オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
47pt
GOOD!
ストーリー、世界観、キャラクターの個性はなかなか。後で述べますが本作はなかなかのムービーゲーなのですがこのへんに思い入れが出来てくる中盤くらいからはあまり気にならなくなってきます。
意外と(←これ重要)戦略性のある戦闘。本作の戦闘はコマンド式とアクション式の中間のような戦闘なのですが自分はありだと思いました。
BAD/REQUEST
とにかくこれが言いたい。ボス戦が致命的につまらなすぎます。序盤から中盤は同じ型の機械ボスとばかり戦わせられてうんざりだし、中盤から終盤はバリュエーションこそ出てくるもののどれも嫌がらせ理不尽ボスばかりでやってて全く面白くないどころかストレス溜まります。これだったら無い方がマシ。
フリーミッションのバリュエーションがすくないです。というのも同じマップだと基本的に作戦目的、敵の配置、行動パターン、進行ルートなどなどが一緒です。序盤はまだいいですが中盤以降になってくるといい加減飽きてきます。せめて1つのマップにつき最低2つずつくらいバリュエーション持たせてほしかった。
中盤以降(具体的には7章あたり)から難易度の跳ね上がりが凄まじいです。とにかく火力インフレが凄まじくリーダークラスの敵だと平気で即死級威力の攻撃をしてきます。ミッションに設定された推奨レベルもかなり急激な上がり方をしていきそこそこフリーミッションこなしていた自分でも全く追いつきません。
戦闘は意外と戦略性あると書きましたがやはり人によってはアクションでもなくコマンドでもない中途半端な戦闘と感じるでしょう。さらにこの戦闘システムがボス戦と致命的に噛み合わず行動ゲージというものが存在するせいで常に攻撃チャンスがある訳では無いボスにいざ攻勢かけたい時に攻撃できないことが多く非常にイライラします。
他、全体的にシステムがお粗末というか戦ヴァルの一番評価された戦闘システム変更していらない部分ばっかり引き継いでしまったなという印象。1つ例を挙げるとレベルが上がっても何がどう強くなったのか分からないところとか...
COMMENT
ストーリー、キャラ、世界観はすごく好きだったのですがそれ以外のシステム部分が軒並ダメだった印象。というかこんなに中途半端に戦ヴァル要素引き継ぐくらいだったらもっと大胆に変えても良かったかな。
一応ジャンル的にはRPGらしいですが、とにかくムービーシーンが多く、ムービー→拠点→戦闘、の繰り返しなのでRPGをやっているという感じは薄い。むしろアドベンチャーゲーム?まあとにかくジャンルの判定が難しいゲームです。
難易度バランスも前半は簡単すぎ、中盤以降突然難しくなりすぎでちぐはぐ。特にこだわりがなければ6章まではノーマル、7章以降はイージーでやった方がいいです。自分はイライラしながらもラストまでノーマルでやろうとしてラスボスで力尽きました。
ある程度ファンのついている戦ヴァルではなくこの御時世にあえて新規IP(と呼べるかどうかやや微妙なところもありますが)に挑戦した姿勢は評価したいので次回作も是非挑戦してほしい。ただその際はもっと大きく戦ヴァル要素から脱却してほしいと思います。この微妙なシステム周りは戦ヴァルの戦闘システムが神がかっていたからこそ許された的なところがあるので...。
蒼ヴァルは蒼ヴァル、戦ヴァルは戦ヴァルで別で考えているらしいので戦ヴァルの方の新作も期待したいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
45pt
GOOD!
キャラクターは嫌いではない、というかキャラデザ自体はかなり好感。
特に女キャラは特筆するくらいにいいと出来だ。
ゲームデザイン自体もシンプルでわかりやすいのがいい。グラフィック自体はキレイ。
レベル上げがしやすいのも救済になっている。
BAD/REQUEST
イベントなんかはいつ終わるのかもわからないし、とにかくムービーとかがやたら多くて長い。
戦闘したらムービームービーと、そればっかり続くのでほんとダレてくる。
おまけにムービー中に戦闘が始まってみたりと変な作りしてるのマイナス。
前作にあった戦略とかそういういい点をことごとく潰しているシステム。
シリーズ化している以上は前作ファンが手にする位容易に予想できるわけで、
この変換ぶりはやはり多くにファンを失望させるレベルであろう。
COMMENT
前作は理不尽に感じる部分もありながら、その戦略を用いた駆け引きが面白くて
かなりの名作になってたという次第。ps4でリマスターが出るほどに。
今回はそういう前作のよかった部分を潰してありきたりな内容になってる。
おまけにムービーが邪魔をするという昨今のゲームのダメな要素が目立つ残念な出来となっている。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
43pt
GOOD!
