【PS3】戦場のヴァルキュリア レビュー
発売元 | セガ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-04-24 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) / オリジナル・サウンドトラック |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクティブ・シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2009/03/05 └ 価格:3,990円 ■ 発売日:2011/06/30 └ 価格:2,940円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt |
93pt
GOOD!
シナリオ・・・王道ですっきりしていて面白かったです。
オリジナリティー・・同じユニットを何度でも動かせるのが新鮮で面白かったです。
グラフィックス・・CANVAS(キャンバス)という、イラストが動くかのようなビジュアルはやさしい印象を受けてよかったです。
血を一滴も流さずに、戦争の恐ろしさを伝えられたのは見事だと思います。
音楽・・・ファイナルファンタジーの音楽を作曲なさっているかたの曲なので、万人受けでは無いでしょうか。私自身も大好きで仕事の合間に聴いているぐらいです。
熱中度・・レベル上げが作業なのに、自由度が高いため、苦痛になりませんでした。(一人で突っ込んでもいいし、戦車に隠れてすこしづつ進んだり)
キャラクターのプロフィールを更新するために、何度もいろんなキャラクターを活躍させていったり、勲章を取ろうと頑張ったり。思いっきり遊んでも、すぐに終わるという事は無いと思います。
満足感・・どれをとっても期待以上でした。衛生兵を呼んで瀕死のユニットを助けるときなど、肝心なところで声が入っているので絆を感じました。
快適さ・・インストールすればほとんど気になりません。
戦闘パートのローディングが凄く長いので、ちょこちょこやり直す人には苦痛かもしれません。
難易度・・・私にはちょうど良かったです。たまにゲームオーバーになるぐらいでした。
BAD/REQUEST
シナリオ・・・一部不自然な演出がありました。歓声を上げるところで、一人ずつ喜ぶ演出があって、おかしいかなぁと思いました。
満足感・・・戦闘パートのセーブデータをロードする時の時間が長いので、ちょこちょこやり直す私にはちょっと苦痛でした。
設定資料画面で文字が小さいために、解像度が低い私のテレビでは一部読めない文字がありました。
COMMENT
購入の動機は、サクラ大戦のスタッフがつくるから。という理由からでした。
古いテレビでにS端子をつないでプレイしました。
スピーカー接続でイヤホンを使用しました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
93pt
GOOD!
オリジナリティ
まずシステム面ですが、アクション要素があるSRPG?どうなんだろう・・・。と思っていました。しかし、実際にやってみて驚きました。
これは新しい。基本はターン制なのですが、実際にユニットを動かす際にはアクションゲームのように、
キャラを動かして行動します。攻撃、回復、偵察など、全てコマンドで指示するのではなく実際に操作して行います。
これが戦闘にメリハリを持たせていて面白いんですね。
実際に動かしてみると敵が隠れていたり、地雷が設置されていたりで、その都度判断を迫られるわけです。
これはいままでの上から指示を出して終わり、というSRPGには無かったことなので感心しました。
敵の行動も、配置された味方の視点で表示されるのがまた臨場感があって良い。
敵のターン中の待ち時間が苦痛に感じなかったのはこの点が大きいと思います。
グラフィック
水彩画タッチで暖かみがあって良い。煙の表現など素直に感動しました。暖かみがあるだけでなく、敵軍進行などのムービーシーンなどは迫力もしっかりあってなお良しです。
音楽
OP、わりと好きな曲です。本編進めている間は起動するたびに見ていました。
戦闘中の曲など、BGMがFFTっぽいな〜と思っていたら、作曲した人が同じ人でした。安定してクオリティは高いです。
熱中度
購入直後、徹夜して一気にクリアしまうくらい熱中しました。100時間ほど遊ぶとしばらくは触っていませんでしたが・・・。
しかし!ココが次世代機の良いところです。DLC(ダウンロードコンテンツ)!!
8/8日に、追加のエピソード(600円)と新しい難易度の戦闘(300円)が有料ですが、追加されました。
このゲームにハマった自分としては、遊び尽くしたゲームを二度楽しめるなんて
夢のようですね。
このハードEXの戦闘がまた難しくて、最近また熱中してます。
これからも反響次第では追加エピソードを配信してくれそうなので、長く遊べるゲームになりそうです。
快適さ
概ね快適に操作できました。
難易度
初回プレイは非常に良いバランスになっていると思います。レベル上げをせずにクリアすると、SLGが得意な人でも初めての戦闘は苦戦するかもしれません。
自分も何度もゲームオーバーになりましたが、クリアできない難易度ではないです。
BAD/REQUEST
快適さ
ロードはあまり気になりませんが、長いと感じる人もいるかもしれません。
難易度
高すぎると感じる人もいるかも?
シナリオ
王道を行っているのですが、突出して良くも無いです。シナリオ面で多大な期待を寄せると肩すかしを食らうかもしれません。
個人的にはもうちょっとキャラクターに深みを持たせて欲しかったかなぁと感じました。
COMMENT
SLGが大嫌い!って人じゃない限りオススメです。
普段SRPGをあまりやらない人でも楽しめるでしょう。
逆にアクション部分を期待して買うのはやめた方が良いです。見た目はTPS(三人称視点のアクションシューティング)っぽいですが、
中身は真っ当なSLGです。最終的には戦略がモノを言います。
とりあえず、今後のSRPGに未来を感じる意欲的なタイトルでした。
このシステムを使って続編もやってみたいですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
93pt
GOOD!
