【PS3】つみきBLOQ レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-02-17 |
価格 | 2980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:パズル ■ プレイ人数:1〜2人 ■ ダウンロード版:1,900円 ■ PlayStation Move:専用 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 2pt | 3pt |
84pt
GOOD!
<つみきを積むだけの面白さ>
”つみき”をここまで直感的にリアルな感覚で積めるゲームは恐らく史上初なのでは?積む角度や下のブロックとずれないよう調整する、などゲームプレイの要素がほんとうに現実の動きとシンクロする。単純に「すごい!」と感じさせるオリジナリティーに溢れている。
<Moveを持つ手が汗ばみます>
一見物凄く地味なゲーム画面だが、やってみると物凄くスリリング。手に汗握るハラハラ感が楽しめる。局面ごとにBGMも変化し気持ちを煽るのに一役買っている。そういったプレイヤーの心理がMoveを持つ手に如実に反映される。
<リアルな物理演算に支えられたゲーム性>
「現実でこんな積み方したら崩れるよな・・」という行為はゲームの中でも崩れるし、「このブロックを支えにすれば安定するかも・・・」はもちろん攻略の糸口になる。何が言いたいかというと、ゲームならではのルールではなく、現実世界の(物理的な)常識がきちんとゲームのルールになっている。日頃の経験則がそのままゲーム性に直結する分かりやすさ・工夫のしやすさは特筆すべき点。普段ゲームをしない人でもすぐにコツを掴めるはず。
ブロックの種類も重いもの、軽いもの、滑りにくいもの・・・などなど数多くあり、どう計画して積んでいくかを考えるのが楽しい。
<あえての”非現実”的なゲーム性>
どこにでも張り付く超粘着ブロックや重力が異なる方向へ作用するブロックなど、現実的じゃない要素が楽しい。きちんとゲームならではの要素を組み込んであり、飽きさせない。
<充実のボリューム・対戦ステージも充実>
シングルで50ステージ以上あり、価格と比較してもボリュームは充分。ステージも単純に高さを競うものから、特殊な積み方をして空中の1地点を目指すものなどルールの幅が広く、長くやり込める。オフラインでの2P対戦も様々なルールで対戦でき、なおかつ1本のMoveでも遊べる仕様で、感心した。
BAD/REQUEST
<若干ながいロード時間>
ステージに入る前後に5〜7秒程度のロード時間。通常だと平均的なロード時間だが、ゲーム自体のテンポが良い為、若干ロードが長く感じられるのは勿体ない。
<ステージ選択画面での情報が少ない>
どんなステージかを判断するのにステージ名しか情報がない。ステージ内のスクリーンショットが1枚でもあれば良かった。ステージ数が多いので尚更そう感じる。
<対戦時のスコア表示が邪魔>
対戦時のスコアが画面中央下位置に表示されるのだが、そのエリアはまさに”積む行為”をする一番ホットなエリア。ぷれいしていて何度も邪魔だと感じた。普通に右上ないし左上にいくらでもスペースはあるのだから、そこを有効に活かすべき。
<エンドレスステージがほしい>
物理法則の限界まで高く積み上げるエンドレスステージが1つ欲しかった。シンプルに高く積むだけのステージは意外と少なく、若干物足りなく感じた。
COMMENT
Moveと標準セットで売られても良いのでは?と思えるぐらいMoveの特長を活かしたゲーム。とにかくこのゲームならではの”手触り感”が楽しめる。じっくり腰を据えての1人プレイ、パーティーでの対戦プレイと長〜く遊べるはず。常備しておきたい魅力を感じ、ディスク入れ替えのないDL版を購入して正解だった。あまり周知されていないのが残念だが、たくさんのひとにまずは触れて欲しいMoveゲームの定番となる1本。
Amazonレビュー
レビュー日: 2011-02-20
基本的な操作は、動かしたいブロックを指してTボタンを押し、置きたいところでTボタンを放すだけ。
これにブロックを回転させたり、視点を変える操作を加えれば、もうほとんどの操作が出来てしまいます。
最初はポイントする位置が勝手にずれていってしまうことがとても気になりましたが、センタリングをすることにより解消できました。
ただステージによってはかなり微妙な操作が求められる場面もあるので、そういうのにイライラしてしまう人は向かないかも
(難しい操作ではなく、Moveを細かく精確に動かすという意味で)。
とにかくすぐに遊べてかなり奥が深いし、この値段ならお得だと思います。
ダウンロード版だとさらに安いです。
子供と一緒にやると、知能ゲームとしても良いかも?
GOOD!
ゲーム概要
ブロックを台に「高く」積み重ねたり、ブロックを台に「多く」乗せたり、ブロックを「たくさん」「遠くへ」吹き飛ばしたり、鏡ブロックでレーザーをうまく反射させたり、仮想現実でブロックを使って遊ぶゲームです。
*オリジナリティ:5pt
モーションコントローラを手に見立てます。モーションコントローラでブロックをポイントして、トリガーを引くと、ブロックを持てます。ブロックを持ったまま(トリガーを引いたまま)モーションコントローラを奥に動かします(手をテレビ画面に近づけます)。すると、持ったブロックが奥へ動きます(テレビ画面のブロックの映像が小さくなります)。
手をテレビ画面から遠ざけると、テレビ画面のブロックの映像が大きくなります。
モーションコントローラとテレビ画面との距離が、持ったブロックの大きさの変化となって、はっきり目で見えます。モーションコントローラによる奥行きの入力が、テレビ画面に視覚的に分かりやすく出力されます。これにより仮想現実でブロックを立体的に操作している感覚が味わえます。この立体的な操作感覚の分かりやすさがオリジナリティであると思います。
またステージによっては重力がおかしくなるなど、ゲームならではの非現実的なルールもあります。
*グラフィックス:3pt
金属ブロックの光沢やガラスの半透明などよく再現されています。爆発で吹き飛んだり、台の上で不安定に揺れ動いたりするブロックの動きがよく再現されています。
*サウンド:3pt
ナレーションが穏やかで耳に心地よいです。
*熱中度:4pt
ブロックを高く積み上げたり多く乗せたりたくさん遠くへ飛ばしたりすると、高さや距離に応じてブロンズ・シルバー・ゴールドメダルがもらえます。メダルをとれば、新たなステージがアンロックされます。ブロックによるジグソーパズルを完成させたり、爆破でブロックを飛ばしてターゲットを狙ったりする遊びもあります。他にもいろいろおもしろい遊びがたくさんあります。
*快適さ:4pt
ロードの待ち時間はかなり短いです。15分まででほとんどのステージはゴールドメダルクリア出来るので、適度な頭の体操になります。
*難易度::2pt
ゴールドメダル全取得かつ全ステージメダル取得なら3ptです。
BAD/REQUEST
グラフィックスと快適さの注意点です。
*グラフィックス:3pt
キャラクターのグラフィックスはないです。エンディングムービーはありません。爆破でブロックは壊れません。
*快適さ:4pt
現時点で日本のPSストアで無料体験版がありません。
COMMENT
*満足感:5pt
立体的な操作感覚の分かりやすさにまず驚き、私は熱中しました。爆破チャレンジにおける誘爆も楽しかったです。ステージ「たまごパニック」などの立体的な仮想現実ならではのパズルも愉快でした。重力がおかしくなるなどのゲームならではのルールも楽しかったです。満足です。
備考
46型テレビをHDMI接続しています。トロフィーは5割ほど取得しています。3D出力は試していません。