オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt |
52pt
GOOD!
・オリジナリティー
ゲーム内に登場する武器、特に投擲系の武器はいままでにない効果があるものがあったりして良かった。機銃も種類こそ少ないものの、物語の時代に合わせた近未来的なデザインは、ワクワクさせるものを感じさせた。敵も種類が豊富、かつそれぞれ違った方法や武器で襲ってくるため自分的にはこれは好印象だった。
・グラフィック
そこそこ。悪いわけでもなくしかし飛びぬけて良いというわけでもない。これはこのゲームに限ったことではないが、建物や空など、対象物が遠くなればなるほどグラがひどくなる傾向がある。このゲームは特にその傾向が強かったような気がする。
・サウンド
これもそこそこ。戦闘時のBGMには引き込まれるものがあった。でもそれだけ。
・熱中度
このゲームはそもそもそこまでやりこみ要素が多いゲームではないので、自分も熱中はしなかった。だた、自分はこのゲームには最初からそれは求めてはいなかったから、そんなに落胆もしなかったし、サクサクっとプレイしてあー面白かったで終わるゲームも全然ありだと思うので別に問題なし。ただ、あるにこしたことはないので、BADに挙げないだけで良いとは言ってないよ。
・満足度
敵がロボットということで、射撃をすることによって吹き飛ぶ装甲や手足、破壊した部位によって敵の行動が変化するシステム、それらすべてが今までにないもので、このゲームをプレイしていて一番面白いと思えた所だと言っても過言ではない。足を集中射撃してすっ転ばしたり、頭を破壊して仲間を攻撃させたりと、爽快感あふれる表現は、心を大いに躍らせた。また、敵を倒すとクレジット(要するにお金。これで弾薬やキャラの強化アイテムなどを購入できる。)を取得できるのだが、部位を破壊するたびにそのクレジットが加算されていくというシステムも非常に良かったと思う。
・快適さ
操作性はそこまでストレスを感じない。難易度はどちらかと言えば簡単な方に入ると思う。倒されても救急キットを使えばすぐに復帰できるので、良くも悪くも、倒されることにそこまで敏感にならなかった。
BAD/REQUEST
・武器の種類が少なすぎる
GOODで書いたことの裏をかくのだが、デザインが良いからこそ、もっと武器の種類を増やしてほしかった。持てる数も、主人公専用アサルトライフル、ハンドガン、投擲物、が固定で持たされていて、自由に装備できるのはたったのひとつ。ちょっと少なすぎなる。これでは状況に合わせた柔軟な戦い方ができない。こういうところに作りの甘さを感じた。
・死亡するのが遅すぎ
救急キットが切れた状態で倒される、つまり死亡になるわけだが、倒されてから死亡してゲームオーバーになるまでが遅すぎる。倒されて、ゲームオーバーだと分かっていながらいつまでも死亡せずに白くなっていく画面をただジーっと見つめ続けることになんの面白みがあるのか。ただのイライラ要因でしかない。倒された時に、CODのように「死を受け入れる」的な提案がでても良かったと思う。
・ミッションによって連れて行ける仲間の人数が限定される
