オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
38pt
GOOD!
・ポケコンとかあったら(実現できたら)便利だなと思える親近感のある世界観。
過去作関係ないように思えて実は(シュタインズ系)あったりして「おっ」と思える内容も。
どの人物も色付けがしっかりしており、その視点からの展開も多彩で、次はどうなるとか
先が気になる深みのある作りも良い。
BAD/REQUEST
・ルート分岐がわかりにくい。これからというところで完結させられた強制エンディングみたいでどうしてこうなった?という物足りなさが残る。
ツイぽの返信のタイミングがわかりづらく、正解を選ばないと先へ進めないというのも興を削いでしまっているよう。
・全体的にツイぽ以外に選択肢のようなのはなく、ただただ長い話を聞くような感じなので退屈に思えると楽しめない可能性あり。
COMMENT
カオスヘッド、シュタインズゲートプレイ経験有り。
ロボット製作の情熱、主人公と幼馴染との密接な関係、君島レポートを始めとした先の見えない展開と見所はあるのだが、きちんとツイぽを活用(ゲームシステムを理解)しないと先へ進めないというのががっかりで、今まで一番面白さを体感できず、馴染めなかった印象が。
次回作以降はどんなものを生み出してくれるのか期待はあるが果たして。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 4pt |
30pt
GOOD!
「AVGとして」
さすがに実績とノウハウがあるだけあって、AVGとしての安定性はある。既読スキップ、強制スキップ、TIPSや読み返しなどの機能は完備。ロード時間もセーブ所要時間も比較的短く、サクサクとプレイできる。今作では日時を指定してシナリオロードが出来るようになっているため、もしあのシーンをもう一度見たい、という人がいれば、その人にとっては嬉しい機能。
カオスヘッドやシュタインズゲートのキャラもちょこっとだけ話に絡んでくるのが、シリーズファンには嬉しいかも。
BAD/REQUEST
「システム」
ツイぽ(作中世界におけるツイッター)システムで、共通シナリオ時に各ヒロインに最適の回答をし続けた場合のみ各ヒロインルートに分岐。ヒロインの呟くスピードが結構遅く、誤答していた場合シナリオをかなり読み進めてからロードし直す必要がある。
各ヒロインシナリオは10月はヒロインA、11月はヒロインB、12月はヒロインC、という感じで、それぞれ一ヶ月をヒロインと重点的に交流するだけ。端的に言えば、メインシナリオの一部を切り取って「これが各ヒロインシナリオだよ!」と言いはってくれている。
最初のプレイで12月担当ヒロインに行ってしまうと、「なんだかよくわからないけど時間がたってたよ!」みたいな感じになる。(10〜11月は、「月担当のヒロインと交流はあったんだけどプレイヤーには見られない」状況)
ツイートはおまけ要素として、普通の一本道シナリオとして作ったほうが良かったかと思う。
「グラフィック」
3Dがちょっと雑。髪が腕を突き破っていたり、足がスカート貫通していたりする。あと、テキスト送りをするたびに3Dモデルが軽くテレポートするのはいただけない。(3Dモデルのモーション完了点から、次のモーション開始点の座標がずれているため、テレポートしている風に見えてしまう)
「キャラクター」
ある意味今作一番の問題点。
主人公の海翔は、人の頼みは聞かないし、いちいち偉そうで傲慢。ゲームだけ出来ていれば幸せで、それ以外のすべての活動には消極的。
他人に何かをやってもらうのは当たり前だが、自分が手伝うのはおかしい、と普通に考えていて他者を常に都合よく利用しようとする。
極めつけに「(自分と)幼馴染以外なら死んでも構わない」とか本気で口にする。赤の他人じゃなくて、同じ部活の、自分が部活に誘った女の子に対してこれを言う。これはもう、普通に人でなしというレベル。
「あんたのやっていることはおかしい」ときちんと言ってくれる、前作の牧瀬紅莉栖のような人間がいない……というか、いるのだが不必要に幼稚な人格として描かれていて、批判に力がない。
また、自業自得としてひどい目にあうことがないから、主人公はずうっと成長しない。
また、メインヒロインはヒロインで基本的に騒ぐ以外に際立った能力がない。自分で成果を出す努力するより、人任せのクレクレちゃん。
自意識ばかり過剰で、やりたいことを喚くだけ。出来る事と出来ないこと、やるべきこととそうでないことの区別をつけようとしない。
人が真面目に話している最中にアニメの台詞を口にしてふざける。
ダメな子だと自覚しているなら自覚しているなりに、自分にできることを考えて動こうとしていればかなり好感度高かったと思うのだが……
能力も人格も両立していた、牧瀬紅莉栖は偉大だったんだなあ、と改めて思う。
「シナリオ」
全編通して薄くて浅い。
巨大な陰謀・青春群像・近未来SF・ロボ作り・複数の家族愛・過去のしがらみ・人とは違う体質、などなど、ネタを盛り込みすぎて、結局どのテーマも短すぎて浅すぎる。
科学シリーズなのに科学考証が少なく、どーでもいいような扱い。カオスヘッドやシュタインズゲートは「この技術がないと話にならない」科学考証があったものだが、今作はそれすらない。正確には、あるけど別に主題じゃなく、必須じゃない。現に、代替技術が普通にあったりする。
科学的考証をないがしろにしておいて「科学シリーズ」を名乗るのはきつい。
今作では視点も時系列もものすごく頻繁に移動し(主人公→ヒロイン→主人公→サブキャラクター……といった風に)盛り上がりのあるシーンや解説したいシーンだけしか書かれていないため、結果としてキャラごと、テーマごとの文章量が少なく、誰に対しても感情移入できない。
シーンを繋ぐ過程を書いてくれないので「いつの間にかロボ完成してました」とか平気で言い出す。え、この作品って「ロボ」ティクス・ノーツじゃなかったの……?
