【PS3】クウォンタム コナンドラム 超次元量子学の問題とその解法 レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-07-24 |
価格 | 1200円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アクションパズル ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 21
- (難易度)
- 4.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
GOOD!
オリジナリティ(5P)
PORTALシリーズを手がけたクリエイターが作った作品らしく、PORTALで既に完成されてるのに4つの次元を操作(ただし各部屋ごとに使える次元が違う)してその部屋の出口を目指す、というのはまた新しい進化と他の誰もが真似できない(単純にFlashに勝手に移植されるようなオリジナリティのないものは除き)センスは素晴らしいと思う。
が、その素晴らしさはプレイすることであっさりと打ち砕かれます。
BAD/REQUEST
どうしてもPORTALと比べてしまうが、PORTALはまずは既に開いてるPORTALの仕組みから自分で銃を手に入れPORTALを使って移動する手段を学び、色々なパターンを経てから終盤に複合操作だったりタイミング勝負な場所が出てくるがこのゲームはスタートしてちょっと経ったらすぐに繊細かつ正確な操作とシビア過ぎるタイミング勝負を強いられる。
解き方も一筋縄でいかない面も勿論あるが、それでも大抵はある程度部屋の仕掛けを触ってみれば頭の中で組み立ててこうすればゴールに行けるだろう、と想像がつくのだがそれを実際にためしてみると「違う解き方があるのか?」と頭を捻ってしまうぐらい操作がうまくいかない。
勿論自分が下手なのかもしれないが、序盤からこんな様子じゃ先に進める気が失せる。
自分は中盤で挫折したが既にLRボタンで細かく切り替えながらアナログキーとジャンプで移動して行く(失敗すればチェックポイントから)、なんて面をかなりやらされた。
解いた楽しさ・気づいた嬉しさよりもゴールに着くまでのイライラの方が数倍強い。
DSのコロぱた(*)をやった時のような不快感以外一切感じなくなる面構成はゲームマニア以外にお勧めできません。
なので熱中・満足・快適を0点にしました。
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余談ですが、DSのコロぱたについて書きましたが、このゲームはDS版ピタゴラスイッチみたいな感じで、仕掛けの途中が歯抜け状態になってるのでそこに手持ちのアイテムを設置してクリア条件を満たすパズルゲームなのですが、一切の誇張表現なしに設置アイテムが1ドットずれただけで仕掛けが正常に作動せずにクリアならず…というストレスしか感じないゲームです。
COMMENT
ポータルを遊んで非常に満足の行く作品だったのでこれも期待して発売日まで指折り数えて待ってました。
結果、1200円をドブに捨てた感じです…
これ本当にポータルを手がけた人が作った作品でしょうか?むしろポータル開発チームのお荷物がポータルの名前を勝手に使って宣伝に利用してるだけなんじゃないか…?とすら思ってしまうぐらい、痒いところに手が届かずずっとイライラさせられるゲームでした。
アクションパズルゲームである以上、クロスワードみたいな答えさえ解ればそれでいい物と違ってテクニックを要求されるのはしょうがないですが、ここまでのシビアさが本当に必要か?と自分は思います。
(勿論、これぐらいの狂難易度が解けた時に快感を感じるんじゃないか!と思う人もいるでしょう。自分は真逆なのでこういう評価になりましたが…)
とりあえずポータルが好きな人ならこれも楽しめると思います。(後は難易度が気にいるかどうか)
解法だけなら既にPCやXBOX360で(海外ならPS3版も)先行発売されてるのでyoutubeなどに解法動画がいっぱいありますが、その通りに操作できるかどうかはプレイヤー次第です。
とりあえずは手先が器用な人なら解法が判らなくても動画を見て答えがわかるでしょうが、不器用な人はまずクリアは諦めたほうが良いと思います。
ちなみにトロフィーは基本ヤル気のない適当なもの(だが、100%はかなり難しいらしい)なので、トロフィー目的の人は手を出さないほうが良いかもしれません。