オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
93pt
GOOD!
素晴らしいシナリオ。
“とても良くできたサスペンスドラマ”と言ってしまえばそれまでだが
飽きさせない演出とセリフまわし、個性的なな出演者たち、
そして巧みなザッピングシステムによってただのテレビドラマにはない
魅力的な作品となっている。
複数の主人公を切り替えながらストーリーを進める「ザッピングシステム」は
まさに“運命の歯車”といえるシステムで、
1つが狂うと全てが狂ってしまう、という絶妙な仕掛けとなっている。
時間ごとに区切りはあるものの、どの主人公も常に新しい展開を匂わせて終わるので止め時が見つからない。
ボリュームもこの手のジャンルにしてはそこそこあると思う。
BAD/REQUEST
特に大きな不満はなくプレイを終えたが、
強いて言うならば2周する気にはならないという所か。
まあこういうタイプのゲームなので当たり前のことだが。
そしてメインの半分くらいでいいので(さらに画も使いまわしでいいので)
まったく別のストーリーがあったら良かったなとは思う。
いちおうオマケストーリーはあるのだが、
主人公が違うので、スピンオフ感が強い。
あの魅力的なメイン主人公たちの、全然違ったストーリーを見たいと思うのは
贅沢なリクエストだろうか(笑)
COMMENT
Wii版は未プレイで、初めてPS3版で初めてプレイしたが
数あるPS3ソフトの中でも、かなり上位に入るほどの満足度だった。
内容はグラフィックや音質以外はWii版とほぼ同じらしいので
すでにWii版をやった人には流石に勧められないが
やったことのない人はぜひともプレイして欲しいと思う作品だった。
特に普段ゲームをしない女性の方も、これなら絶対に楽しめると思う。
まぁ、普段ゲームをしない方はPS3本体を持ってる可能性は薄いかもしれないが。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
95pt
GOOD!
・オリジナリティ
過去に出ていた「街」と同じザッピングというシステムですが、
これが過去他社から乱発されたサウンドノベル、
現在あるビジュアル系ノベルと一線を画すシステムだと思います。
基本的に普通に読んで行くとバッドエンドになるので、
他の登場人物の行動を変えるという作業の繰り返しになります。
また、「街」が主人公達それぞれ独自のストーリーだったのに対し、
「428」では主人公達が一つの事件に段々と引き込まれていくというのも、
「街」とは違った独自性があると思いました。
・グラフィック
HD機ということで、実写の映像・文字ともに非常に見やすかったです。
このゲームの女優さんはとても可愛いので(ひとみ・マリアや鈴音)、
より可愛さが引き立っていたように思いますw
また基本的に文字を読んでいくゲームなので、文字がくっきりと
液晶TVで見られるというのはやはりHD機の利点だと思いました。
(Wiiの忌火起草を持っていますが、比べるとやはりぼやけているので)
・ストーリー
サウンドノベルの核となる部分ですが、良く出来ています。
サスペンス小説や海外ドラマが好きな人には合うと思います。
序盤はコミカルな展開も多く、
終盤はシリアスになっていくと言うメリハリも利いています。
ボーナスシナリオの一つ目も思わず涙してしまうような感動的なお話でした。
・サウンド
耳に残るBGMが多かったです。
次第にああ…これはバッドエンドになる…とBGMだけで分かってしまうようにもなりますw
サウンドはサウンドノベルと言うだけあってもう一つの核とも言えるので、
これが良くないと魅力が減ってしまいますが「428」は成功していると思います。
サラウンドはしつこすぎずほど良い感じで効いています。
・熱中度
話がいい所でKEEP OUTになったり、次の時間に持ち越しになったりするので、
先が気になってついついプレイしてしまいます。
一人の視点がずっと続かないように出来ているので、
メリハリが利いてうまく集中力が持続するようになっています。
止め時が分からないという点で5点を献上しました。
・満足度・ボリューム
普通に進めて本編END・真ENDまで15時間半くらいというところです。
十分なボリュームがあると思います。
さらにトロフィー集めや、ボーナスシナリオ二つを始めとする
様々なおまけ要素もあるのでお腹いっぱいですw
また余談ですが、現在放送中の「428」の2年後の話の
「CANAAN」というアニメも含めると、「428」ワールドが益々広がっています。
・快適さ
タイムチャートですぐに選択肢やジャンプのある場所が分かるので、
どこを変えればバッドエンド回避を出来るのかという作業がとても楽です。
