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【PS4】ペルソナ5 レビュー

発売元 アトラスオフィシャルサイト
発売日 2016-09-15
価格 9504円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 犯罪 麻薬 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:RPG
■ プレイ人数:1人

総合ポイント
75
(難易度)
2.18
レビュー数
49
スコアチャート ペルソナ5レビューチャート

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4.1%
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14.3%
40-49
16.3%
50-59
10.2%
60-69
12.2%
70-79
32.7%
80-89
10.2%
90-100
【60点以上】
65.3%
【標準偏差】
18.2


デフォルト:新着順

2人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 3pt 4pt 4pt 3pt 3pt 2pt
総合点
67pt

GOOD!

都内住みには身近な場所、多彩なキャラ、美麗なアニメ調のグラフィック、
幾つかのパートに分かれた先が気になるストーリー

BAD/REQUEST

スキップを使用した際に必ず止まる、カレンダーが切り替わるときのもたつき
ご都合主義的な最後の展開、一部キャラクターを持ち上げるような扱い

COMMENT

期待される向きはほぼ満たしていると思います
強化のために必要なサブキャラとの交流がメインと考えるならばですが
私はメインストーリー後半の展開が気に食わなかったので

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
mnbsan1さん  [2017-12-22 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

9人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 2pt 4pt 4pt 3pt 4pt 3pt
総合点
68pt

GOOD!

ストーリーについては、ネタバレになるので詳しくは書けませんが
王道ジュブナイルでいい話だったと思います。
ただし、「ジュブナイルとして」よくできていたというレベルなので
深みとか考えさせられるとかそういうのはあまりありませんけれども。
良くも悪くも正義の相対性とかそういう部分の悩みが見えないお話です。
終盤とある場面の大逆転劇は、ご都合主義全開ではあったけれども
「やってくれおった!」というカタルシスは十分でした。

キャラクターは実に魅力的です。
一人一人の描き込みも非常にしっかりしていて
どのキャラもお気に入りになります。
プレイヤーキャラだけでなく、周辺人物とのコープも
非常にいい話がいっぱい。
また、一人一人のペルソナが固定なので
属性管理が大事なバランスとも相まって、
出番のない仲間というのがいません。みんな使える。

音楽も雰囲気によく合っている。
特に予告状後のBGM、最高です。

UI回りはさすが国産RPGということで
一部不満点もありますがよくできています。
プレイしていてストレスを感じる場面はあまりありません。

戦闘はコマンド式ですが、戦略が幅広く
結構考えさせられます。
最低難易度ですら決して単調ではありません。
(逆に最低難易度だと、ペルソナ集めをするために
シャドウを無駄に倒してしまわないよう
高難易度以上に頭を使う必要が出てくるのですが・・・)

BAD/REQUEST

BADの文字量は多いですが、簡潔な説明が難しくて字数がかさんでいるだけで
問題点が重大とか大量というわけでは必ずしもないのであしからず。

結局ペルソナという人の認知の世界の話ということで
ご都合主義の許容範囲が広いのもあって
あまり気にはなりませんでしたが、
あちらこちらで話が雑になっていたのはちょっと気にはなりました。
扱っているテーマは同時期のベルセリアと若干似た部分もあるのですが
あっちのほうが筋がばんと通っていて良かったかな。

この手の学園RPGでクリア時間75時間ってのはちょっと重すぎます。
ボリュームがあるということでもあるんですが、
原因の大半はパレスでのテンポの悪さにある。
あれが無闇矢鱈に長い上結構単調で
かつ道中の戦闘で毎回カバーアクションを要求されるため
非常にテンポが悪くなっているんです。
その上戦闘に入ってからも弱点把握やSP管理に交渉と
考えることも手数も多いため、とにかく時間がかかる。
もっともこのゲーム、
SP回復を縛る→パレス攻略に日数をかけさせるというメカニズムで
コープ上げとスケジュール回りの難易度管理をしているため、
パレスのテンポを良くしてしまうと
学園生活部分が超ヌルゲーになってしまうので難しいのですが。

UI回りで一つ気になったのがベルベットルームのペルソナ管理。
もう少しソートの種類を増やしたり、絞り込みをさせてほしかった。
終盤のペルソナ管理がすごく大変です。

グラフィックについては絵としては悪くないけれど
PS4のすごさがどうとかいうレベルではない。
同時期のベルセリアは
「ダウングレードすればPS3でもぎりぎり動くレベルにとどめたPS4作品」ですが
この作品は「普通にPS3で作ったソフトをPS4に移植した」というレベルです。

