【PS3】輸入版:Alien vs Predator レビュー
発売元 | Sega of America (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010-02-17 |
価格 | 0円(税込) |
レーティング | 17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
![]() ![]() ![]() |
タイトル概要 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
51pt
GOOD!
・オリジナリティ
このゲーム自体は10年以上前からPCで発売されているシリーズの3作目で三つ巴の設定自体には特にオリジナリティは感じませんでしたが家庭用ゲーム機初のシリーズ発売である事、ミリタリー系の様に中遠距離での撃ち合いがメインになっているFPSが多い中で、銃で撃つだけでなく打撃攻撃、ガード、カウンターなど比較的接近戦の攻防に重点を置いている事、海兵隊、エイリアン、プレデターの3種族は操作性もゲーム性もまったく異なったプレイが楽しめる事には新鮮味を感じました。
・グラフィックス
全体的なグラフィックスはCODやBFBCシリーズ等の一流シューターには及びませんがPS3レベルとしては綺麗な方だと思います。隙間から射し込める光に照らされた岩肌の質感、アップになったエイリアンやプレデターのきめ細かい描写の迫力、人外2種族で処刑アクションを決める時の海兵隊の恐怖に怯える表情など見所は多いです。処刑アクションに関してもエイリアンのインナーマウス(隠し顎)で頭部をぶち抜く、プレデターの背骨ごと頭部を引っこ抜いてトロフィーとして収集するなどキャラクターのイメージに合った数種類のパターンが用意されており残虐度が高くて好みが分かれるところですがゲームを引き立たせる良い演出だと思いました。
・サウンド
BGMは特に耳に残る様な曲はありませんでしたが(北米PSストアの海兵隊PVで流れた海兵隊メインテーマの様な曲は気に入ってますが)SEは素晴らしいの一言です。海兵隊のモーショントラッカー(動体探知機)のシグナル音やパルスライフルの発砲音、プレデターのビジョンモード変更音やカカカカカという唸り声、エイリアンの断末魔や息遣い等は映画と同じ物を使用しているので臨場感が半端ないです。
・熱中度
シングルキャンペーン自体は3種族合わせて普通にプレイして10時間くらいと比較的短いですがそれぞれに映画の魅力が詰まっていて(海兵隊はエイリアン2、エイリアンはエイリアン1、プレデターはプレデター1、2の臨場感がありました)映画のファンの自分としては何度もプレイを楽しめましたがこのゲームの真髄はマルチプレイにあると思います。種族間のゲームバランスも海兵隊は火力が強くモーショントラッカーで敵の動きをある程度先読み出来るが機動力が無い上に視界が悪いので簡単に裏取りをされやすい、プレデターは透明化できる上にビジョンモードで敵の存在を探知しやすいが飛び道具を撃つ時に隙が大きい上にレーザーサイトを出すので居場所がバレて返り討ちにされやすい、エイリアンは天井に貼り付ける、暗闇でも目が利く、壁越しに敵を透視できる事を活かして待ち伏せが基本になるが近接攻撃しか出来ないので機動力を活かした特攻も時には必要になる等定点に篭りにくいバランスになっているので種族別チーム戦や倒されたプレイヤー次々にエイリアンになって襲ってくるモード等が熱いです。エイミングや早撃ちが不得意でも機動力を活かして敵を撹乱して仕留める、追い込まれてもガードからのカウンターで一発逆転などキャラクターを使い込めば確実に勝てるようになれるゲーム性にはスルメ的な楽しさがあり好感が持てました。ですがオンラインの致命的な欠点が楽しさを阻害してしまっているところが残念なところです。(詳細はBAD欄で)
・難易度
至近距離でエイリアンの返り血を浴びたり、連続で殴られり撃たれたりするとどのキャラクターでもすぐ死んでしまいますがキャラクターの特性を理解してじっくり戦略を練って戦えばシングルキャンペーンで詰まる事は無いと思います。ただエイリアンのプレイでは壁に張り付くと視点がぐるぐる回るので3D酔いに弱い人にはきついと思いました。
BAD/REQUEST
・快適さ
主にオンラインについて書きます。
マッチング…ランクマッチでは接続してから部屋に入れるまで5分程待たされる事が多い上に部屋に入れたとしても人数が揃っていないのに強制的に試合が始まる事が多く、チーム戦等ではチームの振り分けが偏っているので(海兵隊:1、エイリアン:2、プレデター:4など)一方的な展開になりがちです。また、試合が終わると解散してしまうのでまた部屋に入り直さなければならず長い待ち時間でストレスが溜まります。プレイヤーマッチでは部屋立てや検索、任意スタートが出来るのにランクマッチでは何故出来る様にしなかったのか疑問です。
ラグ…日本未発売のゲームなので仕方ないのですが近接攻撃に比重を置いているこのゲームにおいて相手の動きを見てからガード出来なかったり、接近戦を仕掛けても打ち負けやすいのは痛いです。
頻繁に起きる接続切れ…良回線部屋、糞回線部屋に関わらず試合の途中で頻繁に接続切れが起きて1試合まともにプレイできた事が殆ど無いです。(当然また部屋に入り直さなければならない)戦績に関わらず最後までプレイ出来ないというのは非常にモチベーションが下がります。幸いな事に敵をキルして獲得したXPは接続が切れても適用されるのがせめてもの救いです。
CO−OPモード…海兵隊でひたすらエイリアンを倒してどれだけ生き残れるかを競うモードで熱中度と緊張感はそれなりにあるのですがいかんせんマップが狭く単調になりがちです。また一度死んだメンバーはゲームが終了するまで復活出来ないのでせめてラウンド事に復活させて欲しかった。この点はCOD WAWのナチゾンビ的な物を期待していたので残念でした。
COMMENT
26型HDTV HDMI使用。
ゲームの開発元がRebellion(過去にPS3でシェルショック2とローグウォーリアという国内外で相当な酷評を受けたゲームを開発したイギリスのメーカー)と言う事で期待と不安が入り混じった気持ちで購入しましたが個人的にはフルプライスで買っても後悔はありませんでした。映画ファンに心底楽しんでもらえる様に作ったスタッフのこだわりは感じられますし、映画が旬の時期にいろんなハードで出る他の映画ゲーや上記2作の様なやっつけ仕事ぶりはゲーム部分には感じられなかったので。それだけにオンライン部分での詰めの甘さが悔やまれるところです。PC版では既にパッチ配信されていてオンラインの不具合が幾分か改善されていてPS3や箱○でもパッチで不具合を改善することをRebellionの公式サイトで公約しているので早急に対処してもらいたいところです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt |
53pt
GOOD!
