【PS3】STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) レビュー
発売元 | 5pb. (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-05-24 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん レビュー |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:想定科学ADV ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
95pt
GOOD!
街・かまいたちの夜・428等の名作ADVをプレイしましたが、このゲームはそれらを超えてました
・ストーリー
過去に戻って未来を変えるストーリー
想定科学ADVというジャンルですが、話は誰にでもわかる万人向けのものでした
序章は仲間達と出会い、過去に戻れる装置は作れるのか?という話なのですが
あまり動きのない部分なので、人によってはあまり面白くないかもしれません
しかし【このゲームは全てに物語の核に繋がる重要な意味があります】
他のゲームにありがちな箸休めの部分はほぼありません
最初の方で感じた疑問は後々ストーリーで解き明かされていきます
伏線回収もこのゲームの凄い所で、矛盾なくプレイヤーが感じた疑問をきちんと解明してくれる
中盤からのストーリー展開は本当に凄いの一言
過去に戻って未来を変えることの、責任の重さ・悲しさ・辛さがヒシヒシと主人公を通して伝わってきます、最初は厨2病全開の主人公でプレイヤーからは「こんなのが主人公?」と思われるかもしれませんが、物語が進むにつれ彼の厨2病設定が上手く生かされ、主人公岡部倫太郎が何故ここまで人気のあるキャラなのかよく理解できました
何気なくつけられた設定かと思いきや、物語の核を担う重要な設定が数多くあります
こんな設定を物語の面白さに繋げてくる、そんな部分もこの作品の評価点です
全てのエンディングを見ましたが、真エンディングではないエンディングにも意味があり
それを全て見た上での真エンディングは感嘆ものでした
数々の世界を旅してきた主人公がいたからこそ、ifも心に響くものがありました
冒頭にも述べましたがこのゲームは全てに意味があります
物語の全てが【主人公が歩んでいく道に凝縮されています】
感動笑い驚き恐怖全てが物凄く洗練されて存在するストーリーです
・キャラクター
最初のOPを見た時やキャラクターと出会った時は、「女キャラ多すぎ」だと思ってました
このゲームはギャルゲーと呼ばれるジャンルなので、普段ギャルゲーをプレイしない自分には違和感でしたが、終わって見れば素晴らしいキャラクター達ばかりでした
絵やセリフなどは万人向けのものなので、それも良かったのかもしれません
・システム面
ゲームとしての部分ですが、非常にストレスなく進めることが出来ました
クイックセーブやオートスキップの機能が高性能で備わっているのでなんら不満はありません
・音楽
物語の山場?で流れる悲しい曲があるのですが、非常に聞いていて心地良いです
何度涙を誘われたかありません、それほどシーンに合い単体としてもいい曲です
OPや挿入歌で挟まれるいとうかなこさんの楽曲はこの作品にマッチしています
独特な歌い方ですが、これぞシュタインズ・ゲートという感じがします
BAD/REQUEST
・真エンディングにたどり着くのが困難
非常に面白いゲームでなので瞬く間に殆どのエンディングは見れましたが
真ENDに繋がる道はやけに複雑で、一度ゲームを全部やり直して
それを何周もしないといけないようになっています
私はすぐに諦めて攻略サイトをのぞいてしまったのですが、それを見て安心
攻略サイトを見ないと何時間もかかるレベルの難易度でした
詳細は省きますが、自力で到達するにはかなりの時間を作業に要します
真エンドを見ずにこのゲームを終わらすのは絶対に駄目なので、攻略サイトがあって良かった
・心にぽっかり穴が空く
全てのエンディングを見た後、非常に辛い気持ちになりました
ゲーム中何度も辛い(悲しさ)と感じる部分がありましたが、真ENDを見て全てのストーリーを見終わったは、もうこの続きを見ることは出来ないんだなという独特の悲しさに包まれました
過去最高に面白かっただけに、悲しい気持ちになりました
ゲームのストーリーに関する不満はほぼありません
しいて言うならば、オタク用語(ソフトなものですが)が多いのと理論が難しい
そして物語の意味がわからない序盤はちょっと退屈だと感じてしまうことです
終わってみれば序盤の展開にも納得いきます、中盤に行くまであきらめないでほしい
COMMENT
評価が高いけどどういうゲームかわからない
ギャルゲーや萌えとかはなんか気持ち悪い
買おうか迷ってるけどなんか合わなさそう
ストーリーが面白いゲームがしたいけどADVは・・・
そんな事を感じてる人には是非駄目元でもいいので購入してほしい
私も、初めはギャルゲーということもあって428や街などとは違い自分に合わないのでは?と思っていましたが、このゲームは思ったより【万人向けのゲーム】でした
シリアスな部分や泣ける部分笑える部分、どれも抵抗なく見れました
ハリウッドの絶賛される映画にもストーリーだけなら負けてません
正直レビューが少ないので、一部のマニアックな人が絶賛してるだけでは?と感じてましたが
このゲームがどれだけ面白いか、どれだけ万人の心に響くかそれがプレイしてみて分かりました
数多くのゲームをプレイしましたが、純粋に今までプレイした中で一番面白かったです
アニメには興味ありませんが、シュタインズ・ゲートの関連作だけは見たいと思います
このゲームと出会えてよかったです
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
93pt
GOOD!
