【PS3】3Dドットゲームヒーローズ レビュー
発売元 | フロム・ソフトウェア (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-11-05 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:冒険RPG |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
58pt
GOOD!
○自分のキャラクターがつくれる&スタート後も変更可
3Dドット(16×16×16)でつくったキャラが動くのをみて、感動しました。歩き2パターン、攻撃2パターン、崖などを飛び降りるシーン用の1パターン、の全5パターンです。つくるのも結構カンタンでした。…とはいっても満足できるものをつくるのに1時間かかりましたが。
あと、ゲームを既にスタートしている状態でも変更可な点もうれしいです(ちなみに、主人公見た目すっかり変わっても特に町の人のセリフが変わる事はありません。個人的には、一言ぐらい変化ほしかったです)
●超有名ゲームに似ているので、安心して遊べる
スーパーファミコン時代のゼ○ダです。好きな人は多いかと思います
○明るい雰囲気
PS3のソフトには暗く緊張感漂うゲームが多く、明るい雰囲気のものが少ないので、癒されました
●昔のゲームの懐かしのセリフ・クリエイター達のぼやき、などをしゃべるNPC達
これは、好みがはっきりわかれるでしょう。ゲームの世界に入り込みたいという人には当然むきません(現実に引き戻されるので)
私は、結構楽しめたのでGOODに入れました。人によってはBADでしょう
BAD/REQUEST
●ロードが頻繁
これはダメ。ロード画面に、いろいろな絵が出てきて楽しめるようにしてありますが、多すぎなので、ほとんどの人はストレスに感じると思います
○ネタゲームであること(若い人向けでは無い)
ある程度の年齢向け、と、もともと宣伝している事からもわかるように、若い人にはわからないネタが多いかと。レトロゲーム通なら大丈夫ですが。
●本編ストーリーまでレトロネタにする必要は無いかと
レトロなネタはNPCのセリフや、サブシナリオにまかせて、本編はドラマティックなストーリー展開の方が良いのになぁと私は思いました。まだ序盤なのでこれから、もしかしたら感動展開があるのかもしれませんが…。全体の味付けが一部の人向けのギャグ一色だとだんだん飽きてしまうかも…と思うのです。ふさげた雰囲気なのに、本編のストーリーは重厚といったギャップが欲しいかなと。次回作(あれば)ではぜひ、そうして欲しいです。
COMMENT
まだクリアしていない状態で、かつ序盤なので、面白さや欠点をすべて把握している訳では無いですが、レビューしてみました。
とにかくロードが欠点です。これさえなければ、佳作でした(ゼ○ダですし)。
もったいない…。
でも、こういうおバカなゲーム、好きです。またいつか、いろいろ手直しして、かつ、新要素を加えた続編を出してほしいです。今度はプレステ世代にもわかるネタで(あれ?そうするとドットとは関係なくなってしまう…かな?)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
34pt
GOOD!
キャラクタークリエイトは面白い。
フラッシュゲームからのパクリだが、長く太くなっていく剣はよかった。
パロディは昔の作品を知っていれば笑える所はあるにはある。
BAD/REQUEST
とにかく、ゲームとして滅茶苦茶つまらない。
基本的に体力満タンの状態で剣適当に振ってるだけで、敵全滅させられるのでアクション性皆無。
謎解きも無いに等しい。
これがゼルダのパクリとかオマージュとか言えるわけが無い。
剣の状態が少しでもダメージを食らうと、未改造状態になるため、非常にイライラする。
せめて、強さや特殊はともかく、長さと太さくらいダメージによって変化する程度のことはして欲しかった。
割とすぐに、素の状態に戻るためなのか知らないが、上記のとおり体力満タン時の剣が強すぎる反面それ以外の状態だとゴミになる。
せっかく集めた小さなメダルもどきで交換できる剣がどれも使いづらいというのはいかがなものか。
オリジナリティはパロばっかりな上に、重要な戦闘システムもフラシュゲームからのパクリなので0点にしたいところだが、キャラクリだけはよかったので1点。
COMMENT
デモンズソウルが面白かったので、フロムはまた面白いソフトPS3で出してくれるかと期待していたが、まったくの期待はずれだった。
別にデモンズみたいなのを望んだわけじゃないが、もう少し、アクション性やパズル要素は強化しても良かったと思う。
あとせっかく長くて太いなんちゃらって奴の発想はいいのに、それを駄目にしているのはもったいない。オリジナルのフラッシュゲームのほうがまだ面白いと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
63pt
GOOD!