「このゲームは現実とは無関係」と最初に強調されているので
この部分は点数には反映させませんけれども、
こういうテーマを扱って、しかも作中で
「保護観察中に海外に行ってもよい」などという
テレビ番組の小ネタを入れるくらいなら、
現実の少年審判制度に対する最低限の理解くらいは前提にして
ゲームを作って下さい、とは言いたい。
別に専門書を読めとはいいませんが、
「少年審判」で検索して出てきたサイトを10分ほど眺めるくらいでも、
12月末から2月上旬にかけてのゲーム内イベントが
いかに噴飯物かというのはすぐにわかるはずなのですが。

COMMENT

すごく良くできていますし、キャラも魅力的なのですが
「PS2やPSPの時代にこういう学園RPGよくあったよね」と思ってしまうくらい
新味のないクラシックな学園ジュブナイルRPG、という印象です。
一見アバンギャルドな画面構成でびっくりしますが
中身はいい意味でも悪い意味でも保守的なゲームでした。

75時間だれることなくエンディングに到達したという意味で
熱中度は高めに付けましたが、
2016年のRPG最高峰とかPS4のRPG最高傑作とかいう声を聞くと
正直「?????」という気持ちになります。
ストーリーの底の浅さとパレスのプレイテンポ以外に大きな難点はなく
非常にまとまった出来ではありますが、
「この点がずば抜けてすごい!」といえる部分も見当たらない。
最近海外作品の影響か、RPGがアクションに寄り過ぎている傾向があり
みんなクラシックなRPGに飢えていたんでしょうかね。

ネット界隈で暴騰気味の評判を信じて過剰な期待を持って買うと
裏切られるかもしれませんが、
普通のRPGと考えてその程度の期待にとどめてプレイすれば
定価以上の価値があるゲームだとは思います。
そういう意味では安心してお勧めできるソフトではありますかね。

なお、SP管理が非常に厳しい関係で、難易度は相当に高いです。
目安としては、
SAFETY→メタル狩りをして進めるドラクエ、あるいはFFのイージーモード
EASY→メタル狩り禁止のドラクエ、あるいはFFのノーマルモード
という感じです。
Normalから上はシリーズ皆勤の人が覚悟を持って選択する領域かと。

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
らるさん  [2017-03-06 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

4人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 4pt 3pt 3pt 4pt 3pt
総合点
71pt

GOOD!

■シリーズ恒例のペルソナ合体・悪魔会話
思い通りのペルソナを作って戦う、幅広い戦略性は健在
このベースだけでも十分良ゲーといえる

今作は悪魔会話もあり、お楽しみ要素は多い

■気合の入ったストーリーとボリューム
これは頑張って作ったなと思わせるところが随所にあり、
前作に引き続き驚かせてやろうという気概を感じる。

また、普通にプレイすれば、100時間はあろうかという膨大な内容で、
中身もしっかりと詰まっていて素晴らしい。
逆に長すぎるという意見もありそうなくらい。


■おしゃれなデザイン・音楽
これは一目で見ればわかると思う。
おしゃれ感がすごい。

表面上のグラフィクスの綺麗さは並み程度かもしれないが、
センスにおいて、ずば抜けている。
センスの良し悪しだけはそう簡単にできることじゃないなと思う。

どう考えても、これだけでやる価値はある。

音楽は非常にかっこいいのですが、パンチは効いていない印象。
アシッドジャズというジャンル自体、耳に残りにくいのかもしれません。


■順当に進化しているシステム面
ADVパートを重視している本シリーズでは、そちらはかなり快適に進められるようになっている。
広域マップ上でコミュニティの上昇が確認できるのよになっているのはかなりいい。
(私はそこに気付かないで、しばらく直接足を運んでましたが…)

BAD/REQUEST

基本的に、重箱の隅をつつくようなレビューなのでご勘弁を。
新しくやる方のための注意喚起的な意味合いで書きます。

■基本的に胸糞悪い展開
漫画で例えると、闇金ウシジマくんのような内容が続くので覚悟したほうがいいです。

ピカレスク・ロマンが題材という話でしたが、
実際は正義とは何かに主眼が置かれていて、
某三代目怪盗をイメージしているとがっかりすると思います。


■学園生活要素はほぼ皆無
学園生活は、全くないレベルで無く、
イベントはあっても肩透かし食らったような内容なので、
ペルソナ4から入った人はご注意を。

不思議なことに、周囲のキャラがほぼ年上なのはなぜなのか…


■特定のコープが便利すぎる上でのADVバランス
ADVパートで、行動回数を消費しないで親密度上げ、一部の行動の増加があり、
これができるかできないかで後半のイベント消化が大きく変わる。

