【PS4】アサシン クリード シンジケート レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-11-12 |
価格 | 9072円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 70
- (難易度)
- 1.56
- レビュー数
- 9
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
71pt
GOOD!
1.グラフィック
相変わらず綺麗なグラフィックです。ハイビジョンのきれいさではなく、アナログテレビのきれいさな感じですが歴史を舞台としたゲームなので却って空気感がピッタリです。町の人々もリアルに作り込んであり、臨場感は素晴らしいものがあります。
2.自由度
広いマップに加え、建物の上り下りもあり、実質的な広さはかなりのものです。しかし、ロープアクションを使った建物間移動や馬車での移動ができるので移動が面倒臭くなく、快適に遊べます。
高所での移動時はある程度補正が入るのでちょっとしたことで転落死してゲームオーバーもありません。
3.セーブポイントの多さ
セーブポイントが多いので失敗してもかなり前からやり直しにならず、ストレスが溜まりません。
4.やり込み要素
本作もサブストーリーやイベント、殺人事件解決等メインストーリー以外がてんこ盛りなので、ロンドンの町での冒険を存分に楽しめたと思います。
5.追加シナリオ
追加シナリオの切り裂きジャックは主人公とジャック両方を操作するという面白い趣向となっています。切り裂きジャック操作時は画面にノイズ、心理を示した言葉のカットインなどが入りますが、ジャックの狂気をよく表現していて効果的だったと思います。
ラストバトルの難易度も高めでメインストーリーを終えた人にとっては歯ごたえのあるシナリオだったと思います。
BAD/REQUEST
1.ロードの長さ
このシリーズの永遠のテーマ?ですが、今作もロードが長い!待っている間にトイレに行ってしまいます。
2.ミッションタスクについて説明が不十分。殺すな、というので気絶させたらゲームオーバーとか。もう少し親切な説明がほしかった。
COMMENT
このシリーズの面白さの一つは世界史の住人となれるロマンだと思います。今作でも一般市民に加えグラハム・ベルやナイチンゲール、ダーウィン、ヴィクトリア女王等、学校の授業で習ったような人たちと会話・行動できるのは楽しく感じました。
サブストーリーやイベントをミッションタスク込みでコンプリートしようとするとそれなりに苦労しますが、メインストーリーを進める分にはさほど難易度が高くないので、初見の人でもやりやすいのではないでしょうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・美麗なグラフィック
アサクリらしく当時のイギリスを再現したグラフィックは美麗。
特に今回、ぐるぐるロンドン中を回っている汽車が拠点なので、のんびり景色を見ながら汽車に乗っていると楽しかった。
が、アサクリのグラフィックが良いのはいつものことだし、異常な量の群衆を表現したユニティに比べるとやや物足りなさはある
・快適なロープランチャー
新要素であるロープランチャーは快適の一言。
高い建物まで一気に登りつめられるのは楽しい。
あまりに快適すぎていままでのシリーズをやるのが辛く感じるほど
・全体的に快適
前作のユニティはオンラインの同期がいまいちだったり処理落ちが激しかったりロード時間が長かったりという問題があったが、そうした問題がほぼ軽減・解消されており、ストレスなくプレイできる。
・成長要素
クエストをこなしてレベルを挙げてスキルを習得して強くなる、というRPG的な要素が従来作よりもやや強め&バランスが良く、やればやるほど強くなっていくキャラを実感できる。
また二人の主人公でスキルの違いもあるため、見た目の違いを楽しむとともにキャラ性能の違いも楽しめる。
・馬車乗っ取り
道行く馬車を自由に乗っ取れるというGTAのような要素が追加。
馬車での移動は楽しいし、いつでも強奪できるので快適。
・凝ったモーション
プレイヤーキャラのモーションが非常に凝っており、特に今作はフィニッシュモーションが「そこまでするか」というような、リアルだけど面白い動きを見せてくれるので戦っていて楽しい
BAD/REQUEST
・いつものアサクリすぎる
マンネリマンネリいわれているアサクリ。
4は海戦、ユニティはオンラインco-opなどの新規要素があったのだが、今作はそういったシステム的な冒険がまったくないので本当にマンネリ極まっている。
・現代編いらないのでは……?
