【PS4】ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 レビュー
| 発売元 | スクウェア・エニックス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2015-02-26 |
| 価格 | 8424円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon ／ PS3版 レビュー |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：アクションRPG ■ プレイ人数：1人 |
- 総合ポイント
- 67
- (難易度)
- 2.29
- レビュー数
- 38
2人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
63pt
9人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
64pt
GOOD!
・ドラゴンクエストがアクションRPGに
これだけでもドラクエファンにはたまらない
ハイテンションのアーツを使ったど派手なエフェクトは爽快
・MOB
全体的に可愛い、そしてよくモーションが作りこまれています
ヌルヌル動くおなじみのモンスターに愛着がわかないはずがありません
・BGM
そろいも揃って名曲揃い
過去作やった事のない人でもこの名曲を聞いたら虜になる事間違いなし
・テリー
もうお気に入りキャラなので彼の存在だけで私は満足です
声もかっこいいし技も雷系のイカす技！そして何よりも強い
・合成
モンスターを倒すと素材をドロップしおなじみのアクセサリーを作れます
ベースが無双アクションなので飽きますが、この要素を入れる事によりやり込む気力がわきます
BAD/REQUEST
・ストーリー
薄っぺらい事このうえないストーリーです
何の感動もせず、何の感情もないまま終わりました･･･
ネタバレになるので詳しくはかけませんが、ドラクエ10に匹敵する薄っぺらさです
・ドラクエらしさ
冒険感ゼロです。フィールドはなく、飛行船の中で目的地を決め無双にくらべ狭いフィールドで防衛をするゲームです
オープンフィールドで街から街を冒険させてほしい
開発がコーエーさんなので期待はしていませんでしたが
・時代遅れのHUD、ミニマップ
画面上に情報が出すぎていて肝心の戦闘シーンは半分ほど隠れています
画面左にはデカデカとキャラの名前とHP,画面右には巨大なミニマップ
FF14のようなRPGなら解りますが、これはアションゲームです
GTAやファークライなど最近のゲームはHUDは最低限にする傾向があるのに時代に逆行しています
無双と同じ仕様です
・防衛ミッションばかり
・アクション面
名作アクションゲームに到底敵わないモーションや爽快感
発動動作から攻撃動作までの動きがほぼなく全体的に軽い
アクションゲームとしてみるなら40点くらいです
・合成
せっかくドラクエ10で妙に中毒になる職人ミニゲームがあるのですからそちらを採用して欲しかったですね
COMMENT
ドラクエのアクションゲームというよりも、無双をドラクエのキャラ達でプレイしている感覚です
冒険をし発見をし物語を進めていくドラクエではなく無双です
オープンフィールドでモンスターが蠢く中戦い、次の街を見つけたり洞窟に入ったりはできません
私は買うまであまり情報を見なかったのですごく勘違いしていました
しかし、雰囲気や作りこまれたモンスターなどには感動しました
細かい不満は大量にありますが、次回作が出たら化けてくれると思います
それかどこか違う開発チームにアクションRPGのドラクエを作ってもらいたいですね
1人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
66pt
GOOD!
<操作性>
序盤シナリオがチュートリアルも兼ねていて、すんなり覚えられます。
アクションゲームとして最も大事な自分の腕で倒した、やられたを感じることができ、このジャンルに不慣れな人にもお勧めできます。
<難易度>
コツを掴めばある程度ごり押しが効くので評価は普通としましたが、歯ごたえはあります。
序盤のギガンテス戦の難易度は絶妙でした。
その他モンスターの攻撃にもそれぞれ特徴があり、強く感じるけど倒せるという良いバランスです。
<熱中度>
評価4は少しサービス気味です。
エリアごとに明確なボスがいるため、無双シリーズ特有の延々と同じことをしている感は無く、最後までだれずに遊べました。
不満にあげられることの多いタワーディフェンス型のステージも、緊張感があって自分は好きです。
<ドラクエ感>
ベースが確固たる地位を築いている超大物であるため、いたずらに無双と組み合わせてシリーズの汚点にならなきゃいいけどと思っていましたが杞憂でした。
特にモンスターは非常に良くできています。
BAD/REQUEST
<キャラクター造形>
主人公男女、ディルク王、ジュリエッタのデザインがえらく地味です。
