【PS3】肉弾 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-11-18 |
価格 | 3980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:格闘 ■ プレイ人数:1〜2人 ■ PlayStation Move:専用 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt |
89pt
GOOD!
格闘技経験者です。
キャラクターとの一体感、操作感が本当にすばらしい。かつてない快感です。
腕の上げ下げ、手首のひねりなど微妙なところまで遅延なくモニターの中で再現されます。
かといってフィットネスゲームではなく、格闘ゲームとして成立しています。
なので、ゲームに熱中するあまり自然に筋力を限界まで消耗してしまいます。
日ごろゲームばかりしていて、体力を付けたいと思ってるような方にはこれ以上オススメのゲームはありません。他に比べるソフトは無く、単純に今までのゲームとは比較できない革新性を持っています。よってオリジナリティ5。
体を鍛えたいと思っている人なら、毎日このゲームで遊ぶことは時間潰しでなく、鍛錬となるでしょうw ここまで体力を消耗させてくれるのはゲームとして、面白いからに他なりません。よって熱中度も5。
体を動かすこと以外では得られない爽快感、満足感が得られます。毎日このゲームで遊ぶことで体力も向上し、自然精神的にも安定感が得られるでしょう。ついには日常生活での満足感、充足感すら得られるかもしれませんww それはもはやゲームが提供する満足感とは言えないかもしれませんが、点数で表すなら満足感5をつけるしかないかと。
グラフィックも音楽も標準以上でしょう。地味な効果音もアングラの格闘シーンを思わせてくれます。
BAD/REQUEST
まず、とにかく人を選ぶゲームです。
普通に言うところのゲームというジャンルに分類できないソフトなので、実際に体を動かして体力をつけることにある程度興味を持っていなければ、全く楽しくないと思います。
難を言えば、ヘッドトラッキング機能の判定の甘さです。ほとんど機能してないと言ってもいいです。ネット上でも、この機能をオフにしている方がほとんどのようです。この機能はプレイヤーの頭の振りで相手のパンチを避けたり、しゃがんでボディに打ち込んだりできる機能なので非常に使いたいのですが、リアルのプレイ環境に大きく左右されるようで実装できるレベルでは無いと感じました。
アップデートで改善してほしいです!!!!
あとソフト自体は安価ですが、ムーブコントローラーが2本ないとつまらないと思います。
COMMENT
ここのレビューを参考に購入しましたが、買ってよかったです。
今までレビューを書いたことはありませんが、このゲームは多くの人にやってもらいたいので書きます。
正直この手のゲームは、ただの棒振りゲームかと思われがちで、自分も侮ってました。私は以前空手とボクシングをかじった程度ですが経験があります。フック、ストレートの打ち分けなど体の動きがかなり再現されるのを見たときにはぶっ飛びました。
もちろんゲームなので、これで格闘技の勉強になるとは全く思いませんが、体力は確実に付きます。これほど「やってみないと分からないゲーム」というのも、かつてなかったように思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
87pt
GOOD!
オリジナリティー・熱中度で5点をつけました。
・オリジナリティーに関して
他機種さんでも、モーションコントローラーを二つもって、というものはありましたが、このゲームは腕の振り、スピード、伸ばす距離など全部そのまんま反映されます。そういた意味で、似て非なるものです。見た目はそうオリジナリティーを感じずとも、やってる最中感じる感覚は初めてのものでした。
・熱中度
なんでしょう、この中毒感は。腕や背中が痛くなってもやりたくなる。そろそろやめなきゃとおもいつつ、もう一喧嘩、更にとずるずる続けてしまう。恐らく高精度のもーコンが与えてくれるキャラとの一体感、そして適度な喧嘩の長さなんでしょう。
快適さは4点をつけました。ゲーム中5点、ゲームの外3点で、真ん中の4点を。ゲームの外3点に関しては「BAD」のところで書きます。いったんゲームに入れば、Moveが痛快さを与えてくれます。思った動きにならないとかそういうストレスはほとんどありません。もっともゲーム初期はパンチが思うように当たらないことでイライラしますが、慣れるまでの我慢です。
とにかく疲れるゲームですが、ストレス発散にはもってこいだと思います。本当に腕の動きがそのまんま反映され、当たり判定もかなりリアルです。ガードもボタンを押すのではなく、相手のパンチの位置に腕を持って行って防がねばなりません。スウェーなどもあります。上半身だけの喧嘩ですが、非常にリアルにできあがっていると思います。
BAD/REQUEST
・快適さに関して
いったんゲームに入れば非常に快適です。リベンジもスムーズ。ですが、ゲーム外はロードが長かったり、細かい画面を多く進む必要があったり、何かと細かいことさせられます。なぐってなぐって・・・の割とシンプルなゲーム性に反している気がします。
・喧嘩しかない
ゲーム内容は喧嘩だけです。キャラのカスタマイズや成長などの要素はあるものの、やはり2本の腕で殴り合うだけです。次回作があるとしたら、何らかの広がりを期待します。
・ガードがちょっと難あり
基本ピーカブースタイルで、相手のパンチの高さに自分の腕を合わせてガードするのですが、いかんせん3Dの画面でやっていないので少しわかりにくいです。高精度な分、顔かボディーかなどの二択ガードではなく、単純に高さなので、裏目と言えば裏目。
COMMENT
よく書かれてますが、私もいい意味で裏切られました。こんなに没入感、一体感があるとは。この前ガード固める相手に腹が立って、上からサモアンフックよりもっと高い位置から拳を振り下ろしてみたところ、それもちゃんとやってくれました。
買う前に気になっていた部分がありました。移動はどうなるのか?オートで追っかける仕様か?と。二本握るMoveには十字キーもアナログスティックもないので。が、そこはちゃんと解決されてました。一つのボタンを押しっぱなしでMoveを傾けることで移動する仕様。つまり、Move自体をアナログスティックにするわけです。スポーツチャンピオンのグラディエイターではそういう移動ができなかったのでMoveの唯一の欠点と思ってましたが、それもこのゲームが解決してくれ、Move自体の将来性も見せてくれたように思います。このシステムを応用すれば、「フィールド移動」+「剣と盾のアクション」をMove二本かつシームレスで実現できそうです。
Moveを持っている人間なら必ず体験すべきゲーム。安い割にしっかりしたゲームです。もうちょっと高くてもいいと思えます。オススメです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
83pt
GOOD!
