【PS3】アンチャーテッド −砂漠に眠るアトランティス− レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-02 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:オフライン1〜2人(オンライン2〜10人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
92pt
GOOD!
まず、何といってもグラフィックがきれい。
これまでに、プレイしたPS3のゲームでは、文句なく最高峰でした。
私は二作目から、プレイし始めたのですが、今作でのグラフィックの進化は目覚ましいです。
前作も、もちろんすごかったのですが、輪をかけてすごいことになっています。
あとは、主人公ネイトのキャラクターが、とにかくいい。
これは、シリーズ通してですが、とにかく危なっかしい。
おかげで、ハラハラドキドキさせられっぱなしで、ついつい感情移入してしまいます。
ストーリーが魅力というよりも、キャラクターが抜群に魅力的です。
最近のマンネリ化した、日本のキャラクター像に飽きた方には、いい意味で刺激をもらえると思います。
プレイ感覚は、リスタートもリトライも、読み込みが早くて、快適なものだと思います。
プレイ初めに、少し長めのロードが入りますが、それ以外は、ほぼロード時間なしです。
ジャンルとしては、洋ゲーのスタンダードであるTPSで、「単調なんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、その点も、絶妙なゲームデザインで、飽きがこない内容になっています。
謎解きあり、ピンチあり(ネイトはピンチの星の下に生まれているんじゃないか、と思うほどにピンチだらけです)、肉弾戦あり、と盛りだくさんです。
洋ゲーはどうしても、プレイが単調になって、すぐに飽きてしまうものが多いですが、アンチャーテッドにその心配はありません。
始めから最後まで、ネイトがぐいぐいと引っ張っていいってくれます。
BAD/REQUEST
私的には、ほとんど不満を持つこともなく、快適で楽しいプレイができましたが、強いて挙げれば、たまにバグることぐらいです。
洋ゲーなので、バグがあること自体は、初めからわかっていましたし、そのバグもさして重大なものはないと思います。
私の場合は、ネイトが本来入れないはずのコンテナの中に閉じ込められてしまったくらいです。
それも、リスタートしただけで、すんなりと元に戻りました。
COMMENT
私個人的には、数ある洋ゲーの中でも、抜群のシリーズだと思います。
未だに、和ゲーにこだわり続けて、洋ゲーを食わず嫌いしている方もいます。
実際、私もその一人でした。
しかし、このシリーズに出会ったことで、洋ゲーの見方も変わりました。
確かに、すべての洋ゲーが、必ずしも和ゲーを上回っているわけではありませんが、少なくともアンチャーテッドは群を抜いたできだと思います。
和ゲーにこだわりたいけど、最近いい和ゲーがないという方にこそ、一度、手にしてもらいたいゲームです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt |
96pt
GOOD!
シリーズは1(エルドラド),2(黄金刀),3(本作)とクリア済みです。
正直、やってることは単純です。
つかまる場所探し,謎解き,銃撃格闘戦…この3要素だけ。それぞれ
の要素はそつのない完成度ですが、深いゲーム性までは感じられません。
しかし、プレイヤーを飽きさせない演出が目白押しでエンディング
まで止め時が見つかりません!
1はかなり銃撃戦でつらい思いをしたので、万人にお勧めはしません
が、2,3は(アクションゲームが嫌いでなければ)1人でも多くのPS3ユーザー
に試してもらいたい作品です。
●グラフィック●
ゲームの面白さは、グラフィックに依存しないと思っているので
グラフィック担当者の身体を思えば、”もうこれ以上描かないで良い”
とさえ思えるリアルさです。とても720pの解像度には思えない。
1→2のグラフィック進化が歴然だったので、2→3では目立った
進化こそ感じませんが、3での波揺れや幻覚世界など、ステージの
演出面に関わるグラフィック処理には舌を巻きます。
●サウンド●
銃器の発砲音が小気味よいです。当然、各銃器ごとに音が違うので、
ロケット弾やグレネードなど致命傷となる武器を持つ敵兵を先に倒す
という攻略にも役立ちます。
ベテラン声優によるネイトVSサリーの掛け合いの楽しさも音の魅力の
一つです。ぜひ日本語音声でプレイして欲しいかと。
●操作性●
操作系は前作で完成した感があり、特に支障を感じません。
3では、格闘戦でのモーションが増えて銃撃戦より楽しいのですが
△ボタン,○ボタンを目押しする新操作は、DUALSHOCKの4つボタン配置
に慣れてない初心者は混乱するかも?
BAD/REQUEST
<BAD>
オンラインはまだ試していません。
今作は、ストーリークリアまで一度もフリーズしませんでした。
ストーリーが短いという指摘があります。確かに2に比べるとチャプター数
も少ないのですが、個人的には、ハラハラ・ドキドキはもうお腹いっぱいと
いう満足感でした。
これと言ったBAD項目が見当たりませんが、強いて言うならば…
・ネイトのぼやきが前作より少なくなった?!