〇人気シリーズの新作
人気シリーズである『戦場のヴァルキュリア』の世界観やシステムを一新した新作。
雰囲気などはそのままに、特に戦闘システムを大きく一新しており、今までのSRPGめいた作品ではなく、アクション要素を大きく取り入れたARPGになっている。
主人公は今風のスタイルに、身の丈ほどもある大剣を振り回すという、まあJRPGスタイルとなっており、魔法的な要素もあって、基本的には従来のゲームとは全然違うものと考えた方がいいだろう。
戦闘システムも、銃や戦車で戦っていた前作までと違い、武器でガンガンと敵陣に斬り込んでいくゲームになっている。
どちらかと言うと無双ゲー的なものであり、特殊部隊の精鋭を率いて戦争に従事する事になる。
BAD/REQUEST
〇頭の悪い味方AI
本作の戦闘は4人一組であり、一人をプレイヤーが操作し、残りがAI行動するのだが、これが非常に頭が悪い。
ちょくちょく敵の真ん前で棒立ちする事は多い。
マニフェストと呼ばれる要素で味方AIの戦闘行動を細かく指定する事が出来るので、通常に行動する分には問題ないのだが、時折起きるこの謎の立ちすくみでイライラする事もある。
そして一番の問題がボス戦だろう。
本作のボスは範囲攻撃を繰り出し、それがフィールド上に赤い範囲で見えるようになっている。いわゆるAoEというヤツである。
後半のボスはこれが強力になり、当たれば即死という攻撃も多いのだが、味方AIはなぜかこの攻撃を回避してくれない。
いや、一応回避はしているようだが、微妙に端っこに残ったり、ギリギリで当たるエリアに居座ったりと、わざとやってるのかとキレたくなるような当たり方をしてくれる。
何回倒れようが蘇生は出来るのだが、倒れる度にこちらの行動ゲージが減っていって不利になっていくので、かなりイライラの募る要素にもなっている。
〇絵変わりのしないイベントシーン
本作のイベントシーンは大抵キャラの会話で進んでいくのだが、このキャラが全然動かない。
みんな棒立ちのまま、会話だけが進んでいく。
恐らくシステム的な何かの影響なのだろうが、敵も味方も会話シーンは動かない。
一応、軽く身振り手振りをしたりはあるが、それ以上の動作はなく、またカメラも動かないので、ずっと同じ視点でキャラの会話を眺めるだけ。
そして会話のスキップも出来ないので、必然的に会話は全部聞かなければならず、ただただ謎のアングルからの会話を聞いて進む。
今時イベントシーンでこんなにキャラが動かないゲームも珍しいもんである。
〇青臭いキャラ
全体的にキャラが幼いというか、青臭いというか。
特に主人公やヒロインの言動は人によっては評価の分かれるキャラと思われる。
まあ全体的にキャラが若いので仕方ないのかもしれないが、それでも戦争というものを題材にしたゲームとしてはどうだろう。
ただJRPG特有の青臭い感じと捉えるなら、逆にしっくりくるが。
COMMENT
ゲーム自体は悪くはない。
細かい部分に難点はあれど、単なる新規IPとして見るなら及第点以上のものだろう。
しかし『戦ヴァル』という人気シリーズの名前を借りたゲームとして見るならば、微妙な作品と言えよう。
『戦ヴァル』の設定でJRPGを作りました、というのなら、十分理解出来る。むしろシャイニングシリーズだったら、もう少し評価してもいいくらいだ。
いくつか伏線が放置されたままなのは、今後もこのシリーズを続けていくつもりなのかもしれないが、出来れば原点回帰した方が望んでいる層は多いんじゃないだろうか
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-16
周回プレイを初めてトロフィーを少しずつ獲得している最中です。
現在のプレイ時間は83時間になります。
簡単に評価すると、
物語部分は質の悪い人形劇で、棒立ちのキャラがほとんど動かずに喋っているので
これが今年発売されたゲームなのかなあと思ってしまいます。
戦闘部分はあまり爽快感が無く、ザクザク倒していくシステムとなっています。
お話は悪く無いんですけど、上記2つがそれを悪くしています。
音楽は良いですね。
値崩れした今なら買っていいんじゃないでしょうか?
GOOD!
グラフィックは十分美しい。
一人一人の個性がよく描けている
序盤はややもたつく感じがあるものの、ストーリーがしっかりしておりぐいぐい引き込まれる。
バトルは、爽快感のあるもので、機械兵器をどうやって倒すかを考えながら進めるのも楽しい。
中盤くらいから緊張感のあるストーリー展開になっていき、夢中になる。
レベル上げがしやすく、時間をかければ必ず勝てる。
BAD/REQUEST
序盤がもたもたする。ムービーが多く、キャラは紙芝居のように動かず声優がしゃべるだけ。
しかし、クリアしてみると、状況が複雑であれだけのムービーが必要であったと納得した。
COMMENT
中盤までは少しだれたが、後半のストリー展開はすばらしかった。
ムービーの多さをストーリーのすばらしさが上回ったと言える。
バトルもしやすく、楽しく進められた。
エンディングは秀逸。