【PS3】真・三國無双６ レビュー
| 発売元 | コーエーテクモゲームス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2011-03-10 |
| 価格 | 7560円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：タクティカルアクション ■ プレイ人数：1〜2人 ■ TREASURE BOX：16,590円 |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 1.51
- レビュー数
- 57
404人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 1pt | 4pt | 1pt |
68pt
443人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt |
68pt
GOOD!
・勢力単位にしたことで、ストーリーが今までで一番「三国志」をやっている
ツッコミどころもあるが、アクション部分と融合させてよくできている
特に晋を(というか晋建国までを)こんな風にゲームで描けたこと自体評価できる
・シネマティックというだけある、力の入ったイベントやムービー
演出的には被っているものも多かったが、きちんと死が描けていたこと
・物足りなさもあるが、ストーリーで出番のなかったキャラや
カットした逸話、IF展開などを補完しているクロニクルの「列伝」の存在
・縁のあるキャラ同士や、条件が揃った時の掛け合い台詞の種類の多さ
また、ギャラリーでそれらをほぼ鑑賞できるという仕様
・中途半端に終わった５の遺産を上手く継承している(この点は賛否両論)
マップなどは何も毎回全て新調しなければならない、とは思っていなかったので
・赤壁など、個人的に微妙だと思っていた５のステージが新調されたこと
・攻撃モーション関係の根本的な仕様変更と、無双乱舞強化とのバランス
自由に選べるモーション部分と、固有のEX＆乱舞2種との組み合わせは評価できた
・５の反省からか、PCは雑魚兵とは比べ物にならないほどのリーチと攻撃速度になった
５もあれはあれで一案だったが、無双の爽快感はこちらに軍配か
・OROCHIのように有象無象でもなく、５のように鬱陶しくもない
ちょうどよい具合の敵兵 積極的に寄ってきてくれるのが嬉しい
・新キャラのうち、ストーリーに登場する組の描き方
トウガイ、鐘会、劉禅あたりは特に個人的にお気に入り
「劉禅もちょっとは評価されるべき」と思ってる人には是非やってもらいたい
・武器のドロップシステム 素早く倒せば奪えるというのは面白い
・無料や安価でのダウンロードコンテンツ
使い回し衣装などは当然といえば当然だが、それで金を取るソフトもあるので
・地味にシミュレーションのものほどに充実している武将辞典
それを活かしたクイズを実装したこともあるだろうが、後期武将など知れて良い
BAD/REQUEST
・話がごちゃごちゃしないように選抜したのだろうけど、
やはりストーリーモードで一切出てこないようなキャラはちょっと寂しい
そういうキャラはせめて、クロニクルで列伝を２倍用意するとか救済が欲しかった
・クロニクルでの物足りなさ
恐らくストーリーでは物語と一体化していたから満足できた部分も大きいと思う
ステージ部分だけ抜き出すと、列伝もかなりあっさりした出来になってしまう
・難易度「普通」と「難しい」の差が大きすぎるような気がする
どれかストーリーを一周した後の武器等の水準だと、
他のストーリーを始める場合「普通」だと簡単すぎるが、
「難しい」でやると、後半にいくにつれかなり難しくなってしまう
また、数値的差だけでなくAIも違うっぽいので、
「普通」しかやらない人は武将が棒立ちすぎると思ってしまうかもしれない
・高難易度をやる意味があまりない
トロフィーや、OROCHIのようにその難易度でクリアするとチェックが入るとか
