【PS3】ドラゴンボール レイジングブラスト レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-11-12 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン時:2〜8人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 5pt | 2pt | 2pt |
79pt
GOOD!
スパキンシリーズはNEOのみプレイ(プレイ時間30時間)、メテオは未プレイです。
オリ
何と言ってもドラゴンボール世界の再現度はメチャクチャ高い。『ピシュン!』と消える高速移動に猛烈ラッシュ、打ち合いに撃ち合い等、原作、アニメで出てきたバトル演出はほぼ出来ます。
攻撃モーションも見たことあるものばかりで、この作品に注がれているスタッフの『愛』と『情熱』はスパロボに通じるものがあります。
アクションゲーとしての完成度も高く、攻撃側はラッシュ、気絶、ふっ飛ばし、キャンセル、必殺技等と派生が多く、防御側もただ防ぐだけでは崩されるので、スウェーや『ピシュン!』で避けたりカウンターを取ったりとほとんどの攻撃や被ダメ状態への対応が可能になっているのでめまぐるしい攻防が繰り広げられます。
キャラカスタムも良い感じで、決められたマスの中に強化項目のブロックを敷き詰めていき、『金を掛ければ強くなれる』というだけでなく、ブロックの形と効果を吟味しながら組むのは中々楽しいです。
グラ
NEO時代はキャラの表情も乏しく、角張った指先が見ていて悲しかったですが、今回は流石PS3、キャラのモデリングレベルは高く、勝利後のバストアップスーパーサイヤ人3悟空を見た瞬間シビレました。
サウンド
『声以外』は特に文句なし。アニメのSFは再現度高く、BGMに関しては普通。
熱中
原作モードは好きなストーリー、場面から開始可能(一部解除条件あり)。他にも天下一武道会や勝ち抜き戦、タイムアタックなど種類は充実。また、一部モードやストーリのクリア報酬に技や強化アイテムがあるものもあるので、それ目当てにやっても結構な時間楽しめます。カスタムに関しては、自分の場合好きなキャラの技やほしいアイテムのゲット目的でプレイしていましたが、ちょうど集め終わった頃には1キャラをそこそこ強化できる位のお金は貯まってますので、ストーリを全制覇すれば一人分の改造はできると思いますし、ソコからさらに凝った強化をしたい方、数人を強化したい人にとってはそうとうやり込めると思います。
そして何と言ってもオンライン。全国のプレイヤーとがんばって鍛えたキャラを使って天下一武道会で戦うのはたまりません。ラグも全く感じませんでした。
満足
ブロリーとベジータのスーパーサイヤ人3形態がイカス。ブロリーは若干設定矛盾起こしてますが格好良いので許します。
快適
ロードは遅いですが、カスタム画面は戻り無くキャラチェンジできますし、対戦など別の場所でもカスタム可能とうれしい仕様。
難易度
個人的には可も無く不可もなくですが・・・
BAD/REQUEST
まずロードの長さ、頻度はそこそこですが、毎回7秒ぐらい掛かります。一応ミニゲームは用意されてますが、『こんなもの作る暇があったらせめてインストできるようにしろ!』と言いたい。
あと、全体的に項目を選んだ後一瞬見えない読み込みがあるらしく、レスポンスが悪いです。
アクションは確かに凄いのですが、前シリーズのスパキンに比べて攻撃の派生が減っています。複雑化による一見お断り回避なのかもしれませんが『前作まであった良かった部分』を削ってしまうのはいかがなものかと。
動作に関しても全体的にモッサリしてる気が、これに関しても前シリーズの方がスピード感あった気がします。
一部キャラに『攻撃を自動的に回避してくれる』と言う技があるのですが、これがかなりエグい。上記の緊急回避されると攻撃側は無防備になる上、さらに緊急回避も可能ですが個人的にはかなりシビア。一連の操作が出来ない初心者用の技だとは思うのですが、それならせめて『必殺技が使えなくなる』等リスクも背負ってもらわないとマニュアル側には厳しい(ちなみに私の使うキャラにこの技は装備できません)。
難易度は個人的には文句無いが、未経験者にとっては簡単でもかなり苦戦すると思います。逆に難しいにしても10時間そこら練習すれば何とかなってしまいますので、間口広げるためにも上下にもう一ランクずつあればいいのですが。
楽しみにしてたベジータとブロリーのスーパーサイヤ人3形態が別キャラ扱い。悟空や悟飯は任意で変身可能なのに、この二人だけは変身できない。『普通は2で止めといて、ここぞと言う時に3に変身だ!』という私の夢は見事に打ち砕かれました。
『声』は基本的に『改』の方が担当。野沢さんや堀川さんもだいぶマシになったが、やはりアニメ当時と比べるとかなり違和感が・・・・
アニメ版の声そのまま流用してくれると嬉しいのですが・・・・
オープニングはもう諦めました。本編に影響出ない程度の予算と容量でお願いします。
COMMENT
総合的には買って損は無かったです。
悪いところで書いた内容の半分ぐらいはパッチで何とかなりそうな気もするので、出来れば対応してほしいですね。
取り立てて致命的な欠点は見当たらなかったので、ドラゴンボールファンの方が買って後悔はしないでしょう。
機種変換の宿命か、キャラ数が減っているので好きなキャラが出ているかは確認したほうがいいと思います(私は問題ありませんでした)。
次回作の『レイジングブラストNEO』にも期待です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 1pt | 0pt | 3pt | 3pt |
31pt
GOOD!
