オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 0pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
29pt
GOOD!
システム面は快適でした
ADVの痒い所に手が届いてる感じです
特にすぐに前の場面に戻れてADV特有のセーブ&ロード地獄じゃないのも良かった
BAD/REQUEST
・シナリオ
ADVの肝ですがどれも酷いです
前作からかまいたち方式に変わったのはいいのですが、その分岐先で起きるストーリーのどれもがつまらない
もはや都市伝説はどこ吹く風状態でグロのオンパレード
中にはパンツ一枚で男同士が戦うなど完全にギャグとしか思えないものまであります
・グラフィック
ADVの肝の二つ目ですがこれも酷い
まずまともに立ち絵すら描けない人がキャラデザをしています
服装の差分はほぼ無く、ストーリー上着替えたはずなのにそのままなどもあります
イベント絵に関しては立ち絵の人が描いてすらいません
こちらもかなり酷い出来ですが、立ち絵の人が描いた所で同レベルだった気がします
キャラデザ自体に関しても革ジャンにミニスカなどダサいにも程があります
・ライアーズ
雰囲気をぶちこわすようなBGMが突然流れ出し
意味の分かりづらい選択肢を選ばされます
これが全く面白くない
前作までのセルフクエスチョンを廃止してまで入れる意味とは
・キャラに感情移入できない
ADVで大事な部分の一つですが、これが壊滅的にできない
キャラがシナリオによって性格も設定もバラバラで
誰一人として良さを見いだせるキャラがいない
COMMENT
普通こういう人にはおすすめ出来るなどという部分があるはずなのですが
このゲームには一切ありません
購入する方は気をつけてください
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt |
33pt
GOOD!
○ 音楽
演出上では良い音楽だったと思う。
緊張感の走るシーンやおどろおどろしいシーンなどにマッチしており、違和感を感じなかった。
○ 読みやすさ
全9編、文章として読みやすかった。
飲み込みにくい部分は少ないし、状況や中身の理解も比較的しやすい
○ キャラクター
個性的なキャラクターで、「誰?」という状態には陥りにくい。
メイン・サブ含めても登場人物の数は少なく、大体は苦も無く覚えられる。
○ トロフィー
苦も無く全取得可能だった。
ADVでの簡潔なトロフィー取得内容には好感が持てる。
○ 隙間録
編クリア後に出るおまけ要素。
真面目な本編の中で、少しおふざけがある語られなかった部分のもの。
なかなか面白く、楽しみの一つだった。
BAD/REQUEST
× 誤字・脱字
個人的に目立つ。
緊張感のある部分でも、そういうのがあると冷めてしまう。
× キャラクター
個性的だが、人格的にはあまり良くない。
気付いたら、好きになれないキャラクターばかりだった。
特に主人公は、落ちこぼれグループの一人とはいえども、自然と苛立つキャラクターである。
ここまで人物を魅力的に書かない話も、まずお目にかかれない。
× ストーリー
ホラーと感じない。どちらかと言えばスプラッターもの。
安っぽい表現と、安っぽいグロテスクな描写で、ガッカリしてしまった。
更に、オチがすっきりせず、面白みもない。
× ライアーズアート
嘘で真実を暴くという形の行く末が、瞬間的な問答を繰り返し、相手から情報を引き出すというシステム。
表題や聞きばえは良いが、所詮、ただ時間制限のある選択肢。
しかも、時間制限が短いうえに、どれを選べばいいか直感で全く分からない。
その癖、テンポが悪く、他の選択肢部分とは違い、やり直したかったら、テンポの悪いライアーズアートをまたやる必要がある。
やりたくない気持ちを高めるシステムだった。
更に厳しく言えば、同じことを違う表現で繰り返し聞いてるだけの内容のもあって不快だった。
この主人公は何がしたいんだという気持ちを掻き立てる。
上記のストーリー・キャラクター性に加えて、これだと途中で放棄したくなるものだった。
COMMENT
HDMI・42インチ
ホラーとしての期待値が高かった分、全然怖くないことに一番ガッカリしてしまった。
初回で購入した割には、非常に残念なものだった。
救いようがない都市伝説の話を、詳しく見たいという気持ちで購入したわけではない。
基が悪くないのだから、質を上げてほしいところ。
特にライアーズアートは見直すべき点だと思う。
今後を期待して厳しめに。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
78pt
GOOD!