正確は嫌いではないのですが特徴が無さすぎて、今後のシリーズでまた使いたいかというともう出てこなくてもいいかな、という感じです。
モデリングのプロポーションは良好です。
しかし表情やしぐさなどの細かい表現がチープです。
会話のシーンであらぬ方向を見ながら喋っているのは気持ち悪いですし、また必要以上に輪郭のはっきりした目の作りがおもちゃっぽく、鳥山明もどきの類似品を見させられている感が最後までぬぐえませんでした。
ルイーダの酒場で待機しているメンバーも、ただつっ立っているだけでなく、それぞれのキャラに会ったアクションの一つも取ってくれていたら良かったのですが。
<音楽の使い方>
せっかくの名曲の数々が、ただ垂れ流れている感じでした。勿体ない。
あとラスボスの音楽が耳に残らず、何かそれっぽい曲止まりだったのも残念です。
<世界観>
ストーリー中盤で実は魔物は本来人を襲うものということに主人公達が驚くシーンがありますが、驚きたいのはこっちです。
敵意のない仲間を「魔」物なんて呼ぶ世界の方が異常です。
今は○○と呼んで親しまれている者たちも、かつては魔物と呼ばれ恐れられていたということであれば合点がいくのですが。
堀井雄二さんがきちんと監修していればこんな表現にはならなかったと思います。
ドラクエって子供だましに見えて実はシニカルな世界観だったと思うので、ここは次回ぜひ改善していただきたいです。
COMMENT
ドラクエは10以外全てプレー、クリアしています。
無双とドラクエの組み合わせがピンと来なかったので当初見送っていたのですが、ネットの評判を見てPS4と一緒に購入しました。
結果、エンディングを見て全ミッションも一通り終え、素直に楽しかったなと思える良作でした。
細かいところで気になるところはたくさんあるものの、むしろこの辺りが改善された次回作が非常に楽しみです。
あとキャラクターは3の主人公(男女)のデザインが大好きなので、次回作ではぜひ使いたいですね。
11人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
67pt
GOOD!
■戦闘
ワラワラと湧く敵をなぎ倒していく爽快感は癖になります。また、ただ敵を倒すだけでなく拠点防衛の所謂タワーディフェンスも多く用意されているので、ただ敵をなぎ倒すだけでなく、戦略性が求められるところも飽きを感じさせない作りになってて良いです。ストーリーとは別に敵がずっと無限湧きするフリーバトルも用意されているので延々と敵を狩ることもできて良いです。また裏ボスも用意されています。
ストーリー攻略は簡単すぎず、難しすぎずと非常によいバランスだと思います。
■操作キャラクター
こういうアクションゲームだと大抵弱くて使えないキャラがいるものですが、それぞれのキャラが役割がはっきりしており、弱キャラと呼べるキャラがいないので自分の好きなパーティーでクリアすることができます。
■モンスター
お馴染みのドラクエモンスターが動く姿はどこかコミカルで面白い。モンスターの人選も馴染み深いモンスターばかりでファンならば納得いくものでしょう。
今回は倒したモンスターが一定確率で仲間にできＮＰＣとして登場させることができますが、これもステージ攻略の難易度を左右するので、これもよい戦略性を生んでいます。最初に仲間になるモンスターがあのモンスターであるあたり、開発陣のドラクエ愛を感じました。
■味のある主人公
男主人公のアクトは、最初かなりウザいキャラとしか思えませんでした。しかし後々アクトは「めいれいさせろ」、もう一人の主人公メーアは「がんがんいこうぜ」をモチーフとしたキャラクターだと分かると愛着がもてるようになりました。特にアクトはわざとらしくやっているあたり、これは狙ったキャラ付けでしょう。
■人食い箱やミミックが凶悪
ＦＣ版ＤＱ３以来の凶悪さです。それぐらい凶悪になってます。
BAD/REQUEST
■キャラクターの掛け合いが陳腐
やたらと仲間の「絆」とやらを連呼します。あまりに仲間だの絆だの真の勇気だの言いまくるので安っぽくなっています。絆なんて言葉は軽々しく使わず、もっと上手いやり方で見せてもらいたかったです。また今回の敵の首謀者の行動原理が何かと不可解な点もあり、先ほどの絆の点も合わせてストーリーはあまり練られていない印象です。
■非操作キャラクターが棒立ちする
しかしこれはＣＰＵがあまり優秀だとプレイヤーがやることが無くなるらしいので、無双系の宿命と割り切る必要があるでしょう。
■ドロップアイテムですが、ステージクリア後は自動で取得するのですが、クリアする前のアイテムは一定時間で消えてしまうので、これも自動取得できるようにしてほしかったです。
■ＢＧＭが場面場面で合ってないことがある
確かにドラクエのＢＧＭは素晴らしいのですが、どこかただ垂れ流している印象が拭えないです。また拠点のＢＧＭが馬車のマーチか冒険の旅なのですが、拠点で勇ましいＢＧＭが鳴り続けることになるのでうるさく感じ、疲れてきます。ここは穏やかなラウンジ曲にするべきでした。
■コントローラー音声がうるさい