サウンド4
かなり良い。どの曲も必ずピコピコ音をまぶしてあり、耳に残る。ダンジョンの曲が特に良い。水の神殿の曲が好み。
熱中度4、満足感4
とても面白い。細かいところまで良く作られてるし、正直ハマった。
ただし・・・
BAD/REQUEST
オリジナリティー1
ただし、それはこのゲームのシステムがSFCゼルダの露骨な模倣、劣化コピーだからだ。このゲームの面白さはすべて、SFCゼルダへの誉め言葉でしかない。
どのくらい模倣してるかと言うと・・・
・このゲームは単独の主人公がトップビュー型のフィールドとダンジョンにて剣を振って敵を倒していくARPGである。
・経験値は無いが、「りんごのかけら」を4つ集めたり、ダンジョンのボスを倒して「りんご」を手に入れるとHP最大値が上がる。
・フィールド上の草を剣で刈ると、HP回復アイテムやお金が出てくる。
・HP満タン時は剣が長く伸び、遠くの敵を楽に敵を倒す事ができるが、1回でもダメージを食らうと、何の特典もない普通の剣になる。
・フリーイベントにて空きビンをいくつか入手する事ができ、中にHPやMPを回復する薬を入れておく事ができる。
・フィールド上にはいくつかダンジョンがあり、ひとつ攻略するごとにブーメラン・弓・爆弾・ワイヤーロッドなどのサブアイテムが増えてゆく。ブーメランは敵をしばらくマヒさせる。弓は敵にダメージを与える。爆弾はフィールドやダンジョンにあるヒビ割れた場所(隠し通路)を開通する。ワイヤーロッドは杭に当てる事で瞬時にそこまで移動し、足場の無い離れた場所への移動も可能となる(各アイテムについてはマニュアルにも記載されてるんでネタバレではないです)。
・ダンジョンは、上下左右に通路を持つ部屋の連なりで構成されている。ダンジョン内には矢が飛び出す壁、押せる柱、ヒビの入った隠し通路、赤と青の壁が切り替わるスイッチ、強引にダンジョンの入り口に連れ戻す罠、ランプを灯さないと真っ暗で何も見えない部屋、などさまざまなギミックが存在する。通路は施錠されている場合があり、鍵を必要とする。鍵は宝箱から入手したり、特定の部屋の敵を全滅させるなどの条件を満たす事で入手したりする。宝箱からは、通常の鍵の他に、鬼のような顔をあしらった形の「ボス部屋への鍵」や、「全体マップ」を手に入れることができる。
その他にも、ダッシュ攻撃して壁にぶつかった時の跳ね返り具合や、敵に接触した時の点滅とのけぞり方、ダンジョンで落とし穴に落ちた時に主人公が小さくなって落ちていくアニメーションなど、SFCゼルダをよーく研究し、忠実に再現している。
グラフィックス2
文字が読みにくくてイライラする。9*9くらいのガタガタのフォントで漢字まで無理やり表記したり、一部セリフを意味も無くカタカナでしゃべらせたりしている。さらに、オプションで文字サイズを大にできるのでやってみたら、9*9のガタガタ文字をそのまま2倍くらいに拡大するだけ、しかも商人のセリフだけは小さい文字のままというバグがあった。
昔のドット絵に味があるのは事実だし、それをコンセプトにしたゲームというのは構わないが、こと文字に関しては、味の問題ではない。見やすい事が一番であり、唯一正しい。懐古趣味を履き違えてるんじゃないか?