ミッションによってというかほぼ最後を除くすべてのミッションで人数制限あり。謎。折角ラストクルーという小隊で任務にあたるのだから、全員で攻略させてよ。なんでわざわざ小隊をさらに分けるのか本当にわからない。ゴメンネー容量的に追いつかないんだよぉこれで我慢して、ね?と、製作者の甘えがもろに聞こえてしまったようなそんな感じ。連れていける仲間を選べるからってそんなの関係ないよ。そもそもこのシステム自体いらない。しかも中盤から終盤に至ってはもはや選択すらできずに強制的にある仲間と行動をともにすることに・・・。後に書くがこのゲームの肝であるリップルリンクシステムにこの強制はめっちゃ痛いんじゃないか?万遍なく仲間の信頼度を得たいなと、購入前から考えていた自分からしてみればこんなのたまったもんじゃない。やめてほしい。
・仲間の作戦提案がただの妨害行為
強敵が現れたり、敵の数が多く戦況がよくならないと判断した仲間AIが、「今からフラググレネードを投げる、いいな?」とか、「こちらの敵はお任せください、よろしいですね?」など、作戦を提案してくることがあるのだが、この行為は一生懸命戦っている自分からしてみればただの妨害でしかない。なぜならこれ、提案されると「OK]か「STOP]かをプレーヤーである自分が決めなければならないからだ。自分で指示したならまだしも、なんで仲間の指示をこっちが判断しなくちゃならないのか。早く投げてくれ。こちら側の敵はって当たり前でしょ早く戦ってくれ。さらには、この提案された作戦、成功したとして特に何か戦況が変化するわけでもない。ただフラグが爆発してはい終わり、とか、任せて、というわりにすぐ倒されたり・・・。これなんか意味あんのかな?ってつい疑問に思ってしまう。いつだかはフラグを投げると提案してOKだしたら、「ごめん、外した・・・」というものが・・・。製作者は何の意図をもってこれを導入したのか甚だ疑問。面白みを微塵も感じなかった。
・リップルリンクシステム
それぞれ仲間には信頼度というものがあり、これが高いとその人が囮になってくれたり、自分の指示を聞いてくれたりして、低いとその逆のことが起こったりするのだが、この信頼度は誤って攻撃をその仲間に当ててしまったりすると下がってしまう。にも関わらずあきらかに仲間がこちらの攻撃を受けにきているとしか思えない場面が多々あるのだ。操作ミスで仲間を撃ってしまったのならまだしも、敵を射撃している射線上にいきなり出てきて被弾して、「おい、殺す気か!?」とか言われたりする。いやお前が勝手に・・・。とイラつくことが多くある。敵を殴ろうとしたら突然目の前に現れて殴られて、「ちょっと、どういうつもり!?」ってお前がどういうつもりだよ!!と、叫びたくなる。プレーヤーのことを考えずに仲間キャラを作るとこうなるんだなぁ、と改めて思った。イライラ要因以外の何ものでもない。
COMMENT
正直に言って惜しい作品だと思う。オリジナリティーやアイデアの非凡さはあるのに、細かいところで色々作り込みが甘かった気がした。このゲームのコンセプトとして、「命」というものを挙げているようだが、自分はそれが伝わってこなかった。コンセプトが伝わらないということは、それをプレーヤーに伝えるだけのシステムや作りができていないということだ。それを伝えられるかそうでないかの差は、やはりそういった細かいところでの完成度が分かれ道になってくるのだと思う。オンラインはそこそこ楽しいので、それのみを楽しみたい方はいいと思う。やり込んでいる人との差もそこまでないし、自分の戦い方が分かれば、楽しくプレイできると思うので、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt |
53pt
GOOD!
