オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
3,4で変わった部分からメガテンに戻った・・・と言うべきかな。
交渉の復活
1や2のキャラごとの交渉コマンドではなく、選択肢型のメガテンに近いコンタクト。
敵がシャドウではなく旧来の悪魔に戻った。
これネタバレなのかな・・・
ペルソナ呼ぶときの演出でちゃんとペルソナを呼ぶ。
1や2のカタルシスが3でなくなっててちょっとショックだったので・・・
近接武器とは別に銃が復活。
これは2から消えて1やメガテンシリーズからの復活か。独自のシステムでなかなか面白かった。
これらについては3からのファンは思うところがあるだろうけども、私は嬉しかった部分。
BGMはボス戦のBGMだけがやたら浮いている以外は雰囲気にあった良いものだったと思う。
BAD/REQUEST
シナリオ全般。
時事ネタや2chのネタなんかを見る限り0代より上の人間をターゲットにしているのに、このラノベ的な中二病のコンプレックス(社会やコミュニティから爪弾きにあってる=無能ではない、俺は悪くないっていう)丸出しのシナリオはどうにかならなかったのか。
しかも爪弾きにあう理由が納得いかないものばかりで、設定確立のために作中のキャラクターの知能やモラルが意図的に落とされてる。
今回5の表向きのテーマが社会悪で、3以降の共通したテーマが絆であるのでやりたいことはわかるんだけど、
必要悪の描写が主人公側に完全に傾いていてバランスが取れてないので『自分たちと自分たちに味方する人間だけが正しい』っていう状況になってる。
主人公たちの能力や正義を際だたせるために衆愚を一際衆愚らしく描写するのはどうなのかと。
サブイベントの問題にもゲームのシステムを使って切り込むものがほとんどなので、その後に問題が起きそうなものばかりだし。
あと3や4より楽になったとはいえ、相変わらずADV部分がダレる。ファン的にはギャルゲー要素が必要なのはわかるが、延々と同じことをやらされてるだけ。
なんかコレのお陰でキャラクターが薄っぺらくなってる気がしなくもない。
クリアに80時間くらいかかったが、3分の1~半分くらいはこれで潰されてるので、ボリュームとは呼べない代物。
ただでさえ演出のために時間取るゲームだしね。
ダンジョンのギミックも全てが一目見ればわかる簡単なものばかりで、ただただ回を追うごとにめんどくさくなっていくだけ。
COMMENT
シナリオや設定に難があるものの、それでも水準以上ではあるし、十分良作(ファンにとっては名作)に仕上がっていると思う。
グラフィックもモデリングはともかくとして演出は綺麗だし、元ネタ(怪盗モノ)作品っぽく描写してある。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
79pt
GOOD!
待ちに待ったペルソナ5.今や海外でも通用するJRPGはダークソウルとペルソナとゼルダくらいかも。
オリジナリティというなら唯一無二。このデザインと音楽、システムでジュブナイルなストーリーはペルソナの独壇場です。
wii Uで別作品とコラボしたペルソナっぽいのもありましたが、やはり本家は違います。5点
グラフィックスは平凡です。ですが、いちいちカッコいいデザインが素晴らしい。チープな感じは余りありません。頑張って作りこんでます。4点
音楽。P3もP4も本当に素晴らしい音楽でした。5も素晴らしいのですが5点つけるほどにはいかないかな。4点
熱中度ですが、積みゲーが多く、一年にクリアしたゲームが1、2本あるかないかという自分が最後まで遊んだのですから水準以上の熱中度です。続きが気になる展開でした。4点
満足感。出費に対する満足感なら十分にあります。ただ、P4と比べると5点には至らない。
快適さ。標準には達していると思います。ただ、欠点が・・・。
難易度。1週目はイージーでいきました。それでも数回死ぬ難易度でしたが。
BAD/REQUEST
オリジナリティ。前作と戦闘は余り変化なし。ただ、ストーリーが伝統的な暗い話になりました。P4のイメージだと残念な思いをするかも。
グラフィックス。特になし。
音楽。特筆するべきこともなし。
熱中度。前作への熱中度からすると一周でおなか一杯な今作は残念。ストーリーがもっと明るい感じならもっと違った。
満足感。欠点というほどの事もない。
快適さ。戦闘結果画面の長さ。敵が状態異常にかかった時のもっさり感。ゲーム再開時のタイトル画面になるまでに時間がかかりすぎる。
COMMENT
ペルソナは2と踊るのや格闘するのは未プレイ。それ以外はクリア済み 今作もクリア済み
P3やP4程にははまりませんでした。それでも、このシリーズは良い作品の宝庫です。
追記するなら最後の最後は盛り下がった。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
89pt
GOOD!
