オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
72pt
GOOD!
HD化に伴って「こんなに書き込まれていたのか!」という発見が多々ありました。これは主に一作目で顕著です。
テクスチャ自体の品質は変わらないにしても、従来の解像度ではぼんやりとして見えない、見えなければほぼ無駄といってもよかったマップの作り込みを観察できたので、ある種のファンアイテムとしても満足できます。細かい模様、彫刻や蝋燭などのオブジェクト。制作陣の心意気が伝わってくるかのようです。
また画面比率が変わったことで、プレイ中の画的な密度が足りなくなった、といったこともありませんでした。
ゲームプレイ時の印象はPS2のときと変わりません。不可はないので安心してプレイできます。
あとなにげに、トロフィーセットが作品ごとに個別だったのが一番ありがたかったかもしれません。
BAD/REQUEST
多くのゲームにおいて、一部のイベントシーンにはプリレンダリングムービー、つまり録画されたムービーファイルが使われています。
これは実機で処理するものと違い、イベントの際にムービーファイルを再生させるだけのものです。ですのでロード時間もいらず、ゲーム機の性能を無視した綺麗なキャラクターや派手な演出をいくらでも使っていけます。しかし、ゲーム機本体で処理しているゲーム画面と違い、解像度がほぼ上げられません。
プリレンダリングが使われたイベントシーンは、HD化の恩恵を受けられず、汚く映ってしまうわけです。
元々のムービーファイルが高品質なら別ですが、プリレンダリングムービーはディスク容量を圧迫しますし、大きすぎるムービーファイルではカクついて再生されたりするので、普通はそのゲーム機の性能に合った最低限の品質に抑えられています。大画面に映された場合は、小さいムービーファイルを大画面に引き伸ばして見せるしかなくなります。
PS2でプレイしていたとき、デビルメイクライのイベントのほとんどは、ゲーム機本体がそのつど処理した実機のムービーで構成されているように見せかけていましたが、実際には埔里レンダリングが多用されています。例えば一作目の大グモ、ファントムが退場するイベントシーンでは、ファントムがマップ間を移動しています。恐らくロードも入れず即座に二つのマップを描写するためには、プリレンダリングムービーを使うしかなかったのでしょう。
同じく3作目の冒頭、ビリヤードを使ったスタイリッシュなアクションムービーも、実機では不可能な演出を使っていたようです。これもプリレンダリングムービーなので通常のゲーム画面より低画質となっています。
力の入るシーンで低画質のムービーが流れる、というHD化作品の弱点はどう転んでも欠点でしかありません。
COMMENT
PS2当時は解像度の関係から許されていた演出上の工夫も、HD化によってその正体がはっきりと見えてきます。キャラクターのすぐ側で回転している空や、ランプの光り方など色々なものです。
今で言えばそれらは目に見えて不自然なアラでしかないのですが、一ファンとしては舞台裏を眺めているようで楽しい、というのが本音としてあります。PS2の時点であれば、それらは見る側に違和感を与えない、スタイリッシュかつ技術的に現実的な工夫だったのです。
逆に、HD化したことでやっと確認できた、過度な作り込みも多々見ることが出来ます。それらをじっくり観察するのもとても楽しいことです。
しかし一部のムービーが仕様上、どうしても低画質で再生されるので、各種イベントの迫力が薄れてしまうのは残念です。また、横に長いと見えてはいけないものがあったりするのか、リアルタイムムービーであっても画面比率が従来の4:3になって表示される箇所もあり、やはりHD化は本来の想定にない、ゴリ押しでしかないんだと醒めてしまうのもまた本音としてあります。
GOODには「ある種のファンアイテムとしても満足」と書きましたが、完全なファンアイテムとして捕らえるべきなのかもしれません。
ただ肝心のアクション部分、ゲームプレイ自体にはまったく支障がないので、純然たるアクションゲームとして再度楽しめるのは嬉しいことです。
それに現行のモニタでPS2を起動すると、昔プレイしたときよりも汚く見えてしまうものです。プレイ画面に限れば、HD版の方がより違和感なくプレイできるはずです。
月並みですが、好きな人は買いかな、という類の作品だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 5pt | 5pt | 1pt | 4pt |
77pt
GOOD!