・前作での不満点だったバトル前にコスチュームの確認ができる
・アニメ(改ではない)でのBGMを採用してくれた
・グラフィックはさすがに次世代機という事で綺麗にはなった
・ストーリーモードの充実化
BAD/REQUEST
・一部アニメドラゴンボール改の声優に変化
・必殺技の開放、キャラの開放をするのがとんでもない作業
・キャラ数の激減
・FPS60のバトルが逆に気持ち悪く感じる部分も
・スピード感、爽快感激減
・グラフィックの小奇麗さにより迫力が無くなる(光線技がコンパクトになったなど)
満足感0点の説明
「ゲームの一番大事である戦闘システム全般」
・派生技の統一化
前作では全てのキャラが派生技が違って居たのに、今作では全キャラ同じ
最初はわかりやすくて良い部分かと思いましたがそんな事はない
・派生技からの連続攻撃の削除
トライアタックや舞空連撃など、派生後の連続攻撃である固有の〆技が全て無くなった
・キャンセルシステム
こいつが新システムでもある一番の曲者
キャラそれぞれにキャンセルできるポイントというものがあって
例えば□△→□□△というコンボができるキャラが居るとします
ですが他キャラではコンボにならずコンボ中断。
まともな格闘戦をしたいのならば全キャラのキャンセルできるポイントを覚える必要が。
しかもゲーム中はおろか説明書でもキャンセルポイントは自分で探せという説明放棄でユーザーに丸投げ。
この「一定の行動しかコンボが繋がらない」キャンセルシステムのおかげで
メテオまでに築いた格闘戦の自由度がかなり狭くなり、ワンパターン化
・操作方法変更
新作に移行するのに操作方法が変わるのはわかるが、ここまで変える必要があったのかと疑問になるほどの変更 それもやり辛い変更
例を上げると、移動が左スティックなのは良いとして、機会の多い気溜めが十字キーの↓
やり辛い・・・
・背後の取り合い、いわゆる通称「ピシュン合戦」時のモーションがずっと同じ
とにかくずっと同じ動作で背後を取り合います
前作ではただの背後の取り合いでもモーションが豊富でカッコよかったのに、今作ではずーーっと同じ動作。
すごくかっこ悪いです・・・
COMMENT
とにかくがっかり
前作では、こんなカッコイイ戦いができるんだ!とか、次々と新しい発見が今でもあるくらいなのに、今作では皆無。
今作がシリーズ初プレイの方は良くも悪くも凡作と感じるかもしれません。
ですがメテオをよくやりこんでる人ほどこのゲームを買うのはお勧めできません。
個人的に、ゲームの重要部分であるバトルシステムでは、画質以外前作を上回っている点が無いと言っても過言ではないです。
メテオの続編だから買おうと思ってるかた、別ゲーだと思って買ってください。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 0pt | 0pt | 1pt | 1pt |
20pt
GOOD!