何かしら自己満足にプラスアルファして、功績として残せれば良かった
・低難易度でも宝具武器がとれてしまうこと
ユニーク武器取得等の一部のクロニクル戦場は、難しい以上限定とかにしても良かった
その武器を持って修羅に挑んで、何か功績が残せる、というような構造が理想
・武器適正のバラつきを、もっとキャラ毎に個性的に設定しても良かった
力と素早さで判定しているのか、似たようなパターンしかない
・ヴァリブル攻撃の存在
いらないとは言わないにしても、メニューから常に持ち替えられる以上
あまり存在感のない仕様だったように思う
強いて言えば２本目の印効果を得るためだけの２本持ちだったかなと
・５からの継承に関して、ちょっと残念に思う点もいくつかある
旗兵の敵強化が無くなった？ことや、奇襲や拠点占拠が中途半端なことなど
また、開けっ放しの拠点や城などはステージを物足りなくするので、
殴っての扉破壊ぐらい残しても良かったのではと思う
・モブ武将の持つ武器と顔グラ
武器はせっかくドロップもあるのだから、もう少し種類多くても良かった
顔グラは海外仕様なのか知らないが、無双武将以上におかしな顔がある
・総大将を撃破した場合に何も落とさなくなったこと
特に今作は武器ドロップという仕様もあるので、なんだか損した気がする
一般武将とまとめて倒した時に、一般武将までドロップがなくなるのも損
・たまに絶命セリフが出ないキャラがいる
メッセージが渋滞した時にカットされているのかもしれないが、
最終ステージや、無双キャラの死亡ステージなどはちゃんとセリフが欲しかった
プラスして、そこで戦死するキャラなどはいわゆるオーラ武将でも良かった
・ここまでストーリー的に力をいれているのなら
通常の容姿に加えて、若いころと老けたころとのバリエーションが欲しい
シワを追加するとか、せめて白髪を混じらせる程度でも良かった
COMMENT
27型HDTVにHDMI接続。シリーズはいくつかのエンパ以外ほぼプレイ済。
それなりにプレイしたつもりですが、指摘した仕様等に勘違いがあったらすみません。
BADに色々書いた上に、点数も平凡なのですが、
長期シリーズもので、しかも根本は「無双」という
下手をすれば既に飽きられても仕方ない不変のシステムな上に
ストーリーは三国志という周知の話なわけですから、
それを考慮すれば、これはかなり満足している評価です。
良い点悪い点色々ありましたが、いち三国志好きとして、
今作はストーリーゲーとして一周するだけで、既に及第点です。
クロニクルに物足りなさがありましたが、本編の良さでまあ満足というところで。
ゲームの作りとしても、難易度の使い方にこそ勿体なさを感じましたが、
システム全体としては、武器共有化、武器適正、EX攻撃、乱舞強化、キャラ固定など、
「ここをこうしたから、こっちはこう」というような
システム同士の噛み合いに熟慮は見えました。完成品への好き嫌いは別として。
サッカーがサッカーをして、シューティングがシューティングをするように
無双はもう無双という、こういうひとつのジャンルに近いゲームなので、
その枠内において、確かに進化はしていたと思います。
これからプレイされる方に申し上げておきたいこととしては、
・武器はどれもそれなりに使えるので、気分で持ち替えて自分で個性をつける
・簡単すぎる、難しすぎると感じたら、適宜自分で難易度を変える
・できれば公式が薦めている通り、晋のストーリーは最後にやる
このあたりでしょうか。
６でこれだけストーリーに力を入れてしまうと７は大変でしょうが、
一度武将単位に戻してみるとか、この仕様で他の時代の無双を作るとか、
まだ無双でやれることはあるなと感じました。
コーエーさん頑張ってください。
あと、できれば最近続編のないシミュレーションシリーズも頑張ってくださいｗ
486人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
69pt
GOOD!