○DMC1
・スタイリッシュアクションというジャンルは他にはなく、オリジナリティはかなり高いです。
スタイリッシュランクを表示してくれるのが良いですね。
・アクション面は素晴らしいです。
敵の動きをよく見て回避、攻撃といった言ってしまえばアクションの基本なんですけど、そこがしっかりしてて理不尽と感じる部分はありませんでした。
コンボを決めるのも楽しいんですけどアクションゲームとしても一級品!
○DMC2
・難易度が低いので銃を撃ってるだけで誰でもクリア出来る。
・ダンテのデザインがとてもカッコいい。
・多分グラフィックはこの中では一番綺麗。
○DMC3
・正直これ目当てで購入しました。これだけプラチナトロフィーを取るくらい熱中して大満足!
アクションの自由度が飛躍的に増して武器も増えたのでただ敵をボコるだけで楽しいです。
・スタイルアクションのシステムがかなりいい。
剣の技が増えるスタイルや銃の技が増えるスタイルなど計6種類のスタイルがあってこれを駆使してコンボを叩き込むのが気持ちいいです。
・ボス戦が楽しい。戦っててだれる敵は少なく、種類も多い。
特にラスボス戦は燃えるしシリーズ最高のボスだと思います。
DMC2からあるブラッディパレスというモードは敵を倒しまくるだけという単純なルールなので移動や謎解きをせず、アクションだけ楽しみたい時は丁度いい。
・コスチュームや難易度が多くて長く楽しめる。
○共通
・BGMや効果音が良い。気分が盛り上がります。
・3本入って5000円以下は嬉しい。
・難易度が上がると敵のモーションが追加されたり配置が変わるなど結構凝ってる。
BAD/REQUEST
×DMC1
・同じ敵ばかりです。もうちょい欲しかったかな。
・回避が若干やりづらいと感じた。
×DMC2
・その糞さは何年経っても色褪せることはなく、悪い所は?と聞かれれば全部と言いたいところですが一応書きます。
・アクション面で褒められる点はないです。
まずパワータイプのダンテ、スピードタイプのルシアと分けたせい(なのかはわかりませんが)でDMCは見事にモッサリッシュアクションへと変貌してしまいました。
攻撃後の硬直を回避などでほぼキャンセル出来ない上に遠距離攻撃が強すぎて斬りに行くのがバカらしくなってきます。
ボスも銃で遠くから撃ちまくってるだけで簡単に勝てます。
というか剣の地上コンボが当たらないボスが多すぎて自然と銃が多くなってしまいます。
雑魚を召喚するボスも複数いて最悪。
こんなアクションでブラッディパレスをプレイしたいわけありませんよね。
まごうことなきクソゲーです。
×DMC3
・マップの移動が多くなり周回プレイするさいめんどくさくなってくる。
・ウザーイ雑魚が多すぎです。特に超高速で逃げながら矢を放ってくる敵には誰もがイラつくはず。
×共通
・プリレンダムービーが余りにも汚い。仕方ないかもしれませんが書かざるを得ないくらい汚い。
・カメラワークがかなり酷い。基本固定カメラなのですが、進行方向が右なのに突然カメラが切り替わり進行方向が左になったりボスが全く見えないこともあったりします。
・画面が真っ暗になりフリーズすることが頻発し、快適さは最悪ですね。
・いちいちソフトを再起動しなければ別のDMCをプレイ出来ない。
COMMENT
PS2版はプレイ済ですがまたプレイしたくなりDMC3目当てで購入しました。
もうDMC3だけでも満足。
同じシリーズですが全部違うアクションゲームとみた方がいいくらい違います。
買って損はしないと思いますよー。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
基本はステージクリア型でオーソドックスですが、
近距離と遠距離武器を同時にスタイリッシュに扱えるアクションはあまりないでしょう。
また、各武器を獲得したオーブで強化や技を増やす仕組みでやり込み度もあります。
技を出すのが比較的簡単であるため、
次々と連続で自分なりのパターンを作って決まると気持ちいいです。
グラフィックはHD化されてそこそこ綺麗になってます。
3が少しぼやけ過ぎかなと感じました。
BGMは1・2は壮大な感じです。
