【PS4】WORLD OF FINAL FANTASY レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-10-27 |
価格 | 6264円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人(オンライン:2人) |
- 総合ポイント
- 55
- (難易度)
- 1.17
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 0pt |
30pt
GOOD!
・FF式ポ○モン
過去シリーズに出てきた色んなモンスターを仲間にして育てて戦わせるのが楽しい。
デザインもデフォルメされているが可愛らしさとカッコやさがある良いデザイン。
また一部FF以外からも参戦しているのが以外すぎるチョイスだった。
BAD/REQUEST
・主人公達の人格
イベント中は程度の低いくだらない事を話して不快にさせてくる、ダンジョン探索中は疲れた、シンドイとぶつぶつ言ってプレイヤーのモチベを下げる、物語のキッカケもこの二人が調子こいたクソガキだったから、とおよそ好きになる要素がない
・長いだけのダンジョン
基本的に一本道だし、大概のダンジョンでミニマップが用意されているので、あとは道をなぞっていくだけ。
ビッグブリッジ、クリスタルタワー、ラスダンあたりはとにかく長いだけで単調な道を歩かされる。他は単調でも短いのでまだマシというだけ。
・ヤル気無くなるミニゲーム
エンディング見るだけならクリアの必要は無いけど、クリアしないと手に入らないモンスターがいる。いわゆる潜水艦ゲームなんだが入手条件がキツすぎてただの運ゲーになっている。
・デキの悪いアニメムービー
合間合間に何度か挟まってくるが、これ主人公に顔芸させたいから入れただけだろという位に、必要ないタイミングでも挟んでくる。
COMMENT
主人公の言動をガマン出来るかが問題になる。
今聞いた単語を忘れてくだらない聞き間違いをゲーム中何度も何度も何度も何度も聞かされる。
コレ面白いとでも思っているのか?子どもも笑わなかったぞ。
キャラがこんな有様なのでシナリオ見るのも辛かった。
またモンスター図鑑のテキストも同じノリで非常に寒い。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-28
以下、個人的に残念だった点を。
1.移動速度が遅い
2.一つのダンジョンが無駄に長い
3.一つのダンジョンが区画ごとに同じ経路を繋ぎ合わせただけなので飽きる
4.カメラアングルがff10形式で自由に動かせない
5.上記1~3のため作業感が強い
6.戦闘中にミラージュが変更できない
7.ダンジョンでのギミックが面白いというより面倒臭い
8.ギミックを解くために特定のミラージュを持ち歩かなければ、いちいちノロノロと遅い移動速度で戻らないければならないため、ただでさえ少ないパーティ枠が絞られてしまう
9.上記6,8のせいで色んなミラージュで戦闘を楽しむことが出来ない
10.シンカさせるのが面倒くさいミラージュも多い(そもそも主要ミラージュのヘンシンカがクリア後っていうのが頭おかしい)
11.主人公の男が頭悪過ぎてイライラする(知性の欠片もないバカを操作する苦痛)
12.ボス戦など相手の弱点を付いて工夫して戦うffシリーズとは思えないタコ殴りシステム(補助魔法?そんなの使うぐらいなら△押しまくってたまに回復するだけ)
13.中身ペラペラなストーリーのため冒険そのものがつまらないし、主人公たちに感情移入できない
14.ロードが多い
プレイしていて作業感の強いスピード感のないゲームという感じでした。
GOOD!
●バトル
ノセノセシステムが楽しい!
能力やアビリティはもちろん、属性耐性や状態異常耐性なども多種多様で、組み合わせを考えてるだけであっという間に時間が経っちゃいます。
全体的に難易度が低めなので、自分の好きなモンスターで冒険することができたのはグッド。
私はチュートリアルで手に入るヒナチョコボを裏ボス撃破まで使ってました。
●ココロクエスト
簡単に言うと歴代キャラクターに焦点を当てたサブストーリーなのですが、シリーズをまたいだ交流があるのはもちろん、原作でのネタを意識したものもあり、とても楽しめました。
・口では嫌がりながらオペラやる気満々のセリス(ワンフレーズだけですが歌います!)
