【PS3】Another Century's Episode：R(アナザーセンチュリーズエピソード R) レビュー
| 発売元 | バンダイナムコゲームス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2010-08-19 |
| 価格 | 8379円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon ／ ニュース |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：ロボットアクション ■ プレイ人数：1人 ■ 限定版：9,240円 |
- 総合ポイント
- 31
- (難易度)
- 2.93
- レビュー数
- 57
479人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 0pt | 3pt | 3pt |
29pt
497人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt | 4pt |
21pt
GOOD!
・グラフィックがPS2時代に比べある程度向上している。
・BGMが編集及びPS3に保存してあるMP3を使用出来る
・ASのワイヤーやKMFのホイール移動等原作を再現した面白さがある。
BAD/REQUEST
・シナリオが従来のACEらしさが無く完全にスパロボ同様のストーリー構成になっている。
開発が開発だけにかもしれないが従来のファンから見れば裏切られた気分になってしまい残念である。付けくわえて言うならスパロボ寄りのシナリオと言っても某携帯機並みの「酷いスパロボ」に分類する最低のシナリオである。また一部キャラクターが1〜2話で退場もそのキャラクターが好きなファンから見れば「幻滅」の一言に尽きる。さらに一部ムービーがスキップ出来ないもしくはかなり長くグダグダなムービーはスタッフのエゴがプレイヤーを押しつけている感じがして不快感を覚えざるを得ない。
エンディングも詳しくは言えないが初代ACE以上のがっかりエンドでかなり萎える。ハッキリ言って原作を知らないユーザーから見ればジャンプの打ち切りエンドと変わりないくらいの酷さである。
・ゲーム面では前作の某無双ゲームなのではなく初代や2みたいな一本道ゲームに退化。さらにオリジナルのボスキャラが動きが単調な上に面白みの無さすぎる。何でも超巨大ロボットにすればプレイヤーが納得するとは大間違いにも程があると思う。
・操作面は前作に比べ大幅な「改悪」である。まずブーストシステムの癖が強く操作しづらい。あと上手く敵をロックオンするのが難しく苦労すること間違い無し
・テンションシステムはプレイヤーの自由度とシリーズ本来の爽快感を殺している。何か新しいシステムを後先考えず作った感がある
・難易度が不適切である。前作プレイヤーでもイージーモードでかなり苦労する。さらに一部トロフィーの入手条件がランクと割りが合わな過ぎる物も存在している。
・ゲームオリジナルBGMもそんなに良いとは言えない。むしろBGM編集を理由にスタッフが製作に手を抜いていると思うくらい「良さ」というものが感じられない。
COMMENT
前作の素晴らしさから期待して買ったが今は本当に後悔している…
もしこのゲームを買うか悩んでいるプレイヤーが存在していたら私は迷わず前作（３）を薦めるだろう。このゲームは前作と違うスタッフが作っているんじゃないかと思うくらいの別ゲーであり、前作にあった爽快感や戦略性等の面白さが一切失せている。強いて薦めるならマクロスＦファンくらいしか薦めることが出来ない。それ以外のファンには残念ながらこのゲームをやらない方が賢明だと思う。それでも買いたいと思う人が居たら定価では後々に後悔するのは間違いないので中古で安く買うことを薦める。もはやゲームとしての面白さを失せており製作したスタッフには悪いが「クソゲー」を通り越して「クズゲー」の各印を押さざるを得ない。
液晶20型。HDMI使用
499人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt |
51pt
GOOD!