コミュのイベント関連はサブイベントのほうがよくできてると感じたので、
エンジョイは2週目と割り切ったほうがいいかもしれません。

ADVパートはいつも通り12月末までです。これは勘違いしないように覚えておいたほうがいい。
ごく一部の行動も行動消費しなかったりと、ちょっと不親切。


■最初の伏線がバレバレ
ちゃんとお話しを読んでれば気付くレベルで、
これのおかげで中~終盤興ざめしてしまって、完全に心が離れてしまった。
なんでこういう話なんだろう、という思いが強くなってしまって、
正直ストーリーどころじゃなかった。

ただ、それ以上にサプライズは詰め込んできているので、
ネタバレが嫌な人は黙って最後までやりましょう。


■ストーリーの不完全燃焼さ
フラグ未回収?部分がどうしても腑に落ちない。
前作が推理モノだっただけに、ここは厳しく見られていると思う。

ネタバレにならない程度書くと、双葉の母親の実行犯がざっくりしすぎているところから始まり、
日常と「あっちの世界」がクロスオーバーする表現が無意味に入っていたり、
ネタバレ部分を含め、ストーリーはトゥルーエンドっぽく完結しているはずなのに、釈然としない部分が多い。

この辺はしばらく有志による模索と議論が続くと思う。

また本当に唐突に、都合の悪いところだけをぼんやりさせる演出で
プレイヤーに見せないようにするのはどうなのか。
それだったらコープの進行度でぼんやりが増えるようなシステムとか、
何かあったのではないだろうか。


■戦闘バランスはちょっといまいち
状態異常付与が非常に強力で、
且つ、旧作から引き続きの1Moreの連続攻撃システムのおかげで、
一方的に倒すか、一方的に倒されるかになりやすい。
主人公が戦闘不能になると即ゲームオーバーなので、連続攻撃で落とされるときつい。

また属性が増えたにもかかわらず、弱点無しの敵がそれなりに多く、
とりあえずクリティカルになりやすい技で叩いとくか、になりやすいのが残念。

COMMENT

気にあるくらいならやったほうがいい、というのが持論なので、
とりあえずやれと思うのですが、
ストーリー序盤のB級感がすごいので、それが尾を引くかどうかで評価が全然違うと思う。

難易度はいつでも自由に変えられるのですが、
コアゲーマーじゃないのであればイージーで丁度よいと思います。

新型PS4と同時発売ということで、絶対時期は変えられなかったでしょうし、
(同じ発売日だったFF15は逃げてしまいましたし)
細かいところは目を瞑ってプレイしましょう…w

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
おにさんさん  [2016-09-26 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

4人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 3pt 4pt 4pt 2pt
総合点
75pt

GOOD!

・シナリオ
 卑劣で下劣な歪んだ大人をその欲望を盗んで改心させる、というシナリオは斬新で面白かった。特に最初の標的は主人公たちが当事者という事で感情移入出来て攻略にも力が入ったし、以後のどの敵キャラもそれぞれが一等の悪党ぶりが出てて良かった。
 そして序盤に違和感を感じていた部分が終盤でまさかの展開を繰り広げ明かされるのは心躍る楽しさがある。
 総評として個人的には一部分を覗いてシナリオには満足している。

・キャラクター
 主人公や今作のマスコット位置であるモルガナなど他多数の人物はそれぞれが魅力的。一人一人が深い問題を抱えていてそれを主人公との関わりによって解消されていく様は一種痛快である。

・システム
戦闘面……ダイレクトコマンドは従来のコマンド選択と比べて爽快感があって良い。魔法も新しい属性が増えたり、前作までの光闇属性に当たる祝福・呪怨属性に追加された純粋な攻撃魔法コウハ、エイハ等新鮮さがある。
シャドウとの会話交渉とか昔のペルソナを少し思い出して良かった。ただ弱点属性の無い敵はどうしてもクリティカルでも出さなければ交渉に入れなかったりなど面倒くさい部分がある。

コープ関連……前作までで言うところのコミュニティ。関係を深める事で得られるコープアビリティは便利で良かった。ただ他の人が言ってる通り「瞬殺」とかONOFF出来てれば文句無し。
コープそれぞれのストーリーも面白いし恋愛面でも今回は大人が何人か含まれてるのもあって幅広い。
ペルソナ3、4もやってきて基本的にアルカナの意味とか考えたりはしなかったけど、今回のコープキャラはアルカナの印象に合致しないの多いなと思ってたら一部除いて基本的にアルカナの逆位置から始まって最後に正位置に変わるんだなって認識した時スッキリできたのが特に印象深い。