楽しく気軽に家で汗をかけるほどの運動が出来る。
デスクワークのサラリーマンには良い運動材料になります。
かなり反応も良く。ほぼリアルタイムにキャラが自由に動きます。
最初は胡散臭く絶対クソゲーと思っていたが買って正解でした。
クチコミ系の名作になるでしょう。
コレはあらたなジャンルの確立になると思います。
肉弾が売れて、後の開発資金の足しになって欲しい。
BAD/REQUEST
普段使わない筋肉を大きく使うため筋肉痛がハンパ無い。
で、筋肉痛のためゲームをやりたくても出来ない。(ある意味GOOD!です)
キャラの顔のパターンが少ない。
「はじめの一歩」くらい細かくユーザーがモデリング調整できるか、
EAの写真取り込みのような対応してくれると有難い。
両足はベタ脚で動かせないのがイマイチ
CMの様な動きは出来ません。あのCMは過大広告に匹敵する。
COMMENT
少しでも気になれば買いです!
後悔はしないと思いますよ。
自分はスポチャンのパックまで待ちきれず、スターターパック、肉弾、MOVEコンを買いましたが
全然買ってよかったです!
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-09
ゲームを起動して画面に映る自分を見ながらセットアップする最中は、
まるでアウトローな世界の住人になろうとしているようでワクワクする。
そして始まるチュートリアル。
実写で白熱の演技をする師匠にレクチャーを受けて、無防備に突っ立っている相手にガンをつける。
この時点でもう、自分はすでに地下世界のチャンプにでもなった気分だ。
制限時間内にこいつを倒せ!
言われるまでもなくやってやるぜ!と闘争心を燃やして、moveを両手に振りまくる。
しかし、自分の全力パンチはゲームの中ではひょろひょろとしか当たらず、果てにはスタミナが切れてタイムアップ。
何度やってもタイムアップ。
ふと姿見に写った自分を見ると、まるで駄々をこねる子供のようなアホっぽさでぶんぶんと腕を振り回している。
その姿を見ているとどうにも笑えてきて、俺は何をやっているんだろうと思う。
地下世界のチャンプどころかチュートリアルの敵すら倒せない。
それでも鏡に写っている自分を見ると、なぜだか気持ちよくなってくる。
このゲームで俺は、子供の心を取り戻したんだ、とすら思えてくる。
なんとかチュートリアルをクリアする頃には、常日頃の悩みがすごく小さなものに思えたので、
すごく満足してそのままゲームを終了した。
なかなかの良作。珍作。
GOOD!
たいていのゲームは、操作に習熟することでステージが上がっていきます。ところがこのゲームは「操作が上手くなる」のではなく、「身体ができていく」ことが重要。キャラクタのステイタスアップもありますが、それよりユーザー自身の体力が上がらないと、続けられません。これはすごいことだと思います。指や手首の動きでキャラクタを動かすのではなく、自分が本気でパンチを繰り出さないといけない。ゼイゼイいいながら、汗だくになってプレイしています。面白いです。
BAD/REQUEST
気持ちが入ると、どうしてもステップが出てしまいます。上下のヘッドトラッキングが可能なんだから、前後移動も感知してほしい。二歩ぶんでいいから。「踏み込む」、「退く」が感知されるようになれば、ひとつ次元の高いソフトになると思います。
COMMENT
気軽に遊べるゲームではありません。中毒しそうなくらい面白いですが、ちょっと暇になったときに寝転がって始められるものではない。「うーし、やるか!」と気合を入れてから始める、体力を消耗するスポーツです。