ＡＣＥシリーズは3作すべてプレイ済みです。（しかし、ps3では一作目ということもあり、期待値は低めにプレイしました。）
・版権モノゲームではとても優秀なグラフィック。自機は勿論、敵機のレーザーやミサイルの軌道もきちんと目視できるので、敵弾の雨をかいくぐったりできるのは爽快です。ユニットのほうも細部にわたって作りこんでいます。
・難易度の上昇。慣れるまでは最初のステージすらクリアできませんでした。闇雲に撃っても自機の体勢が悪ければ、弾があらぬ方向に飛んだりします。これを難易度と考えるか理不尽と考えるかは人それぞれでしょうけど、僕は難易度の向上ととりました。
・でっかいボスの存在。まあ、パターンがわかれば楽勝なんですが、それでも一週目は試行錯誤できて楽しいし、ミッション内容に幅を持たせるという意味ではよい点だと思います。
・回避行動でバーニア消費しなくなった。バーニアではなく回数制限が設けられています。以前までのシステムなら回避連打でよくガス欠したものですが、今作ではそれがありません。
・テンションシステム。評判は悪いみたいですが、テンションの上がり具合はパイロット育成で何とかなるので、気になる部分はあれどそこまで駄目とは感じませんでした。リロード待ちでふらふら飛んでいるよりは、能動的に弾薬を溜めれるのでマシかなぁ（使用キャラにもよりますが）。
・使用機体は減りましたが、大幅にアクションは増えました。なので使用機体の削減は気になりませんでした。今使える機体を使いこなすので手一杯なので。接近特化、長距離特化、ヒットアンドアウェイ特化などきちんと差別化されているので、基本的なアクション部分には大変満足しています。はじめから武装がそろっているわけではなく、追加されていくシステムなので育て甲斐もありますし。
BAD/REQUEST
・異世界ものなので原作再現など序盤を除いて皆無。スパロボでいうとＥＸでしょうか？ある程度は覚悟していましたが、一部の作品以外は何一つ各々の問題を最後まで解決しません。原作準拠とはいえ、クロスオーバーもアクエリオンの力技（笑）くらいしか見所がないので少しがっかりしました。
・序盤で分岐、後半一本道。使用機体を最初に選べるのはうれしいんですが、ならばシナリオのほうも中盤、あるいは終盤でガンダム括り、日本括り、超時空括りみたいに大雑把でもいいんで分岐してほしかった。てっきり最後にガウルン（フルメタ選んだものですから）が大暴れすると思っていたもので。
・使用機体が減ったのは前述しましたが、そもそも登場機体が多くないです。しつこいようですが異世界ものなので、敵組織は元居た世界に基本置いてけぼり。ほぼ終始オリジナル敵と戦うことになるのは、キャラゲーとしてどうなのか？と思いました（オリキャラ自体には不満はありません）。
・ミッションの数が激減。これも覚悟はしていたつもりですが、やはりシリーズ経験者としてはかなり減ったように感じます。やはりオリキャラ主体なので同じ敵と戦っているため各ミッションの差も乏しいので余計に強く感じました。前作の半分、前々作の三分の一程度です。
・演出不足も気になります。戦闘シーンはよく動いてとても楽しいのですが、ムービーになるとRPGのモブキャラと話しかけたときのように、棒立ちで敵と味方が会話するのはどうか勘弁。二言三言ならいいんですが、大抵長台詞になので、そんな余裕があるなら攻撃したりされたりしろ、と言いたくなります。せめてパイロットカットインを大きくしたり、会話している敵と戦うシーンを挟んだりと見せ方聞かせ方を工夫してほしいです（上に書いたような演出もなくはないんですが、大抵棒立ちです）。
・ロックオンの不便さ。一応大まかな設定ができるのですが、実感できないくらいよろしくないです。Lボタン長押しでキャンセルできるのですが、押している間に敵機をカメラが追いかけて方向が変わったりするのでやっぱりストレスが溜まります。十字キーで大まかな方向を選択できたり、レーダーにカーソルつけて直接選べたりできればよかったと思います。
・ハイスピードアクションなのに格闘武器がコマンド入力。一拍おいてのディレイ位はなんとかなるんですが、↑↓△などはかなりきついです。移動回避がかなり重要なゲームなのに、その要である左スティックを攻撃に当てるのは勘弁してほしかったです。
・フリーズ、音飛び注意！前者は二十時間ほどプレイしてムービー中に二回。後者はちょくちょく。バンナム発売のゲームのせいか当たり前のように起こります。