☆ストーリー
先が気になるストーリーで、最後までだれる事なくぶっ通しでクリアしちゃいました(90時間程度)。
P4にあったようなあっと驚く仕掛けもちゃんと用意されていて、思わず声が漏れました。ネタバレは極力見ないようにしてプレイ推奨です。
前作は万人受けする優等生な作品でしたが、今作は良い意味で挑戦的で色々トガっています。
担任の先生を自室に呼んだり、おかまバーでバイト出来るRPGなんてそうそうないでしょう(笑)
☆キャラクター
ジョーカーカッコイイ、モルガナとにかく可愛い。大谷さんGJ!!
コープ(コミュ)キャラも非常に魅力的で、メインストーリーにも密接に関わってくれたのが良かったです。
あと今回コープで事前に誰と会えるのか、ランク上がるか否かわかるようになったのが快適でした。
☆BGM
BGMはメインテーマである「LIFE WILL CHANGE」がゲームの雰囲気や演出にあっていてとても気に入りました。
他のBGMも秀逸で、よくP3やP4と比較する方がいますが音楽は個人の好みによるところが大きいので自分で判断した方がいいです。
自分はP3、P4、P5と好きな曲がいくつもありますが、結局は自分の好きな曲がどれだけあるかだと思うので。
☆ダンジョン
前作までの自動生成ダンジョンと違って固定ダンジョン(パレス)なので、イベントやギミック満載でパレス攻略がとても楽しい!
ボス戦も凝っていて、見た目・演出共に楽しませてもらいました。
逆にパレスが凝り過ぎてた故に、自動生成のメメントスはミッション・ボス含めて全体的にチープに見えてしまった気も…。
☆グラフィック
素材そのものはPS3でも表現出来るものかもしれませんが、キャラクターデザイン、演出等が凝っていてとにかくスタイリッシュ!
例えばメニューを開いてセーブ画面を表示させるだけでもこんなゲーム今まであったか?と思うほど。
ムービーも前作と比べるとよりゲーム中のキャラに近くなっていたのも良かったです。
おにぎりを極限まで本物に似せて美味しそうにみせる技術、すごいとは思いますがゲームを面白くする要素って他にもあると思いしらされる作品。
BAD/REQUEST
☆一部アビリティを習得するとゲームの快適性が著しく損なわれる点。
具体的には竜司のランク7コープアビリティで低レベルの敵から先制を取ると瞬殺出来るようになるのですが、経験やお金・アイテムは手に入らないので稼ぎたい時はわざと正面から当たる必要があります。敵から不意打ちを奪うゲームだと思うので、それを放棄しないといけない仕様はどうかと…。
あとは双葉がお宝スキミングというスキルを途中で覚えるのですが、戦闘開始時に確率で発動するもので、大した恩恵がない割に時間が結構取られるので発動するとガックリします。
これらはオンオフ機能があっても良かったと思います。
☆仲間キャラのペルソナが進化するとほぼほぼダサくなる点。
しかもコープMAX時に覚えるスキルも使えないものばかりで、達成感があんまりないです。
☆悪魔会話が空気。
一度仲間にした事があるペルソナは会話が発生した時点で駆け引きのスキップを選択できます。
全書を埋めながらのプレイだと、ほとんどの敵に対してスキップ出来てしまうのでほぼ確実に仲間に出来てしまうのが残念(楽ではある)。
自分は数えるほどしか会話しないでクリアしちゃいました。
☆ゲームバランスの雑さ。
RPGの格言に「レベルを上げて物理で殴れ」というものがありますが、今作もそれに該当します(前作もか)。
序盤は少ないリソースの中SPを節約しながらダンジョンを攻略する手応えのあるバランスでしたが、中盤以降物理でなぎ倒してSPは全て回復に回すという手法を取ればSPがだだ余りになります。
シリーズでお馴染みになりつつある「ヨシツネの八艘飛び」が強いのは終盤まで迎えたプレイヤーへのご褒美でいいとしても、今回は中盤から使えるとある全体物理技が強すぎに感じました。
終盤で覚える単体攻撃と同等のダメージを全体に与えられる上、コープイベントに絡んでるので皆が使う可能性が極めて高い(というか仲間も使える)。
このスキルに関しては引き継ぎ出来なくても良かったかなとは思います。
COMMENT
ペルソナシリーズは全てプレイ済。