○ストーリーモードの演出面の強化
まず一番のいいところはここだと思います。
操作キャラは固定ですが、だいたいその戦場の主役武将が選ばれており、
最近の無双に見られた全武将に薄い＆無理なストーリーではなくなっていて、
三国志の物語が楽しめます。
○爽快感
全体的に武器の攻撃範囲が広くなったこと、敵が多く出現すること、そして雑魚兵が硬
すぎないので爽快感はバツグンです。
○武器システム
心配していましたが、問題はなかったと思います。
各武将に得意武器があるので、「得意武器＋もうひとつ」とアレンジして
プレイできました。武器固定より自由度がありむしろ楽しめました。
BAD/REQUEST
○読み込み時間
ストーリーモードでは、演出中などに読み込みをしているので気になりませんが、
クロニクルモードの読み込みは、都に入る、戦闘に入るごとに読み込むので
気になります。
○ストーリで出番のない武将がいる
これらの武将に関しては完全にクロニクルモードのみで物語がないのが残念です。
ストーリモードで操作武将固定ではなく２名くらいの選択まで頑張って制作して
くれればよかったです。
COMMENT
無双シリーズで久々に楽しめました。
個人的に最近の無双シリーズは何か足りないと思っていましたが、
今回でそれがストーリー強化と爽快感だったと気づかされました。
熱い三国志の物語を爽快感とともに楽しめました。
このクオリティのストーリーを各武将に用意するには、ＰＳ３ではもはや
開発費、時間が足りないと思いますので、いい進化になった思います。
武器システム、クロニクルモードなど細かい改善点はありますが、
今後も期待したいと思います。
（全三国無双、戦国無双、ＯＲＯＣＨＩプレイ済み）
442人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
■ストーリー重視の「魅せる」演出
これまでの三国無双と大きく異なる点であり、高めの評価の最大の理由でもあります。
もちろんストーリーそのものは三国志演義という台本が既にあるので、基本一本道ですし操作キャラも選べません。
が、これまでの作品ではあまり触れられていなかった部分、例えば劉備が蜀という国を得るまでの苦難や葛藤といったものがちゃんと描かれており、三国志を良く知らない私でもぐいぐい引き込まれるものがありました。
作品の案内通りに魏・呉・蜀をクリアしてから晋をプレイし、クリアした時には不覚にも感動してしまいました。
まさか三国無双で感動させられるとは。いい意味で期待を裏切られました。
■ＢＧＭ
これまでよりもストーリーに力が入っている分、曲調もそれに見合ったものになっていて、本気で作り込んできたなと感じさせられました。
例を挙げると
・「ハン城の戦い・魏」では、別の戦地で夏候淵を失った魏が弔いに関羽を討つという決意を秘めて出陣します。そのため、この曲は熱く勢いのある中にもどこか悲壮感の漂う物悲しい曲調となっています。
・「ハン城の戦い・蜀」の場合はというと、同じ旋律を用いているにも関わらず、絶体絶命の父を逃がす為囮となり篭城する息子と、その意思を汲み何も言わずに逃げるも徐々に追い詰められてゆく関羽の絶望が表現されたような緊迫感溢れる曲調になっています。
・そして私のお気に入り「成都攻略戦・晋」は、通常戦闘曲「進軍」が三国時代の終焉を飾るに相応しい、とても壮大で力強い曲調にアレンジされています。
この他にもいくつか気に入った曲がありますが書ききれないので割愛します。
強調しておきたいのは、どの曲もストーリーに合わせて作られているという点です。相乗効果ってヤツです。久しぶりにコーエーに「やられた」と思わされました。
■キャラ性能格差の是正
基本どのキャラでも全ての武器が使えるので、差は無双乱舞くらいです。固有のモーションが減って新しいキャラを使う時の新鮮さは無くなりましたが、ストーリー上で諸葛亮とかの使用を強制する点を考慮するとこうするしかなかったかなとも思います。
BAD/REQUEST
■あっさり風味のクロニクルモード
ストーリーモードの出来が良かっただけに余計にそう感じるのかも知れませんが、クロニクルモードの味気無さは勿体無いですね。
特にほとんどのマップが戦友・支援獣不可なのはとても残念です。それじゃあ意味ないじゃんって突っ込みが入るのは当然でしょう。
■武勲システム
敵将撃破で手に入り、特技の取得に使用する武勲ポイント。ストーリーモードでは勢力毎に共有ですが、クロニクルモードではなぜかキャラ個別に取得。これもちょっと分からないです。全キャラ共通で良かったのではないでしょうか。大体４〜５戦するくらいで一人分はほぼ溜まる感じですが、よく使うキャラは使い道もないのに溜まり続け、使わないキャラは全く溜まりません。溜まらないとＣ５やＣ６が使えないのでやっぱり使いません。うーん、悪循環。
■ロード時間
ちょっと長いです。ＰＳ２時代は神速と謳われた程だったので違和感を感じてしまいました。いや、そりゃあの頃とはデータ量が違うんですが。仕方ない…んですかね？やっぱり。
COMMENT
正直言って暇つぶしに半月もてば十分かな、くらいの気持ちで購入しましたが、歴代無双とは比較にならない力の入りようで驚きました。
やれ分割商法だ、過去作の焼き直しだなどと散々罵られ続けていた三国無双ですが、私は今作の出来にはとても満足しています。
所々強引な解釈というかキャラ作りはありますが、三国志が好きな方にも、全く知らない方にもオススメできる内容に仕上がっているかと思います。
Amazonレビュー
レビュー日： 2017-04-10
ただ、セーブに関してはかなり不便さを感じました。戦闘中での途中保存しか出来ないうえにデータが1つしか残せないので最初のストーリーモードをクリアするまで他のストーリーモードが出来ないので同時進行は不可です。ストーリーモードの途中保存がある状態で他のストーリーモードを始めると前の保存データが消えてしまうためその点だけ星マイナスー1にしました。
それ以外は満足です。
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GOOD!