COMMENT
次回のACEにご期待ください、言わんばかり。パイロットフイルムのような気すらします。あーすりゃいいのに、こーすりゃいいのにという部分は山ほどありますし。
とはいえ最初に書いてあるとおり、自分の期待値は低めにしてあるため、単純にグラの向上や機体性能の差別化、ゲームバランスなどには素直に感心しました。
不満も長々書いてしまいましたが、基本の基本的な部分はよく出来ています。ロックオンやコマンド入力は除いたアクション部分はさほど不満はありませんし、素直に触ってて楽しいゲームでした。
楽しくないのはそれ以外のユーザーアビリティのような気がします。ボタン配置が変えられなかったり、見ててつまんない棒立ち長台詞だったり、コマンド入力の酷使であったり、ミッション数の少なさであったり。
楽しくはありますが、楽しませる工夫が足りない、そんな感じがします。
しかしハードルさえ下げれば悪くもない出来なので、興味があったらどうぞ。
シリーズ経験者にはがっかりな出来でしたが、初代ACEも出来は決してよくなかったのに、続編で急によくなったという歴史を持ったシリーズなので次回作も見切りをつけずに購入するつもりです。
個人的に次回作ではマクロスFは劇場版で是非、再参戦してほしいです。時空振動弾には次回作でも頑張ってもらいたい（笑）。
500人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
グラフィックが大幅に向上した、PS2→PS3になるだけでこんなに変わるのかと思うぐらい大幅に綺麗になった
前作までは正直ロボットっぽい何かが動いているぐらいの印象だったが
今回はロボット1機1機が丁寧に作られているためか敵対する敵機も、もちろん自機もソレと確実に認識できる
また挙動や音等もアニメに非常に近いのでグラフィック向上と相まって見ているだけでも楽しい
そしてそれに拍車をかけてくれるのがカスタムサウンドトラックの存在。
しかも他のゲームと違って場面毎に流す曲を決められる仕様なので
自分で好きなように戦場を演出する事も可能、原作を好きな方なら原作BGMを使えばゲームの楽しさは更に倍増するでしょう
またグラフィック向上の副産物とも言えるのかゲーム上での演出も強化され
あるアニメの最終話を再現したステージはおもわずニヤリとしてしまう出来
ゲーム的にもハイパーブーストが加わった事によって爽快感が増した
マクロスのバルキリーのファイタータイプでのハイパーブースターの爽快感はもちろんの事
キングゲイナーや紅蓮可翔式でのハイパーブースターで戦場を駆け回る爽快感はシリーズ１。
また前作で不満であったバリアの様な意味不明な障害物やパイロット乗り換え不可も解消されているのも良い。
BAD/REQUEST
フリーズ等が多い。
二人の歌姫で今の所6分の2の確率でフリーズしている。
軌道エレベーターのボス手前のレーザーで出る部分でかならず画面がかくつく。
突然画面が止まり時間が消し飛んで、突然再開する。某漫画のスタンド攻撃ですか？
フリーズ以外はまだ我慢できるが本当にテストプレイしているのか疑問に思う出来。
ストーリーが短い、また空気参戦が多い
ストーリーは大体10時間程度で終わり、スキップを多様すれば２時間かからない程度
空気参戦は厳密には逆襲のシャアだけだが、他の作品は最初の数話程度しかストーリーはなく
ストーリーの主軸はマクロスＦで進んでいく
マクロスＦに割いた努力を他の作品にも使って、全作品の見せ場を作れたら自分的には文句ない神ゲーだった・・
インターミッションというかブリーフィングというか
シナリオの進行の仕方がまんまスパロボシリーズになってしまった。
それはそれでまだ良いとしても、スパロボから持ってくるならスパロボからシステムを劣化させてはいけないと思う。
バックログが見られなかったり用語説明がなかったりと非常に淡白な出来。
昨今のノベルゲーム以下の出来。
またこのブリーフィング画面以外はフルボイスで進むのでブリーフィングになった途端に
全員黙り込むのが気持ち悪いというかテンポが悪い。
これならまだ前作までのフルボイスのブリーフィングの方がゲームに集中しやすかったと思う。
それとストーリーやシナリオに関係する部分でもあるが
ボスとの戦闘開始前などにデモが入るがデモ中に誰も動かないのが寂しかった。
特にラスボスとの会話は長いのに加えて画面に動きが無いので見ていて眠たくなる。
