【PS4】龍が如く 維新! レビュー
発売元 | セガ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-02-22 |
価格 | 8600円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人(オンライン:1〜4人) |
- 総合ポイント
- 71
- (難易度)
- 1.69
- レビュー数
- 13
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
・幅広いやりこみ要素
色々なやりこみがあり、その結果全体的にボリュームがある。
セカンドライフ的な料理
釣り
沢山のサブイベント
鍛冶
・幅広いプレイスタイル
銃・剣・素手と色んな戦い方ができる
BAD/REQUEST
・快適度
ロードが長いわけじゃないが、雑魚がどんどん邪魔してきて しかも戦闘前に一瞬の間がある
・ボス戦(難易度難しい)
異様にガードが固く返し技始動からでないとまともにダメージも与えられない
・共闘感ゼロ
たまに味方と二人で行くステージがあるんですが、相方にHPがないので空気感がひどいです。
・鍛冶
いろいろ面倒くさい金がかかる 武器作成のためのアイテム集めも面倒
素材アイテムを手に入れるにも手に入れにくい
・作業感
いろんなことをやり込む事はできるのですが、やり込みにしても作業感がすごいです。
釣りとか料理は正に作業そのもの
セカンドライフの部分は正に作業でした。
COMMENT
総評としては、基本的には手軽に楽しめるゲーム
一旦やり込みを始めると とにかく作業感がただようゲーム といった感じです。
メインストーリーとしては色々とどんでん返しがあり楽しいです。
各種やり込み要素は多かったですが、やりこみたいという意欲はわいてこなかったです。
なぜやり込みを続けられなかったのか、理由を色々と考えました。
それは 世界の狭さが一番の理由かもしれません。
RPGというよりアドベンチャー的な世界の狭さです。
とはいえ PS4ロンチタイトルの中では一番楽しめたタイトルでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 1pt | 3pt | 2pt |
55pt
GOOD!
・やりこみ要素
サブストーリーやアナザーライフとか一見なんとも思わなくても、一度やると最後までやってしまいたいという欲求を刺激して結果として自分から飛び込んでいける遊びができる。
こうした自由度の高さ、好きなように楽しめるというのは重要だと思う。
・次はどこへ行ってどうすればいいかがすぐ解る。間口は広いかと。
BAD/REQUEST
・シナリオ
中盤を過ぎた辺りから強引に持っていったようなものになり、進むごとに盛り上がりに欠けた。
せっかく謎が謎を呼び最後までどうなるかと期待してたのに肩すかし。
終わってもきちんと終わっていない、たくさんの人物が出ているんだから終わりもそれぞれきっちりしてほしかったのが正直なところ。
・作業の連続
上に挙げたやりこみ要素だが、指摘されてる方が言うようにひたすら行ったり来たりの繰り返しでダレてくる。ミニゲーム(賭けとか)の判定も厳しい感じでもう一度という気がしなかった(難易度は下でプレイ)。
・仕方がないのかもしれないが、人物のグラフィックはしっかりしているのに口パクがないキャラがおり、不自然。手抜きとしか言えない。
・イベントの切り替わり
ムービーの後にある会話イベントでのメッセージスキップがボタン一つでいけず店舗の悪さを感じる。
COMMENT
ローンチタイトルとして本体と同時購入。シリーズは見参を経験済み。
全体的に悪くない出来なのだが、シナリオの持っていき方が勿体なくて残念な結果。
グラフィックや役者の演技とか本気で伝わってきてのめり込めるところはあった。
またこういった武士系統のシリーズが出るのか気にはなる。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-03
購入しました。
サブストーリーも面白いです。
GOOD!
・誰でもどうにかクリアできる親切設計。アクションが苦手な人でもボタン連打や奥義でそれなりにかっこよく勝てるし、それでも苦しい人は武器を強化すれば勝てる(銃を”2連発+速射”にすると簡単に勝ててつまらない、という評価もあるが、下手な人用のお助けアイテムと評価。うまい人は使わなければいいだけなので)。
・一方でアクションが得意な人ならヒートアクションを織り交ぜつつカウンター狙いで一撃を入れる、回避攻撃を当てる、等の高度な戦い方で楽しめる。
・自分の好きな型(素手・刀・銃・両方)を好きなように成長させられるので、プレイヤー毎に得意な型に特化して強化することも可能。
・武器を自分の好きなように強化・アレンジできるのがいい。その鍛冶作業を自分でやるのも面白かった。
・何回かミッションに失敗するとその時だけ一時的に難易度を下げることができるのは親切。
・やり込みたい人には豊富なサブイベント・ミニゲームがあってやりがいがある。
・マップ上にイベント発生場所が表示されるのも無駄に町中ウロウロしなくて済むので親切。
・異論はあるかもしれないが、”見参”とは違い一応ハッピーエンドなのがいい(現実社会では勧善懲悪もハッピーエンドもなかなかないので、ゲームや映画くらいハッピーエンドがいい)。
BAD/REQUEST
・グラフィックの一部がちょっと気になった。全体的にはさすがPS4、という出来だが、オープニングムービーの龍馬の袴のディテールとかはPS3レベル。PS4で初めて買ったソフトだけにありゃ?と思った。
・ラスボスについてだが、登場までの盛り上げ方がいまいち。いきなり最後に唐突に出てくる感じがあって倒しても達成感や快感がなかった。もう少し序盤から強い存在感とストーリーへの関連性を出すべきだったと思う。
・バトルスタイルは4つも必要だったか疑問。各型の強化やヒートアクションの取得数が多すぎて作業化してしまった。
・せっかく幕末で人気のあるキャラクターたちを登場させたのに、全般に中途半端な扱いで活かせていない。特に新撰組局長のあの扱いはショボすぎる。西郷や桂もほとんどチョイ役。勝海舟に至っては登場させる必要があったのか疑問。
・武器強化のための素材入手がめんどくさすぎる。店で手に入れることができないものは闘技場やダンジョンで手に入れることになるが、必要数量は多いのに1回の戦いで入手できる数量は少し。そのため闘技場もダンジョンも途中から繰り返し作業になってきて苦痛。
COMMENT
龍が如くシリーズは従来からプレイヤーを受け入れる間口が広いが、今作もそう感じた。
さっさとストーリーを進めてもよし、サブイベントをじっくりやってコンプリートを目指すもよし、博打や闘技場でハマるもよし、戦いもとりあえず武器の強化とボタン連打でどうにかできるのでやれば誰でも楽しめると思う。
ストーリも舞台が幕末というだけで完全オリジナルなので、史実と違い先が読めず面白かった。
ただ、ファンの多い時代・人物を使っているだけに、史実とのギャップやキャラクターの扱いで不満を持つ人はいるかも(特に沖田は・・うちの嫁も「え〜っ!!」と言っていた)。
個人的にはよく作り込まれた良作だと思う。