オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
65pt
GOOD!
30時間くらいですべてのエンディング、追加のステージもクリアできるボリュームです。
キャラ、技が多い。
アクションに爽快感があります。
難易度を低くすれば敵をタコ殴りにできます。
また、それが単純で面白くないと思うなら難易度を上げると
ちゃんと回避しながらペチペチ攻撃をあてないと、あっという間にやられることになる、
任意にできるプレイの幅がきっちり設定されています。
キャラが魅力的。
お気に入りはメルセデス、次にグウェンドリン、コルネリウスと続き、ベルベット、最下位がオズワルドです。
オズワルドがもっと魅力的なキャラならストーリーがもっと盛り上がったのに、、。
また、ベルベットはストーリーの起因になる傾国の美女にそっくりなその娘という設定なのに、美女設定がいきていません。
まあ、ゲームなんでこんなもんかと。
飽きずにクリアまで楽しめました。
BAD/REQUEST
マップの構成がわかりずらい。
普通に右、左で表現してくれればいいんだけど、
左右がループされていて進んでいると思ったら戻っていたりとややこしい。
シンプルなほうがいいと思う。
また、マップの地面にコインとマンドラゴラが埋まっているんですが、
これを回収するために、飛べるキャラも歩かないといけないし、
早く移動したいときもアイテム回収のため歩くはめに。
これは詰め込みすぎだと思います。
フォゾンの回収とかもやりづらいし、食事によるレベルアップとか
とにかく詰め込みすぎてめんどくさいことになっている。
これをやってから『朧村正』(wii or PSvita)をやると
システムが洗練されているのがわかる。
『朧村正』のほうがアクションとして優れていて、面白いと思います。
任天堂がうまく調整したんでしょうか?
技はたくさんあるんだけど、出しづらい。
結局、ショートカットに入れた、使い勝手のいい同じような技ばかり使ってしまう。
せめて据え置き機だけでいいので、L2、R2も使ってボタン一発でだせる技の
数を増やしてほしかった。
ストーリーが強制的で時間がかかってだるい。
ストーリーを早送りや、文字飛ばしができない。(一括飛ばしならできます)
強制的に見させられます。
ここでダレる、眠くなる。
せめてボタンによる、文字飛ばしでサラサラ読んでいったら、
ストーリーの印象が変わったと思う。
まさに中二的な文章にうんざりさせられます。
(ゲームなんで設定年齢が中学生くらの文章でいいでしょうけど、
大人がみるときはむずがゆいし、せめてすらすら見たい)
成長がわかりづらいし、活用しにくい。
いろいろやりすぎです。
一通り技が使えるようになるころには終わります。
成長させるのは2周、3周するひとだけの楽しみみたいになっています。
キャラが多いといっても、同じようなマップ、敵キャラで飽きてきます。
PS2当時ならともかくPS4ならもっといろいろできそうです。
COMMENT
まあまあ、面白いがやりこむほどでもないというところでしょうか。
ストーリーもそれなりに凝っていてまずまずです。
(敵を倒しても、ストーリー上で倒したことにならなかったり、いつものことかなと思っていたら倒していたりと混乱しますが)
少々不満もありますが、アクションとして飽きずにクリアまでいきました。
とりあえず、買って1週間ほど熱中しさっとクリアして売るというスタンスでも十分たのしめる作品だと思います。
おススメです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
80pt
GOOD!
