オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
66pt
GOOD!
〇戦闘
新システムとしてブレイク、ブレイブオーダー、高揚が追加されました。個人的に戦闘はシリーズで一番楽しかったです。こんなの絶対負けイベントだろ……としか思えないような高難度の戦闘(負けたら当然ゲームオーバー)も、これら新システムを使いこなすとあっさり勝ててしまったりします。
騎神戦も複数対複数で戦えるようになったので大分改善されたと思います。
また本作はシンボルエンカウント方式ですが、戦闘前後のロードも爆速で、敵に接触した一、二秒後にはもうコマンドが入力できるほど速くて快適でした。
本作はクリアまで結構な時間かかりますが、戦闘については最後まで飽きずに楽しめました。
〇BGM
ここは毎度のことながら安定しています。
〇やり込み要素、ボリューム
多いです。サブクエ等こなしながら一週目クリアまで90時間かかりました。クリア後の隠しダンジョン等はありませんが、やり込み要素をコンプしようとしたらかなりの時間がかかると思います。
〇ミニゲーム
前作までのカードゲームより大分楽しくなったと思います。恒例の釣りについても、連打が必要ないので楽でいいです。
〇ロボ(騎神、機甲兵)
どの機体もデザインが良いです。個人的にはヘクトルの鈍重で武骨な感じが好きでした。
〇主人公含むキャラクター
前々作、前作から主人公は続投ですが、今回は軍学校の生徒から教官になったおかげで成長を強く感じられます。成人したので同僚と酒を飲みに行くなんてイベントがあるのも良い。
本作から新しく登場した新7組の生徒たちにも好感が持てました。
BAD/REQUEST
〇グラフィック、モーション
ファルコムとしてはかなり進化しているのは間違いないのですが、今時PS4でこれかよ……と思わずにはいられません。最初の30分くらいは軽く絶望してました。が、プレイしているうちに気にならなくなってきます。
ただそれでも戦争の描写はキツいものがあります。銃を乱射している兵士に対してただ真っすぐ突っ込んでいって撃たれて倒れる兵士とか……。
〇もったいぶるな!
何か真実が明かされそうなときも「今はその話をする時ではない」「その話は後にしよう」「今日はここまでにしよう」とか言って引っ張りまくるので物凄くイライラします。バイオ6の「〇〇したら話す」詐欺を思い出しました。
〇ワンパターン
話の展開もそうですが、台詞、技名、演出全てワンパターンです。引き出し少なすぎませんか? お約束というよりは手抜き、勉強不足を強く感じます。
「お見知り置きを」「お手並み拝見」「薫陶」「とっとと」「〇〇するとしよう」「〇〇するがいい」が多すぎる。この場面でその言い方はおかしくない?ということもちらほらと。誰かが言ってましたが、「難しい単語を覚えたばかりの高校生が無理して使っている」感がすごいです。不自然。普通に「〇〇してくれ」「〇〇しよう」じゃダメなの?
技名については単純に英単語を二つ組み合わせて、片方が「セイバー」「キャリバー」「ブレイカー」「ハザード」「ショット」「バースト」にしたというのが頻出です。もう少し色々な単語に挑戦してほしい。
前作までは戦闘に勝ってもなぜかこっちが膝をついており、危なくなったところで助っ人が来るという展開がこれでもかこれでもかと繰り返されました。本作は主人公含む味方一部キャラが設定上の強キャラになったおかげでそういったパターンが減りましたが、代わりに「戦闘に勝つ→主人公は余裕だけど生徒たちが肩で息をしている→なんやかんかで危なくなって主人公が本気出そうとする→「その必要はない」とか言いながら助っ人が来る」という展開が何度もありました。
〇登場人物多すぎ
数が増えれば当然ですが一人当たりの掘り下げは減ります。とにかく出さなきゃ!という感じで無理矢理登場しているようなキャラも。またキャラ数が多いため声優が被りまくりで、時には同じ声優同士で挨拶し合ったりなんて場面もありました(多分これはウケ狙いでわざとやってるんだと思います)。
〇スカートと一部女性キャラの格好
以前からスカートは短かったですが、ついに本作では走るだけ、座るだけでパンチラするようになりました。さすがにやりすぎ。
本作はこれまでと比較しても重めなストーリーだと思いますが、シリアスとエロは言うまでもなく相性最悪です。作中でギャグキャラ、あるいは頭がおかしい扱いのキャラならどんなふざけた格好してても文句ないですが、シリアスをやるキャラにはまともな格好をさせてほしい。どんな深刻な場面でも変な格好したヒロインがいる時点で「偉そうなこと言う前にまずはお前の服装を何とかしろよ」と白けてしまいます。特にアリサ。ふんどしスーツで悲劇のヒロインぶられても困る。このゲームがPSvitaとかでよく出ているお気楽お馬鹿パンツゲーならなんとも思わないですけど、ストーリーRPGと銘打っている以上、そうじゃないんですよね?