快適さ2
・ダッシュ攻撃が使いにく過ぎる
ゼルダのようにダッシュ攻撃があるんだが、これで高速移動しようとしてもすぐ壁にぶつかってしまいイラっとくる。なぜならこのゲームは剣がやたらでかく、かつ剣にしっかり当たり判定があるため、すぐ剣が壁にぶつかり、つっかえて止まってしまうのだ。つまりダッシュで画面の端まで行くのは物理的に不可能というわけだ。はっきり言って意味不明。
まあ一応、剣にお金をつぎこんで「当たり判定をなくす」事もできるが・・・そもそもなぜ「タダでもらったダッシュ攻撃」をちゃんと使えるものにするためにわざわざお金かけなきゃならんのか。それにお金かけたところで、当たり判定をなくせるのはHP満タン時のみという謎仕様。
・二度、ゲームが勝手に終了してPS3のメニュー画面に戻ってしまった。
いずれもフィールド上をダッシュ攻撃で走りまわってマップの切り替わり(NowLoadingが表示される部分)に突っ込んだときに発生。
・ワープで行ける町の、表示順序が意味不明
DQのキメラの翼に相当するアイテムがあるんだが、使ったときに表示される「行き先の町一覧」の表示順序が、発見した順でもなくアイウエオ順でもない、意味不明な並び順。町の名前なんていちいち覚えてないんだから、発見順にしといてくんないと、どこがどこだか分かんないっつうの。結局最後まで、移動先を何度も間違えつつアイテム使ってた。
・賢者の居場所が分からない
ダンジョン攻略後、なぜかそのダンジョンの持ち主の賢者にわざわざ「クリアしましたよ」って報告しなきゃいけない。でないと次のダンジョンに進めない。が、賢者の居場所が説明不足過ぎるため、あちこち探しまわらなきゃならない。基本的には、マップを見ると次の行き先が点滅状態になるという親切設計なのだが、賢者の居場所だけは点滅してくれない。
・「復活ポイント」のおかしな挙動
このゲームはどこでもセーブ/ロード可能だが、再開場所はある程度固定の場所しかなくて、例えばダンジョンの途中でセーブすると、ロードしたら再開場所はダンジョン入り口となるし、フィールド上でセーブすると、直前に使った町の宿屋等から再開する。それはまあいいとして・・・一度、フィールド上でセーブし、ロードしたら、見た事ない(曲も初めて聞く)森の中から再開した。ゲーム進行上問題は無いが、単にびっくりした。
COMMENT
あらためて言うが、このゲームはとても面白い。
パクリを許容できる人は楽しめると思う。私は「え、嘘でしょ、ここまでパクるか普通?」と眉をひそめつつ、でもやっぱり面白いし、曲もカッコイイのでつい最後までプレイしてしまった。
ちなみにパクリとは、ゲームシステム模倣の部分のみを指す。
他の部分、例えば町人のセリフに出てくるDQネタ、「冒険の書」選択風の曲やゼルダ風のフィールド曲、NowLoading中に表示されるさまざまなオールドゲームを模した絵などは、いわゆるオマージュ・パロディというやつで、好みはあれど許容範囲。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-06-19
GOOD!
・「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」のもろパクリ
オリジナリティーの点は低くせざるを得ませんが、元となった作品とほぼ同等の操作性があるため安心して遊べます。また、とっつきやすいです。
・パロディの多さ
オリジナリティ要素皆無です。
ちなみにローディング画面も古いゲームのパッケージを模した絵が表示されます。
・どこまでも長く、突き抜けるほど太ーく!
強化するとマップ全体を覆いつくすような剣があります。壁も貫通する上振り回せます。異常。
他にも「消費MPを減らす剣」「移動速度が上がる剣」「ビームに特化した銃型の剣、いやむしろ銃」などなど、個性的な剣が数多くあります。
・ミニゲーム
どれもパクリといえばそうですが、よく出来てて面白いです。
が……(→BADに続く)
・選べる難易度
ノーマルだと点数1程度なのですが、フロムなら2、スペランカーなら4くらいの難易度はあります。
・熱中度
1からキャラを作れるエディット機能は、『ラクガキ王国』のような楽しさがあります。
16×16×16と厳しい制限がありますが、逆に言うと多少ヘタでも目立たない、そんな敷居の低さが魅力。
非公式ではありますが、作ったデータをインターネットにアップして見せ合う、または他人の作ったキャラで遊ぶ…といったこともできます。
しかしこれはエディットにハマった場合の感想。
ハマれなかった場合の熱中度は、せいぜい2〜3といったとこでしょうか。
BAD/REQUEST
・パクリを許容できない人もいる
そういう人は楽しめません。
・武器のバランスが悪い
回転&貫通機能をつけられず、特殊機能もない武器=使う価値がない状態になってしまっています。
その筆頭が小さなブロック20個で交換できるエクスカリバー。
・ミニゲーム
面白いのです、面白いのですが…
ノーミスクリアとかの厳しい条件が、剣の入手条件=ひいてはトロフィー条件ってどうなんですか。
ミニゲームだけに関して言うなら、間違いなく難易度5です。
・時々フリーズします
頻度はまちまち。忘れがちですがセーブはこまめに。
COMMENT
とにかく人を選びます。
パクリを許容できない人はダメ、エディットを楽しめないと寿命が短い…などなど。
ネタ・パロディに関しては、年齢に関らず「有名なゲームネタ」を多く知っていれば大丈夫です。
復活の呪文「ゆうていみやおう…ぺぺぺぺ」で出るキャラの名前は?とか
「はかぶさの剣」ってどういうもの?とか
そういうことを聞かれても答えられる人ならバッチリです。
総評すると、エディット命のバカゲーってことで。