快適な操作系
普段は「2周目要素いらねー」と思うが、(あえてこう書くが)サウンドノベル系は本筋を楽しむのと同時にバッドエンド回収が楽しむポイントだと思う。
そうなった時に一番力を入れるべきポイントは「一度通った箇所がどれだけ飛ばせるか」だと思うが、このゲームの高速スキップ&選択肢までスキップはぜひチュンソフトに爪の垢を煎じて飲ませたいぐらい素晴らしい。
片手操作は十字キー上でメニュー開く、十字キー右で決定だったりで誤選択もたまにやらかすが、本当に片手でストレスなく操作できるのはいい。
グラフィック
100%自分の偏見だと理解した上で書くが、どうしてもホラー(というかこの手のアドベンチャー)はギャルゲータッチの絵&美少女のグロ描写!なんて個人的に虫酸が走るパターンが多いが、グロ描写は別にしてキャラクターが流行り神独特の描かれ方なのでそれだけでも良しと思う。
あくまで自分が合わないだけでそれらを楽しむ人やそのゲーム自体が駄目だ!というわけではありません。
サウンド
これも個人的な好み。ライアーズアート(時限4択)の時に掛かる2曲がものすごく気に入った。
トロフィー回収
楽。比較対象としてタイトルを出すのはアレだが、真かまみたいにただただうざく、めんどくさい仕様がない分、シナリオを普通に楽しめば最後はプラチナ…と、鬱陶しい「○○を100回こなせ!」とか「オンラインで…」と初っから取る気が失せるトロフィーがない。
むしろブロンズトロフィーは笑ってしまった。
BAD/REQUEST
正直BADはあまり感じない。しいて言うなら、評価を下げる直接な原因はこれだ、というものじゃない微々たる内容として…
隠しシナリオ&開放順
これはもしかしたら自分がたまたまそういう順番で開放させてしまったから、なのかもしれないが、最初のシナリオがグロシナリオ。で、条件を満たして解除されるシナリオがまたグロ系シナリオ。と、CERO区分「Z」を意識しすぎたか、とにかくグログログロ…とパターンを変えてグロが続く。
で、「え?これがラスト?」とがっかり…でこそないが、これは序盤、中盤、終盤で言えば序盤のラストぐらいに持ってくるシナリオじゃない?と思う。
スケベ根性な続編意識
最近は攻略wikiやらゲーム実況などが蔓延してしまい、アドベンチャー系は露骨に完全ネタバレされて商品寿命が花火並に一瞬で散ってしまうのでエロゲーぐらいしか新作は出ないが、一旦は打ち止めか…と思われた作品が新たに出てくれたのは嬉しい。
が、最後の最後に露骨に「続編あるかもね…?」な引っ張りはもうそろそろ入らないと思う。(と書いてますが、このゲーム中に起こる事件はちゃんと全て解決はします。映画にありがちなちょい謎残しで次作に繋がれば・・・みたいなもの)
シナリオ文体
ちょっと気になったのが官能小説じゃあるまいし…な、露骨な言い回し・小難しい熟語など、読み物としてパッと頭にイメージしにくい文体はいちいち躓くので読むテンポが悪くなる。
その反面、文字に起こしたらちょっと間抜け感が出る残酷描写台詞「うぎゃあぁぁぁ!ぐげぇぇぇ!」などが、まぁ声優さんに声入れてもらってスピーカーで流れる…と昨今の事情から警察呼ばれかねない(笑)のでなくて正解だと思うが、もう少し書き方なかったのかな…?とも思った。
タイトル
これはかまいたちの夜の時にも書いたが何故に「真」なのか?
