【PS4】Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン) レビュー
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2018-05-25 |
価格 | 7452円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 セクシャル 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:オープンシナリオ・アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 75
- (難易度)
- 1.83
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
91pt
GOOD!
1周目クリア記念に。
おそらく今年のGOTYは本タイトルに決定かと。
Heavy Rain Beyond two soulともにアドベンチャーゲームとして最高峰だったが、今作も期待を裏切らない出来で、製作技術の高さが光った作品。
大作映画を見ているような気分になりつつ、自分の行動でさまざまな分岐ルートが存在するので、1周ではすべて楽しめないのが良くもあり悪くもあるところ。
何気ない動作に入力操作を求められるのが煩わしいと感じるだろうが、徐々に没入感を高めてくる事は間違い無し。
QTEが苦手な人でも、あきらめずにプレイしてもらいたい。
音楽、ストーリー、グラフィックともに最高レベルの作品であることは間違いないため、PS4を持っている人なら、ゲームに興味が無くてもプレイしてもらいたい作品である。
BAD/REQUEST
人によってはQTEが面倒に感じられるかも知れない点。
相変わらずチェックポイントが少ないので、2周目の回収が面倒かなと思った点
ただ、前作同様このシステムありきのゲームなので、あえてBADをあげるとしたらその2点かと。
COMMENT
PS4 HDRモードにてプレイ。この製作スタジオの過去作が好きだったので、購入。
2周目は分岐回収など細かいところを目指してプレイします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
ヘビーレインはプレイ済み。
ビヨンド~~は未プレイです。
シネマティックアドベンチャーとでも言うのでしょうか。
現行最高水準のグラフィックで描かれる人物造形は見事ですね。
いわゆる「顔で語る」という演技も違和感なくできており、主人公になって、行動や言動を選択できる(超一流の)海外ドラマ、という感じ。
骨格のストーリーは当然のことながら、細かな演出やセリフなど、非常に高水準で、心地よくプレイできます。
アンドロイドと人間が共存する世界を描いていき、両者を分かつものは何か、を考えさせるとともに、人間を人間たらしめる本質を問いかける……というものがメインのテーマであると思いますが、SFものの王道であるテーマであると同時に、AI技術が目覚ましい進歩をしている現代に非常にマッチしたものですね。
3名の主人公をザッピングしながら進めていく方式ですが、だいたい15分くらいで一区切りで、また違うキャラクターの話が始まります。
このテンポ感が絶妙で、ついつい先を進めてしまう中毒性がありますね。
また、区切りごとにフローチャートが出てきて、自分の取った選択肢と、それ以外がすぐに可視化され、2週目以降もわかりやすいです。
BAD/REQUEST
ほとんど悪い箇所は無いように感じますが、個人的に気になった箇所を箇条書きにします。
・QTEのしくじり
アクションシーンにおいて、画面に表示されたボタンを押さなくてはならないパートがいくつかあります。
例えば格闘シーンで、急に表示されるボタンを押せば、敵の攻撃を回避したり、ボタンを間違えたり違うボタンを押してしまうと、もろに敵の攻撃をくらったりなど。
個人的にゲームが下手なのがいけないのですが、このボタン操作を間違えると、一方的に敵にぼこぼこにやられてしまったりもするわけです。
しかし、基本ゲームオーバーが無いシステムなので、それはそれでお話は進行するのですが、やはりどうにも気分が良くありません……。
・フローチャート埋めの作業感など
1週目は、たいていの人は自分が理想とする選択肢を選んでいくと思いますが、クリア後は、選ばなかった選択肢を埋めにかかっていくプレイになると思います。
そうすると、自分が描いていた人物像とはかけ離れた言動を行うキャラクターにせざるを得ません。やはりこれも気分が悪いですし、作業感が強くなってしまいます。まぁその後のお話も面白いので良いのですが。
COMMENT
現状のアドベンチャーゲームの最高峰と言って良いゲームですね。
海外映画やドラマが好きな方であれば、普段まったくゲームをしない人でも楽しめるでしょう。
国産ゲームでも、例えば「街」や「428」みたいなゲームをこういうシステムでプレイしてみたいですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
69pt
GOOD!