グッドに比べてバッドの記述が多くなってしまいましたが、それらを全て帳消しに出来るくらい面白かったです。
P3>P4と正当進化を遂げた今作は8年の時を経てシリーズ最高傑作に仕上がったと思います。
ここ数年でプレイしたゲームの中で個人的には一番オススメの作品です。ハードごと買っても損をしたとは思わない出来です。
プレイ前に膨れ上がったとても高いハードルを見事に乗り越えてくれました。こんな素晴らしい作品を作ってくれたアトラスさんには本当に感謝しかありません。
P6出たら絶対に買います、次回作も期待しています!
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-21
ファミコンが発売されたのが小学2年生。
マリオやドラクエで遊び、その後PCエンジンの華やかなゲーム画面やメガドライブの地味なゲーム画面(笑セガ派ですからね!)、スーパーファミコンの回転、拡大機能やプレステ、セガサターンのポリゴン全盛時代と
ゲームハードの成長と共に自分も成長してきた。
そんな世代のおやじであります。
しかしながら、あれほど熱狂していたゲームも大人になるにつれてだんだんやらなくなりました。
社会人になり単純に遊ぶ時間がとれないこと、家族との時間を優先するようになったこと、その原因はいろいろありますが、一番大きな原因が『ゲームをおもしろいと思わなくなった』という自分の気持ちが大きいかと思います。
これは歳のせいなのかなぁとちょっと寂しい気持ちになっていましたが、よく考えるとそれだけでない気がします。
最近僕が買ったゲームといえば、メタルギア5とアイドルマスターPSの2本で、
メタルギアは未完成品かと疑うばかりの商品をメーカーの都合で押し付けられ、
アイドルマスターPSに至ってはバンナムお得意のDLC商法と課金ガチャ。
これらゲームの共通点はユーザーのことは放っておいて、「金」「金」の拝金主義が前面に来て、肝心のゲーム自体のおもしろさは二の次なことでしょうか。
口ではユーザーファーストというくせに、その実はゲーム会社と制作者ファーストだったような気がします。
多大な広告費をかけた過大広告と、ニコニコやツイッターによる制作ディレクターの吹聴で、バカなユーザーをだまして金を巻き上げようという心持ちが見えて、やり場のない怒りを抱えていました。
そんなだまし討ちのような誠意のない商売をしていたら、ゲーム業界だけでなくどんな業界でも愛想がつきますよね。
本当、最近そういうことばかりが続き、ますますゲームをおもしろく感じなくなってしまっていました。
そんなゲームに愛想が尽きかけてた中、たまたまレビュー高評価だったペルソナ5を手にとってみました。
アトラスさんのゲームはスーパーファミコンの『真・女神転生』以来であの鬼畜な難易度がトラウマになったこともありそれ以来はご無沙汰でした(笑)
遊んでみての率直な感想は「よくここまで丁寧に作り込んだなぁ」と思うほど、製作者の方の強い意思と、
ゲームをつくるということへのプライド、そしてユーザーを真に満足させたいといった気概と誠意がこのゲームのプレイを通じて感じました。
おかげさまで、すっかり頭の中はペルソナ一色、ゲームがやりたくて早く家に帰るなんて小学生以来でしょうか。
「あ、まだゲームを楽しいと思える感性が残ってたんだな」と気づかせてくれただけでも、ペルソナ5をやった価値がありました。
聞けばペルソナ5は発売するまでは延期の連続だったようで、
きっと社内での意思疎通や難しい問題がたくさんあったのだろうとお察します。
しかし、あくまでユーザーファーストを貫き、責任をもって制作されたアトラスさんには
久しぶりにゲーム業界の「良心」を見たような気がします。
きっと自分はこれからもアトラスさんが作ったゲームならば、例え新規ナンバリングタイトルでも
「アトラスが作ったんだから大丈夫だろう」と思って新品で買うでしょう。
そこには「誠意」を持ってゲームをつくってるアトラスさんとユーザーである僕との間に「信頼」があるからです。
家庭用ゲームが普及して35年になろうとした今、ペルソナ5は今いちどゲーム会社とユーザーの関係を考えさせてくれました。
ありがとうございます。
よし!ペルソナ6が出るまでゲーム業界に悲観することなく気長に待つかな!