【2Dグラフィックスの極地】
数ある表現の最終到達点、その一つと言っても過言では無い出来です。
当時PS2で発売された頃に群を抜いて異彩を放っていた作品ですが
物語の完成度は非常に高く、ゲームという枠の中で一つの文学作品を
登場人物を共に追体験していく要素が他のゲームより強く感じられる一本です。
ゲーム棚というより本棚にしまいたい感じです。
【システム面の強化】
このゲームを語る上でどうしてもPS2版との比較が多く引用されます。
というのも、この作品のPS2版はストーリーに対してゲームのプレイング部分が
非常にシビアな作りになっていて、簡単に言ってしまうと「面倒な作り」になっていました。
今回のPS4版に於いてこの点がすべて解消された訳ではありませんが
それでもかなり快適にプレイする事が出来ました。
個人的に一番大きい嬉しい変化は、スタミナゲージの撤廃です。
通常攻撃を繰り出す度に消費して、テンポを著しく悪くしいた煩わしいゲージ。
思い返せば良くあの状態でプレイを続けられたものだと関心するほど
コレを廃してから全くの別作品に昇華しました。
それに伴い細かな調整も見て取れます。
この辺りの変化は当時辛酸を舐めながらプレイしたユーザーが一番驚く部分でしょう。
【難易度】
いつでも自由に変更できます。
加えて低難易度でのペナルティは一切ありません。
この辺りは人によっては物足りないと感じるかもしれません。
が、数あるゲームの中で一つの作品として
最後までゲームをプレイさせ、結末を見届けて欲しい
という製作者の意図を踏まえて考えると妥当な選択に思えます。
【BGM】
「GOOD」の欄に記載するか迷ったのですが。
個人的にあまり耳に残る曲は無かった様に感じます。(この辺りは個人の好みなので)
タイトル画面の曲と物語を選択する少女を操作する時に流れている曲を覚えている程度です。
ただ雰囲気を台無しにする様な曲は一曲たりとも存在してないのでご安心下さい
BAD/REQUEST
【システム】
良くなった部分も勿論ありますが、やはり面倒な手順が多いのは否めません。
一部例を挙げると
・レベルアップ時、または強化に於ける手順
・持ち物整頓の不備
・UIの使いにくさ
他のゲームとは明らかに差別化が図られているキャラクター強化
まずレベル上げの手順は、食材を食べる
もしくはその食材で料理をする事が必要となり
まとめてレベルを上げる事も出来ますが、その際は指定された場所で
料理を食べる必要があります。
一応戦闘でも経験値を入手出来ますが、料理によるレベル上げが
このゲームの基本となります。
キャラクターとは別に武器スキルレベルによる強化
敵を倒すと得られるフォゾン、それを使い武器を強化します。
攻撃力は主にこちらを成長させる事で強化できますが
キャラクターによって所謂「稼ぎ場」の有無が存在するので一部苦労します。
【キャラクター】
キャラクターの性能差が大きいです。
個人的に登場人物のメルセデスというキャラクターが
性能面で冷遇されている様に感じました。
裏を返せば他のキャラクターの性能が良すぎるのですが
その中でも登場人物の一人ベルベット
このキャラクターの性能は群を抜いています。
殆どのボスを完封してしまう技の数々
使っていて気持ちの良いキャラクターですが
「コレ良いのかなぁ」と常に謎の罪悪感が付きまといます。
プレイヤーが難易度調整するべきですが、その辺りは個人の嗜好という事で。
【価格】
門外漢のため内情は分かりませんが
正直なところ適正価格であるとは思えません。
ゼロから作り上げた物では無いため、せめて6,000円程度の価格帯に納めて欲しかった
というのが本音です。
内容が素晴らしいのは分かっていたのですが、その辺りを差し引いてに評価してもやはり疑問が残ります。
・追記
これらは特典のアートブック目当てで買った個人的な理由に起因している為
公平な評価なのか怪しい部分ではあります。
COMMENT
【総括】
物語としてはPS2版の時点ですでに完成しているため内容変更はありません。
しかしシステム面の強化がこの作品を「より楽しませるゲーム」として昇華させています。
難易度最低での攻略は何のストレスも無くプレイできるので、アクションゲームが苦手な方にもお勧めできます。
BAD項目でシステム関係にも触れましたが、総合的に見るとやはり調整がよくなされていて
更に素晴らしい一本になった事は間違いありません。
トロフィー関係には触れませんでしたが、難易度による限定トロフィーが無いため
初心者の方でも簡単にコンプリートできます。
プラチナトロフィーが無い方、一度狙ってみては如何でしょうか?
またPS2版も一緒に収録されているため、気になった方はオリジナル作品も比較として
プレイされるのも一興かもしれません。
このレビューを最後まで目を通していただき、ありがとうございます。
コレを機に興味を持たれた方、体験版も配信されているので
是非一度ご自分の手でキャラクターを動かして見て下さい。
ここまで読まれた方には申し訳ありませんが、百聞は一見に如かずです。
そして何よりヴァニラウェア様、アトラス様に感謝と
今後の作品に期待しつつレビューの締めとさせていただきます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-02-18
A:我が娘グウェンドリンよ。今更そのようなことを聞くでない。
これは傑作2DアクションRPGに他ならぬ。予言にも示されておるではないか。
Q:どのような部分が傑作だと言えるのでしょうか?