スキップ不可能なデモシーン
初回プレイでは全く気にならないが隠し機体との関係上周回プレイ必須なこのゲームで
何故デモシーンをスキップ不可にしたのかよくわからない
トロフィーを見ると開発者も認識していると思えるが・・・
巨大ボスとの戦い
格闘が弾かれてしまいやすいのはまだ良いとしても
事あるごとにボスから強制的に離そうとするのはやめて欲しいテンポが悪い
テンションシステム
自分は別に気にならなかったがリクエストとして
スパロボの要素をこれだけからませてくるならせめて強化パーツも入れて
出撃時にテンション＋3とかそういうのがあっても良かったかな
COMMENT
ファーストインプレッションは他の方々が書かれているように自分も最悪だった
ＯＧではじめたせいなのか操作方法に慣れないままだったのが駄目だったのか
３話で進めなくなりロックオンの難しさ等にクソゲーかと思わずにいられなかった
サイバードにチェンジしても何も撃てないぞこれ、テンション上げろって？マジか？
そんな感じであった
ただ多くの不満点、特にロックオン関係はゲームを遊んで馴れていくうちに気にならなくなった
未完成っぽい所、荒削りな所は多々ありますが自分はシリーズで1番遊んでて楽しいです。
3で買うのをやめようかと思いますがＲを買ってよかったです。
続編が出るなら次は全作品の最終回や見せ場を再現して欲しいです。
Amazonレビュー
レビュー日： 2010-08-21
落下、上昇中に回避運動取れないのが致命的…、ロックが凄く使い辛い。
何か色々勿体無い作品でした。次回作に期待。
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GOOD!
シリーズは全てプレイしてきました。
ファンだからこそ今回は感情的にならずにはいられません。
・夢のクロスオーバー
ひょっとしたら今回が最初で最後のアクションゲームになるかもしれない作品がある。
これはやっぱりファンならば手を出さずにはいられないでしょう。
・サウンド
PS3内のMP3･AACをステージの場面ごとにBGMに設定できます。
ボーカル入りの原作曲が極端に少ないのはBADですがそれでもステージの戦闘･ボス戦などの詳細な設定が出来るのは嬉しい部分です。
良いところが二つもありました。
BAD/REQUEST
・グラフィック
他のPS3ソフトと比較したらお世辞にも良いとは言えません。プレイヤーユニットの質感はプラモデルのようです。ですがそんなのは発売前からわかっていましたし「PS3で(多少でも綺麗になった)ACEシリーズがプレイできるならばたいした問題ではない、面白ければいいのだよ。俺にはロボ愛がある！」と思っていました。
ですが発売されると欠点がゴロゴロ出てくるもので。
○従来のシステムの改悪
・ブースト
前作まではブーストONで敵の周りを高速移動しながら射撃して機を見てクイックターンで急接近して接近戦へ持ち込む、という一連の動作が誰でも簡単に出来ていました。それが大きな爽快感を生んでいたのです。
ですが今回はクイックターンを撤廃して敵への接近は「ステップを敵に向かって行う」という仕組みになってしまいました。
ハイパーブーストも強引に使う事も出来ますが前作までのように移動中に接近戦など出来ないのでこれまでのシリーズのGOODな部分であった「射撃と格闘を織り交ぜたシームレスなハイスピードバトル」は事実上不可能になってしまいました。
更にハイパーブースト自体が一部のユニットは出来ないという謎の仕様に。ユニットによっては長距離の移動が「本来敵の攻撃をかわすためのステップを連発する」というかっこ悪い方法になってしまうのです。原作ものでかっこ悪い行動を強要するってどういうこと？
・接近戦
誰でも簡単に操作できていた接近戦はなぜかコマンド入力なるものが増えました。誰でも操作できるわけではありません。格闘ゲームのようです。
しかも接近戦でこちらが攻撃しても雑魚でさえ全くひるみません。こちらが連続で攻撃しているのに涼しい顔して割り込んできます。結局接近戦は｢テンション溜めるために最小限だけ行う｣という状況になります。
しかも大型のボスは接近戦を挑むと吹っ飛ばされます。接近戦の得意なユニットは使うなという事でしょうか？
・射撃戦
接近で駄目なら射撃、ですが今回のメイン射撃は一部のユニット以外はかなり難しい目押しを出来ないと連射できません。ならばとテンション使用しての大技も武器によっては発射前の演出中にボコボコ撃たれます。どうしろと？