頑張れアトラス!!
GOOD!
■グラフィック
とにかく細部までの作り込みが凄いです。どうでもいい駅のポスターやら看板の内容まで細かく作られている。
手抜きを一切感じられず作れるなら作ろうという開発の姿勢が伝わってくる。
結構な広さがありますが、メインの場所にはメニューからすぐ飛べるので不便さもまったくない。
アニメの作画も前作のようなことになっておらずかなり多めに挿入されます。
■音楽
前作とがらっとかわり落ち着いた大人の雰囲気になりました。どの音楽も印象に残ります。
豪華版についていたサントラを通勤時にほぼ毎日聞いています。
■オリジナリティ・熱中度・満足感
・まずストーリーが良い。中盤だれてきたな~と思ったら怒涛の展開で最後まで続きが気になる素晴らしい構成と内容でした。悪い大人を高校生が改心させていくというものですが、悪い大人の気持ちもわかってしまいリアリティがあります。
・かっこいいだけじゃなく使いやすくわかりやすいUI。
・弱点を突いたり総攻撃で爽快感のあるバトル。
・前作はペルソナ成長にしか影響がなかったコープ(コミュ)も、段階ごとにスキルが解放されていきバトルなどに直接影響がありサブストーリーだけじゃなくパーティ強化に繋がりやりがいがある
クリアまで80時間ほどの大ボリュームなのに飽きずにやれたのはこれがの要素があったからでしょう。
前作のP4Gを超えるなんて無理だろうと思ってましたが、何をとっても前作より良くなってるのが凄い。
このゲームを超えるのはP6しか無理なんじゃないでしょうか…
■快適さ
・ロードは速く快適。バグなども一切なかったです。
・戦闘もほぼシームレスに移行します。
■難易度
ノーマルでやりましたがそれでもボスは歯ごたえがありました。次やれば勝てそう、こうやれば勝てそうと思わせる絶妙な難易度でした。
BAD/REQUEST
■アクション
身を隠しながら敵を掻い潜ったり、不意打ちを仕掛けるのは面白いが若干操作性が悪い。宝箱を調べたいのに別のオブジェクトを調べてしまうとかがたまにある。
■メメントス
狭いのですぐ下の階層にいけてつまらない。ずっと同じ階層にいれば追跡者のような強い敵が出てくるそうですが存在すら忘れてました。
■中盤のストーリー
ゆっくり進むので飽きる人はここらで飽きるかもしれません。終盤から一気に面白くなるのでぜひそこまでやってほしいです。
COMMENT
2週間ほど毎日プレイしてクリアしたのでレビューします。
前作P4Gでペルソナにはまり今作にも期待してましたが期待以上のものでした。
ストーリーとキャラクター以外は前作を超えてると思います。
今までプレイしたゲームでP4Gが一番好きでしたがこのゲームが一番になりました。