・ストーリークリア後、1,2では、好きな武器を選んで再プレイできたの
ですが、今作にはそのモードがない
・ネタばれになりますが、途中で別行動になったあの2人が、その後どう
なっているのか?知りたい!
…といった所でしょうか。
COMMENT
●感想●
”体験する映画”と称されるアンチャー・シリーズ。単純なゲーム性ながら
緻密な画像と大胆な演出でエンディングまで引っ張っていく作品です。
1080pではないのですが、ブルーレイ画質に遜色ありません。40インチ以上
のできるだけ大きい画面でプレイして欲しいと思います。
(29インチのTVでプレイした友人は全然ハマれなかったと言っております)
PSVITAで4作目が発売されますが、携帯ゲームの小さな画面ではアンチャー
本来の楽しみ方ができない気がするのですが、さて如何なるか?
●プレイ環境●
フルハイビジョン液晶プロジェクター(投影100インチ)HDMI接続
5.1chホームシアターシステム 光ケーブル接続
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
96pt
GOOD!
オフのみのレビューになります。1作目、2作目クリア済み。プラズマ46インチTV使用
オリジナリティー:4
3作目ということもあり特に今作に真新しい要素はないので5点はないが、アクションアドベンチャーの完成度として他の追随を許さないレベルにあるので、その点を考慮し、4点です。
グラフィック:5
圧巻の一言。ため息が出るほどでした。
景色が美しい。グラフィック技術のみならず、美的センスもかなり優れていると思う。
とにかく画面がよく動く(炎のゆらめき、砂漠の砂、荒れ狂う海)のに、処理落ちがほぼない。それぞれの表現がとてもリアル。そんなノンストップアクションの中でドタバタアクションを求められる。ド派手なアクションムービーそのものを自分の手で動かすことができる。
プリレンダムービーシーンが本当に綺麗。特に人物描写、肌、衣服、表情は圧倒的。
ここまですごいなら、ゲームしているのを見ているだけでもある程度楽しめるのではないかと思える。
空気感までバッチリ伝わってきた。砂漠の暑さ、海の冷たさ、中東?の乾燥した感じなどなど、光の表現技術により登場人物の喉の乾く感覚まで伝わってくるようだった。
サウンド:4
シリーズ通して共通の音楽と、新たに加えられた音楽とでゲームとジャストフィットしている感じです。サウンドトラックがほしい!とまでは行きませんが、ゲーム要素の一つとしてしっかり融合していると思いました。
熱中度:5
アクション場面とムービー場面がシームレスで、ロードで中断されることがない。死んだあとのリトライもすぐなので、とにかく止め時がない。また、ゲーム性の、緩急の付け所がよく、飽きさせない展開もあり、熱中度は5。
満足感:5
オフだけですが、満足感は5点です。ゲームのボリュームは適度。アクションシーンとムービーシーンのバランス、ゲームの演出と展開の緩急などどれをとっても不満点はなかった。
快適さ:5
熱中度にも書いたが、ゲームとムービーのシームレスと、死んでからのリトライの速さがさすがです。加えて、ゲーム中にやたらアイテム画面を開かされるなどもほぼなく(最低限、ノートを開くなどあり)、ゲーム画面にそれ以外が入ってくることがまずない。ライフゲージもないので、ゲームのみに集中できる。
BAD/REQUEST
このゲームというより、アンチャーテッドシリーズ通しての不満がある。それは、「ネイサンが人を殺しすぎ」という点である。トレジャーハンターのネイサンが、これでもかってくらい、行く手を阻むものを次々に殺していく一点のみ、どうしても馴染めない。2作目は戦闘場面でわりとステルス作戦が多用できたので、「気絶させただけ。殺してない。」と自分に言い聞かせてなんとか進められたが、今作はステルス攻撃があまり活用できず、また、格闘攻撃も長くなってしまい、1体1で戦ってたら他から撃ち殺されるという当たり前の状況が、本当にその通りになってしまう。結果銃撃戦の比重が増え、とにかく殺しまくって進まねばならなかった。一体何人殺してエンディングにたどり着いているのか?と考えると…。正当防衛が否めない場面があるからある程度息の根を止めてしまうのは仕方ないとして、個人的には麻酔銃の存在を加えて欲しかった。また、敵に存在がバレたあとでも後ろから忍びよれば1〜2発でやっつけられるようにしてほしかった。なんとか後ろをとって格闘攻撃を加えようにも即振り向かれて長い格闘に入ることばかり。せっかく銃撃の舞台が入り組んだ地形だらけなんだから、ステルス攻撃に加え、走って回って、後ろをとって、急所をポン、木の棒や石でガツン、という戦法がとれるようにして欲しかった。
以上の一点のみが個人的BAD。戦闘場面のゲームバランスは、より背後より手を下せる2作目の方がよかった。それ以外は思い当たりません。
COMMENT
家庭用ゲームのトップを独走しているといっても過言ではないほどのゲームだと思っている(ただし、オフのみ)。1作目、2作目と続いた今作。1作目は敵や建物の障害物レース、2作目はいろいろ考えて進むアスレチックゲームといった印象がある。そして今作はさらにバランスが変更され、より魅せるゲーム性となったのではないか。序盤は戦闘シーンがなくなんか物足りなかったが、後半から結構忙しくなる。ストーリー展開はそれほど印象に残るものではないが、ムービーシーンやゲーム演出などでドラマチックな印象を残してくれた気がする。
ゲーム性に理不尽さもほとんどなく、完成度の高さは最高級ではないだろうか。あとは好みの問題であるが、やはり絶対にやっておくべきゲームだと思う。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-01-07
アンチャ3作を全てやりました。
今回新たなアクションとして手投げ弾の
投げ返しが導入されました。
ただ投げ返しの軌道が選べず、近くに壁があると
ぶつかって爆風に巻き込まれたりします。
パッケージの砂漠ステージはほとんど後半で
アトランティスに辿り着いたら終わり間近。
アトランティス内をもっと体験したかったな、と
いう感じです。
ラスボスバトルもただの殴り合い(簡単なQTE)
味気ないバトルでした。
全体的には面白く仕上がってます。
でも前作(黄金)が個人的には好きです。
GOOD!