音楽……今回もペルソナシリーズの一つの醍醐味と言って良い音楽の格好良さは期待を裏切らない出来。音楽のおかげでダンジョン攻略にも飽きが来ず続けられた部分もあったし、立ち止まって聞き入った所もある。各覚醒シーンで流れた曲も毎度痺れるし、最終戦最後の大詰めでの曲も好き。
ただ、前作P4の曲が良すぎたというのがあり最高点はちょっと出せない。

・ダンジョン
 各パレス特有のギミックはどれも解いていて面白い。軽いパズル感覚で解くためのヒントも全て示されているので難易度もそれほど高くはないはず。

BAD/REQUEST

・前述したシナリオ評価「一部分を除いて」の一部分。
 発言があからさま過ぎて驚愕も何もないあの人物。最初から何かしでかすな、というのが透けて見える程というのは大問題。
 終盤で明かされる驚きの展開!というのを書きたかったのか知らないが、何も隠れてない。
 最後の最後にお涙頂戴誘ってくるのも気に食わない。

 怪盗団仲間の怪盗行為への認識。改心という物を正義と疑わないその心理をまず理解できない。最初の時の廃人になってしまう危険性を考慮した葛藤から、「もうやるしかない」「後が無い」という逼迫した状況で下した決断がその後の怪盗行為に何も生きてない。
 自分たちは正義だ、という根拠のない自信を掲げて名を挙げる事に固執しだした所が心底納得いかなかった。
 特に顕著なキャラが一人。目立ちたいモテたい、正体をバラして人気者になりたい等目に余る自己顕示欲の発露が見られる。


・キャラクター
 どのキャラクターも魅力的ではあるが一部どうしても鼻に付くキャラクターがいる。
 筆頭は坂本竜司。注意されても大声を止めないし、主人公の諌めるような選択肢を選んでも「やせ我慢してもかっこよくねーし」など接していると苛々する場面が多い。逆にコープでの話ではそれなりに好青年だったりして制作側はこの人物をどういうキャラにしたいのか分からなくなってくる。
 次点で新島真。途中参加でありながらいきなり仕切りだしたり、怪盗団に入った目的が怪盗団の理念からズレていたり等、最初の登場が登場だけに首を傾げる場面が多い。
 後は月のコープ。これに関しては個人的に生理的に辛い。反応が良い選択肢を選ぶのが苦痛ですらあった。語ることも無い。

 怪盗団に関して言えばもう一つ、最終的に優秀な人物が一人二人で怪盗団の作戦を決める等、他のメンバーの影が薄れていくのは残念。

・ボイス
 ここぞという場面でボイスが収録されていなかったりする。特に終盤での仲間との会話や最終場面での選択肢、その決め台詞にボイスが付いてなかったのは、物足りなさを感じた。

・日常
 出来ることが思いの外少ない事。一周目こそ人間パラメータを高めたりコープを出来る限り勧めたり等、日数の少なさに四苦八苦するのだが、一転2周目プレイとなった時にはやることがなくなり寝て過ごす事もあった。
 P4でのクエストに当たるミッションは数も少なく、基本的に「ダンジョンでこのシャドウを倒しましょう」なので単調。
 釣りもバッティングセンターも2、3回もやればヌシ釣りもホームランも達成できるので、やり甲斐というものは薄い。

・ペルソナ
 ヨシツネの一強。作ってしまえばこれ一つで大抵済むというのはゲームバランスとしてどうなのか。使わなければいいと言えばそれまでなのだけど。
 仲間のペルソナ覚醒に関しても、なんというか覚醒して得られるものが得意属性の無効化と弱点属性の極・見切りというスキルのみというのははっきり言ってショボイ。見切りスキルは言うほど効果を発揮しないし、それならいっそ固有の技でも覚えてくれれば嬉しかったのだけど。

・戦闘
 まず一つ言いたいのが、総攻撃時のカットイン。総攻撃に入ったキャラそれぞれにカットインが入るのは格好いいのだけど、何故ポジションハック、つまり双葉から入った総攻撃には双葉のカットインが実装されていないのか非常に残念でならない。

 各ボス戦での弱点の有無、及びクリティカル無効。こういうのは正直弱点を探り、その弱点に合わせたペルソナで攻める、というのが一つの肝だと思うのだけど、それが無い。基本的にどのボスも等倍でダメージが通るのでゴリ押しが有効になってしまう。主人公のペルソナ付け替えがあまり有効ではないというのはどうか。