COMMENT
エンディングまでプレイして……一言で言えば「ここで終わりかい!」。
事件収束の直後までで後日談がないので、その後どうなったのか一切情報がない。
グランドフィナーレなのにエピローグをあえて描かない考えがちょっと良くわからない。まさか、エピローグはアニメで見てね! とか……?
シナリオライターさんは以前、シュタゲ書いた人らしいのだが……なんでこんなに残念になったんだろう? 補佐の人がいなくなったから?
ともあれ、ちょっと人におすすめは出来ないレベル。過去が偉大だったから、相対的にそう見えるとかそういう話ではなく、本当に、単体として、オススメできるレベルの作品じゃないと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
86pt
GOOD!
・熱中度
これは文句なしです。
序盤はただのロボ部…そんな感じでしたが、流石脳科学ADVといったところです。
さらに前前作「カオスヘッド」前作「シュタインズゲート」をプレイしていると
より面白さが上がります。
・音楽
OPとタイトル画面でかかる曲はとても耳に残ります。
・前作キャラ及びなんらかの関係性
熱中度のところにもかきましたが、前作キャラが登場すること。
そのキャラ達の今作品での関係性など良かったと思います。
・キャラクター
これは好きな人と嫌いな人で別れると思います。
私も序盤、結構キャラにイライラしてました。
後半になるとそのキャラに感情移入というかとても
親近感的なのが湧いてきて感動しました。
すごく1人1人が良かったです。
3Dにしたのもよかったと思います。
それとついぽでの呟きも思わず笑ってしまうものが多々ありました。
・ストーリー
すごく良かったです。
ですが、ストーリー固定ルートはおもしろみにかけます。
・キルバラ
コマンドだけのバトルですが、中々よかったですw
BAD/REQUEST
・ついぽでの√分岐
かなりめんどくさいですし、わかりにくいです。
・探索パート
結構めんどくさいです。
それ以外は特にありません。
COMMENT
プラチナ所得済み。
カオスヘッド シュタインズゲート クリア済み。
やはりロボットを題材にしたことで好き嫌いが分かれたりすると思います。
ですが、それでも十分楽しませてくれました。
次回作にも期待です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-30
ひたすらだらーっとした締まりのない話が続きます。
部活がメインということなので、部活に打ち込む青春熱血系かと
思ってましたが、なんというか熱意のようなものを全く感じられず
テキトーに部活してる感じです。ストーリーのメインがこれは痛いです。
かといって人間関係重視で遊ぶにはキャラが浅いし
部活以外に期待しようにもろくなイベントが無いです。
キャラも悪いです。不快なキャラこそいなかったんですが
どのキャラにも愛着がわかないため、会話が面白くありません。
テキストADVはほぼ全てが会話なので、キャラに全く共感できないと
もうどうしようもない部分があります。
この作品にはこれ、といった売りの部分を何も感じませんでした。
以前にプレイしたカオスヘッドは、人を選ぶ内容ではありましたが
怪奇事件とミステリー要素、風変わりな主人公など作品の個性を
十分に感じられました。ロボノはどうなんでしょう。
唯一良いと思ったのは背景とUIグラフィックぐらいで
熱血でもないしミステリーでもない、緊張感が無いがかといって
まったり楽しめる内容でもない、ギャルゲーとしても駄目、
独特の世界観があるかといったら無い、キャラも駄目、
BGMもしょぼいです。キャラグラは3Dで個性が弱いです。
GOOD!
世界を救うのはオタクだ。なんてコンセプトがいいしジャケットが青春っぽくてとてもいい。
序盤は微妙だが、中盤のストーリーはとても面白い。
フラウが面白い。
以上。
BAD/REQUEST
ツイぽでのルート分岐がめんどくさいし、面白くない。
かまいたちの夜や428的なものを想像して買ったので、最初はただ読むだけの一本道だと思った。ツイぽは単なるオマケだと思っていた。
「おれに頼みがあるなら、キルバラで勝ったらね」と人の頼みに対して主人公は毎回この答え。
主人公がコレではいまいちで感情移入出来ない。あきほが主人公でもよかったのでは。
COMMENT
シュタゲなどの過去のソフトは未プレイ。
ロボノ途中で飽きて売ってしまったので、アニメで続きを見ます。
わざわざ買わなくてもアニメで見れば良いと思うようなゲームです。