オフラインのみの感想
○TPSとしてのシステム
「壁張り付き→身を乗り出して銃撃」・「ダッシュ」・「緊急回避」等、TPSの基本的な動作はそろっている。またその発展要素として「壁張り付き→前方ダッシュ」コマンドや「扉の左側で張り付き→扉の右側へ移動して張り付き」コマンドがカッコいい。
○ギミックの豊富さ
敵ロボ、アトラクション(爆発イベントなど)、フィールドの景色などが豊富かつバランス良く配置されており飽きない。よくある「この面は単調だなぁ」と思うことはあまりなかった。
BAD/REQUEST
○ストーリー
個人的に一番気になった。一言でいうと、お約束の無視。実はクリアするまでは全く気にならないのだが…
○○(字数関係なし)への救済や制裁はないの?や、○○は出てくる意味あったの?とか、○○をあっさり放置とか、○○さん行ったきり出てこないのかよとか、○○はここで颯爽と復活してもいいだろ…とか、クリアしてからストーリーに文句を言いたくなった。ゲームに良くありそうなお約束な展開、「終盤、ここで伏線回収!盛り上がってきたぁ…」ってところが抜けていた。それがこのゲームに対して最も不満。
○持ち越し要素がない
クリア特典として当然あるべき、武器・ポイント(お金)・スキルの持ち越しがない。クリアしてニューゲームしても1周目となんらかわりはない(用語辞典だけは残る)。これでは2周目をやる気が大幅に削がれる。
○武器周り
お気に入りの銃があっても活用しづらい。
武器が自分専用のもの以外強化できない。チャプターセレクトは任意の武器を持っていくが不可能。また銃の空きスロットは実質1つしかないのも戦闘の自由を制限している(4つスロットあるが配分は「主人公専用武器・固定」「主人公専用ピストル・固定」「手榴弾系のみ」「自由」)。
○ボイスコマンド
これは悪い点とは言い切れない。音声認識が正常に作動するのは体感で70%ぐらいか。ときたまどうしても言いたい言葉が認識されなかったり、別の言葉に認識されてしまったりして、イラつく印象が残ることがあるも、まずまずの確率で認識しているのは確か。ボイスコマンドの良い所は、ボタン操作に比べて仲間へ指示している気分になれること。ただやはり発声を認識してもらえるように意識するため、自然な声を出せないの分気分を害する。音声認識はまだまだ改良の余地がある。
COMMENT
ギアーズオブウォーをやりたかったのですが○箱しか出てないので、似てそうだった本作を購入。TPSとしてのシステムは期待通りでした。
ゲームは1周できれば十分というライトユーザーな方にはオススメです。逆に、周回する、武器やスキルを全部集めて好きな武器をつかって自由に戦場を回りたいとコアユーザーな方はお勧めしません。持ち越し要素がなく各武器強化ができないため周回して収集する気が削がれてしまうと思います。でもやはり演出やギミックが素晴らしいのでコアユーザーでも買う価値は十分あります。(コアユーザーとして生きる道は、全武器・スキルの場所の把握でしょうか?クリアしても持越しができないので)
引き継ぎ・各武器強化ができないものの、飽きさせない演出やギミックが多く詰まっているのがこのゲームの特徴です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt |
58pt
GOOD!
キャンペーンモード
・ロボットの壊れ方が良い
頭や足を打ち壊した時の挙動がちゃんと表現されていてとてもリアルで
爽快感があります
・音楽がカッコイイ
ゲームの雰囲気にあった独特のセンスの楽曲で耳に残ります
ハリウッド映画にも引けを取らないくらいだと個人的に思っています
・絵が綺麗
風景や世界観が独特で未来の東京の変わった姿が面白かったです。
夕暮れの未来の東京は特に印象的でした。
爆発の様な特殊効果も地味ですがしっかり表現されていました。
ネット対戦
・意外と面白い
評判を聞いて全く期待していませんでしたがそこそこ遊べます。
BAD/REQUEST
・イベントの質が低い(特に会話やシナリオ)
イベントは映像はそこそこいいですが話が平凡で主人公の顔が最後にアップになる
カットがたくさんあって意味がわかりませんでした。
カメラの構図やライティングにセンスがなく台詞は鬱陶しいです。
・味方NPCが邪魔する
プレイヤーが撃とうとする敵をかばうように前に出てきます。
他のTPSでは在り得ない馬鹿さ加減です。
・プレイヤーが銃を撃つ動きや仲間の動きが気持ち悪い
