オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
67pt
GOOD!
○戦闘が面白い
アクションやエフェクトが作り込まれており、スキルも豊富。ジョブによる変化がハッキリしているため、パーティー編成によって様々な戦い方が楽しめます。
特に大型モンスターとの戦闘は、盛り上がるBGMも多く、よじ登って攻撃したり部位破壊を狙ったりと面白かったです。
○ポーン(主人公と共に行動し成長する、お供のような存在)の貸し借りが楽しい
サポートポーンとして他プレイヤーのポーンを雇ったり、逆に自分のメインポーンを雇ってもらったり出来ます。
メインポーンが雇われて高評価で帰ってきた時は非常に嬉しく、育成の励みになります。
手軽かつ気楽に貸し借りが出来るのも◎。
○キャラクリ
パーツ選択方式なので手軽に作成出来ますし、背の高さや体型も選べます。
条件さえ満たせば、名前や性別を含めた全てが何度でも変更可能になります。
BAD/REQUEST
●移動が面倒(2周目以降は快適になりますが)
1周目終盤までは、ワープアイテムを気軽に使用する事も出来ず、ワープ先も限定されています。
同じ場所を行ったり来たりするのにうんざりしてアイテムも敵も無視して目的地までただ走り抜けるだけの移動を繰り返す・・・これが本当に苦痛でした。
リムの碑石間は無償でワープ出来るようにするとか、ワープアイテムの入手時期を早める/入手機会を増やすとか、やりようはいくらでもあったはず。
「ワープが無いから仕方なく歩く」のではなく「ワープがあるけど歩こう」と思えるゲームにして欲しかったです。
●オープンワールド?
少なすぎる町。少ないうえにイベントを進めないと入れないダンジョン。ワクワクしながら初めて訪れた場所なのに、戦う相手は見飽きた姿の色違いの敵。
これらに移動の面倒さが加わり、“広大なオープンワールドを旅している”というよりも“無駄にだだっ広いフィールドを歩かされている”と感じてしまいました。
●大型モンスターにしがみついた時のカメラワークと挙動
カメラが動かせなくなるので主人公の姿が見えない状態が続いたり、行きたい場所と違う方向へ動いたり。ストレスを感じます。
●セーブが一箇所のみで、オートセーブのON/OFFが出来ない
チェックポイントセーブを利用して2箇所でセーブすることも可能ですが、「やり直したかったらもう1周してね☆」と言わんばかりにチェックポイントセーブまでされてしまう場面があります。勘弁して下さい。
●その他
・日本語吹き替えが無い。
・アイテムショートカットが無い。
・店で買い物をする時に倉庫の在庫数が分からない。
・宿屋に泊まらないと時間経過できない。
・ポーンへの指示が「Go!」「Help!」「Come!」の3種類しかない。
・LV99以上のポーンの検索が一括されてしまっている。
COMMENT
トロコンまでプレイした感想は「普通に面白い」です。
“国産のオープンワールド”に思いっきり期待していたので違和感を感じる部分は多かったですし、細かい改善要望点は上記以外にもいろいろとあったりしますが、値段分は充分に楽しめました。
ブラッシュアップした次回作を期待しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
67pt
GOOD!
・ストーリー・
最近のJRPGによくある「軽いアニメ」のような薄っぺらいストーリーでは無く、主要キャラクターやドラゴンのセリフ一つ一つに深い意味が込められており、非常に重厚です。ここ最近のゲームで、物語の内容に感動したのは久しぶりです。
・アクション・
戦闘は爽快感があり非常に楽しいです。しかし、全体的に難易度が低いのが欠点。ただ、職業や武器によってそれぞれ異なった長所短所があり、それを活かして戦えるのは中々良いです。
・探索・
RPGにおいて重要な要素の一つである「探索」という部分をしっかり練って作られており、これも非常に良いです。ただ、全く意味のないアイテムや無駄なものにも、何かしらの需要を付けてあれば尚良かったと思います。
・キャラクターメイキング・
キャラメイクの需要は人によって異なるかもしれませんが、個人的には非常に好印象。他の方がおっしゃられてるように、日本人向けの美形やロードオブザリングに出てきそうなゴツイドワーフ、普通すぎる村人A、海外映画に出てきそうな濃いイケメンなど、様々なキャラクターを簡単に作ることができます。
・装備のデザイン・
個人的に一番良かったのが装備品のデザイン。ヘンテコな形の帽子から革の靴一つ一つにまで、本来あるべき形である剣と魔法のファンタジーの雰囲気を感じます。私がRPGにおいて防具を選ぶ基準は見た目なので、着せ替えをするのがとても楽しかったです。装備品を強化したり、特殊な強化法があったりするので、見た目で選んでも十分に役に立ってくれるあたりも良いです。
BAD/REQUEST
・マップ・
JRPGにしては非常に広く感じますが、街や村の数が少なすぎます。せめていまの5倍はあっても良かったと思います。(データの容量的に無理な話なのかもしれませんが・・・)
・移動・
一応ドラクエの「キメラの翼」的なアイテムはあるのですが、価格が高いため使うのに躊躇してしまったり、ワープポイントを自分で設置しなければならない上、ワープ場所を増やすためのアイテムの数が少なすぎるなど、移動に関するシステムをもう少し練って欲しかったです。
・音楽・
剣と魔法のファンタジーの世界に、エレキギターの音が合うわけがありません。
COMMENT
ゲームとしては非常に良く出来ていますが、やはり惜しい点がいくつかあります。次回作で惜しい点が改善され、良い点を更に伸ばせたなら、シリーズが続く限りやり続けると思います。ロードオブザリングやベルセルクなどの濃厚な「剣と魔法のファンタジー」が好きな方は購入をおすすめします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt |
66pt
GOOD!