ストーリーが良かった。
特殊な人間(ファンタジー性)がどのようにストーリーに絡んでくるのか心配してましたが、うまく調和が取れてて、違和感が無かった。また最近よくある無理やり難しい用語を持ち出して、難解なストーリーにするのではなく、起承転結のある非常によくできたストーリーでした。
システムがよかった。
シュミレーションとアクション性が融合してて、緊張感のあるゲームができた。立ち位置で戦闘結果が変わるし、隠れる隠れないなど戦術もあるのが良かった。オリジナリティーは良い意味で高いと言えます。最近は悪い方向のオリジナリティーが高いゲームが多いですし。
難易度が良かった。
初めてだと、敵の位置や行動がわからないので、結構苦戦する。逆に苦戦をした中でクリアするとカタルシスを感じれる。
BAD/REQUEST
絵柄がそんなにキレイとは思えなかった。
ブラウン管で見ていたので、そうかもしれないですが、そんなにキレイとは思わなかった。あまりPS3のチカラを感じなかった。
COMMENT
完璧でした。
サクラ大戦みたいに簡単ではなく骨もあるし、またサクラ大戦みたいにファンタジー性が強くないのも好評の一因です。
ストーリー的に続編は難しいと思いますが、このシステムを使った続編をお願いします。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-11-20
戦闘はゆるゆるなので、好みが分かれそう。
GOOD!
・難易度
このゲームで一番見事だと感じたのが難易度。
難易度は「ややムズ〜難しい」ぐらいでしょうか。
この手のシミュレーション系は簡単だと作業化してしまうし(投稿者にとってはスパロボがそれに当たる)、難しすぎるとやる気がなくなってしまう。
その点このゲームはバランスが非常によく調整されていました。
ピリ辛難易度のおかげで毎ターンセーブしたくなるし、補強やレベリングも考えさせられる。
おかげで最後までずっと緊張感(熱中度に直結)を維持できました。
・ゲームバランス
どの兵科も役割や特徴がはっきりしていて、最後には使わなくなる兵科がひとつもなかったのがよかった。
武器も同様で、突出して使えるものや使えないものがなく、その点ある程度プレイヤーの好みで決められるのが非常によかったです。
・快適さ
ロードが長いという意見もありますが、長いのはセーブデータ読み込み時のロードだけです。
戦闘中は目立ったロードがなく、非常に快適でした。
長いのが一瞬だけと割り切って考えれば快適性も優れていると思います。
・兵科制
レベルが兵科ごとに設定されているのは好みが分かれるかもしれませんが、個人的には○。
あとで「実はこのキャラ微妙だった…」「前もって調べておけば…」ということがなくなるのでよかった。
結果として幅広くキャラを使えるので、豊富なキャラが活きる仕様になっていると思います。
他のゲームにはないオリジナリティーかと。
・物語の進行システム
ストーリーは本の内容をたどっていく方式ですが、後から振り返ったりできるのでよかった。
・グラフィック
水彩画のようなグラフィックもどこかやさしくて暖かみがあり、好みでした。
ゲーム業界には実写的なグラフィックを追い求める傾向がありますが、ゲームはゲームなのですから、それもそろそろ見直す必要があるとさえ感じさせるものでした。
BAD/REQUEST
・字が小さい
今のゲームは大画面のテレビを想定して作られているのか、我が家の地アナテレビでは字が小さくて見づらかった。
人物図鑑など、充実した内容なのにこれでは読む気が…。
・命中率
狙撃銃や対戦車槍など、単発攻撃の命中率がやたら低く感じた。
後半になると若干改善しましたが、スペシャリストなのにこれってどうなのよと思わざるを得ません(特に狙撃兵)。
全体的にバランスは優れていましたが、ここは不満でした。
・グレードアップボーナスがない。
狙撃兵と支援兵にグレードアップに伴う新武装がなかったのが×。
結果として他兵科に比べてレベルアップの価値が減った。
狙撃兵はしゃがんでる相手でも一撃で倒す高威力弾とか、いくらでもアイディアは出せたはず。
・コマンドモードにて
個別行動時、全体マップを見れないのが痛かったです。
行動開始してから「あっ!」ということが何度もあった。
・ストーリー
項目がないので採点できませんが、あったとしたら2。
ありがちなストーリーなうえにヴァルキュリア等の設定もイマイチ活かしきれてない感があります。
あと、登場キャラに戦争に参加することへの躊躇や戸惑いがまったくないのに違和感を感じます。
主人公は妹が戦争に参加するというのに「そうか、イサラもか」といった感じに軽く受け止めています。
とにかくゲームの世界では死や戦争がとても軽い存在として描かれています。
我々の世界とは感覚が違うからだと言われればそれまでですが、これでは人間ドラマとしてはどうもチープに映ってしまいます。
コマンドモードも作戦ごとの関連性があまりなく、どれも単発的なミッションでした(連続ものもあるにはあります)。
たとえば「○○が撃たれた直後に戦闘開始!」など、プレイヤーに「○○は助かるのだろうか…」と気持ちを引きずらせてみたり、キャラに他の戦闘にはない感情的なセリフを言わせてみたりなど、もっとストーリーをうまく利用して感情表現をしたり、引き込ませる演出をしてもよかったはず。
とにかくストーリーに関しては工夫やひねりがほしかったです。
COMMENT
総じてすばらしい内容でした。
といってもストリーは凡でしたが、コマンドモード(戦闘)がとにかくすばらしいバランス・完成度の高いシステムだったので、ストーリーを補って余るだけのものがありました。
あまりにも完成度が高いシステムなので、もし続編が出るなら、新要素など余計なことをせず、このままのシステム/バランスでステージ拡張版のような形で出してほしい。
PS3を買ってから半年以上ソフト様子見の状態が続いていましたが、本作は本当に「アタリ」でした。
MGS4を買おうと思っていた矢先、CMに何かただならぬものを感じ、MGS4をやめて急遽こっちにしましたが、きっと後悔はないと思いますし、満足しています。
最近のヌルゲーに不満がある人にはぜひやってほしい一本です。