マップが広くなり、より自由度の高い戦闘ができるようになりました
グラフィックは表情面や水の表現など非常に良くなったように思えます
個人的にキャンセルシステムは非常に斬新でこの先に期待できるでしょう
キャラクターの必殺技がカスタマイズでき、数も増えたのは非常に良かったと思います
カスタムサントラ対応なのも良かったです
BAD/REQUEST
【キャラの大幅削減】
これは仕方が無い部分でもあるのですが、せめて本編に登場したキャラクターぐらいは網羅すべきでしょう
ブロリー3やベジータ3なんてまさしく斜め下です
それよりも、ダーブラやアルティメット悟飯、未来悟飯など重視すべきキャラがいるのでは
【ストーリーモードがムダに長い】
おそらくPS3一発目ということでここに力を入れたつもりなんでしょうけど、個人的にはただ鬱陶しいだけでした
【カメラアングル】
壁際のカメラアングルの酷さは最早言葉にできないレベル、まぁ自分で操作できますのでまだマシであるとは思えますが
【ブラストストックの廃止】
ワケが分かりません。これを採用した人は想像力が無さすぎます。
メテオまでは、時間の経過とともにブラストストックというものが一つ、二つと溜まっていき
それを消費することで究極技や残像拳などを使えるようになるため
そこの兼ね合いも踏まえて上手く戦わなければならなかったのに
それが今回無くなったため残像拳や究極技がノーリスクで使えるようになりました
これのおかげでオンラインの対戦が後出しジャンケンのバーゲンセール状態です
メテオではブラストストック三つ消費で、出そうと思ってもなかなか出せなかった
多重残像拳や瞬間移動がノーリスクで出せるのはいくらなんでも酷すぎます
【システムが明らかに未完成】
今作では、おそらくメテオまでのような一方的に殴られ続ける状態を回避するため
攻撃の継続が非常に難しくなったのですが、その中で攻撃を続けるために特定の攻撃から
特定の攻撃へキャンセルして続けられるようになりました
例えば、ラッシュ攻撃(□連打)キャンセル→タメ気弾→もう一回ラッシュ格闘などです
が、しかし、キャンセルしているのに繋がらない場合があります
それが、舞空脚キャンセル溜め攻撃(□長押し)です
前作まではガード崩しと攻め継続として働いた舞空脚ですが、今作の舞空脚では終了直後に
反撃が可能で存在意義が限りなく低くなり、さらにキャンセルしてもなぜか繋がらないのでまさに地雷と化しろくに使えたもんじゃありません
とにかくシステムとして未完成な感じが強いです
【キャラクター性能の差が酷い】
上の項目と繋がる話ですが、使えるキャラと使えないキャラの性能差が激しすぎます
上記のキャンセルシステムにより、攻撃が繋がるキャラとろくにキャンセルできず攻撃が繋がらないキャラというのがいます
繋がるキャラというのが悟空、少年悟飯をはじめとするZ戦士やセルなどです。
逆に繋がらないのはギニュー特戦隊やトランクス(格)などで、はっきり言うと戦いになりません
また、今作から新しく得意技が導入され、キャラごとに個性ある技が使えるようになったのですが
これもキャラごとの性能差が激しく使えるキャラと使えないキャラが真っ二つに分かれます
【エフェクトが地味】
ビッグバンアタックがただのデカくて青いスーパーボールに見えます
それ以外もとにかく地味で迫力がありません
界王券でダッシュしても音は鳴りません
【派生の減少】
メテオまであったたくさんの派生攻撃が今作では殆どなくなりました
新システムにするのもあってあえて廃止したんでしょうけど、それなら新システムに対応した新しい派生を入れて欲しい
【受身が無い】
これのせいで一方的に攻撃されることがよくあります
空中ではスティックグリグリで立て直せるんですが、とにかくグリグリしまくらなければならず
結局コントローラの寿命が気にかかって気持ち的にやりづらいです
【ダッシュ中に上昇下降ができない】
ネオのころから思ってたんですけど、なんで変わらないんでしょうね
【相変わらず、真上と真下にブラスト技が撃てない】
これもとにかく改善してほしかったポイントだったのですが、直ってなくて残念です
カメラアングルしだいでどうにかできそうに思えるんですけどね
【声優が改仕様】
天津飯やジースはともかく、他のキャラクターはオリジナルでやって欲しかった
キャラクターへの思い入れが強いので
【オンラインで必殺技カスタムのみができない】
オンラインで必殺技をカスタムしたキャラを使うためには、カスタム有り、の項目を選ばなければならないため
必然的に相手キャラはカスタムパーツで目茶目茶性能を上げたゴジータ、なんてことが普通です
以上のような理由から、満足感、熱中度は0点とさせていただきました
COMMENT
ゲームとしての完成度はネオ、メテオよりも低いですね
ただ、悪い点に挙げたところは全て改善できるところだと思いますのでぜひとも改善して欲しい
できることならばオンラインでプレイされることを前提に、大味なアクションゲームではなく
ある程度緻密な格闘ゲームとして作り直してくれることを期待しています
Amazonレビュー
レビュー日: 2009-12-03
・バトル
音がかなりかっこよくなってます。チームバトルの交代妨害の攻防は必見。
ステージは縦には大きく横には少しせまめ。
突進技の進行距離が全体的に短くなったので構わないだろう的なものを感じる。
まぁ操作の爽快感はかつてない程向上しているものの…一番気になるのは…
カメラワークの悪さ。
壁際に行くとキャラクターが見えなくなって、何をしているのか全く分からない時がしょっちゅうある。
これが一番萎える。
天下一武道会場でリングアウトがなくなったのは…賛否両論ありそう。
場外設定つけたら良かったのに(笑)
・ストーリー
無駄に多いにも関わらず、その内容がせっかくの原作を中途半端なものにしている。
アニメなりコミックなりを見返してしっかり学んで作って欲しい。
水没して終わるなり、消滅して終わるなりのシーンを…ただ倒れるだけで終わりて…
キャラ表示しないだけでいいと思うんですが…
ダメなの?笑
IF編に関しては思わずニヤけてしまうものがあったのでこれは良いかと。
・キャラ
今回一番の謎…アルティメット悟飯が何故出ない?