●体感!三つ巴バトル!!
映画の公開時にも思ったのですが、この組み合わせは反則。ゲームでは、海兵隊、エイリアン、プレデターと個別に3つのストーリーが用意されていて、特にエイリアンやプレデターを操作する感覚は新鮮。ストーリーのメインは海兵隊で、その他2つのストーリーはその補完という位置付け的な役割です。
●見えないという恐怖
海兵隊でプレイする時には、心音センサーのようなレーダーが表示され、敵の位置が分かるようになっています。しかし、平面的にしか表示されない為、上下の情報までは知ることが出来ません。しかも、比較的暗い場面が多く、エイリアンも複数で襲ってくる為、センサーでは捉えているけど姿が見えないといった状況が多く、センサーの放つ不気味な音との相乗効果で、かなりの恐怖感があります。
BAD/REQUEST
●エイリアンとプレデターの扱い
メインが海兵隊なのは分かるが、それを差し置いてもストーリーが短すぎる。双方とも海兵隊の半分程しかなく、初プレイでも3時間程度でクリアしてしまった。エイリアンは他のシナリオでは雑魚敵として出てくるが、プレデターは殆ど出番が無く、かなり空気。もう『Marines vs Aliens』というタイトルにしてもいい位。
●実は弱い(?)エイリアンとプレデター
敵として登場する時には滅茶苦茶強いのに、味方になった途端、滅茶苦茶弱くなるキャラクターっていますよね?エイリアンとプレデターが正にそういったキャラクターです。海兵隊でプレイした時は、これでもかという程弾を打ち込まないと死ななかったのに、自分で操作すると、いとも簡単に死んでしまいます。姿を見られた状態で攻撃しても、生身の人間にあっさりとガードされ、カウンターを食らってあっさり死亡。その為、気付かれないように背後から近づき、フィニッシュムーブというワンパターンな展開に。せっかく色々な動作や装備が用意されているのに、使う機会が殆ど無いのが残念でした。
COMMENT
PCディスプレイ(フルHD)使用 HDMI接続
マルチプレイ未プレイ
海外メディアの評価があまり良くない割りに海外で売れ、日本語版未発売ですが、国内での人気も高かったので購入しました。開発もあのRebellionという事で、そこまで期待していなかった為か、そこそこ楽しめました。英語もあまり難しい言い回しなども無いので、進行困難になる事もないと思います。映画『エイリアン vs プレデター』が好きな方には、オススメできるかもしれませんが、特にエイリアン又はプレデターが好きという方には、オススメできないかもしれません。また、これは余談ですが、「お売りください」でおなじみの某大手中古ショップに売りに行ったら、買取不可と言われました。今までどんなマイナーな海外版ゲームも買い取って貰えたので、相当な理由があると思われます。その後、海外版を取り扱っているショップを何軒か回って、やっと買い取って貰いました。もし、プレイ後に売ろうと考えている方は、その点にご注意ください。
Amazonレビュー
レビュー日: 2011-06-28
エイリアン編は動きが独特なので酔いやすいかも。
英語力はマリーン編の仲間と謎の研究者(エイリアン2のあの…)位がよく喋る程度で、ストーリー展開がわかりやすいので気にならないと思います。英語字幕出るし。
ホラー・SFでドキドキしたい方、映画に興味がある方にオススメデス。
GOOD!
映画とほぼ同じ世界観が味わえる。究極の三つ巴。
海兵隊、プレデター、エイリアンと3種とも操作でき、キャンペーンがそれぞれにある。
サウンドが素晴らしい。エイリアンの声、プレデターのビジョン切り替え時や攻撃の時にでる音は映画そのものですね。
BAD/REQUEST
オンラインはさすがにひどいですね。クイックマッチでもマッチングしないです。やる気もなくなります。
キャンペーンが短い気がする。特にプレデター、エイリアン。オンがやりにくい為、やる事がなくなる。
COMMENT
映画からのゲームでは失敗しやすいがこれは成功したのでは? 日本ではグロのせいか、発売しないのは辛いですね。 映画が好きならまちがいなく買いです。 それにしてもプレデリアンってあんなルックスでしたっけ? もう少し・・・