【PS3】輸入版:Dead Space 2 レビュー
発売元 | Electronic Arts (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-01-25 |
価格 | 0円(税込) |
レーティング | 17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ 海外タイトル |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
89pt
GOOD!
・帰ってきたアイザックさん。前作ではアイザックさんと他のキャラの会話はほとんどなく、言われるがままにお使いさせられているような場面が多かったが、今回はいろんなやり取りがあり楽しい。割と口汚いのも笑えた。
・敵との戦闘が前作に比べかなり増えた。ホラーゲーム好きの中でもバイオハザードのように戦闘が多いタイプが好きな人にはたまらないだろう。また、敵の爪をキネシスで飛ばして攻撃するという新しいシステムには非常にはまった。こういうプレイヤーの工夫で弾を節約することができて、結果的に有利にゲームを進められるというのは非常に良いと思う。
・敵の動きを遅くするステイシスが自動回復になったのは個人的にはよかった。過度に温存する必要がなく、戦闘にどんどん組み込んでいけた。
・「工具を使って戦うエンジニア」という設定がやはり非常に面白い。武器類も他のTPSのようなありきたりの銃器でなく、あくまで「工具」。カッターやらのこぎりやらいろいろなものが使えて楽しい。今回追加された武器も非常に魅力的。
・ストーリーは基本SFホラーだが、宗教的な要素もミックスされており気持ち悪さを増幅させている。場面場面テンポよく進んで行くのでプレイヤーを飽きさせない。恐怖演出も前作に引き続き秀逸。
BAD/REQUEST
・究極のやりこみ要素ではあると思うんだけど、ハードコアモードはとうとうクリアできず挫折。もう少し条件の緩いモード(たとえばセーブは1チャプターに1回のみとか)があるといいと思った。
・あまりにグロいので人を選ぶというのは否めない。
COMMENT
ホラーゲーム好きには間違いなく至高の作品でしょう。
最近のバイオハザードシリーズを軽く超えていると思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
92pt
GOOD!
◆驚きました・・・
もはや「映画をプレイしている!」なんて言葉じゃ足りないくらい、
見事なまでの演出&グラフィックです。
お化け屋敷的な恐怖とジェットコースター的な恐怖が見事に混在し、
さらにSFならではの無重力や様々な乗り物上でのイベントがプレイヤーを画面にのめり込ませます。
◆敵を倒して進ませる作り
このゲームは基本、敵を倒して進んで行きます。
スルーするスキルよりも、
効率良く敵を倒すスキルが磨かれていくし、倒すことでお金やアイテムがちゃんと得られます、
それが素晴らしい。
逆に、武器弾薬が手に入りづらいし倒すよりかわして進むほうが良い・・・といった作りだったら、このゲームはここまで評価されなかったと思います。
単純に倒せない敵、または倒しても何も手に入らない敵にずっと追いかけられる恐怖なんて不愉快なだけなのでね。
このゲームは強烈なホラー感や徹底的なグロがプレイヤーを圧迫しますが、
敵を倒すことによる爽快感が先に進ませる強い動機になっています。
また、飽きさせないように、敵を倒すための武器や手段が豊富にある点も素晴らしいです。
◆インターフェイス
体力バーがキャラの背面に設置されていたり、
メニュー画面がSF的な「宙に浮かぶホログラム画面」だったり、
雰囲気を壊さないためのアイデアがスゴイです。
◆音による恐怖感
このゲームは音楽はあまり無いんですが、
断続的に「音」がプレイヤーに恐怖感を与えています、
敵のうめき声・またはうめき声のように聞こえる機械音
何かが落ちる音、犠牲者の断末魔・・・
「このタイミングでこの音は!?」といった感じで、その音の方をついつい警戒してしまい、常に不安感を演出しています。
また武器を使用したときの発射音や着弾したときの音なども、爽快感があって良いと思いました。
◆ストーリー
前作からの続きとなっていますが、
主人公のPTSDから来る幻覚の正体は?
Markerとはいったい?
この惨事を引き起こした理由は?