COMMENT
〇続きは次回作で!
発売前にデモムービーを見て「終わらないな」と予感し、中盤辺りでとあるメインキャラの人物ノートが「まだ謎が残されているようだ」なんて言葉で全部埋まった時点で確信しましたが、やっぱり終わりません。しかも今回は結構なぶった切りENDです。
個人的には、ここまで風呂敷を広げまくった話を一作で畳もうとすれば某ソードマスターのようにかなり乱暴なやり方になってしまうと思うので(実際、序盤で閃1の頃から引っ張った謎の一つが明かされますが、逆に『ええ!?こんなどうでもいい場所でその話するの!?』って感じになっちゃいました)、叩かれるのを覚悟で続編に引っ張ったのはむしろ英断なんじゃないかという気がしないでもありません。それにしてももう少しキリのいいところで切ってほしかったというのはありますが……。事前に終わらないと予測できていてダメージは小さかったので、GOODでもBADでもなくこの項目に書きます。
なんだかんだ文句も言いましたが戦闘は楽しいですし成長した主人公にも新7組の生徒たちにも好感が持てて、またストーリーも先が気になって止め時を見失うくらい楽しかったです。ロード時間含め、システム周りで不便さを感じたりはしませんでした。買って損したとは全然思っていません。
次回作ではとりあえず台詞関係と真相を明かさずに延々引っ張る悪癖だけでも改善してくれれば嬉しいと思います。
ちなみに本作では前作、前々作のストーリーを予め見ることができるようになっています。ですがもし軌跡シリーズは初めてというかたが興味を持たれたのであれば、時間の許す限り実際に過去作をプレイしてから本作に臨むのがよろしいかと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 2pt |
79pt
GOOD!
軌跡シリーズは「那由多の軌跡」を含めて全てプレイ済みです。
戦闘の難易度は最初から最後まで「NORMAL」で攻略。
・オリジナリティ
根本的にはいつものファルコムだなと感じました。
・グラフィックス
全然よくなってないと言う声を沢山聞きますが、私個人的には良くなってると思います。前作と違い、女性の方の腕や足はちゃんと細くなっていました。目も前作ははりつけた感じでしたが今回は瞳に凹凸ができていたためそれ程まで違和感がありませんでした。又光の表現もよかったです。
・モーション
髪のなびき方が凄い良かったです。これについてファルコムは2Dの時(「空の軌跡」のエステルのツインテ参照)から良かったものだと思ってます。
・熱中度
モーションが良くなったため、街に人が多くなっていてで話しかけたりするのがとても楽しかったです。
又メインのストーリーはギャルゲー要素が少なくなっていたため、ぐいぐいとのめり込んでいけました。
新しくなったカードゲームのヴァンテージ・マスターズもミニゲームとして楽しめました。
・満足感
ギャルゲー要素がホントに少なくなった事ですかね。
・快適さ
戦闘がボタン一つでいけてサクッと終わらせる事ができるため非常にスムーズ。
短縮移動も前作は街道では使えなかったのが今回は使える上に、ダンジョンの最奥まで一瞬で行けるのがとても快適でした。
又セリフのオート機能や自動スキップが付けられていたのも良かったです。
・BGM
これに関しては一部を除いて言うことはありません。
2章のクロスベルで行ける星見の塔のBGMなんかは当時のを使っていて、この綺麗なBGM大好きな私には嬉しかったです。
私は基本アニメやゲームのBGMに全く興味を持ちませんが、ファルコムさんのBGMは耳に残るものや心をかき乱すものが多くて大好きです。
BAD/REQUEST
・ボイス
