【PS3】Transformers: Rise of the Dark Spark(トランスフォーマー ライズ オブ ザ ダーク スパーク) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-08-28 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人(オンライン:1~4人) |
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スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: カイトン
レビュー日: 2014-08-30
レビュー日: 2014-08-30
しかし、サイバトロンパートは新鮮味がとにかく薄いです。なぜならサイバトロンパートに関してはFOCまでのシリーズのデータをほぼ流用して作ってあるからです。
おかげで新キャラもまるでいないですし、ストーリーも中途半端、時系列も微妙に合わないなど手抜きの目立つ内容に。
そして、まともにコラボさせる気がないダークスパークによる世界観の連結も蛇足。実写パートは本当に要りませんでした。
決して実写版がつまらないとか嫌いとかそういうのじゃないです。むしろ玩具集めてるくらい好きです。
しかし、明らかにサイバトロンパートのほうがゲームを前提として作られているため、根底のシナリオの密度が濃くマッチしています。
サイバトロンパートだけでダークスパークについて引っ張ったり掘り下げられただろうに、半端なところで実写に場面転換。
あげく実写版はどこの時系列に当てはまるか謎なパラレルワールド仕様で、サイバトロンパートのような魅力には欠けます。
しかも、内容は正直ロストエイジの前日譚と言うにはあまりにも内容が薄く、楽しめませんでした。
武器がサイバトロンパートのものとほぼ同一なので、違和感があるのもマイナス。
正直わざわざ混ぜる必要がなかったのです。
サイバトロンシリーズの中途半端で噛み合わない時系列のストーリーを展開し、半端な掘り下げで終了。
かたや実写版は何がやりたかったのかさっぱりな内容で、ロストエイジのボスキャラであるロックダウンの器の小ささを知ることくらいしか出来ませんでした。
これではサイバトロンシリーズのファンも、実写版のファンも喜べません。
どちらも好きな私としては尚更です。
トランスフォーマー35周年の節目なのだから、制作を分担し、別ゲームとしてそれぞれ出せばよかったのではないでしょうか?
海外PVでは活躍ムードを漂わせていたG1コンボイも…………な扱いなので、このコラボの必要性の薄さをさらに感じざるをえません。
もうサイバトロンシリーズの単独ゲームが出る可能性はないのでしょうかね。