などなど、ストーリーがなかなかに良く出来ています。
さらに続編が出るようですが、結末を観たくなってしまいますね。
上記の点より、オリジナリティー・グラフィックス・サウンド・満足度は5点をつけました。
◆操作性
プライマリ武器セカンダリ武器殴る踏むキネシスステイシス走る調べる・・・といった、たっくさんの行動を使いこなさなくてはいけない本作ですが、
慣れると自然とすべて使いこなせるようになっていて、良い操作性だと思いました。
ただ悪い点もあるので、BADで。
◆徹底的に・・・
モラルを完全に排除したグロ&バイオレンス演出。
中途半端じゃなく、完璧に地獄絵図を描くことに徹底しています。
これがこのゲームを象徴する部分でもあるんですが、
BADな部分と表裏一体かと・・・。
BAD/REQUEST
◆倒せない敵がいる
GOODでは敵を倒して進むようにゲームデザインされているのが素晴らしいと書きましたが、
後半で「何度バラバラにしても死なない敵」が出てきて、しつこく追い回されます。
せっかくいままで敵を倒すことで進めてきたのに、
その敵が出てくるタイミングから、敵をある程度無視して駆け抜けたほうが良いという展開になります。
もちろん演出としては恐怖感を煽って良いのでしょうが、
自分としてはこういう恐怖は楽しくないので、止めて欲しかったです。
◆ラスボスが・・・
好みの問題でしょうが、ラスボスがイマイチでした、
道中があまりにも神がかった素晴らしい展開だったので、ラスボスへのハードルも高くなってしまってはいたのでしょうが、
バトル内容もあまり面白くないし、
悪くは無いんですが、ちょっと微妙でした。
上記2点から、熱中度は−1としました。
◆部分的な操作
無重力での移動と、キネシスでの物の移動時に、若干の操作しづらさを感じました。
無重力では上下移動がしにくく感じましたし、
キネシスでは物が壁に引っかかったり、狙いと違うものを引き寄せてしまいがちだったりなので、快適さは−1としました。
◆あまりにも・・・
モラルが無さすぎるので、人を選びまくりです、
ホラー体験や面白いゲーム性など、グロ抜きでも光る部分が多い本作ですが、
気軽に勧められるレベルじゃ無いです。
死体をバラバラになるように踏んづけたり、主人公やヒロインの目ん玉がアレしちゃったり
日本未発売もしかたないなと思ってしまうほどです。
とはいえ、このゲームを構成する上で不可欠でもあるし、やはりGOODと表裏一体かと・・・
COMMENT
オンラインと前作は未プレイで、動画やネットで情報を知っている程度でした。
ホラーゲームはあまりプレイしないのですが、
SFホラー映画の雰囲気が好きなのと、あまりにも評判が良いのでプレイしました。
結果PS3史上1〜2を争う素晴らしい作品でした。
グラフィックと演出面ではゴッド・オブ・ウォー3を上回るゲームはしばらく出ないかなと思っていたのですが、このゲームのグラと演出は本当に見事でした、
進みたくなくなる恐怖を、続きが見たくなる演出と敵を倒す爽快感が上回って、
進もう!っていう動機になっているんですね。
ここまで緊張して、手に汗握ったプレイする経験が出来たことにも満足しています。
気軽に勧められる内容のゲームでは無いですが、
価格も安く、wikiで翻訳なども載っているので、
今からでも興味ある人はプレイしてもらいたいです。
今度はdead space1をプレイしてみます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
前作プラチナ獲得。
宇宙系SFパニックホラー映画が大好きな人のツボを全て刺激してくれる最凶のゲーム第2章!
ロケーションが増え更にグラが向上。
美しい宇宙空間の闇と光が素晴らしい。
PS最高レベルのグラを持った作品。
相変わらずエレベーター内などにロード時間を割いている為ゲームさえ起動してしまえばシームレス、さすがにリスタート時にはロードが入るものの長くは無い。
オートセーブ、リスタート地点、アイテム周り、目的地への誘導、全てにおいて完璧。
ストーリーは続きものなので前作は絶対にやった方が良い。
とにかくストーリーがまた面白いんだこれが。
このシリーズを超えるホラーゲームはありえない。
グロさもたまらん。
BAD/REQUEST
前作とリロードボタンが変わったりと操作で変更点がある。
PS3版だと特別なアイテムでドアの開錠を行うのだが、そのボタンと回復ボタンが同じなのでいちいち回復アイテムドロップするか体力マックス状態じゃないとドアの開錠ができない。
360版は大丈夫なのに何故?
COMMENT
3も買いです。
ただ仕方の無い事だけど1は初めての衝撃があるけど2はそれを超えない。
それでも似た作品すらない圧倒的な作品ではある。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-05
GOOD!
・オリジナリティ
SFサバイバルホラーゲームの金字塔がパワーアップして帰ってきました。個人的には前作より操作性が改善されプレイしやすくなっております。今回は主人公アイザックさんがしゃべるしゃべる。話はシームレスで進みまさにプレイする映画の出来です。
・グラフィックス
美しい宇宙空間、SFの宇宙船内、細部のテクスチャまで非常にしっかりと作りこまれています。演出が入る部分は迫力満点です。
・サウンド
前作同様基本的には無音です、緊急時にいきなりなる警告音や突然壊れる壁の音など随所にうまい具合に演出が成されています。演出シーンでのみ流れるBGMは雰囲気によくあっていると思いました。
・熱中度
シームレスで進むためいつの間にかすごい時間が経ってるほど熱中してプレイしてました。セーブポイントシステムのため止め時を自分で選べるのも良かったです。
・満足感
ボリューム、操作性、ストーリーどれも非常に満足です。
・快適さ
上述の通りシームレスのため、一度プレイを始めるとゲームオーバーもしくはセーブポイントに到着するまでロード画面が一切入りませんので非常に快適にゲームを進めることが出来ます。ゲームオーバーになってもセーブポイントとは別にチェックポイントが用意されており、一気に戻されるということもありません。
・難易度
前作に比べるとラッシュの数が多いため、前作よりも難しいかもしれません。また、前作不遇だった武器が改善され多くの武装が使えるようになりました。敵に合わせて武器を選ぶことで効率的に戦えるようになり、幅が広がりました。
BAD/REQUEST
ほとんど無いです。
一点だけ挙げます。このゲームはアイテムを消費してあける扉がいくつかあるのですが、回復ボタンとその消費アイテムを使うキーアサインが同じのため、扉を開けるときに勝手に回復してしまいます。非ダメが少なく回復量が大きいアイテムしか持っていない時に扉を開けてしまうと大損になってしまうのが残念です。
後はグロが苦手な方は注意です!
COMMENT
久々にやり直しましたが個人的にはこの2が最高の出来です。
昨今のアクションゲームみたいなホラーゲームに飽きている人にはぜひお勧めしたい一品です。英語でもゲームの進行自体にはまったく問題ありませんし、日本語訳はWebにありますので物語りもわかるでしょう。
今ならPC版で日本語化できるのでそちらを買うのも良いかと思います。