別機種のレビューにも書かれてますが、ゲームシステムがかなりかまいたちの夜っぽい(というかほぼまんま)感じにかなりシフトしたのに、「新」ではなく「真」。
オタク的変なこだわりだと笑われるかもしれないが、「新・流行り神」なら、『ああ、新章突入なんだな。また別の場所で新しい物語が始まるんだな。もしかしたら前作のキャラがどこかで…!?』と思えるが、「真」とつくと、『じゃあ過去の流行り神3作は何だったの?』と思ってしまう。
COMMENT
流行り神と言えば元々は自分の選択によって「科学的解明ルート」と「オカルト的解明ルート」に別れ、それぞれにエンドが用意されるというオリジナルシステムだったが…まぁどこも真似しない(そもそもADV自体あまり新作が出にくい)ので、馴染みやすいかまいたちシステムは個人的にはありな気もします。
ライアーズアートもようは時限4択(選択肢3つに無選択で計4択)数問なので攻略ページ頼ることなく自分で記録つければ簡単に抜けれますし。
なのでシステム的には初心者におすすめ!と言いたいですが、変にCERO「Z」を意識したのか、ホラーを意識しすぎたのか、変にグロ展開が多すぎてそういう意味では初心者にお勧めしづらいなぁ…&ホラー映画や海外ドラマの露骨なグロ描写に慣れた人なら「対してグロでもないしなぁ…」な感じなのでどっちつかずな感じかと。
ただただグロが続くのでそういうのに耐性がある人で、お手軽にテキストアドベンチャー(というか、ほぼサウンドノベルっぽい)やってみようかな、な人にはオススメできると思います。
しかし、「流行り神とはこういうものだ!」「俺の思う流行り神こそが真の流行り神なのだ!」という強い思い入れがある方は、かなりごっそり変わってるのでちょっと様子見、でもいいかもしれません。
個人的には極々久々に発売日買いで1mmも損した感がない良作でした。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-11-27
・「流行り神」シリーズの特徴である、「オカルト」ルートと「科学」ルートのシナリオ分岐がない。メインの「ブラインドマン」編から新シナリオが出現する「かまいたち」パターン。毎回、シナリオ毎に登場人物の役割や設定がコロコロ変わるので感情移入しにくい。
・新システムの「ライアーズアート」が未完成品。選択の制限時間が4~5秒くらいしかなく、選択肢を読むのに精一杯でほとんど考える暇がない。しかも正解などあって無いレベルで、どの選択肢が正解かを会話の流れや状況から推測する事が出来ない。ライアーズアート時のアップテンポなBGMも状況にまったく合っていない。
・どのシナリオも安っぽいB級スプラッターホラー。これも多くの人が指摘されているように、どのシナリオも「グロい」だけのB級ホラーでチープ。「怖さ」の意味を根本的に履き違えている。「ブラインドマン」編からして主人公の活躍が無く、ただ状況に流されているだけの展開。他のシナリオもSランククリアしても後味の悪いバッドエンドのような終わり方ばかりで、プレイしていてカタルシスを感じられるシナリオが一本も無い。
その他も「推理ロジック」やカレッジポイントの無意味さ、立ち絵と挿入CGの絵柄の違いなど、マイナス要素が多い。
分岐ツリーの使いやすさや読み飛ばしなど、ノベルゲームとしてのシステムは完成度が高いし、最近めっきり減ってしまったホラーAVGを出してくれた事には感謝しますが、これは…。
GOOD!
ストーリーの流れや説明は分かりやすく理解しやすい。
人物相関などで途中で分からなくなることもなく、作中の人間関係も分かりやすかった。
昨今のADV(サウンドノベル)作品では嬉しい便利な機能も充実。
バックログの確認はもちろんのこと、「分岐ツリー」によるシーンの選択やフローチャートによるストーリーの確認も可能。
BAD/REQUEST
ストーリーについてはそれほどホラーな要素を感じませんでした。
グロテスクな描写がやたらと目立つ展開で、あまりパッとしませんでした。
かなり残虐な描写が目立つので、非常に人を選ぶ作品。
血などの表現が苦手な方には、オススメできないレベル。
ストーリーの描写と表示される背景のイラスト描写で矛盾がある。
「テレビがついていない」と説明されているのに、背景のイラストにはテレビが映っているなどの細かいミスが見られる。
ストーリーの雰囲気を盛り上げるためにも、こうした描写の矛盾は無くしてほしかった。
今作独自のシステムであるライアーズアートの仕様に難点がある。
選択肢を選ぶ制限時間がかなり短いので、考える間が少なく、すぐに時間切れとなってしまう。
相手への選択肢(返答)の回数も、だいたい5~8とかなり多いため、周回プレイ時にはダレてしまいやすい。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用
流行り神シリーズは今作が初プレイです。
たまたま新品2000円ほどで売られていた今作の廉価版を購入しプレイ。
それなりにプレイしてみての感想ですが、正直微妙でした。
個人的な所感としては特別悪いとはいかないものの、「最後までガッツリプレイしたい!」と思えるような作品でもありませんでした。
特にライアーズアートの面倒くさい仕様もあって、周回プレイは少々億劫でした。
あまりオススメはしませんが、プレイするなら気長にやる感じで良いと思います。