三国無双シリーズの六作目。
新勢力の晋の登場に併せ大量の新キャラ追加、前作でリストラされた武将復活（一部を除く）、
武器システムの一新など気合が入った作品になっています。
・ストーリー重視のシナリオ
特に今回はストーリーモードで三国志の流れをおおまかに追うことができるので、今まで一番歴史っぽさを感じることができました。
・耳に残る音楽
今回は各勢力ごとに決まったテーマ曲があり、大事な戦ではそのフレーズをアレンジした曲が掛かるので燃えます。個人的な感想ですが特に呉関連の曲はすごく良い出来だと思います。
・武器システム
今回はモーションがキャラ固有ではなく（EX攻撃・無双乱舞のみ固有）、一人の武将がいろんな武器を扱えます。振りが遅いから使いにくいなーと思っていた武将もさくさく使えるので良かったです。面白いモーションも多いので、試しながら遊んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
欲を言えば性別制約武器はいらなかったですね。男に鞭、女に大剣は普通にアリでしょう。
・敵のワラワラ感
グラフィックが崩れることなくこのワラワラ感を出せたのは結構すごいと思います。ムービーは相変わらず綺麗ですし、処理落ちも今回は少なく感じました。
・前作の衣装配信
今のところ345の衣装が無料で配信されています。今作の衣装が気に入らないなーと思っても変更できる上にムービーにも反映されるのでありがたかったです。
BAD/REQUEST
・ストーリーモード
使えるキャラが固定なのはいただけません。てっきり二周目からはフリーになるんだな、と思っていたのでがっかりです。
ムービーシーンは一度見さえすれば後で何回でも見れる上に、シナリオの分岐もないので一度クリアすればストーリーモードで遊ぶ意味があまりありません。これは致命的ではないでしょうか。
その分濃く深く作ってあるようですが、出番のあるキャラと無いキャラの差が本当にひどいので、出番の無いキャラのファンからしてみると「いくらストーリーに力入れられても好きな武将が空気なら意味が無い」というのが本音です。
・クロニクルモード
色んな意味で惜しいモード。しかし今作はフリーモードが無いので代わりがこれというのは正直納得がいきません。
武将を戦友として連れまわせるのはかつてあった修羅モードみたいで面白いな、と思いましたが、キャラ固定マス、戦友不可のマスが半分以上なので意外と使えません。
出番の無いキャラにも見せ場を、ということで各キャラに列伝が2、3個ありますが、正直あまり出来が良くないので水増し感が否めません。有料DLCのシナリオも焼け石に水。
遊べるのはこの二つのモードですが、どちらもかなり不満だったので満足度は低めになりました。
・馬
遅いです。しかもストーリーモードでは馬固定（赤兎など有名馬は使えません）。他にも木と家の間など十分な間隔があるのに引っかかって通れないこともあり、いらいらします。印システムのおかげで足の遅いキャラも早く走れるのが救いですね。
・OP編集がない
早い段階から無いことが公式からアナウンスされていましたが、今作の性質上あったほうが絶対良かったなと。ストーリーで出番の無いキャラはムービーも無く、本当に不遇。
COMMENT
無双シリーズは出るたびにあれはいいけどこれはダメ、という面が目立つ気がします。今作は「ゲームとしてはかなり出来がいいのに意外と遊べない」という感じがしました。
ストーリーのシームレス感を出したいから勝利ポーズをなくした等、力の入れるところがちょっと危うい感じはしますね。