【PS3】機動戦士ガンダムUC レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2012-03-08 |
価格 | 5040円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ロボットアクション ■ プレイ人数:1人 ■ 特装版:7,980円 |
Amazonレビュー
レビュー者: ピン
レビュー日: 2012-04-30
レビュー日: 2012-04-30
開発がACEのチームなので全体的な仕様はそれをブラッシュアップさせたような感じで、
過去のACEシリーズの問題点を改善させてあるので、
その面においては非常に評価できます。
ゲーム本体には、ほぼ問題が無いのですが、
それ以外の部分で非常に問題があります。
とにかく全体のボリュームが薄すぎる。
某雑誌でのディレクターの方が、
『収録機体が少なめですが、その分少し価格を下げました』
との趣旨の発言していましたが、
機種はおろか、ミッション数まで少なく、
肝心の価格設定は結局、ほぼフルプライスという仕様に・・・
その上、少なさを補う方法をDLCで追加させる様にしています。
これが全て無料ならまだ良いですが、平均500円ほどの価格設定というのは
いくらなんでも酷すぎるでしょう。
その上、メニュー上で表示されているミッションのアイコンに
購入の有無関係無しにDLC追加ミッションが常時表示されており、
そのアイコンをクリックするとストアが開き購入を促すような仕様にしているのは
あまりにも露骨過ぎやしないかと。
PS2時代のガンダムゲームなら、今作の倍以上のボリュームは普通にしてしていた思いますが、
現行のオンラインがデフォの機種になってから
手を抜くようにボリュームを減らし、もっと遊びたければDLCを買えというような
商売の仕方に変わってきてますね。
DLC追加販売という方法自体は否定はしません。
が、それは本編がユーザーを十分満足させるボリュームで供給した上で、
より遊びの幅を増やすのが本来の姿だと思います。
安易で露骨なDLC商法に対するユーザーの答えが
今作が発売されて2ヶ月あまりで実売が
定価の約半値まで下がっているのでお分かりだと思います。
多分、アニメ本編4〜6話を題材にしたゲーム版の続編を出すと思いますが、
バンナム関係者は現在のこの結果をちゃんと認識して、
次回作はしっかりとした商品を提供して頂きたいです。
過去のACEシリーズの問題点を改善させてあるので、
その面においては非常に評価できます。
ゲーム本体には、ほぼ問題が無いのですが、
それ以外の部分で非常に問題があります。
とにかく全体のボリュームが薄すぎる。
某雑誌でのディレクターの方が、
『収録機体が少なめですが、その分少し価格を下げました』
との趣旨の発言していましたが、
機種はおろか、ミッション数まで少なく、
肝心の価格設定は結局、ほぼフルプライスという仕様に・・・
その上、少なさを補う方法をDLCで追加させる様にしています。
これが全て無料ならまだ良いですが、平均500円ほどの価格設定というのは
いくらなんでも酷すぎるでしょう。
その上、メニュー上で表示されているミッションのアイコンに
購入の有無関係無しにDLC追加ミッションが常時表示されており、
そのアイコンをクリックするとストアが開き購入を促すような仕様にしているのは
あまりにも露骨過ぎやしないかと。
PS2時代のガンダムゲームなら、今作の倍以上のボリュームは普通にしてしていた思いますが、
現行のオンラインがデフォの機種になってから
手を抜くようにボリュームを減らし、もっと遊びたければDLCを買えというような
商売の仕方に変わってきてますね。
DLC追加販売という方法自体は否定はしません。
が、それは本編がユーザーを十分満足させるボリュームで供給した上で、
より遊びの幅を増やすのが本来の姿だと思います。
安易で露骨なDLC商法に対するユーザーの答えが
今作が発売されて2ヶ月あまりで実売が
定価の約半値まで下がっているのでお分かりだと思います。
多分、アニメ本編4〜6話を題材にしたゲーム版の続編を出すと思いますが、
バンナム関係者は現在のこの結果をちゃんと認識して、
次回作はしっかりとした商品を提供して頂きたいです。
GOOD!
