【PS3】アリス マッドネス リターンズ レビュー
発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2011-07-21 |
価格 | 7665円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2012/07/26 ■ 価格:3,129円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt |
44pt
GOOD!
・死んでもすぐやり直せるため、初心者に優しい。
・操作性がわかりやすく、覚えやすい。
・ボス(コロッサル・ルイン)などの強敵は最初は強く感じるが
コツをつかむとナイトメアでもノーダメージで攻略できるため快感。
・世界観がいい。
BAD/REQUEST
・セーブがオートセーブなため、記憶などをコンプリートするのに
大変だった。
・ぶっちゃけ難易度あげても敵の体力/攻撃力が高くなるだけ
・アリス(主人公)が可愛くない⇒ホラー要素を出すにしても、もうちょっと
魅力ある主人公にはできなかったのか?
COMMENT
・ダウンロードのコスチュームは確かにゲームバランスを崩してはいるが、ただ楽しむためだけ ならいいと思う。
※正直、ナイトメアが敵の体力が多くなるだけのためマンネリになる。
【重要】
・ストーリが少しわかりづらいため(直訳多すぎ、訳がヘタクソ?)最低でも
ストーリー理解には3周はしたほうがいい。
・周回プレイをすればするほど、味が出てくるスルメゲーム。
・アクション⇒初心者向け/ストーリー⇒上級者向け
・いろいろ外しているなあ…と思うゲーム
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt |
50pt
GOOD!
ストーリーが長くボリュームがあります。
やられても頻繁にチェックポイントがあるので、すぐにやり直せます。おまけにロード時間がほとんど無いです。
オートセーブがあるので親切です。余計なお世話と感じる方もいるかも。
ゲーム最高難易度でも簡単なので、トロフィーコンプも簡単です。
DLCの武器防具セットが200円と良心的です。バンナムと大違い!
BAD/REQUEST
アクションが単調になりがちで飽きやすいです。
ヒステリックモードになると、処理落ちの関係?なのか、2回フリーズしました。
見えないオブジェクトに引っ掛かって、進めなくなることが頻繁にあった。
小さくなると戻れなくなることが何度もあり、やり直す事が何度もありました。
これらのバグが頻繁におこりすぎです。
ゲームデータインストール中に80%から長時間進まず、失敗したのかと勘違いしました。
COMMENT
ゲームのボリュームがありますが、アクションが単調なのでダレます。
なのでトロフィーコンプ目的以外なら、2週目はプレイしないでしょう・・・。
パッケージを見て解るように世界観が独特のアレなので、はっきり言って人を選びます。○章では自分は気分が悪くなりました。
トロフィーコンプ目的ならお勧めます!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
69pt
GOOD!
■グラフィック
洋ゲーといえばリアル系でのキレイさの競い合いだけど、今作はマッド
ということもあって暗めではあるが、ファンタジー系でオブジェクトが
無機質なビルとかでないところが新鮮。最近よく見る2D紙芝居風の演出
も今作の独自の雰囲気が出ている。
■武器選びのセンス
剣→包丁
銃→コショウを振るやつ
強攻撃→普通の少女では絶対振り回せないデカい棒
時限爆弾→うさぎ時計
ロケラン→ティーポッドでお茶をかける
■快適さ
ロードが早い。失敗からのリトライも容易。
■満足度
予想外に収集要素が多かった。
BAD/REQUEST
■ストーリー
主人公が過去の事件で精神障害を負った設定というとこまでは分かった。
以降、章仕立てのゲーム内で徐々に記憶が復活していっているのも理解。
でも、途中で精神世界?と精神と現実の狭間?と現実を特に説明もなく
行ったり来たりするせいで何が何やらさっぱりわからなくなった。
(ちなみに精神世界?という名称は自分で勝手に脳内補完したもの)
前作のダイジェストもビジュアルではなくただの文章で、そもそものこの
シリーズの設定が最後までよく分からなかった。
収集要素でメインの補完用サブストーリーを集められるが、時系列も
バラバラ、登場人物もバラバラ、ついでに日本語が難解でこれまた高度
な脳内補完が求められる。
■ボス戦
アクションゲームにボス戦がないというのはいかがなものか。ラストは
さすがに用意されているが、章仕立てのゲームならその章の最後にクセの
あるデカめのボスが用意されていて当然だと思ってたし、そいつを倒して
これで次に進めるな〜という気になると思う。
■単調なアクション
ギミックが全編を通して使いまわし。章が変わって風景が一変しても変化
なし。1章から2章でこれだったので、3章開始の時にはもうアクション