A:情けない。なぜそれがわからぬか。
独特の世界観を体現したグラフィック。それを彩る美しいBGM。
王道を行く重厚なファンタジー。マルチエンディング。爽快なアクション。
魔王オーダインをはじめとした多彩な登場人物。これが傑作でなくて何だというのだ。
Q:お父様。これはリメイク版だと聞きましたが。具体的にどのようにリメイクされているのでしょうか。
A:ふむ。正直に言おう。わしは前作をプレイしたことがないのだ・・・。
グウェンドリン、下がれ・・・わしの苦しむ姿を見るでない。
Q:申し訳ありません、お父様・・・。こちらが前作の資料になります。
A:それを持っていながらわしにリメイクのことを聞くでない。
ふむ。グラフィックのHD化はもちろん、問題だった処理落ちも皆無になったようだな。
そして主にアクションパートが大改造され、もはや別ゲーとも言える爽快感を生み出しておる。
Q:お父様。リメイク前のバージョンが遊べるクラシックモードも搭載されています。
A:なんとお得な。前作未プレイのわしにも進化を体験してほしいという開発陣の願いのなせる業か。
その想い、しかと受け止めよう。うむ、前作はもっさりしておるな・・・。
これはこれで味があると言えるが、テンポの良さと爽快感はリメイク版が段違いか。
Q:お父様。申し上げにくいのですが・・・このゲーム、私は途中で少しダレてしまいました。
A:グウェンドリンよ。お前の気持ちもわからなくはない。
操作キャラごとに物語は変われど舞台はこの世界一つなのだからな。
しかしわしは楽しめた。
キャラごとにプレイ感も異なり、新鮮な気持ちで進めることができた。
ステージもキャラごとに変化があり、飽きさせない工夫が感じられる。
そしてなんといっても物語だ。
予言にまつわる一大叙事詩。絡み合う人間模様。明かされていく謎。
これらが大きなモチベーションとなった。
わしは難易度エキスパートでじっくり100時間かけてクリアした。
Q:流石ですわ、お父様。クリア後もお楽しみ要素があるようですね。
A:詳しくはネタバレになるので言わぬが、今2周目をしておる。
俗にいう強くてニューゲーム的なものだ。
レベルが更にあげやすくなり、装備品も更に上位の物が入手できる。
敵も配置が変わっており、新鮮な気持ちで遊んでおる。
Q:お父様。私も難易度スイートでクリアしましたわ。
A:お前のようなライト層でも満足できる調整がされておる。自惚れるでない。
ただ、一つ言っておこう。2周目の難易度HELLはこのわしでさえも心が折れた。
もし挑むならセーブデータをきちんと分けて保存しておくのがよいだろう。
Q:お父様でさえも心折れる難易度・・・。幅広い層が楽しめる出来なのですね。
A:わかったなら良い、下がれ。グウェンドリン。
わしは2周目をクリアせねばならぬ。
わしはなによりもこのゲームを深く愛しておるのだ。邪魔をするでない。
Q:(お父様・・・。私と姉様にはそのような言葉をかけてくださらないのに・・・)
GOOD!
・グラフィックが見やすくなりここまで進化してる驚き
・難易度選択で詰まることなく遊べる親切設計。これのおかげでボタン連打で100コンボ以上
繰り出して蹴散らす爽快感がたまらない
・ユニゾン集め。キャラごとに違うので探しがい、やりがいがある
BAD/REQUEST
・ストーリーがブツ切りというか。キャラによって展開がぜんぜん違うのはいいとしてもどうしてそうなったかとかの
説明が不足してて終わっても消化不良に感じる
・ある程度進めたら他のキャラが使えるというシステムは駄目だったか。ほぼ同時進行でやればそのキャラの違う視点から
楽しめたりとか盛り上がりそうだと思った。
ストーリー全てクリア→他のキャラ→全てクリアの繰り返しが作業に感じて「もういいや」となる可能性が
COMMENT
PS2版を購入し、難易度が高くてクリアできないと投げ出した経験あり。
もう一度やってみようと思いPS4版を購入。
グラフィックが進化して見やすくなっており、難易度設定もできて進めやすくかつ、
アクションが楽しめるようになっているのは好印象。
繰り返しの作業になるため飽きが早く感じるのと、ストーリーと音楽がいまいち、
価格が高すぎと感じたのは残念。
出来自体は悪くないのでアクションが苦手な方でも楽しめそう。