※はじめに、本編のみの評価となります。DLCは評価に含めません。
機体を操作することの気持ちよさに特化したゲームと言えます。
以下詳細↓
■多彩なモビルスーツ
アニメの三話までに登場したモビルスーツはほぼ全機使用可能になっています。
ユニコーンガンダムなどの主役機のバージョン違いはもちろん準備されていて
しかもドラッツェやガザDなど、出番の少ない機体も用意されていました。
■機体へのこだわり
変形ギミックやSEをはじめとした機体へのこだわりを感じました。
特に存在感が凄まじいビームマグナムが良い。本当に良い。
また、おそらくガンダムゲーム史上はじめて
艦砲射撃の雨あられを忠実に再現している作品だと思います。
ここに感心しました。ガンダムの戦艦ってかなり死角が多かったんですね。
■カスタムキャストモード(以下CC)
オリジナル部隊を編成してミッションをクリアしていくCCが面白いです。
原作通りの部隊を作ったり、フル改造した弱小機体を揃えて部隊をつくる等
自由にできる部分がプレイヤーの遊び心をうまく刺激していると思いました。
最初は無名の一等兵を使ったジェガンやギラ・ズール中心の部隊編成になりますが
この弱小部隊を育てていく過程が自分のようなファンにはたまらなかったです。
■直撃、溶断
ただビームライフルを撃ちまくるだけではなくて
直撃をうまく使えば追撃を狙えるので戦闘が単調にならないようになっています。
サーベル溶断もかっこいいだけでなく、補給アイテムが得られるので
弾薬制のシステムと上手く噛みあっています。
どちらも戦闘にアクセントをつける面白いシステムです。
■メイン武器換装、武器モード切替
内蔵兵器を持たない機体でも、武器の少なさを補える良いシステムだと思います。
実際に使うまで性能がわかりにくかったり、揃えるのに時間がかかりますが
選択肢が増えることは嬉しいです。
■奥深い機体操作
特別な操作も多く、慣れるまでに時間を要しますが
それ故に自分が上手くなっているのが実感しやすいです。
ガードカウンターからの溶断が決まったときは自機の勇姿に惚れ惚れすることも。
■カスタムサウンドトラック
サントラを持っていると、よりアニメの雰囲気を堪能できるという点で◎です。
同じスタッフが制作したACE:Rよりも選曲がしやすくて好感を持ちました。
BAD/REQUEST
おもちゃがたくさんあるけれど、遊び場に困るゲームと言ったところです。
以下詳細↓
■ボリューム不足
さすがにアニメ三話までだと、メインのユニコーンモードのボリュームが少ないです。
アニメを見た後に紙芝居のモノローグというのは少し味気なく感じました。
また、実質メインになっているCCのシナリオも足りなかったです。
■単調なミッション
護衛と敵機殲滅ばかりで、長時間プレイに堪えられるものではありません。
プレイヤーの予想を裏切るようなハプニングが足りないなと思いました。
IF展開のミッションを用意したり、CCにストーリーをつけると面白くなりそう。
また、舞台の九割が宇宙空間で代わり映えのなさが助長されてる面があります。
■見辛いインターフェース
移動速度を示すものが存在しないので、全機スラスターの噴射が小さいこともあり
自機がダッシュしているのかわからなくなるときが多かったです。
また、ロックした敵機が自機と被ることがよくあるので
クシャトリヤのような大型の機体で格闘をしかけるのが難しく感じました。
■ゲーム進行の遅さ
CCで得られるUCポイントがかなり少なめなので
部隊を少しでも充実させようとなると効率の良いシナリオをSランクルートで
機械的に周回することになってしまう作りが残念でした。
ここが飽きやすさの原因にもなっています。
■裏を感じさせる原作再現
デモシーンのカット割りがアニメそのままなのに
キャラクターがアップで喋るカットだけが抜け落ちてることに違和感を覚えました。
制作側の大人の事情を感じられずにはいられません。
ここがどうにもならないのなら、アニメに似せる必要があるのかなと思います。
COMMENT
全トロフィー取得済み
アップデート1.01適応済み
進化の可能性を感じるゲームでした。
初代ACEのような実験的な試みや荒削りな部分がまだまだ目立つゲームでしたが
機体操作のベースになっているシステムをさらにブラッシュアップすれば
モビルスーツの操作面で右に出るゲームはなかなか出てこないのでは。
ボリュームのある次回作を心待ちしています。
※DLCについて
最後に、現在配信中のDLC第三弾までだと機体やキャラクターがメインで
導入すればUCポイント稼ぎが円滑になったり、敵機に多少変化が起こります。
しかし、肝心のCCに追加シナリオが来ていないので
長期的なプレイに貢献する要素にはなりにくいのかなと思います。
DLCを全て導入し終わったあとにまたはじめから遊ぶといいかも。
今後に期待です。