※ちょいちょいスカイリムシリーズと比較致します。
◎戦闘部分について。
敵のモデリングもさる事ながら、未知の生物であるにも関わらず
その動きに不自然さが感じられない為、世界観に入り込めます。
(急所を突かれて痛がる様も非常に良い。)
操作感もカプコンらしくサクサク。魔法もド派手。
◎100時間、フリーズ無し。
当然の事なのかもしれないけどスカイリムを経験していると
日本のリスク回避技術は凄いな〜と感じました。
(CECH-3000使用)
○キャラメイクのお手軽さ。
体型から髪型、女性キャラなら胸の大きさ、その他にも
基本のパーツ(眉、目、鼻、口等)が各数十種類あり、
それをさらに少しずつ大きさや位置を変えられるので、
思った通りの美形が簡単かつ自由に作れます。
(スカイリムシリーズは自由過ぎて美形の作成が難しい。)
日本人受けする顔もたくさん用意されています。
BAD/REQUEST
×移動がだれる・その他。
皆さんが仰っているようにスカイリムを経験していると
ファストトラベル(時間を使って各拠点への瞬間移動)が
無い事に不便さを感じてしまいます。
待機のコマンドも無く時間の調整が出来ないので
移動の不便さに拍車を掛けています。
また、モンハンと同じくスタミナゲージがあるので、
フィールドを走り続けるとバテてしまう仕様。
(街中ではスタミナは減りません。)
それらを解消すべく突発的なクエストを用意したり、
宝箱等を配置したりと飽きない工夫をされていますが、
移動が大変な事には変わらないです。
戦闘にこだわりを感じるので、戦わせたいのが理由なのかも。
ただそれなら、倒した敵の装備を奪えるようにして欲しかった。
(落とすのは僅かなお金か素材です。)
×暮らす人々に生活感や魅力を感じない。
身分の違いで喋り方が違う程度で大体話すセリフが同じです。
言うなれば人の姿をした障害物が歩いているだけ。
COMMENT
自分はスカイリムシリーズを経験しておりますが、
何より戦闘の淡白さに不満を持っていました。
同じ思いの方がいらっしゃれば、このドラゴンズドグマは
その期待に応えてくれるでしょう。
ただしこちらは住人達が淡白なのですが…。
ファンタジックな、魔法が使えるモンハンを
やってみたいと思う方にはお勧めできるゲームです。
ただ、オープンワールドと銘打つには自由度が狭い印象。
スカイリムシリーズがオープンワールドRPGであるなら、
ドラゴンズドグマはオープンワールド風モンハン。
この二つの良い所が合わされば最強なのですが…。
随分と売れたようなので、より生活感溢れる次回作を期待しています!
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-10-12
巨大モンスターにしがみついて戦うというのは斬新です。
ポーン(NPCの従者)も結構賢いので驚きです。
GOOD!