ストーリー
……(ネタバレにより削除しました)……にしっかり説明し、ほぼ矛盾点なく作った作品を僕は他に知らない。ワンシーンワンシーン全てに驚きを与えられるだろう。
意外性
予言しよう。……(ネタバレにより削除しました)……ここでまず初プレイの者たちはえっ?となるだろう。そして絶望するだろう。まずそこからだ。とりあえずそこまでやってくれ。その怒涛の驚きの連続だ。一瞬だろう。だからまずそこまでだ。そこまでやってくれ。
感動
このゲームには6種類のエンディングがある。そのどれもが必ず泣ける。そうゆうふうにできている。避けられない現実に絶望を感じるが必死に何とかしようとする岡部に必ずや涙するだろう。特にクリスティーナエンドそれだ。
笑い
ところどころこまいギャグをいれてくる。これがまたおもろい。岡部の厨二、まゆりの聞き間違い、ダルのHENTAI、クリスティーナのツンデレ、フェイリスの暴走。全てが笑える。
キャラクター
なんかのサイトでみた。ハーレムキャラで一番高感度が高いのは?みたいなランキング。岡部さんでした。これだけじゃないよ。ツンデレ。アホの子。猫娘。肉体派。僕っ子。と色とりどりのキャラがいるだれかは好みのキャラがいるだろう。間違いない。僕はクリスティーナが…
全てがいい
非のうちどころがない作品
BAD/REQUEST
難しい
クリスティーナエンドとトゥルーエンドにもっていくのが自力ではほぼ無理なところ。なんかのサイト見なければならないところ。
それくらいしかダメなところはない
COMMENT
人間はふたつの種類に分けられる
このゲームをプレイしたかしてないかのふたつだ
そのレベルの作品
是非やるべき
てかやれ絶対
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
89pt
GOOD!