3はデジタルロックっぽくて特にカッコ良いです。
アクションがスピーディなため良くマッチしてます。
技を綺麗に出すまで練習が必要ですが、
慣れてくると気持ちがいいほど繰り出して特にボス戦はかなり楽しいです。
クリアまで短いですがクリア後もランククリアや技強化でやり込みあるので○です。
2が不評ですが自分は楽しめました。
銃だけ乱射すればなんとかなりますが。。
BAD/REQUEST
ムービーがHD化されてない部分。
結構大事なシーンがぼやけてテンションが下がります。
画面切替して直ぐにスティック入れると逆に走るのはどうかと思います。
それとカメラアングルが悪い部分が目立ちました。
COMMENT
ブラビア(KDL-710EX 40型)HDMI接続でプレイ。
PS2版はプレイ済。
HDリマスター版を期待して購入しました。
好きなタイトルだけにHDTVでプレイ出来たのは良かったです。
PS2版で満足の人は無理に購入しなくてもいいと思います。
ただブルーレイ1枚に1〜3とお買い得ではあるので未プレイの人はオススメします。
Amazonレビュー
レビュー日: 2012-05-13
手抜きの印象も受けるし、HDと名があるならHDにしてよと思う
皆さんが言ってるようなバグは起きませんでした
ゲームとしては−評価をつけざるをえないですね
でもDMC自体はとても面白かったです!
DMCを初めてプレイしたのが4だったんで、今までDMCの過去作をやったことがありませんでした
その意味ではこのcollectionは凄い楽しめました
特によかったのはダンテvs兄、バージル戦(DMC3)
個人的にこの闘いが一番印象に残っていますね
4しかやったことがない方にはオススメですよ
GOOD!
デビルメイクライ3作品が1本になったということで単純に超お得。
ディスク交換の手間なく3作品が遊べるのは嬉しい。
HD化というのも中々に綺麗で、特にDMCのような激しいアクションゲームにはうってつけの変化だと思います。
BAD/REQUEST
良くも悪くも、ほとんど昔と同じままというのが気になります。
特にキーコンフィグ関係、DMC3はかなり自由にボタン配置を変更することができますが、DMC1は剣と銃の入れ替えのみ、DMC2に至ってはキーコンフィグすらないという状態です。
作品によってボタン配置が違うのはやりにくいです。
ちょちょいといじればキーコンフィグくらい作れそうだと思うのですが、それがないのは不便ですね。
一部ムービーがHD化されてないのも気になります。
特にDMC3のバージル戦後のムービーやテメンニグルから降下する際のムービー、せっかく動きの多いムービーなのに、他のムービーはHD化されているのにここらへんがHD化されてないのは製作者の怠慢なんじゃないかと思わざるを得ません。
また、ゲーム中に別の作品に切り替える(例えばDMC2を起動してからそのままDMC3に切り替える)ことができないのも気になります。
ディスク交換の必要こそないものの、別の作品に切り替えるには一度ゲームを終了して、クロスメディアバーに戻ってからもう一度ゲーム自体を起動し作品選択画面まで進む必要があります。
同じHD化製品のメタルギアソリッド2・3ではこの手間はなかったので、そう思うと残念なポイントです。やはり製作者の怠慢を感じます。
パッケージ裏には「ゲーム内容は過去のものと同一です」みたいなことが書いてありますが、DMC3の隠しコマンドを使用するとセーブ・ロードが行えなくなってる時点でこれは嘘です。嘘はつかないでほしいです。
COMMENT
どうしてもメタルギアソリッドHD版と比べてしまうのは申し訳ないのですが、あまりにもテキトーな作りだと思います。
特にHD化が売りなのにHD化できてないムービーがあるなんて致命的です。購入するまでこの事実は知らなかったのでとても残念な気持ちです。
肝心のアクションパートは綺麗なのですが、そこだけ綺麗なら良いという訳でもないと思います。
単純にHD化とはいえ、もっと丁寧に作ってほしいですね。
しかし元々アクション面では評価の高いゲームですので、ムービーに目をつむれば純粋に良いゲームです。
3本が1本になってるというのが売りですね。