前作でもそういう武器を持ったユニットは高難度では使い物にならないと言われていたんですがなんでそういうユニットを増やすんですかね？対戦もないならそういう時は時間止めればみんな幸せなんですが。
・ロックオンシステム
戦艦･施設などを破壊したいのになかなか目的のものをロックオンできません。本当にストレスが堪るしステージによってはゲームオーバーの直接の原因になります。
同じバンダイナムコのPSPソフト「ガンダムユニバース」などはロックオンの対象グループを簡単に変更できるのですが同じジャンルで同じ会社の作品を遊んだ事ないのでしょうか？
・視点移動
3Dで全方位からの敵を相手にするゲームで視点移動を簡単にできないのも理解不能です。しかも宇宙ステージに至ってはなぜか｢上下｣の概念が出来ています。足元に見える敵は必ず頭が見えていて上方に見える敵は必ず足が見えています。つまり「地上ステージの見た目を変えただけ」なのです。興醒めでした。
使用頻度の低い変形を別の操作にして右スティックで視点移動にすればよかっただけなのに前作で出来ていたことが何故出来なくなっているのでしょうか？
こんな欠点だらけなので快適なプレイが出来るユニットは限られています。キングゲイナーも前作で猛威を奮ったフォトンマットリングが大幅にパワーダウン。だから対戦無いのになんでパワーダウンさせる必要があるの？他をパワーアップさせて気持ちよくプレイできるユニットを増やすのがこのゲームで求められてる事じゃないんでしょうか？
本作を含めて4作続いてきたシリーズの何がユーザーに評価されてるのか製作者は考えていなかったのでしょうか？一番大切な部分を駄目にしてしまいました。
・難易度
私は難しい事は悪い事とは思いませんがこの作品の問題は｢システム面でプレイヤーに不便を強いる｣事で難易度が上がってしまっている事にあります。
視界外からの攻撃があっても視点移動しにくいから対応が難しい。動きを止める攻撃が多すぎるから被弾が増えて難しい。接近戦で切りかかっても敵がひるみもしないで攻撃してくるから難しい。
これは難易度が高いというよりゲームとして出来が悪いから難しくなっていると言うしかありません。
・ボーカル入りBGMの大幅な減少
一部のBGM以外はボーカル無しです。これも前作で出来ていたからこそ残念です。カスタムサウンドへ対応したから問題ないというものではないでしょう。まあ他の問題に比べたら瑣末な事ですが。
・NOT SKIP MOVIE
なぜか一部の演出だけスキップ不可能になってます。後半のステージにプレイ時間の大半が眺めてるだけのものがありました。後ほど試してみたら一切コントローラーに触ることなくクリアできる事がわかりました。
このゲームは序盤のルートが選んだ作品毎に違う事や、隠しユニットの開放条件など周回プレイを想定して作られています。にも拘らずこんな仕様にするとはどういうつもりなんでしょう？飛ばせる演出が山ほどあるのにここだけ何故？と思わない方がおかしいでしょう。
しかもそうまでして見せるアニメのクオリティが低いです。紙芝居です。悪い意味で驚きました。
・無駄に長いブリーフィング
ステージ間の会話画面が無駄に長い。私はアクションゲーム買ったんです。デジタルノベルは他でやっていただきたい。真面目に言うなら戦闘中の音声会話で多少なりともストーリーを進めてブリーフィングなんぞは最小限にすべきです。
今回からストーリーにスパロボスタッフが関わっているそうですが今後は一切関わらないで頂きたい。
以上の点で満足感は0点です。
COMMENT
HDTV使用。
シリーズのファンなので｢鉄板｣と期待していたゲームに裏切られてしまいました。
前作のシステムのままで作るだけで甘い採点したと思うのですが怒りで顔真っ赤です。
本来ならばPS3になって美麗なグラフィックで、オンライン協力プレイで仲間とボスを倒す！とか贅沢な望みもあったのですがそれどころじゃありませんでした。
質の低いグラフィックなんてたいした問題じゃありません。
ACE:Rの問題はシリーズとして守らなければいけない大切な部分を捨ててしまった所にあると思います。今までのシリーズをプレイしていたユーザーには許されないクオリティでした。
シリーズ未経験で購入検討中の方には見た目がチープでもPS2の前作ACE3をお勧めします。
私は次回作は買いません。