【PS3】涼宮ハルヒの追想 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-05-12 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ワンデルングアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ 長門有希の落し物BOX:11,529円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 4pt |
50pt
GOOD!
劇場版涼宮ハルヒの消失後のストーリーでファンには非常に嬉しい内容。
アドベンチャーとしては珍しい1080pグラフィックスだが特別に目を見張るものはない。
でも悪いわけではなくアニメと変わらない感覚でゲームにはいることができる。
主人公は48時間をループする世界で少しずつ主要キャラクターと親密になっていき、それぞれにスポットライトを当てるサポートをする。
最初は初対面のキャラクター達は次第に主人公と打ち解けていき、ループする世界で主人公との絆を深めていく。
その結果、序盤の48時間とと終盤の48時間ではその内容が大きく違い、ゲームを進める毎に「今まで頑張っきた成果が出ている」と充実感を味わうことができる。
終盤のストーリーが良くできていると思う。
劇場版で切ない思いを抱いた人にある程度の回答を示している。
限定版を購入したが、特典として声優のインタビ
ューが収録されていたのは良かった。
BAD/REQUEST
インストールをした上でプレイしたのでロード時間は短い。
しかし少し長めのオートセーブが随所に入りテンポが悪い。
気になったのでオートセーブを解除したら一度フリーズして一時間分のプレイが無駄になった。
セーブとは別の概念の「次元ブックマーカー」というシステムがあるのだが、それを実行する際もいちいちミニキャラが現れてアクションをする(飛ばせない)ので少しストレスを感じる。
SOSIIというシステムは複数の選択から正解を選ぶまで先に進めない三択で、必要ないのではと感じた。
上記の理由により快適にプレイはできなかった。
ストーリーはマルチエンドではなく、一つのエンディングに向けて進んでいくもの。
キャラクターとの絆が深まりハッピーエンドになっても「さあ、これであなたへのキャラクターの対応が変化したはず。また頑張りましょう」という感じで、結局一つのエンディングを目指してプレイすることになる。
スタッフロールが流れるエンディングが一つのみというのは納得がいかない。
正解のルートを探すのが面倒臭い。
難しいというより理不尽に感じる。
次元ブックマーカーの数には限りがあり、序盤は特に厳しいと。
単純にストーリーを楽しみたかった私は非常にがっかりした。
制作者はどういう層がどういう目的で購入するのか分かっていないのだと思う。
限定版特典のCG映像もアニメで観た方が楽しめる気がした。
別に限定版の特典にする必要がないくらい大したことがない。
COMMENT
面白いと感じるまで時間が掛かるソフト。
申し訳程度にキャラクターの説明が入るが、涼宮ハルヒシリーズを知らない人には分かりづらのではないか。
期待が大きすぎたのかあまり満足できなかった。
限定版でなく通常版を購入していても同様の感想を持ったと思う。
涼宮ハルヒの憂鬱、消失共に視聴済み。
涼宮ハルヒの約束プレイ済み。
32型HDMI接続
ミニゲーム関連のトロフィー2つ以外取得済み。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-11-09
ストーリーもよく作り込まれており時折感動してしまいます。
こんな世界もありじゃないか?と思わされるほどに。。
まだ全てクリアはしていませんが、この値段でこのゲームをプレイできることを嬉しく思います。
ポスターもいいですよー!
買って損はないです。
GOOD!
劇場映画「涼宮ハルヒの消失」後の世界を書いたオリジナルストーリーです。
暴走〜陰謀〜へと繋がる本編ストーリーとは関係ない、サイドエピソードみたいなものですね。
映画が好きだった方には、本当に嬉しい短編かもしれません。
個人的には、消失時の朝倉さんの補足が嬉しかったですね。彼女の意外な趣味や、性格を垣間見れました。
またまたループネタなのですが、この題材には合っているのかもしれませんね。
声優さんのインタビューが入っています。杉田さんの姿が非常に真摯でした。
BAD/REQUEST
ゲームとしては全く期待しないほうがいいです。
この手のジャンルは、ビジュアル面以外、黎明期から殆ど進歩していません。
ワンデルング・アドベンチャーというシステムだそうですが、結局はコマンド総当りの作業を強いられるだけです。
ブックマーカーという形で、頻繁にロードをすることになるのですが、読み込みも微妙でテンポも悪いです。
早送りできるとはいえ、同じシーンを何度も見なければいけません。
そういったシステム的な不満は多々感じました。少なくとも快適からほど遠いです。
ミニゲームなどを、PS3でやるのはちょっと辛いですね。
COMMENT
小説やアニメ、映画を見て登場人物のことを知っていることが前提となります。そもそも、このタイトルの題材となっている劇場映画も事前知識が必須な内容でしたから。
ですから、ファンでない方はゲームとして遊ぶことすら困難でしょう。
ただ、完全にファン向けであるからこそ成り立つタイトルだと思いまし、それ以外の一見さんが手を出すとも思えませんので、これで良いのだと思います。
実際、原作のファンである私は非常に楽しめました。
GOODのところにも書きましたが、朝倉さんや、小泉君へのスポットという点だけで大満足です。
なにより、あの長門さんにもう一度会えただけで、感涙でした。
消失時のキャラクターにシンパシーを感じた方には絶対オススメです。
この点数はあくまで一般的なゲームとしての評価です。
ちなみに限定版を買いました。