランスもへったくれもない状況に陥ります。DLCや武将提案で特殊な施設を作れたりしますが、そもそも設置できる範囲が妙に狭くて常にカツカツ状態なのに何処に置けというのか… せめてもっと広ければ良かったんでしょうけど。また、CPUは毎ターン戦争をしても国力が全く落ちないのに、プレイヤー側は毎ターン戦争をするような状況に陥ると箱庭が荒れ果てて酷い事になります。
× 内政要素の意味が希薄。どんなに頑張って内政して国力を上げても戦場に反映されるのは些細な要素だけで(おにぎりの回復量UPなど)、どういう状況であってもプレイヤーが戦場を駆けまわって敵拠点を落としていく必要があります。なにぶん、味方の戦力が全くアテにならないので、防衛指示を出して邪魔しないようにしておくのが一番良いという有様…
× 味方への指示が一括全体指示しか出せません。過去作に有った武将一人一人に個別の指示を出せるのが廃止されています。どうしてこうなった…
× 次の戦闘で味方を有利にできるおまじないがあるんですが、それの費用が一桁間違えてるんじゃないかってくらい高いです(8万もかかります)。毎ターンの収入が4桁、終盤でもやっと5桁なのに、一回で8万ってどういうことなんでしょうかw しかも、一回使い切りなので次の戦闘でしか効果がありません。1/10の8000でもかなり高く感じるのに、ぼったくりすぎてなんの役に立ちません。明らかに費用がおかしいですし、開発が値段設定を間違えたんですかね?
COMMENT
期待していただけにバランスと出来の悪さにガッカリ。
調整不足な点やコンテンツの希薄さが際立っていて、面白さとは真逆の方向の要素を追加しただけのように感じます。
箱庭内政は楽しいんですが、それも最初だけで、やってるうちに非常にいいかげんなバランス設定になっている事に気が付きます。
そもそも、道場と兵舎ばかりが山のように並んでる国ってどうなんですか…
かといって、嫌でもそうしないと味方が弱すぎてお話にならないし。
これなら普通の戦国無双3や他のEmpiresをやった方が確実に面白いです。
ロード時間がほとんど気にならないほど短い点だけは文句なしに良かったです。
これは他の無双系ゲームにも見習って欲しいですね。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-08-10
三国・戦国共に「自由度」が高く、エディット武将の活躍の場が多い「エンパイア」シリーズは無双本編以上に好きであったのですが、今作には、ひかれる点がありませんでした。
*「印象が少しは変わっているのでは」と、発売から時間をおいて今回再度プレイしてみましたが、感想は変わらず。
「内政」は、明確な指針が示される訳でないためチュートリアルは十分に役割を果たせていないと感じます。また、開戦前は自勢力が数倍の戦力を揃えていたにも関わらず、いざ対戦となると相手方の戦力が大幅にうわまわっていたり、配置したはずの武将が戦列から外されていたりと不明な点も多く、興をそがれます。
戦闘は「無駄に忙しい」印象。「武将を育てる」楽しさを奪う「毎回レベル1からスタート」する方式も疑問ですが、レベル5の敵陣・10の陣と段階を踏んで強化しつつ敵を倒そうとしても、味方NPCは「全く役にたたない」ため、結果的にありとあらゆる陣に救援に向かわざるを得ず、たとえ敵を倒し味方を救ったとしても、相手は「本陣に限らず、様々な陣から再登場」するため、無駄に戦場を北へ南へと移動し続けねばならず、「主体的に戦うことができない」点において、もはや「評価すべき点がない」のが正直な感想でしょうか。
ため息をつきつつ、9月発売の新作を待つ、といった具合です。
GOOD!
ここのサイトのレビューを見て、今まで買うのを控えていたのですが、間違いでした。
確かにレビュアー様たちのおっしゃる通りの制限はあります。
しかし、私はかなりハマりました。
箱庭内政も面白いですし、戦史演武は戦国無双本家の方も、この形にしても良いくらいです。
(ムービーなどを多用してほしいですが)
戦史演武は各大名家毎にストーリーがあり、島津家や毛利家などのストーリーは、史実に近い話が展開され、面白かったです。
争覇演武は、やはりプレイヤーが大名か新武将強制などの制限はありますが、それを知っててやれば、かなり楽しめました。
音楽も良かったです。
プレイ中に音楽を変更できるようになっていて、勝機という曲がカッコいいので結構流しました。勝機のスローバージョンもストーリーでよく流れるのですが、とても良かったです。
BAD/REQUEST
箱庭内政の広さや建物数制限が厳しかったですが、大きな問題ではないです。
一番残念だったのは、ストーリーや会話で、わざとらしいような、カッコ悪いモーションがあり、せっかくの泣けるストーリーのところで興冷めしてしまうことがあります。
良いモーションもあるのですが、基本的には使い回しのため、「何だこのリアクション」という時が結構ありました。
福島正則専用のモーションなどもあったりするので、もう少しモーションを増やして自然な動きにしてほしかったです。
あと、戦場マップが少し狭くなっているのが残念でした。
また、戦史演武の方に、今川家と浅井家がないのも気になりました。
容量の関係上、ないんだと思いますが、工夫次第でなんとかなるはずです。
これは他の無双シリーズにも言えることですが、シナリオの長さを同じにすることはないと思います。
織田家、豊臣家、徳川家などはストーリーを長くし、他の大名は無理にIFストーリーを作るのではなく、短くしてしまっても良いのではないでしょうか?
COMMENT
戦国時代が好きな方や、無双シリーズが好きな方にはオススメできます。
ここの評価が低いですが、他の無双シリーズと比較してのことだと思います。
もし、無双好きなのに、評価が低くて買ってない人がいらっしゃったら、是非やってみていただきたいです。