超サイヤ人3の新人2名とかギニュー特選隊を全員出す方が無駄。
もっともグルドに関しては有効な得意技で面白さはあがってますが(笑)
大猿が全く出ないのもいかがなものか…。
・オンライン
カスタム要素で対戦にはっきりと差が出る。結局ゴリ押ししたもの勝ち。
・ダウンロード配信
色々なカスタムキャラを配信するみたいですが、その意味合いがどこにあるのかはまだ謎。
GOOD!
【グラフィック】
キャラひとりひとりの表情まで作りこまれていて、とても良いと思います。
前作であるスパーキングメテオも綺麗でしたが、風景から何まですべて上をいく出来です。
【熱中度】
ストーリーも長く、IFストーリーもかなり用意されているので、オフだけでも十分楽しめる出来です。
ストーリーは、サイヤ人編・フリーザ編・人造人間編・バーダック編・伝説のサイヤ人編・魔人ブウ編・IF編になっております。
ドラゴンボールを知らない人でもストーリーを追えるようになっております。
【満足感】
前作に比べキャラが減りましたが、減ったキャラはどれも誰も使わないようなキャラのみなので逆にすっきりしてよかったです。
【新声優陣】
声優はドラゴンボール改に合わせてるようです。
緑川さんかっけぇっす…
【快適さ】
特に目立ったラグもなくプレイできました。
不満もそれほどなく、良好です。
【ロード時の工夫】
ロードは長いとかなりの減点対象なのですが、ロード中にお金を集められる仕様になっております。
このおかげで長いロードも多少の息抜きができますよ。
このシリーズはだいたいロード中に何かできますが…
【新キャラクター】
少ないですが、SSJ3ブロリーとSSJ3ベジータがでます。
賛否両論あると思いますが、私はこういうのには大賛成です。
次回作もあることを期待してどんどんこういうことはしてほしい
【キャラクターのカスタマイズ】
今回は能力的なものとさらに、必殺技、究極技を選択できます。
そのシステムのおかげで、悟空がいっぱいいるってことはなくなりました。
BAD/REQUEST
【ロードが長い】
ミニゲーム要素はあるもののやはりすこし長く感じた。
オートセーブもいちいち何かするたびにするのは苦ですしね。
【カメラアングル】
無印スパーキングの時から一切の改善がないのはどうだろう?
壁際に追い込まれると空しかみえねぇ…
【キャラが減った】
いなくていいキャラを消したとはいえ重要なキャラも消してるのはいかがかと…
ゴジータは出ますが、なぜかジャネンバが出ないんです。
そしてなにより許せないのは、ネタ扱いのサタンが出ないこと。
劇場版もブロリーだけとは…
【操作性】
メテオに比べて操作は簡単にはなりましたが、もっさり感がすこしきますね。
持ち技と得意技のボタンにどちらも○を使うので、操作ミスを良くします…
そしてなにより許せないのは、今作から、ワイルドセンスや残像拳、太陽拳などが気の消費によって使えるため、これらをネットで用いられるとイライラします。
メテオのときはそういう技は気とは別のゲージえを使っていたため乱発はできなかったのですが、今回はオンラインもあるというのに、この使用…
多重残像拳はチートだぜ!
COMMENT
HDMI使用 60G使用
まずまずの出来でした。前作をやりこんだため、楽しみにしていましたが、想像していたものとはすこし違いました。
でも面白いことにかわりはないです。しかしオンの多重残像拳はなくしてほしいんだが…
あれはどう考えても勝てない…
GT編を収録してないということは、次回作を期待してもいいということだな!
ただ初心者の人はあの難易度についていけるのか…?
また出し惜しみ商法がはじまる…