ストーリー…この開発のゲームはお話を求めるものだと思いますし、なかなか良い内容だったなと思います。ただ、補足的なものは別世界線で語られていたりするのに、ストーリーがスキップできない仕様なのは理解に苦しみます。
キャラクター…個性があり、選択肢は自分で選びストーリを進めていき、そして大きく分岐するので、感情移入がすごかったです。プレイする人によってキャラクターの印象が変わるのも良い点。
久しぶりにゲームで涙する作品でした。
BAD/REQUEST
操作性…ヘビーレインと同じ操作性で、受け付けられない人も多いとは思います。その時よりはお話が面白いほうだと思うので退屈はしないと思いますが。キャラの操作性は相変わらず悪い方です。
リプレイ性…今回、過去作よりもはっきりと自分でストーリーを分岐させる(結末を変える)ことが出来る作りとなっていますが、一周目で自分の納得行く形でエンディングを迎えると、別の結末を見る気になれなくなってしまいました。そして、たとえそれをやろうとしても、スキップなどが実装されていないためまたはじめから、ストーリーをなぞる必要が出てきます。非常に煩わしいです。
ヘビーレイン時代からの問題点がそのまま残り、ゲームストーリーやグラフィク、キャラクターが変わっただけのゲームでした。進化している面もあれば進化がまったく見られな部分もあるゲームでもありました。
COMMENT
自分の中での発売前期待度よりは面白いゲームだったと思います。
前作までの操作性が肌に合わない方は避けたほうがいいと思います。残念ながら。
GOOD!
■1つの映画を見ているようで、それに介入できる楽しさ
ストーリー展開にどのように影響してくるかは不明だが、ストーリーの随所に選択肢が出てくる
映画を見ていても「自分ならこうするのに」という部分に介入でき、正にifのストーリーを堪能できる
■1つの作品としての没入感を得られる映像美
「PS4だから」というだけではなく、ゲームの枠を超えて綺麗だと思える
下手な粗もなく、凄く丁寧に作られている作品だと、ただただ感心させられる
■下手な要素のない音楽
映像に合わせた音楽が流れる
必要がなければ無音になるし、必要があれば音楽が流れる
「ゲーム」ではなく「作品」として堪能できる内容となっている
■他人の選択肢を見る事ができる
チャプタークリア時にフローチャートが見れるのだが、世界ではどのような洗濯をしたのかを表示することができる
自分が多数派、少数派、どちらなのか分かるのは新しい試みだったかと
BAD/REQUEST
■会話のスキップ機能がない
クリア後に別ルートを探すために再プレイしてみたが、会話のスキップがないので同じだけの時間が必要となる
スキップ機能があったからと言って、使うかは分からないが・・・粗を探すならその程度かと
ただし、作品の特性からスキップ機能はない方がいいと思います
■フローチャートを制覇するのが面倒
時間制限や気づかないで進めてしまうと取れないものや、フラグ立ててから次の章に行く必要があるものもあるため中々面倒
一人で何度もプレイして楽しむ作品ではなく、複数回プレイならば友人、兄弟、恋人と一緒に楽しむ方が向いていると思う
■選択肢と自分の意思が一致しない
抽象的な選択肢が出てきた時に、何を意味しているのか理解できない事がある
似た選択肢が複数表示された際、今後の展開(どうするのか)が見えず、意外な行動で「違うだろ」という事がたまにある
COMMENT
PS3時の「ヘビーレイン」「ビヨンド」はプレイ済み
それを踏まえて言うならば、ヘビーレインに近い作品だったと思う
ビヨンドよりヘビーレインの方が好きだったので、自分にとっては「本体を買う価値のある作品」でした
日本のノベルゲームのように、全てのフローチャートを埋める事を目的としている人には不向きです
ストーリーを楽しむのが目的の作品のため、フローチャートを気にせず自由に楽しめるタイプの人の方が向いています
1回限りでクリアしたらプレイしないって人でも、興味があれば十分に楽しめると思います