3以降、完全にその意味を失っている現代編。
今回はあまり途中で挟まってこないので邪魔にはならなかったが、もう完全になくしてしまってもいいのでは、と思ってしまう。
・可もなく不可もないストーリー
つまらないわけではないがさりとてそんなに盛り上がるわけでもないメインストーリー。
いままでの作品よりもシリーズ全体でのつながりを感じさせなかったので余計にあってもなくてもいいようなストーリーに思えてしまった。
・懲りすぎたモーション
モーションが凝っているのは長所でも挙げたが、ほとんどのフィニッシュモーションが長々とオーバーキルを見せつけてくれるので、正直、飽きる。
COMMENT
良くも悪くもアサクリらしいアサクリ。
シリーズのだいたいの作品に存在する「挑戦してしまったがゆえの欠点」みたいなものがないため、シリーズでもトップクラスに快適にプレイできる。
反面、この作品ならではの個性というものはほとんど感じない。
とはいえ根本的にこのシリーズが非常によくできたゲームであるのは確かなので、アサクリみたいなゲームをやりたくなったときにプレイするには最適。
いままでのシリーズとのつながりも薄いのでここからシリーズに入るのにも向いているし、やるゲームがなくなったらとりあえずプレイして損はないと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt |
64pt
GOOD!
前作と比べオフライン要素が充実しているように感じます。
特にメインストーリーのボリュームには大満足。
アクション面も前作では使えなかった口笛が復活して便利になりましたね。
また、細やかな移動も行い易くなったのでストレスを感じずに快適です。
難易度も易しくなっているのでアクション初心者でも問題ないと思います。
BAD/REQUEST
・いつものアサクリシリーズとやる事は変化有りません
隠密行動からの暗殺の流ればかりなので飽きやすいかも知れません。
・細かなバグが多めです
デバッグをもう少し頑張ってもらいたかった…
COMMENT
アサクリシリーズは昔からプレイしてましたが、今作の世界観は今までのシリーズより近代風の世界観ですので、とても新鮮で面白かったです。
アサクリシリーズ好きは買うべきでしょう。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-04
スニークも良し、真っ向勝負も良し、遊び方も色々。ロンドンの有名なスポットではちょっとした観光気分でした。本筋のストーリーも面白いですが、歴史上の偉人が出てくるサブストーリーにはテンションが上がりました。
他のシリーズにも俄然興味が出ました。おすすめの一作です。
GOOD!
ロープランチャーの導入でこれまで以上に高台へ行く事が楽になり、移動もジップラインで素早く移動できるようになりました。
またいままで男性一辺倒だった敵キャラに女性が含まれるようになりました。女敵キャラはわずかな個性があるものの男女の差が無く攻撃できます。もちろんロンドンの風景は圧巻で産業革命時の煙たさや公害、汚染なども肌で感じることができてリアルなオープンワールドを満喫できます。
口笛などの復活でユニティでは出来なかった戦法ができるようになり、戦闘での快適さが大幅に向上しています。
BAD/REQUEST
難易度の大幅な低下
確かに地区ごとのレベルの強弱がありますがシリーズ経験者、中盤以降なら簡単に覆す事が出来、そもそもステルスを維持すればレベルは関係ありません。極端に強い地区や敵などは存在しません。これにより広大なオープンワールドで探索して強化し、強敵を打ち倒すという目的が立てずらくなり、ただ探索するだけの作業になってしまいます。今作は主人公二人いて性能に差がありますがこの低難易度ではあまり実感できず、別にどちらを多く使用しても変化はありません。装備も武器も複数ありますが結局趣味の範囲で終わってしまいます。
ストーリー
今回も同じくアサシンがテンプル騎士団に立ち向かうストーリーですがテンプル騎士団のほうが正論で無造作に暗殺してインフラに混乱を与えるアサシン側が悪みたいな立場みたいな状態です。そのことについてプレイヤーの一人である弟はなんの反省もなく、いつも尻ぬぐいをする姉と決別寸前までいきましたが、ラストで何の反省も無く和解します。テンプル騎士団も正論を掲げているのに何故か無意味に部下を殺し、最後には脈略も無い計画を立てて無理矢理悪者に仕立て上げたというストーリーが気になりました。
現代編
いつも通り進んでいるのか後退しているのかわからない内容で特に印象に残りません。
ランドマークの説明の簡略化
今回ランドマークを初めて訪れても画面に名前が表示されず、データベースにひっそりと追加される仕様です。
これにより名前を聞いて、こんな逸話があるんだと知るのは後からの確認になります。
COMMENT
前作の高難易度化を反省したのかとにかく快適さを重視した作品になった感じです。
しかし快適にしすぎて広大なオープンワールドを探索し、自身を強化するという行為が作業的になってしまったのが今作の弱点でしょう。
さらにナンバリングを重ねてマンネリ化の象徴のゲームというのは一切抜け出せていません。
シリーズ経験者はやるのが無難な作品となっています。今作から入るプレイヤーはその他の作品では難易度で苦戦すると思います。