・原作ファンなら思わずニヤリとしちゃう夢を答えるスコール
・黒魔導士達と共に頑張っていくことで、少しずつ人々に受け入れられていくビビ
・原作とは設定が違うけどやっぱり仲良くなるティーダとユウナ
などなど。
ディシディアと違ってシリアスな雰囲気ではないので、心温まるものが多いです。
●音楽
歴代シリーズのアレンジはもちろん、今作オリジナルの曲も素晴らしいです。
ナインウッズヒルのテーマは思わず口ずさみたくなりますし、ラスボス戦の曲は壮大かつ美しくて大好きです。
●早送り機能
バトル中だけでなくイベント中も早送りできるのがすごく便利。
後述の寒いギャグも、この機能のおかげで何とか乗り切れました。
●その他良かった点
・風景が非常に美しい。素敵な音楽も相まって、ぼーっと立ってたくなります
・体験版では好きになれなかったタマとセラフィが可愛かった。結構愛着が湧きます
・戦闘BGMがアレンジ曲などに自由に変更できる
・ラストダンジョンの造りが凝ってて面白かった
BAD/REQUEST
●ノリが寒い
今作一番の問題点ですね。とにかくノリがキツイ。
リングオブフェイトやエコーズオブタイムが好きだったので大丈夫かと思ってましたが、これらのようなツボを押さえたネタではなく、素人が悪ふざけしたのがスベリまくってる感じ。
主人公たちのギャグ会話やミラージュ解説がことごとく寒い……。
開始当初は「このゲーム続けられないかも……」と思っちゃうほどでしたが、シリアス成分多めになる中盤以降はだいぶマシになっていきます。
また、歴代キャラクターはこのノリで喋ったりしないのでご安心ください。
早送り機能があるので、寒いと思ったら我慢せずに飛ばすといいと思います。
●育成しづらい
戦闘メンバー4体+サブメンバー6体を連れて冒険し、残りはすべて預けておくのですが、サブメンバーは経験値半分、預けてるモンスターに至っては一切入らないという仕様なので、育成しづらいです。
ギミック解除用モンスターやメガミラージュでも枠が潰れますし……。
せっかくたくさんモンスターがいるのに、もったいない。
●説明不足・裏設定が多すぎ
ただクリアしても色々と疑問が残ります。
で、キャラクター辞典を読んでみたら、匂わすことすらなかった設定がわんさか書いてあって混乱しました。
なんというか、ラノベ好きな中学生が考えた設定資料集みたいになってて、ちょっと笑っちゃいましたよ。
文章から察するに続編を出す気満々なようなのですが、もうちょっと本編に組み込んでほしかった。
●細かい不満点
・メニュー画面が使いづらい
・セーブデータが一つしか作れない
・イベントシアターがない
・街が小さい。どれも1~3マップくらいしかない
・プロテスとシェルが切れてるかどうかパッと見では分からない。ヘイストとかは分かるのに……
・ミニマップと大マップの向きが一致してなくて使いづらい
・モブキャラの中に超ド下手くそな人がいる(おそらくスタッフ)
・ミニゲームが最高につまらない
・メガミラージュがあんまり使い物にならない
・裏ダンジョンが手抜き。本編のダンジョンをそのまま流用しただけ
COMMENT
色々不満点を書いてしまいましたが、それでも睡眠時間を削りたくなるくらい熱中したゲームです。
シンプルかつ奥深いシステムになっていて、育成系コマンドRPGとしてはなかなか上質なものだと思います。
FFシリーズやってなくても全然問題ないので、「なんかRPG遊びたいな~」と考えている人にはオススメ。
コンセプトや世界観は凄くいいので、寒いギャグと快適性に目をつむれば十分良作と言えるでしょう。
特に致命的なのはノリの寒さだけなので、逆に言えばこれさえOKなら楽しめるはずです。