【PS3】アンチャーテッド −砂漠に眠るアトランティス− レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-02 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:オフライン1〜2人(オンライン2〜10人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
87pt
GOOD!
オフ専です。
グラフィック
・とにかく美しいの一言。ここまで綺麗なゲームはそうそうない。冒険がテーマのゲームだけあって、各ステージの作り込みは半端じゃない。遺跡や街や古城など、細かい所まで緻密に作られていて、さらに高台から眺める遠くの風景も見とれてしまうほど美しい。宝物収集とか気にしなければ、見向きもされないような細部までこだわっている制作陣の熱の入れように脱帽。
オリジナリティ
・3作目ではあるけど、とことんまでにアドベンチャー映画風を追求した作風は、他に類を見ない。本当に映画を見ながら、映画の主人公を自分で動かしてる気分になることができる。トレジャーハンターもののゲームは数あれど、ここまでその世界観を極めたゲームはない。
熱中度
・何がすごいって、操作が滅茶苦茶単純なのに、ものすごく派手なアクションができること。そしてストーリーを追うごとに派手になっていくアクションシーンの連続。正直やめ時がない。ロード時間も皆無なので、チャプターをクリアしても、すぐに次が始まる。ゆえに、もう1チャプターだけ・・・の繰り返しで、気づけばあっという間にクリアとなる。全く飽きさせない演出は素晴らしい。まさに手に汗握るの連続。
BAD/REQUEST
ボリューム
・毎回のことだけど、やっぱりもうちょい欲しい。開始からクリアまで、ゆっくりやっても10時間弱といったところ。せっかく面白いゲームなのだから、ストーリーが多少ぐだぐだになっても、同じようなことの繰り返しになってもいいから、この倍ぐらいは続けたいと、個人的には思う。
他
・親切設計が過ぎる気がする。チェックポイントが無数にあるので、死んでも即その場でリスタートとなる。こうなってくると逆に死ぬことへの緊張感や躊躇いがなくなり、物足りなくなってくる。もう少し辛みを効かせても良いのでは?
COMMENT
安定的なソフトだと思う。1や2が好きな人なら迷わず買うべし。
オンラインは一度しかやらなかったけど、なんだか前回より色々やれることが増えてた気がする。
そっちにボリューム割かなくていいから、メインストーリーをもう少し長く作ってほしかったなと思う。
とにかく面白い。その一言に尽きるゲームである。
今後もどしどし続きを作ってもらいたいものだ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
51pt
GOOD!
本作は「冒険映画の主人公になりきる楽しさ」を味わえるゲームといえるでしょう。
ゲーム内容は「小気味の良い会話」「壁のぼりアクション」「銃撃戦」「謎解き」を繰り返す、オーソドックスなものとなっています。
オフラインを1周プレイ
<良い所>
○主人公の魅力
肉体派でワイルドなのに、実は知的で学者肌な面を持っています。さらに、飽くなき探究心と、行動力を兼ね備え、まさに“こんなふうになってみたい!”と思わせる理想的な主人公です。
○バランスの改良
前作と比べて、壁のぼりアクションが減少し、謎解きも適度な難易度になりました。戦闘の頻度やタイミングもよく、その配分が十分検討されていると感じました。メリハリがあり、良かったと思います。
○総合的な演出
出だしから緊張感のあるシーンで盛り上げてくれます。前作もそうでしたが、この辺りは高レベルにまとまっていると思います。また、チュートリアル要素も自然に取り入れてあります。
今回は、馬が登場しますが、これもなかなか気持ち良かったです。
○グラフィック
向上がみられます。地下の水などは飛び込みたくなるような爽快なものでした。実際、飛び込んでみました…お勧めはしませんが。
BAD/REQUEST
<悪い所>
■全体の作り
(△)ストーリー
まず、ストーリーに関しては、多数の方が述べておられるのと同じように未回収な部分が多々あることが気になりました。御都合主義なのはまあ特に不快でもないですが、後からでもいいので辻褄を合わせて欲しかったです。
・“英語が通じる謎の現地人は何者だったのか”ぐらいは知りたかったですね。
・途中まで一緒にいた2人も最後にもう一度出てくれば、もっと楽しめたと思います。例えば、脱出の際に助っ人として登場し、「ここで来たか!」と思わせることができれば勝ちだったと思います。
・幻覚ネタは、話の筋、流れ、論理をぶった切るため、あまり優れた手法とは思えません。
・前作では追い求めていた謎が具体的に描かれていましたが、今作のは何なのかよく分からず沈んで消えてしまいました。謎が謎のまま。
・あの男の忠誠心の強さに、ちょっと引きました。説明が必要なレベルだと思います。愛人だったとか?