に関してはワクワク感がなくなっていた。
COMMENT
ゲームとしては、グラフィック、ロード、収集系などは高いレベルで
まとまっていると思う。アクションも簡単なので特に詰んだりするところ
はないです。では一般ゲーマー層向けかというとそうでもない。
1つはZレーティングが邪魔をしてるということ。個人的にはB寄りのC
くらいだと思っていて、他のガチのZゲーと並べるのはおかしいかと。
1つはストーリーを深く理解しようと思うと、字幕に頼らない能力が必要
なこと。難解な日本語はもはや電波に近い。
では玄人向けかというとそうでもない。爽快ではあるが、単調すぎる
レベルデザインは3流。後半は惰性で進めることになる。
結果・・・このゲームは雰囲気ゲー。世界感が好きな人は買ってみても
いいかも。特にイライラすることはないはずです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-05-12
ボスとの戦闘時にまとわりついてくる、無限に湧く小物が邪魔、
個別の敵の倒し方の情報が少ない、
次に進む為の重要な箇所にヒントが無い等々
トロフィーに影響は出ますが、途中での難易度変更は可能
(またコンテニューも可能)
今作は難易度を落としても、敵の数が減るわけでは無く、またオートセーブ仕様なので、ミス後は大分前からやり直しをさせられる場合もあります
グラフィックは格段に美しくなり、章毎に世界観もガラッと変わるので、止めにくいと言いますか飽きにくいです
音楽は前作よりも静かなものばかり
早期購入特典としてDL出来た物はまさかのmp3音源(9曲)
事前に判っていれば予約は考えました
前作の方が、よりアリスらしい世界観と感じられました
マップが広いのは開放的で良いのですが(空や奈落まで好きなように見られます)、同じようなマップを3回程リピートさせられた中盤は苦痛でした
物語の進行上仕方のないことなのですが、敵を倒す手段がまだ少なく、機械だらけの世界観の第一章もただただ苦痛でした
無駄な固定カメラワークが冒頭で強制的に挿入されてしまっている為に、
とんでもなく難易度の高くなってしまっているなんてことの無いシーン(クリア必須/時間制限有り)、が複数あります
パズルゲーム(個人的には簡単と感じる)は、クリアが困難な人の為にスキップ機能が搭載されているのですが、
そちらよりもこちらを修正または飛ばせるようにして欲しかったです
GOOD!
ファンタジックでホラ−な世界観とシュールなキャラデザインで
ティムバートンアニメーションの様な作品が好きな方におすすめ。
序盤普通に進めることで段階的にチュートリアルが進む
死んだ場合もりトライも早く試行錯誤していくうちに自然と答えにたどり着けるように出来ていて
アクション初心者にもやさしい。
アクション自体もそこまで難しい事は要求されず、能力やマップの仕掛けを駆使して
エリアを進んでいくアドベンチャー要素が強い。
武器となるのは包丁やマシンガンの様に球を打ち出すコショウ挽き機など
普通とは一風変わったアクセントが随所にみられおもしろい。
一風変わったいダークな世界を旅している気分になれる。
BAD/REQUEST
全体を通してダークでホラ−なイメージを連想しがちだが
グロテスクさやショッキングなシーンは殆ど無く、またシュールでダークユーモアな展開でも無く中身は単なるアクションアドベンチャーだ。
グラフィックのレベルもはっきり言って低い。
アクションも良く言えば初心者に優しく、悪く言えばありきたりで古臭い。
謎解きや仕掛けも同じパターンやギミックをまぜただけ。
アクション、ホラー、アドベンチャーどの視点で見てもかなり中途半端な作品。
このゲームで最も酷いのが字幕である
文節文節の直訳を乗せただけの様で、ニュアンスや比喩等を一切読み取れず会話を理解できない。
また時系列が前後する話も挟まれるため物語をしっかり理解するにはネイティブなみのリスニング力が必要と言って語弊は無い。
映画字幕の様な時間当たりの文字制限も無視し、キャラが話す長い会話の長文直訳がどんどん流れていくので会話の理解どころか字幕読み取りすら困難な場面も多々ある。
さらに内容はかなり電波的なもの。
クリアして感じることは
有名な童話「アリス」の名を冠する意味があまりない作品であると感じた
もちろん原作のキャラクターは出てくるわけだが別に彼らをあてがう必要性を感じなかった。
原作「アリス」が表なら今作が裏に当たる作りかと言うとそういうわけでもなく
共通項は少女が不思議な世界を旅すると言う点だけであり
全く関連性の無いただのファンタジーにアリスを付けたといった印象だ。
COMMENT
コンセプトとしては面白いが、どういった趣向のユーザーをターゲットに据えたのか
解らない作品である。
どの側面からもこのゲームより優れた物がもう世の中に出回ってるという印象。
試みは斬新で化ける素材ではあるので
どういった方向でもいいのでもっと尖らせハッチャケても良かったと思う。
個人的価値観としてはこのゲームは定価と同等の価値があるとはおもえない。