【PS4】BIOHAZARD 7 resident evil レビュー
発売元 | カプコン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2017-01-26 |
価格 | 8629円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 恐怖 犯罪 言葉・その他 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(グロテスクVer.) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ PlayStationVR対応 ■ ジャンル:サバイバルホラー ■ プレイ人数:1人 【グロテスクVer.】 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 |
- 総合ポイント
- 65
- (難易度)
- 2.42
- レビュー数
- 12
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt |
52pt
GOOD!
■FPS
ダッシュの仕様に若干のやりにくさはあるが、大きな癖もなく動かしやすいので基本的には成功したと思う。
■弾薬&回復制限
ある程度数が決まっており、安易なごり押しがやりにくくなったのは緊張感があっていいと思う。
ただ4&5の様に敵をガンガン倒していきたい人には合わないかもしれません。
BAD/REQUEST
■ロードの長さ
シームレス化したためか、ロード時間が長い。最初のロードには2.3分、リスタートの場所にもよるが30秒~60秒かかるのはテンポが悪い。
■リスタートの仕様
本作はオートセーブに対応しており、セーブされた所からの再出発になるがセーブが特定のポイントで行われる様で場所によってはかなり前に戻されてしまう。それ自体はさしたる問題では無いがムービーや会話が現時点からリスタートポイントにあった場合、何度も見聞きしなくてはならずスキップもできないのは苦痛。
■敵の少なさ
敵のバリエーションが少ない
■戦術性のなさ
機動力の高い敵は足などの部位破壊をし動きを止めて倒せみたいな事を言われるが、部位破壊するには多量の弾薬が必要、かつ破壊に成功しても大して機動力も変わらず、結局最初から弱点の頭を狙っているだけでよいと言うのはどうかと思う。
■恐怖の演出がワンパターン
いきなり現れびっくりさせる、狭い通路で挟撃にあう、キーアイテム取得後、帰りに敵出現。このパターンしかないので先が簡単に読めてつまらない、もっと意表を付く演出がほしかった。
■主人公の性格
とにかく怒ってファックなどの文句連発しかしないし、主人公としてはキャラが軽薄すぎると思う。
■明るさ設定
推奨にすると影になっている部分はほとんど何も見えないし、明るさをあげると異常なほど白飛びする。
COMMENT
トータルで見れば極端に悪い所はないし、きちんと遊べる一本にはなっていると思う。だけど全体的にボリュームのなさ、作り込みの甘さがあるし、海外のZ指定のFPS作品に比べるとやはり見劣りしてる感じは否めないと思う。初のFPS&Z指定なんだからもう少しなにかやれたんじゃないのかと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 2pt | 0pt | 0pt | 2pt | 2pt |
16pt
GOOD!
序盤の雰囲気だけは良かったです。
荒れた館と得体の知れない恐怖への演出は最初だけは本当に良かった…。
マーガレット戦ぐらいまではFPSが好きじゃない自分もけっこう楽しめた。
BAD/REQUEST
・PTやアウトラストの劣化版という感じでオリジナリティーは感じない。