オープンワールドというジャンルに足を踏み入れてくれたこと。
このジャンルは洋ゲーの独壇場でしたが、
ついに日本のメーカーも参入したこと、それだけで意義があります。
しかも単純な模倣ではなく、アクション要素に特に力が入ってることで
既存のオープンワールドゲームとは住み分けができていると思います。
ポーンシステムも良かったですね。
ありそうで無かったシステムとしてオリジナリティとして評価します。
このゲームは主人公の他に専属の従者(メインポーン)を
作って育てられるのですが、このポーンは
オンラインで他のプレイヤーに貸し出すことができます。
自分も、2名まで他のプレイヤーが作成したポーンを
雇うことができます。
雇ったポーンは、返却時にプレゼントとコメントと評価を
添えることができます。自分のメインポーンが
他のプレイヤーの世界で活躍して良い評価やプレゼントを
貰って帰ってきたときは嬉しくなりますね。
あとはオンラインを使って、
強大なモンスターを全プレイヤーで協力して倒すって試みは面白いですね。
(Coopではないので誤解のないよう。膨大なHPだけサーバ管理しているっぽいです)
クエストも面白かったですね。
クエストにはカテゴリーがあり、掲示板で受けるクエストは
一定のアイテムやモンスター討伐数を達成する、
よくある「ノルマ型」が多いのですが、
NPCから直接受けるクエストは、こなす過程で
プレイヤーに重要な選択を求められる場合があり、
その選択によってその後の展開が分岐したりします。
また、貴重なアイテムを持ってこいという依頼の場合、
渡すのが勿体無いなら、贋作を複製して、
それを渡すことでも達成できてしまいます。
そしてその行為が後々、悪影響を及ぼしたり…と
なかなか練られていて面白かったです。
BAD/REQUEST
快適さは正直、よろしくないですね。
理由は他のレビュアーの方が細かく語っているので
簡潔に言いますが、移動(ワープ)の問題と、
いちいちメニューを開かないとアイテムが使えない点です。
あと、頻繁にオートセーブが入り、その度、重くなるのも
快適性が悪いと思いました。
良いところで述べたポーンシステムですが、
借りたポーンをロストさせてしまうと、プレゼントや評価ができず、
強制的に全評価項目が☆3になって返されるのはどうかと思います。
貢献してくれたのに良い評価できずに返されてしまって、
歯痒い思いを何度もしました。
まぁ、また借りて高評価つけて返せばいいんですが、
そもそもロスト時点で評価させろって話です。
宿屋の親父問題。
ネット掲示板等でよく話題になるのですが、
これは、このゲームのさまざまな要因が積み重なって起こる悲劇です。
まず前提として、このゲームは全ての名前有りNPCに
好感度が用意されていて、好感度の高いNPCは、
後々、主人公と良い感じになります。
キスは勿論、それ以上を連想させるシーンもあります。
この好感度は様々な要因で上下します。
好感度を上げる、一番お手軽な行為は、単純に話しかけることです。
意識して誰か特定のNPCの好感度を上げていない場合、
大抵のプレイヤーが自然に一番好感度が高くなるNPCが宿屋の親父なのです。
これには勿論理由はあります。プレイする上で活動の拠点になるのは、
この舞台の中心にある大きい街、領都なのですが、
ここの宿屋に重要な機能が集まっているわけです。
具体的には、宿泊/スキル購入/スキルセット/ジョブチェンジ/倉庫管理/
ポーンデータのサーバアップロード/ポーン活躍の問い合わせ、などなど。
必然的にこの宿屋の親父に話しかけることが多くなり、
結果、好感度が意図せずとも上がってしまうわけです。
好感度が高いNPCはどうなるか、前述の通りですが、
主人公の性別や対象NPCの性別を判断して
展開を分岐させるようなことはしていません。
つまり主人公が男だろうと宿屋の親父と…って悲劇が起こるわけです。
ネットを見ているとこの被害(笑)に遭った方は結構いらっしゃるようで
このゲームに興味ある方、プレイしていて序盤の方はご注意を…。
COMMENT
プラチナトロフィーを取る程度にはやり込みました。
トロフィーはわりと取りやすいのばっかりでしたね。
よくスカイリムと比べている方が多いですが、
結局はこのゲームに何を期待するか、なんですよね。
単純に「オープンワールド」を堪能したいだけなら
スカイリムやったほうがいいです。世界のスケールも
作りこみも、自由さも、このゲームはスカイリムの足元にも及びません。
でも、オープンワールドっぽい要素のあるアクションRPGを
やりたい人への期待には応えられると思います。
アクションに定評のあるカプコン製の名に恥じず、
その部分では、とても満足のいくものになってます。
まだまだ荒削りの部分もあり、細かい不満は上記では
書ききれないほどありますが、今後に期待できる出来です。
続編が出るなら私は確実に買うでしょうね。