COMMENT

 ペルソナ歴は女神異聞録ペルソナ、ペルソナ3及びFes、ペルソナ4及びゴールデンをプレイ済み。
 今作ペルソナ5は2周クリアで182時間。

 全体的に見て個人的には満足しています。どうしても一部分が受け入れきれないなというのは置いておいて。
 あの人物に関して言えばP4足立のように小悪党を貫いてくれれば個人的にはある意味好感がありましたが、「過去に色々ありました、だからこうなったんです」でお涙頂戴の末、お前だけはそいつを認めちゃいけないだろうってキャラがあの人物に同情してしまう場面はどうしても理解が及ばない所がありました。とんでもない置き土産してくれたものです。

 怪盗団に関しても、見ていてそれは違うって思っても止められない歯がゆさ、歪んだまま動き続ける歯車を見てるような心境は複雑だったけど、とても面白かった。買ってよかったやってよかったと素直に思えます。

 まぁ、ちょっと色々言ったけど、是非プレイしてみて欲しい作品です。後悔はしないはず。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
sheepさん  [2018-03-02 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: アラフォーのトリックスター
レビュー日: 2017-01-21
私事ですが今年41歳になります。
ファミコンが発売されたのが小学2年生。
マリオやドラクエで遊び、その後PCエンジンの華やかなゲーム画面やメガドライブの地味なゲーム画面(笑セガ派ですからね!)、スーパーファミコンの回転、拡大機能やプレステ、セガサターンのポリゴン全盛時代と
ゲームハードの成長と共に自分も成長してきた。
そんな世代のおやじであります。

しかしながら、あれほど熱狂していたゲームも大人になるにつれてだんだんやらなくなりました。
社会人になり単純に遊ぶ時間がとれないこと、家族との時間を優先するようになったこと、その原因はいろいろありますが、一番大きな原因が『ゲームをおもしろいと思わなくなった』という自分の気持ちが大きいかと思います。

これは歳のせいなのかなぁとちょっと寂しい気持ちになっていましたが、よく考えるとそれだけでない気がします。

最近僕が買ったゲームといえば、メタルギア5とアイドルマスターPSの2本で、
メタルギアは未完成品かと疑うばかりの商品をメーカーの都合で押し付けられ、
アイドルマスターPSに至ってはバンナムお得意のDLC商法と課金ガチャ。
これらゲームの共通点はユーザーのことは放っておいて、「金」「金」の拝金主義が前面に来て、肝心のゲーム自体のおもしろさは二の次なことでしょうか。

口ではユーザーファーストというくせに、その実はゲーム会社と制作者ファーストだったような気がします。
多大な広告費をかけた過大広告と、ニコニコやツイッターによる制作ディレクターの吹聴で、バカなユーザーをだまして金を巻き上げようという心持ちが見えて、やり場のない怒りを抱えていました。

そんなだまし討ちのような誠意のない商売をしていたら、ゲーム業界だけでなくどんな業界でも愛想がつきますよね。
本当、最近そういうことばかりが続き、ますますゲームをおもしろく感じなくなってしまっていました。

そんなゲームに愛想が尽きかけてた中、たまたまレビュー高評価だったペルソナ5を手にとってみました。
アトラスさんのゲームはスーパーファミコンの『真・女神転生』以来であの鬼畜な難易度がトラウマになったこともありそれ以来はご無沙汰でした(笑)

遊んでみての率直な感想は「よくここまで丁寧に作り込んだなぁ」と思うほど、製作者の方の強い意思と、
ゲームをつくるということへのプライド、そしてユーザーを真に満足させたいといった気概と誠意がこのゲームのプレイを通じて感じました。
おかげさまで、すっかり頭の中はペルソナ一色、ゲームがやりたくて早く家に帰るなんて小学生以来でしょうか。
「あ、まだゲームを楽しいと思える感性が残ってたんだな」と気づかせてくれただけでも、ペルソナ5をやった価値がありました。

聞けばペルソナ5は発売するまでは延期の連続だったようで、
きっと社内での意思疎通や難しい問題がたくさんあったのだろうとお察します。
しかし、あくまでユーザーファーストを貫き、責任をもって制作されたアトラスさんには
久しぶりにゲーム業界の「良心」を見たような気がします。

きっと自分はこれからもアトラスさんが作ったゲームならば、例え新規ナンバリングタイトルでも
「アトラスが作ったんだから大丈夫だろう」と思って新品で買うでしょう。
そこには「誠意」を持ってゲームをつくってるアトラスさんとユーザーである僕との間に「信頼」があるからです。

家庭用ゲームが普及して35年になろうとした今、ペルソナ5は今いちどゲーム会社とユーザーの関係を考えさせてくれました。
ありがとうございます。

よし!ペルソナ6が出るまでゲーム業界に悲観することなく気長に待つかな!
頑張れアトラス!!

【PS4】ペルソナ5
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