・グラは実写に見えるぐらいの人物像とそうでない時の落差があって安定していない。
・館内も光の表現や埃までうまく表現しているかと思えば急に劣化した情景になったりと安定していない。
・熱中度については最初は確かにワクワクとさせた。だが次第に今回の舞台背景とゲーム内容に合わない謎解き(謎解きと言うにはあまりにもチープ)とお使いのような行ったり来たりですぐに萎えてくる。
よくしゃべる敵にも飽きてくるし後半は武器もけっこう豊富でハラハラもしなくなる。
とにかく敵が少ないのに探索も単調な行ったり来たりなので熱中度は急速に冷めて来る。
・満足度については全くありません。
この値段、ナンバリングでこのボリュームの少なさには到底満足出来ません。
初代のバイオ1より少ないボリュームでびっくりしました。
・他にもFPSにした事でキャラが見えない。慣れていない人はカメラ操作と画面の暗さで酔うと思います。
・ポッと出のキャラなので主人公に何の思い入れも持てない。
過去作のファイルに数行ほど出た事があるらしいがだからどうした?としか思えない。
外伝なら分かるがナンバリングで薄いキャラを使う理由が分からない。
・敵も含めて他のキャラにも何も感情移入が出来ない。
要はキャラに魅力が無いのだ。
・圧倒的にボリュームが少ない。初見9時間で終わった。ネタバレになるので詳しくは省くが、途中分岐はあるが大して激変するわけでも無 く戦う相手が少し変わるだけ。
・演出に不満。
グロイだけ。本当にそれだけ。恐怖は無い。同じ敵が何度もしつこく襲ってくる。画面いっぱいに顔を近づけて何度も同じ演出で来られてもウ ンザリするだけでそこに恐怖は無い。
・洋物ホラーの真似をしすぎた演出はホラー映画好きにはすぐばれる。
悪魔の生贄やツインピークスのある一家のエピソードなどからインスパイア受けたなと分かる演出が多すぎる。
そして全然怖くない。敵はペラペラしゃべりすぎだしグロシーンも奇をてらったのだろうが萎えるだけ。
恐怖では無い。
・敵の種類が少なすぎる。
館の一家と似たようなモールデッドが4種類だけ。飽きる。中ボスの倒し方もギミックの使い方が面倒くさい上に固いだけなので周回する気を 削ぐ。
・不快で不潔なシーンは誰の趣味だか知らないがそこに恐怖は無い。バイオハザードに求める恐怖や面白さは全くなかった。
・センス0のゲームデザインなど。
EDの後にすぐにダウンロードコンテンツの宣伝を入れるこの無センスぶりには脱帽です。
・その他の項目
グロテスク版が実はグロ表現規制版であり、北米版の劣化品というだまし売り。
海外の規制無しバージョンと日本のグロテスク版は同じではありません。
しかも規制のある日本のバージョンは数千円高い。
なぜ最初に規制についてきちんと説明しないのか?
サイコブレイクでもこういう事があったが、ゲーム会社のこういったやり口は正直ユーザーをだましてるようなものだと思う。
非常に不快な気分になるし信用出来ないと思ってしまう。
そしてまたダウンロードコンテンツで補完というやり方。
いい加減最初に販売した段階できちんと完結したものを作ってくれ。
追加コンテンツと言うのは完成品に+αするものである。
このボリュームの薄さで表現規制まで入っている日本版がなぜ海外のより高い値段設定なのか納得できない。
COMMENT
VRありきで作られた作品。
売るためにあえて7の冠をつけたとしか思えない。
VRの為のゲームデザインであり内容となっているのでボリュームが無さすぎる。
外伝なら素直に受け入れられたし新規IPならそこそこ評価もしたと思う。
しかしこれはバイオハザード7という正式なナンバリングである。
厳しく評価させてもらった。
正直手元においておく価値は自分には無いので売ってくる。
リベレーションズの方がはるかに面白い。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt |
66pt
GOOD!