如何にも機能があるから使ってみましたと言わんばかりに、コントローラーからやたらと音声が鳴り捲ります。設定からは消せないのでＰＳのシステムから音量オフにする必要があります。
■ところどころに挟まるウェイトが邪魔くさい
・合成釜の合成シーンをいちいち見せられる。
・ホイミストーンの補充が１つずつしかできない。また初回はおいのりのシーンを毎回見せられる。
・クエストの報告は一々「クエストの報告」欄を選ばないといけない。
■回復魔法を使えるのはゼシカのハッスルダンスだけ
ホイミストーンは使いにくいコマンド操作が必要であり、また補充も面倒なことから回復が出来るゼシカを連れていくことになることが必然的に多くなります。しかし本来回復魔法の使い手であるクリフトが回復魔法が使えないのは違和感があるし、回復魔法の使い手はもう１、２人は欲しかったところです。
■全体の流れがマンネリ
章をクリアする→以来クエストが増える（いつでも攻略できる）のくり返し。もう少し捻ってほしかった。ステージクリアするたびに拠点に戻るのも煩雑。
■声があってない
アクトの声の人は以前特撮で吹き替え経験があるらしく、想像以上にうまかったのですが、メーアとアリーナの声はやはりプロの声優を使って欲しかったです。メーアは棒読みが酷く、アリーナはガラガラ声なのがいただけません。
■ダッシュがない
まあこれはタワーディフェンス攻略が簡単になってしまうし、ほしふるうでわが移動速度アップのアクセサリーであることを考えると実装は難しいでしょうが、それでもダッシュは欲しかったところです。
COMMENT
最初はドラクエの無双ということで、ただ棒立ちの敵をなぎ倒すだけだと思いあまりファンアイテムだろうというぐらいの期待しかしてなかったのですが、以外にもゲーム性はしっかりしており飽きさせないようになっていたのは意外でした。
不満点は多く述べましたがこれは出来がいいからこそ、また開発陣のドラクエ愛を感じたからこそ、悪い部分に目が付いてしまったという感じです。
ドラクエファンならばまず買いでしょう。次作があるならばぜひ色々改善してもらいたいです。
Amazonレビュー
レビュー日： 2017-07-18
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GOOD!
・グラフィック
かなり高水準だと思いました。
とは言っても映画のようなリアルなグラフィックとは方向性が違い、
『デフォルメしてるけど美しいグラフィック』というベクトルです。
ドラクエの雰囲気を失っていないのが最大の特徴です。
また、モンスターグラフィックもすごいの一言。
キングレオ、アンクルホーン、魔王の使いなど、大型モンスターは細部まで拘っています。
2Dでしか見ていないモンスターが3Dとなって出てくるのは一種の感動を覚えます。
・音楽
すぎやまこういち氏が手がけているので、当然素晴らしい出来。
各作品のBGMを控えめのアレンジで流しているのが最高に良いところ。
懐かしさと新たな良さを発見できます。
BAD/REQUEST
・快適さ
主に2点。セーブ・ロードの時間とクエスト関連の劣悪さです。
セーブ・ロードは不自然に長い。特にロードがあそこまで長くなるのは謎の一言。
素材集めで周回をする必要が出てきますが、長いセーブ・ロードのせいでなかなか進みません。
クエスト関連はもう作成時点で分かるのではないかと思うくらいの劣悪さ。
受ける度にボイス演出、報告した後の無駄な拍手、関連クエストを一気に受けられない、クエスト内容をいつでも確認することが出来ない、などなど酷い有り様です。
むしろクエストはいらなかったのではないかとも思います。
・作品の露出度
この手の作品では必ず出てしまいますが、あからさま過ぎます。
まず、7の冷遇さ。固有キャラがいるのに1人もプレイアブルキャラとして出ていないし、BGMも種類が少ない。
1,2,3も1人もプレイアブルキャラはいませんが、BGMはそこらじゅうで流れます。
アルス、ガボは子供が戦っているという描写で厳しかったのかもしれませんが、それならアイラやメルビンを出せば良かったのではないかと。
そして、徹底した4びいき。
プレイアブルキャラはDLC入れて4人。そしてイベントでは会話が他作品と違って圧倒的に多い。
特にアリーナがしゃべる場面が多すぎます。中の人があの人なのも関係しているのでしょうけど…。
・DLCの手抜きっぷり
追加サブシナリオは出さないほうがマシなレベル。以降も期待できません。
・シナリオ
急いで作られたんだなーっと言うのがわかるくらい雑です。
悪役の散りざまがあっさりしすぎていて、「えっ？これで終わり！？」となります。
COMMENT
『ドラゴンクエスト』としてはかなりの名作なのではないでしょうか。
確かに不満点がありますが、無双シリーズとコラボレーションしてもこれだけドラクエらしさが出せるのはかなり評価が出来ます。
開発期間がかなり短いとの噂を聞いていますので、次回作を出すならもう少し煮詰めて欲しいですね。
また、この作品は万人受けではありません。
人を選びます。