・ラストでのサリーの真面目な発言は、唐突すぎてよく分かりませんでした。推測はできましたが、合っている確信はありません。
全体的に、ステージごとの繋がりの悪さを感じました。「今回は森、海、砂漠での冒険を入れる」というふうに先に舞台を決め、それを、後からストーリーを作って繋ぐから、色々説明不足な点が出てきたり、ユーザーが当然疑問に思う部分を省略してしまうミスが出てくる印象がしました。
(×)ボス戦
全体的なバランスは、本作の方が前作よりも良いと感じたのですが、ボス戦、中ボス戦の盛り上がりが足りませんでした。「まさか、今やっているこの単調なのがラスボス戦じゃないだろうな?しかし、他にいないし…」と戦いながら悩んでしまいました。
他のTPSゲームでは巨大ロボとの戦闘シーンがよくあります。本作は、そういう近未来の設定ではないため、ヘリや戦車が限界だと思いますが、それさえないのは物足りません。
(△)オリジナリティー
本作は、極めて古典的な、“銃撃戦”“壁のぼりアクション”“謎解き”からなっています。オリジナルな部分は本作には全くと言っていいほどありません。テーマ曲に関しても、意識的にそれっぽく(冒険活劇っぽく)作った感が拭えません。
(△)エンディング
途中で音楽が消えるとは…線が繋がっているか確認してしまいました。
■個々の要素
(××)銃撃戦
まず、エイム(狙いをつけること)は距離感がなく、画面に現れた大きい丸を敵に重ねるだけの、銃撃戦とは似て非なるものになっています。
ハンドガンは、撃つと反動で銃が跳ね上がりますが、自然に元の位置に戻らず、極めて機械的な動きをします。アサルトライフルは、レート(連射速度)が低く、音もおもちゃっぽく、爽快感に乏しいです。
威力も妙で、アサルトライフルで何発も打ち込まなければならない相手を、マグナムとはいえ片手銃の胴撃ち一発で倒せたりします。当たり判定は前作よりは多少よくなっている感はありますが、相変わらずアバウトです。
おもちゃの銃で、テレビゲーム黎明期の古典的な銃撃戦をしている印象が拭えません。他の有名TPSやFPSをやり込んでいるユーザー層には厳しい出来です。
(△)グレネードの投げ返し
前作から唯一の追加要素として、敵の手榴弾を投げ返すことができるようになりました。しかし、時々目の前の壁に投げつけ、足元で爆破、1発死亡がありました。爆破範囲はそんなに広くないので、投げ返すよりも少し移動して回避する方が安定行動だったと思います。
(×)リスタート
敵に見つかっていない状態からはじまるのですが、一度でも見つかると、リスタートしても見つかった状態から再開されてしまいます。いかに見つからずに倒すか、の方が、銃撃戦や殴り合いよりも面白いと感じる人が多いのではないでしょうか。再開のタイミングをこちらで選択できればよかったと思います。
COMMENT
<感想>
今回、2,3を同時購入しました。
大まかにまとめると、前作と比べて良くなった点は“画像と総合的なバランス”、グレードダウンした点は“ボス戦”でしょう。全体的には前作より良くなっているはずなのですが、前作を勧める人が多いのは、ボス戦、中ボス戦の盛り上がりの欠け具合が大きいためだと思われます。
突然ですが“カレー”の話をします。一番人気があるのはどの辛さだと思いますか。売上でみると、中辛。次いで甘口です。これらでシェアの7割以上あるようです。
私も昔は中辛が好きでした。しかし、どんどん刺激に慣れてきて、いまでは中辛はカレーだと思えなくなってしまいました。甘口派とはもはや心が通じ合わないとさえ思います。
本作は、確かに上手くまとまっている作品であると思います。しかし、個々の要素をみると、ヘビー寄りのユーザーにとっては、刺激が足りません。銃撃、壁のぼり、謎解き、どれをとっても中辛と甘口の間のような出来になっています。
結局、ゲームの面白い、面白くないは、もちろん作品そのもの出来に依る部分もあるのですが、より個人的に合う、合わないの部分が大きいのでしょうね。
最後に、主人公に関してはかなり気に入っています。男性主人公の中で、相当上位に入るほど好きです。次回作もやろうかな、どうしようかな…銃撃戦だけ、もうちょっとなんとかならないかな。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
86pt
GOOD!