■オリジナリティ
バイオハザード7でしか味わえない!といった要素は無し。
とは言え視点の変更や全体的な雰囲気が刷新されたこと等、
「バイオハザード」としては思い切った変更がされているので4点。
ベイカー一家のイカレ具合は素晴らしかったです。
■グラフィックス
最高ではないものの、かなり綺麗です。
所々クオリティに差がある物の、
人物の描写はぱっと見実写に見える事も有る程です。
■音楽
良い意味で音楽が目立ちません。
日本のゲームはやたらと音楽が主張する事が多いですが、
本作ではほぼBGMが無いんじゃないか?というくらいの印象です。
効果音などは可もなく不可もなく、という感じ。
■熱中度
多少中だるみは有ったものの、最初から最後まで一気に遊べました。
長すぎず短すぎない、丁度いい作りだったと思います。
■満足感
これまでのバイオハザートとはかなり違っていますが、かなり楽しめました。
遊んでいて「怖い」という感覚と、敵を倒す爽快感がしっかり共存しています。
■難易度
ノーマルでプレイ。
FPSをそこそこ遊ぶのでエイミングにはそれなりに自信がありますが、
それで全編通して弾が足りるかどうかギリギリな難易度が凄く良かったです。
焦って無駄撃ちするとすぐに弾切れになる、昔のバイオハザードらしさが有りました。
BAD/REQUEST
■クセのあるキャラクターと残酷描写
ベイカー一家の頭のおかしさは素晴らしいのですが、
やりすぎな印象を受けることも有り、
「バイオハザード」で求める怖さとは違うなぁと思うこともしばしば。
スプラッター的な痛々しい怖さの演出も目立っていました。
ちょっと海外受けを狙いすぎじゃないか?と逆に萎えてしまいました。
■単調なゲーム性
ザコ敵の種類が非常に少なく(実質1種類)、終盤は飽きます。
飽きが来た頃にクライマックスを迎えるのでそこまで気にはなりませんでしたが、
周回プレイをしようと思うとこの単調さはつらいです。
■ボス戦のダルさ
工夫をこらしたボス戦といえば良い点にもなるかもしれませんが…。
ボス戦だけゲーム性が大きく変わり、
全く別のテクニックを求められる事が多いので、
ゲームとしてのテンポが悪くなり「早く倒して次に進みたい」としか思えませんでした。
特にラスボス戦にはガッカリでした。
■取って付けたようなパズル要素
バイオと言えばパズル要素というのは分かりますが、
本作のゲーム性とは合っていないように思えました。
特にルーカスの仕掛ける「ゲーム」は非常に面倒くさいだけでした。
■操作性の悪さ
メニュー画面がこじんまりとしていて、非常に使いづらいです。
また、メイン武器とサブ武器をボタン一つで切り替えできないのが難点。
十字キーでの武器切替しかできないので、FPSに慣れている人ほど戸惑います。
■多くの謎が謎のまま終わるストーリー
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、
非常にモヤモヤした状態で終わります。
恐らくダウンロードコンテンツや続編で明かされるのでしょうが、
1本のゲームとして完結していない感じは不満が残ります。
COMMENT
目立つ欠点が多いですが、総合的には満足できる作品でした。
5~6で「もうバイオハザードも終わりかな…」と思いましたが、
7でゲーム性を一新し、更にそれが上手くハマっていたので良かったです。
色々不満を言いましたが、DLCや続編も期待しています。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-19
初代に近い恐怖感や弾薬の少なさ、謎解き要素がとても強い作品だと感じます。
ただ、1つ気になったのはどうもボリュームが少ない事ですかね。
それ以外は文句ありません。
GOOD!
FPSに変更したゲームシステムは良い
アイテムの所持制限やすぐに尽きる弾や回復アイテム等はラジコンバイオを彷彿とさせてよかった
謎解きも従来のシリーズらしさがあってよかった
BAD/REQUEST
・ボリュームが少ない
あと1,2エリアはあってよかった
・ストーリーのスケールが小さい
今回の設定は田舎の民家が主な舞台
もちろん相応の犠牲者が出てるがバイオ2で街が消滅したことに比べるとスケールの小ささは否めない
・過去作キャラが基本的に登場しない
主人公やヒロイン役の女性キャラも新規登場なため思い入れがなく上記のボリュームやスケールの小ささも相まって全体的にゲームが薄っぺらい
・武器や敵のバリエーションが少ない
・マーセナリーズやレイドモードなどが無くやり込み要素がほとんどない
COMMENT
シリーズは派生も含めプレイ済み、本作はノーマルやmadhouseで5週はしている
システムを一新したのは良かったが作り込みが不足している
発売日も1月末とPSVRの発売日や年末商戦に間に合わなかったことを考えると制作会社は相当切り詰めていたのだろうと思う
スピンオフや別のゲームとしてならまずまずの良作なので色々と惜しい作品である
現時点でフルプライスの価値はない