バッドエンドリストもありますので、バッドエンドのトロフィー集めの指針にもなります。
また、既読スキップも出来るので、選択肢を変えた後に
同じ文章を何度も読まなくて済むようになっています。
BAD/REQUEST
特に見当たりません。
強いて言えば、ボーナスシナリオの二つ目が好みが分かれるようです。
Wii版をやった人でこれが無い方が良かったという人もいるようですので。
あとは、既読スキップが完全ではないと言ったところでしょうか。
その後の展開が変わると、同じ文章を読まなければならない箇所・パターンが少しあります。
COMMENT
サウンドノベルが好きな方は買って損はしないでしょう。
特に「街」ファンの人はマストバイだと思います。
また、今までサウンドノベルをあまりプレイした事のない人にもおススメしたいです。
「街」とどちらがいいかというのは判定出来ません。
「街」ではストーリー的には個々がたまに干渉する程度で
基本的に全く別の物語を進んでいくのに対し、
こちらは登場人物が次第に同じ事件に収束していくという違いがありますので。
ただ、文字の読みやすさ、実写写真の綺麗さは格段に上がっています。
サウンドノベルは斜陽ですが、これからもチュンソフトは作り続けて欲しいと思いました。
HDTV32型 5.1chサラウンド
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
とにかくシナリオが素晴らしいです。詳しく書くとネタバレになりそうなので書きませんが登場人物が素晴らしい。感情移入しまくりました。
始めると気になって止められなくなります。
また、ガイドの機能が非常に親切なため、説明書を読むのが面倒な人でも簡単にゲームのシステムを覚えられると思います。
画面も非常に綺麗です。
BAD/REQUEST
ボリューム不足な点でしょうか。
本気で引きこもれば土日で終わってしまいます。
長く遊べるゲームではないでしょう。
サブシナリオも残念な出来です。
COMMENT
Wiiでの評判が良かったので購入しましたが大満足です。
本編はとても楽しめました。
ネタバレされると一気に価値がなくなるので、未プレイの方はなるべく早くプレイすることをお勧めします。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-05-20
映像、音楽、操作性、ストーリー、演出、登場人物文句なし!!
最近PS4本体を購入。PS3の電源を入れることがほとんどなくなったためにPS3は売却しようかと思ったのですが、このゲームをまたやりたくなったらと思い売却をやめました。
PS4に移植されないかなー
GOOD!
とにかくストーリーが良かったです。
キャラクターたちも素晴らしく、思いっきり感情移入してしまいました。
ところどころ詰まってBAD ENDになりながらもヒントを頼りに大きく躓くこともなく、
一貫して高い緊張感を保ちながらのストーリー展開には手に汗を握ります。
先が知りたいという欲求が常に生まれるため、中断するタイミングが本当に難しかったです。
前作(?)の『街』はプレイしていなかったので、
今作で初めてザッピングシステムを体験したのですが、これ考えた方やるな!と思いました。
日常でも「もしあのとき○○してたら…」とか誰でも一度は考えた事があると思うのですが
まさにその現実ではありえないパラレルワールドを疑似体験できます。
音による演出も素晴らしかったです。
主題歌がただの主題歌で終わっていないところ(ネタバレするので細かくは書きません)
ベタな刑事ドラマっぽさ全開(笑)のメインテーマや緊張感ある効果音など
どれも適材適所に使われ、飽きさせない演出がされていると思います。
ボリューム不足を指摘されている方もいらっしゃるようですが
トロフィーコンプリートまで遊び尽くすと結構時間はかかると思います。
ぜひとも全エピソードを観て欲しいです。
BAD/REQUEST
他の方も書かれているボーナスシナリオのアニメは確かに違和感ありましたね。
ちょっとしたサブストーリーなら良かったのですが、
重要なキャラのお話だったのでちょっともったいなかったなと思いました。
まあそれもメインが素晴らしいので、減点対象になるまでには至りませんでしたが。
読み戻し・送り機能はとても便利ですが、もう少し細かい場所で止められると
なお良かったかなとは思います。
COMMENT
37型フルハイビジョン・HDMI接続・Wii版未プレイ
なんだかあまり売れてないようで(2009年9月15日現在)非常に残念です。
もっとも先にWii版が発売されたというのが大きいのでしょうけれど…。
本当に私は満足できたので、少しでも多くの方に触れて欲しいという思いから
この度レビューさせていただきました。そして続編を強く希望します!