ビクビク震えたり滑るように動いたりしてとても気持ち悪いです。
とても人間とは思えない。
・ゲームのテンポが悪い
カジノ(?)の前辺りやオープンカフェテラスなどで
時々理不尽に動けなくなる時があります。
・キャラクターにあまり魅力を感じない
特に女性キャラがもっと綺麗だったり可愛かったりすれば良かったです。
龍が如くスタジオのキャラクターは不気味の谷に落ちてるものが多いです。
・音声認識は誤認が多い
あまりヘッドセットでプレイしませんがせっかくなのでやってみたら
誤認が多すぎて辟易しました。
・謎のQTE
黄色い巨大バイクロボの戦闘の前後で意味不明なQTEをやらされました。
トラックの荷台からジャンプする時、フェイがトラックから落ちかけている時
たいして面白くも無いのにそれで即死ゲームオーバーになるとイライラします。
COMMENT
BRAVIA使用
普段あまりTPSの様なゲームはやりませんが龍が如くチームの作品で
宣伝が凄かったので買ってみました。
挑戦的な良い所もありますが総じて”雑”です。
細かい気配りが足りていない感じが満載です。
セガっぽいといえばそれまでですがもう少しなんとかならなかったのでしょうか。
とはいえ可能性は感じましたので次回作があればちゃんと作り込んで頂けると嬉しいです。
TheBestで出たらお勧めしますが普通に定価では買いたくないです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-13
まず、よくあるのが味方への誤射、味方との信頼関係が重要となる戦闘で、味方が勝手に前に出てしまい、誤射し怒られるという事がよくある。他にも味方が「俺が注意を逸らしてるうちに」と言うが、まったく逸らせていず、ピンチに陥る。
ボス戦では、数名味方がいるのにも関わらず、自分ばかり狙ってきたり、ミサイルや銃弾の雨で視界が悪く、無我夢中で撃って勝つような感じであまりすっきりしない。
GOOD!
ロボット相手のTPSならではの爽快感があること。
装甲をはがしたり部位を破壊したりするのはロボット相手ならではの爽快感があります。
あと、ロードが短い。
BAD/REQUEST
リップルリンクという、仲間と会話したり戦闘中に指示ができたりするシステムが売りのようですが、どう考えても要りません。
戦闘の合間に仲間が話しているとドアが開かず走ったりもできずで進行できず、ストレスが溜まります。
重要なことをしゃべっていればいいのですが、どうでもいい内容で、鬱陶しいだけです。
ただリップルリンクを前面に押したいがために挿入している感じです。
戦闘中の指示も、それで大きく戦況が変わるわけでもなく、本当に必要か?と思えます。
会話を売りにしている割には、戦闘中に全く同じセリフを連呼してくるので非常に萎えます。
しかも、射線上にぐいぐい入り込んで勝手に被弾します。
それで「ちょっと殺す気?」お前が死にたいだけだろと・・・。
武器の強化もメイン武器しかできないので、結局同じ武器ばかり使うことになります。
ストーリーに期待して買ったのですが、これも期待はずれ。
ただ事実・結果のみが示され、重要な謎は謎のまま、展開はB級映画以下で子供だましレベル、三流以下の仕上がり。
ほんとに期待はずれでがっかりしました。とにかくひどい、薄っぺらい。
大作風に仕上げようとして、いろんな所に手を出しておいて、なんにも収束しない、何も残らない、そんな感じです。
これならまだ洋ゲーシューターにありがちな飾りレベルのストーリーの方がマシでした。
キャラもたくさん出てくる割には、印象に残りません。
特に芸能人が声を当てているキャラのほとんどはいてもいなくてもいいようなキャラです。
主人公が所属する部隊のラストクルーのメンバーも、二手に別れてばっかりで、あまり登場しないので、思い入れがありません。
COMMENT
ゲームとしての面白さは普通クラスだと思います。普通に楽しめます。
しかし、随所に一流デベロッパーとの差を感じ、所詮龍が如くスタジは二流デベロッパーだな、と感じされられる作品であったと思います。ともかく、細かい作り込みが甘い。
とくにストーリー目当てで購入したので、その分三流脚本には本当にがっかりしました。
ストーリー目当てで購入するのはやめたほうがいいです。
そういうところは何も考えずにプレイする人には十分のようですが・・・。
定価で買ってしまいましたが、正直それほどの価値があるゲームとは思えませんでした。
HDMI接続の22型HDTV仕様