これはほんと残念でしたね。動画か雑誌のどっちかのインタビューで社長が「ほぼフルボイスです!」とか言っておきながらいざプレイしてみれば、1/4程度しかありませんでした。せっかく容量沢山使えるPS4なんですからせめてメインの部分だけでもボイス入れてほしかったです。
・グラフィック&モーション
R1を押しながら歩くと駆け足になるのですがその度にスカートのしたが見えるのが残念でした。又キャラクターの移動のもっさり感がまだ残ってました。
(と言うよりも、全体的にスカートの丈いくら何でも短すぎと思った。)
後はイベントで敵に向かって走っていく場面がありますが、この走りが遅すぎて敵逃げれるんじゃないの?と言う違和感があります。
・BGM
2章のクロスベル編では個人的に全て当時のBGMを使ってほしかったな~と。
せっかく星見の塔は当時のを使っていたのですから・・・。
・難易度・戦闘(NORMALの場合)
CP満タンな状態で最初の1ターン目にラ・フォルテ&リィンのオーダー「突撃陣《烈火》」(ユーシスがいる場合は「ノーブルライズ」がオススメ)をかけSクラ連発で大抵の手配魔獣はノーダメージで倒せてしまいます。(最低限のレベ上げと、武器をUマテ、クオーツを強化してでの条件。)
CPも過去シリーズと違ってシャワー浴びれば手軽に回復できるようになったためバンバン使えるようになったのか簡単になったのでしょうか。。。
又、クルトに関しましては初期の(多分)Mクオーツ「シリウス」の回避時の反撃攻撃アップを利用して、反撃攻撃が必ずクリティカルになるクオーツ「慎恐」をセットすれば、Lv.45時点で反撃時10000以上の攻撃を与えられます。(回避率はLv.52時点で75%。此方も最低限のレベ上げと、武器をUマテ、クオーツを強化してでの条件。)
・満足感
最初はよかったのですが最後の終わり方で今までの全てが台無しでした。
・オート機能
これ、一回オートにしたらずっとオートのままにしていてほしかった。
何故か途中途中でオート機能が解除されるのが謎。
・メニューや戦闘ゲージのデザイン
メニューのデザインは今回はスッキリしたものに。個人的には前の高級感あるようなデザインの方が帝国ぽく良かったです。
項目も今回からはイラストになっていたのも選択しにくかったです。英語表記の方が分かりやすかった。
そして何より戦闘時のHP・EP・CPの数値がが見にくいったら。。。その上状態異常時の後何ターンの数値。これゲージの上の表記、マーク自体小さくって後何ターンか表記されてるのかわからないのがすごい不便ですね。
COMMENT
グラフィックが良くなり、イベントのシーンもただたってるだけの演出じゃなく良い方向に進化してました。
なんやかんやで買ってしまいますがただ今回の終わり方がほんと最悪でした。
一区切り着いての終わり方がよかったですね。
次回作は来年あたりに出るのを期待してます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt |
53pt
GOOD!
飽きずに最後までプレイできました。過去作のキャラもしっかり操作キャラで出てくるので全シリーズ追ってきた身としては感慨深いですね
ロードも過去作と比べれば改善されてます。ボリュームもたっぷりです(サブクエスト・自由行動等)
音楽はいつものファルコムと言った所です
戦闘はサクサク進みます
BAD/REQUEST
グラフィックは正直評価できるレベルではありませんね表現力が無くイベントシーンがチープな物になっています
1番残念だったのはストーリーラストですね次回作前提のアレはちょっとフルプライスで売ってるわけですから
COMMENT
こだわって作り込んでいる所が多々あって楽しいですしかしどうしても最後が次回作への引きを持たせたいのでしょうがいくら何でもアレはやりすぎだと思います。過去作は一定の落ちを付けてましたからどうしても今作一本の評価としては満足度が低くなってしまいますね
GOOD!