とにかく前作に増してグラフィックが綺麗です。
ネイトの肌の質感がとてもリアルで顔によく年輪が確認できるほど。
景色や水、そして今回のキーワードの砂漠や砂嵐の表現は素晴らしい。
PS3のタイトルでNO.1で綺麗です。
ストーリーは少し終盤肩透かしでしたが普通に楽しめました。
ネイト少年がサリーと出会う場面が出てとても嬉しく思いました。
ネタバレになるので多くは書きませんが。。
サウンドについては毎回良いのですが、今回はステージの色もあり
オルタネイティブな感じのオーケストラで雰囲気が特に良かったです。
とても内容にマッチしています。
熱中度としては毎作次から次へとハラハラさせる場面の連続で
コントローラーから手が離せませんでした。
自分はシューティングも好きなので飽きずにプレイ出来ました。
本当に時間を忘れて且つ止め時に困る(いい意味で)作品です。
今回は少し雑魚戦が難しくなり丁度いい難易度になったと思います。
謎解きは少々簡単ですが。。
BAD/REQUEST
特に不満はありませんが、
ストーリープレイで一度だけオートセーブ中にポーズかけたらフリーズしました。
その後は一度もありませんでした。
操作キャラや敵キャラが戦闘中に遮蔽物にめり込むバグが少し目立ちました。
武器がほとんど前作と同じなので少し変えて欲しかったです。
銃ばかりじゃなくても良い。
斬撃・打撃武器があってもいいのでは。。
COMMENT
ブラビア(KDL-710EX 40型)HDMI接続でプレイ。
全作プレイしているので迷わず購入しました。
ゲームというより映画な感覚です。
ストーリーもボリュームがあり満足出来ます。
とにかくキャラがしゃべります。
そしてそのしゃべりが面白い。
最近のアドベンチャーゲームでここまで熱中できる作品はありません。
PS3のソフトなのに値段が安いので是非お勧めします。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-01-07
アンチャ3作を全てやりました。
今回新たなアクションとして手投げ弾の
投げ返しが導入されました。
ただ投げ返しの軌道が選べず、近くに壁があると
ぶつかって爆風に巻き込まれたりします。
パッケージの砂漠ステージはほとんど後半で
アトランティスに辿り着いたら終わり間近。
アトランティス内をもっと体験したかったな、と
いう感じです。
ラスボスバトルもただの殴り合い(簡単なQTE)
味気ないバトルでした。
全体的には面白く仕上がってます。
でも前作(黄金)が個人的には好きです。
GOOD!
■オリジナリティ5
前作のビル倒壊や、くずれる床を走って逃げるようなシーンが、今作でさらに増えた。
それまでただの背景だったものが突如襲ってくる、独特の臨場感。ムービーなら驚きもしないが、操作中に普通に発生し、そのまま逃げ回ったりしなきゃいけないのが、ものすごい驚きと緊張感を生む。背景を信用できなくなってしまう。
■グラフィック5
ムービーシーンが相変わらずいい。キャラクターの芝居が、多々あるゲームの中で、頭ひとつ抜けている。
■熱中度5
寝る間も惜しんで、最初から最後までぶっ通してプレイしてしまった。
章変わりのムービーを見るたびに、何故かあまり長時間プレイしてない気にさせられ、ついそのまま続けてしまう。
BAD/REQUEST
■ストレスを感じる操作シーン
砂漠をさまようシーンと、ラリって路地をさまようシーンがすごく鬱陶しかった。
てきぱき走れずイライラするのと、目的地が分からず「無駄な操作させられてる」感。
こんなの操作したくないんで、ムービーで済ませてくれよと、やりながら思った。
■ストーリーの消化不良ぶり
そんな即効すぎる自白剤&幻覚剤って・・・とかは映画にもあるので別にいい。いくら幻覚剤のせいだからって、敵が火につつまれたりワープしたりってのはおかしいだろ・・・ってのもゲーム上必要なので構わない。
問題なのは、「意味深だけどその後二度と出て来ない○○○」や「なんだっけこれ?っていう○○○らしきものがラストで唐突に現れる事」だ。
他にも、
・とある遺跡の秘密の入口を探すシーンで、敵ボスの腹心の男が壁の向こうから突如現れ、突如消えるんだが、それが秘密の入口と全然違う場所で、あいつどこから入ってどこから出たんだ?ってのが最後までわからない。
・相棒のじいさんが、星の位置から遺跡の場所を割り出せる、みたいな理由で敵に誘拐されたりするんだが、その後主人公と一緒に遺跡の場所を見つける際、何の役にも立ってない。
・敵のばあさんと、主人公たちとの関係が薄すぎる。せっかくの冒頭の因縁めいた再会が、過去シーンを見ると「え?たったそんだけの関係?」ってのが分かって白ける。主人公と顔を合わせたのはたった一度で、それもせいぜい一分程度。主人公の相棒のじいさんも、ばあさんとイチャついてた割りに組織の事は何も知らない。「まさかそんだけじゃないよな?この後もばあさんとの因縁の過去シーンが何度も出てくるんだよな?」ってずっとツッコミながらプレイしてました。
などなど。
お話ってのはこういう小さなほころびを無くして、伏線を地道に積み重ねてこそ、面白くなると思うんですが・・・。
■ラスボスがいまいち
お話としては今回のも有りだが、あくまでこれはゲームなので・・・。2のようなラスボスが、見た目の迫力も、実際の強さも、ゲームとしては満足感が高い。
■殴り合いは、ちょっと飽きる
前作でステルスアクションが前面に押し出されたように、本作は殴り合いのアクションが大幅増された。が、正直ステルスほど面白くなく、飽きる。
COMMENT
あいかわらず、スゴイの一言。
オンラインはちょっとやってみましたが、案の定、スピーカーから不愉快な外国語のわめき声が聞こえるので、すぐやめました。
いい加減、日本は日本だけのサーバにしてくれないものか。