■オリジナリティ5
前作のビル倒壊や、くずれる床を走って逃げるようなシーンが、今作でさらに増えた。
それまでただの背景だったものが突如襲ってくる、独特の臨場感。ムービーなら驚きもしないが、操作中に普通に発生し、そのまま逃げ回ったりしなきゃいけないのが、ものすごい驚きと緊張感を生む。背景を信用できなくなってしまう。
■グラフィック5
ムービーシーンが相変わらずいい。キャラクターの芝居が、多々あるゲームの中で、頭ひとつ抜けている。
■熱中度5
寝る間も惜しんで、最初から最後までぶっ通してプレイしてしまった。
章変わりのムービーを見るたびに、何故かあまり長時間プレイしてない気にさせられ、ついそのまま続けてしまう。
BAD/REQUEST
■ストレスを感じる操作シーン
砂漠をさまようシーンと、ラリって路地をさまようシーンがすごく鬱陶しかった。
てきぱき走れずイライラするのと、目的地が分からず「無駄な操作させられてる」感。
こんなの操作したくないんで、ムービーで済ませてくれよと、やりながら思った。
■ストーリーの消化不良ぶり
そんな即効すぎる自白剤&幻覚剤って・・・とかは映画にもあるので別にいい。いくら幻覚剤のせいだからって、敵が火につつまれたりワープしたりってのはおかしいだろ・・・ってのもゲーム上必要なので構わない。
問題なのは、「意味深だけどその後二度と出て来ない○○○」や「なんだっけこれ?っていう○○○らしきものがラストで唐突に現れる事」だ。
他にも、
・とある遺跡の秘密の入口を探すシーンで、敵ボスの腹心の男が壁の向こうから突如現れ、突如消えるんだが、それが秘密の入口と全然違う場所で、あいつどこから入ってどこから出たんだ?ってのが最後までわからない。
・相棒のじいさんが、星の位置から遺跡の場所を割り出せる、みたいな理由で敵に誘拐されたりするんだが、その後主人公と一緒に遺跡の場所を見つける際、何の役にも立ってない。
・敵のばあさんと、主人公たちとの関係が薄すぎる。せっかくの冒頭の因縁めいた再会が、過去シーンを見ると「え?たったそんだけの関係?」ってのが分かって白ける。主人公と顔を合わせたのはたった一度で、それもせいぜい一分程度。主人公の相棒のじいさんも、ばあさんとイチャついてた割りに組織の事は何も知らない。「まさかそんだけじゃないよな?この後もばあさんとの因縁の過去シーンが何度も出てくるんだよな?」ってずっとツッコミながらプレイしてました。
などなど。
お話ってのはこういう小さなほころびを無くして、伏線を地道に積み重ねてこそ、面白くなると思うんですが・・・。
■ラスボスがいまいち
お話としては今回のも有りだが、あくまでこれはゲームなので・・・。2のようなラスボスが、見た目の迫力も、実際の強さも、ゲームとしては満足感が高い。
■殴り合いは、ちょっと飽きる
前作でステルスアクションが前面に押し出されたように、本作は殴り合いのアクションが大幅増された。が、正直ステルスほど面白くなく、飽きる。
COMMENT
あいかわらず、スゴイの一言。
オンラインはちょっとやってみましたが、案の定、スピーカーから不愉快な外国語のわめき声が聞こえるので、すぐやめました。
いい加減、日本は日本だけのサーバにしてくれないものか。