【PS3】魔都紅色幽撃隊 レビュー
発売元 | アークシステムワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-04-10 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 言葉・その他 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:學園ジュヴナイル伝奇 ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 36
- (難易度)
- 2.56
- レビュー数
- 9
スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: プリケッツ
レビュー日: 2014-07-08
レビュー日: 2014-07-08
2週クリア、トロフィコンプでの感想です。
多くの方と同じく、今まで同シリーズ作品を遊んだ方なら何か大きな物足りなさを感じると思います。
登場キャラクターの魅力や仲間になってからの絡みなどが希薄であることや、
「學園ジュヴナイル伝奇」と銘打っている割に「學園」は殆ど関係なく、最後の幕引きで強引に取って付けた感じ。
任意の一般クエストやミニゲームもトロフィのためにひたすら回数をこなすだけで特に楽しくは無かったです。
その他、選択肢によるキャラの反応や表情、ゴーストのチープさが減点ポイントになっています。
あと、立ち絵を動かすのならもっと多彩なモーションを増やすべきで、これでは手抜き感があり逆効果だと思います。
多くの方と同じく、今まで同シリーズ作品を遊んだ方なら何か大きな物足りなさを感じると思います。
登場キャラクターの魅力や仲間になってからの絡みなどが希薄であることや、
「學園ジュヴナイル伝奇」と銘打っている割に「學園」は殆ど関係なく、最後の幕引きで強引に取って付けた感じ。
任意の一般クエストやミニゲームもトロフィのためにひたすら回数をこなすだけで特に楽しくは無かったです。
その他、選択肢によるキャラの反応や表情、ゴーストのチープさが減点ポイントになっています。
あと、立ち絵を動かすのならもっと多彩なモーションを増やすべきで、これでは手抜き感があり逆効果だと思います。
GOOD!
キャラはそれなりに魅力的。
キャラ同士の掛け合いが少ないのは不満点ではあるが、
第5話なんかは掛け合いもよくキャラの魅力も出ていて良いシナリオだと思った。
感情入力システムは他にもこのシリーズが元だし、オリジナリティーとしてはあるといえる。
BAD/REQUEST
戦闘が非常にストレスであり苦痛でしかない。楽しさが皆無。
・敵の行動を予測しろという設定になっているが、単に敵の行動範囲が表示されているだけ。
しかも攻撃範囲は確認できないので、予測も何もない。
製作者はこれを簡単だと思っているらしいですが、それは仕様を知悉している製作者だからです。
・ストーリー中で加入するキャラは低レベル・装備なしの状態で加入するので、ストーリー戦闘では足手まとい。
雑魚の攻撃ですら2発くらえば死ぬことも稀ではない。
・味方の行動力が少なすぎて思うように移動・攻撃することすら困難。
・敵はこちらの攻撃に対して(たとえ背後からの攻撃であっても)反撃する。
味方は特定キャラ以外反撃不可能なので圧倒的に不利。
・敵味方の攻撃時はアニメーションが表示される。
例えミスだろうが毎回表示され、なぜかカットすることもでいないので非常に鬱陶しい。
・敵のレベルがどんどん上がっていくので、こちらはきちんとレベル上げのフリーバトルをしないと勝てない。
しかし上記の理由により戦闘そのものがストレスなので、レベル上げのために戦闘するのも当然ストレスでしかない。
・味方を強化するための武器が売っていない。製作の材料または武器そのものを敵から入手することになるが、どの敵が何を落とすかさっぱりわからない。
しかも武器の数も少なく、一段階上の武器にするだけで飛躍的に強くなるので、逆にいえばきちんと稼いで武器を強化しないと弱いままで使えない。
なお、材料は訓練でも入手できるが、その訓練も下記の通りストレスフルな仕様。
これらの理由により、戦闘はとにかくストレスフル。
お話の続きが気になるけどまたあの詰まらない戦闘かーと思うとやる気も一気にそがれるので熱中度は皆無。
その他にもストレスを感じさせる点は多い。
・主人公を強化するためにはポイントを使って仲間と訓練をする必要がある。
その際、毎回毎回訓練する度に一枚絵とキャラの台詞が表示され、スキップすることができない。
きちんと育てようとすると、何百回も訓練することになるのでストレスが半端ではない。
台詞と状況の乖離。
・ストーリーで一時的に協力して戦ったキャラが「これからも協力するよ」「よろしく、帰って上司に報告しよう」的な流れで
明らかに仲間になった会話をしているのに、実際には仲間になっていない
・ストーリーで敵を倒した後、台詞の文字では「敵の消滅を確認」と書いてるのに音声では「敵が来るぞ!」と言う
など、明らかに状況と似つかわしくない台詞が表示されることがしばしばある。
これもゲームへの没入感を下げる。
主人公の存在感のなさ
・ストーリー中に特定の選択をすると、敵である霊の事情や事件の真相を知ることができる。
それは主人公特有の能力で主人公にしか見えないのだが、
主人公はそうして知った事情を一切話さないので、ただ戦闘直後にぼーっとしてる間抜けになっている。
せっかく真相にたどりついてもそれが他のキャラとの関係に反映されることもなく、
別に主人公いなくてもいいよねという感じでお話が進んで行く。
学生感のなさ
・主人公は学生で、同級生らと共に事件に関わるのだが、 基本的にバイト先で活動するので学生らしさがない。
高校生特有の季節イベントもなければ、学校で普通に授業受けたり学生生活をする場面もない。
というかゲーム中はどの季節なんだろうか。学校にいるのにそれすらわからない程。
ただキャラの設定年齢が18歳前後というだけでは青春感はでない。
これはジャンルとしても掲げる「ジュヴナイル」において結構致命的なのでは。
グラフィック
・一枚絵の数があまりにも少ない。というか背景を変えただけで各キャラ1枚しかないのか?
絵が動くという新技術を使っているとかいう触れ込みだが、所詮は一枚絵や立ち絵の髪がゆれてるとかその程度。
たとえばアイマスなどは旧作ですら立ち絵が表情豊かに動くが、
このゲームはちょっと揺れる程度でキャラの立ち絵の動きに幅がなさすぎる。
これなら旧来のいわゆる紙芝居的な立ち絵で、キャラの感情に合わせて変化させるほうがよっぽど良い。
感情入力
・五感を使って感情入力するのは、主人公が何をやるのかわかりづらい。
相手キャラの反応も大して幅がなく、こちらの選択に対するリアクションの面白さが不足している。
はっきりいって、旧作の普通に感情を返すだけのほうが遥かに面白かった。
総じて、とにかくゲームをプレイしている時にはストレスが多く、楽しい!と思える部分がありません。
製作者の独りよがりな部分が多く出過ぎていると思います。
ストレスが多すぎるので快適度は0、それによりゲームを続けて先が見たいという思いをぶち壊していくので熱中度も0、
結果として期待していたゲームとしての楽しさを一切感じなかったので満足度も0です。
COMMENT
魔人・九龍は大好きで、長年待ったシリーズ最新作がまさかこんなにもつまらない筈がないと思いながら進めましたが
もうとにかく詰まらないし苦痛だしで途中で続けるのを断念しました。
何が楽しいのか、何が楽しいと思って作ったのかが全くわかりません。
評価できるところがほとんど見つかりません。
大好きなシリーズがここまでダメになったのが悲しくて仕方ありません。