まだ未クリアですが、言いたい事多いので書かせていただきました。
軌跡シリーズは碧、閃の1、2をプレイ済みです。
〇シナリオ
トールズ士官学院第二分校の教官となったリィンを中心として物語が進みます。
〇グラフィック
PS4に絞った開発のおかげか閃2に比べて向上しています。服がたなびく感じとかかなりリアルになっています。表情も少し豊かになっています。
〇進み方
第二分校が主な舞台になりますが、基本は自由行動日→機甲兵(要するにロボット)の訓練→遠方に出向いて実地訓練を繰り返す形式です。主人公はあくまでリィンなので特別な展開なんかも起きます。この辺りでマンネリさせない工夫を感じます。
〇戦闘
新しくブレイクと言うシステムが追加されました。敵をブレイクさせると敵のターンを1回先送りにでき、確定で崩しを与える事ができます。クラフト(所謂技)にもダメージ効率の良いもの、ブレイクしやすいものと分かれるので攻撃の選択の幅が広がってると言えます。他、ブレイブオーダーと言うシステムもあり、これを使うと攻撃力が上がる。ブレイクしやすくなるといった恩恵があります。使うには前述した崩しで得られるポイントが必要になります。
〇第二分校生徒
皆個性的な見た目で印象に残ります。それ故にその扱いが残念ですが。
〇やり込み
自由行動中など会話やミニゲームが充実しています。
BAD/REQUEST
個人的見解を多分に含んでいますのでご了承ください。
〇演出、モーション
グラフィックは良くなっていますが、モーションはなんでPS4で出そうと思ったのか疑問なくらい変わってない。イベント時の走るシーンは相変わらずモタモタモッサリ。武器を振るシーンもどこかモッサリしてて熱くなれない。会話中の動きもパターンが少ないらしく、老若男女問わず同じ動きばかりします。
一番気になったのはとある場面で高台から下の敵に弓矢を射るシーン。普通なら腕の角度を下に向けて撃つところをあろう事か体ごと斜め下になって撃つと言う暴挙に。結果体が大きく傾いて高台から落ちそうになってました。このくらいのモーション作れなかったもんなのか、それか面倒だったのか。
〇どこを切ってもワンパターン
今作に限った話では無いですが、「ボス敵を倒すぞ!」→「倒したと思ったらまだ生きてたor新手が出た!ピンチ」→「リィンが本気出すorその必要は無いとか言って助っ人登場。」のパターンがめちゃくちゃ多い。最早これを個人的にファルコム節と呼んでますがプレイヤーに満足にボス敵を倒した!と言う実感すら与えないこの演出はいい加減どうにかならないんでしょうかね?キャラ毎の活躍も格差があり、前作のメインキャラ(今回もですが)の旧7組はとにかくやたら強くなってるですよーアピールが酷い。第二分校生徒はこのアピールの為に踏み台にされるのが主な出番。新7組も例外ではなく、それ以外の生徒は最早モブに毛が生えた程度。特に序盤はリィンが生徒達にやたらと「下がれ」「下がれ」と口うるさく、クラフトでも「下がれ」と言うので萎縮して余計に目立たない。個人的にリィンには「下がれ教官」のニックネームがつきました。これに限らずリィンは執拗に持ち上げされます。男子生徒なら強いだの懐が広いだのみたいに持ち上げられ、女子生徒ならモテてるだの彼をその気にさせるにはどうすればいいだの心底どうでもいいことばかり話してます。旧7組大体こんな感じなので全員そっくり嫌いになりました。
システム的にはgoodに書いたとおり自由行動日などでリィンを操作して生徒や他の教官と絡んでいくのですが他の教官が机などで公務をしてる中、好き勝手校内や街を歩き回ってる(見回りと称していますがものは言い様)リィン「教官」を見てると随分楽してるんじゃないかこれ?と思わずにはいられない。
〇前作経験プレイヤーすら置いてきぼり
前作と今作の間の話を頻繁に小出しで話すので前作プレイしてても置いてきぼりにされる。途中で「そろそろ話すべきか」と少し詳細に説明しますがもっと早く話すべきだ!
〇BGM
個人的ですけど今回はあんまり印象には残らないですね。
〇OP
今作からアニメになってますが正直下手くそ。再現度も低いのでこれなら前のイラスト形式で良かった。歌自体も前の方がいいし。
COMMENT
とにかく好かない部分が多すぎて意欲を削がれ、現在プレイを中断しています。
この作品でもシリーズ全体の話の6割らしいです。風呂敷がめちゃくちゃに広がる現在、これを畳めるのか疑問です。シリーズ作品は確かに売れますが、いつまでも追いかけてくれるとは限らないという事をそろそろ考えるべきだと思います。次回作はもう買いません。演出やモーションが毎回同じなら目新しくもないですしストーリーも興味が薄れてきたので。
取り敢えず購入を考えてる人はストーリーや演出目当てで買わないことを勧めます。