PC版もアニメ版も触れる機会がなく名前のみ知ってただけの状態でしたが、なんとなく発売日に購入。比翼恋理のだーりんもセットで(笑)
結果、後悔することなく非常に楽しめました。
科学(物理学)ネタということで理系の自分はなんとなく話を理解することは出来ましたが、文系の人にはどうなんだろうと思うくらいマニアックなものでした。
SFな部分も多少あり、やや難解な内容でした。
そのおかげで話に集中することはできました。
ただ文章を読み進めるだけのADVゲームは家庭用ゲーム機では初めてだったので、抵抗もありましたが、初めてでこの作品に出会ったことは幸運だったのかもしれません。
キャラクターは魅力的なキャラクターばかりでした。
自称狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真こと岡部倫太郎は、ただの厨二病DQN(変人)のようで実は仲間想いのいいやつだったり
マイペース天然っこ椎名まゆりは、頭弱そうで実は観察眼鋭かったり
舞台は秋葉原でゲーム中の主要キャラもいわゆるオタクキャラが複数居て、会話中にオタク用語ネット用語が頻出しますが、TIPSで解説されてて意味がわからなくても安心です(笑)
そうかと思えば物理学専攻でも知らなさそうな物理学用語が出てきたり・・・。
SFではありますがTIPSの解説より詳しく用語を調べたり、ゲームしてるはずなのに勉強しちゃってて何か自分が賢くなっていくような感覚になりました。
主題歌等、ゲーム内音楽は個人的には結構好みです。
BAD/REQUEST
正直言って不満な点なんてなかった。
初ADVということで「いい意味」であまり期待してなかったのが完全に裏切られた感じです。
強いて言えばディープすぎシリアスすぎなのかもしれません。
感情移入の激しい自分はあるエンディングで辛くて泣きました(笑)
さっきまでDQNの意味不明な言動聞いて笑ってたかと思えばいつの間にか感動でうるっとしてたり。
さきほどから度々出てくるDQNやら厨二病という用語など、オタク文化(?)アレルギー的なものがある人にはきついかもしれません。
そもそもこのゲームの購入者層はある程度割りきって限定されてるのかもしれませんが。
要望としては、せっかくPS3でリリースするならば音声は5.1chでやって欲しかった点ですね
所詮移植版なのにフルプライス取るならそれくらいはやってくれと思った
COMMENT
プレイ環境:42型フルHDTV 5.1chサラウンド HDMI接続
感想:goodでも書いたとおり初ADVでこの満足感、文句なしです。買って正解でした。
購入動機:椎名まゆりのcv.花澤香菜、牧瀬紅莉栖のcv.今井麻美、阿万音鈴羽のcv.田村ゆかりに惹かれて・・・(笑)
ただの声優厨ですwwサーセンwww
真面目な話、上記の理由もありますが、割と知名度も高く良作だとは聞いていたのでPS3版発売を機に金銭的にも余裕があったので購入しました。
嗜好:牧瀬紅莉栖は俺の助手 ルカ子は俺の嫁(アッー!) 異論は認める 以上!
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-04-28
最初は主人公の中二病的言動にイライラするが我慢して続けるべし。
GOOD!
・部分的なストーリー
オカリンが中二病になってまゆしぃ慰める場面、ダルがバイト戦士の○○だと判明する場面、最後に謎が全て解かれるシーンが良かったですね。
伏線の張り方は流石!
物語が動き出してからの展開は面白かったですね、まゆしぃの死、幻のパソコンの動きがどんどん変わる。
少しメール送っただけなのに大きく変わるアキバの街など。
小さな事で世界が大きく変わるってのに戦慄を感じました。
オカリンも大事のために大切な人裏切るのに苦悩するってのは、過ちを悔いていて良かったです。
世界線ってのは結構恐ろしいですし、冗談で中二語言ってたオカリンにマジでそんな力があったとは!これは驚き。
栗御飯とカメハメ破の正体は驚かなかったんですが、バイト戦士とその父とシャイニングフィンガーとブラウン親子の正体には驚きました!
力によって狂わされたんですね…彼らも…ブラウンもなんだかんだで愛情はあった…
ED後幸せになれると良いと祈ってます。
トゥルーは皆幸せになれて良かった!オカリンが努力したおかげですから、最後のCGはプレイヤーへのご褒美ですね、今まで頑張った。
まゆしぃEDで助手が一途な恋心見せてるのは良かったです、少しビターだけど、こんな展開も好きです。
エンディングで感動できる(ネタバレになるので言えませんが
BAD/REQUEST
・トゥルーエンドまでの選択肢が、攻略サイトでも見ないと分からない。
・最後のほうが感動するっていうが、個人的にはあまり感動しなかった。
・個人的にあまり好きな声優がいなかったってのもあるが、声優の熱演にいまいちのれなかった。
COMMENT
素晴らしく面白かったです。何度もプレイしたいゲーム。各キャラクターの深層に迫る個別ルートや、ストーリーの真の完結となるトゥルーエンドなど、ボリューム感も満点で、非常に興味深く楽しめた作品だと思います。
壮大な舞台設定や様々な細かい演出、意外性のあるストーリー展開など、沢山の魅力がある。
評価は当然「最高」で。