【PS3】アサシン クリード4 ブラック フラッグ レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-11-28 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1〜8人) |
- 総合ポイント
- 82
- (難易度)
- 2.14
- レビュー数
- 7
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
96pt
GOOD!
大航海時代の海賊達が繰り広げる壮大なストーリー。
歴史上カリブ海の海賊の一人として名高かった黒髭ことエドワード・ティーチをはじめとする多くの海賊が登場します。
主人公であるエドワードも海賊であり、一攫千金を目指して海賊稼業をしていた彼が、どのような経緯でアサシンとして活躍していくのかが見どころとなっています。
3で登場した海戦がよりパワーアップして面白くなりました。
広大な海原をシームレスで輸送船や軍艦を襲うことができます。
相手の船が強いほど金稼ぎに必要な積荷量が増えていくので、船の強化し甲斐もあります。
シリーズを通して素晴らしいグラフィックは更に進化。
背景やオブジェクトの造形の精巧さはもちろんのこと、今作は舞台である海に関する描写がとても際立っています。
なだらかな海面やサメやクジラなどの海洋生物たちの造形も、よく再現されています。
陸地と海がほとんどシームレス化されたことで天候の表現もパワーアップし、嵐で荒れる海の高波や豪雨などもしっかり再現されています。
BGMは過去最高の素晴らしさ。
戦闘時やムービー中の内容は、今までの作品に比べて場の盛り上げにとても適した内容となりました。
今作では航海中に船員達が歌ってくれる歌があり、それらはどれも印象深いものが多く、船旅を飽きさせない工夫にも一躍買っています。
やり込み要素もとても豊富。
装備品の入手・アップグレードから、愛船のアップグレード、宝探しまでいろいろあります。
もちろん、それらを獲得した際の特典もしっかり用意されてますから、やる価値は充分。
3の悪い点がいろいろ改善されました。
敵の攻撃頻度の緩和、カウンターの取りやすさアップ、シンクロ時のマップの全表示など。
3ではこれらの要素がかなり悪かったこともあり、今作での改善のおかげでゲームプレイの快適さが抜群に良くなりました。
従来の作品同様、オートセーブ機能もあります。
音声・言語設定(日本語・英語)も有り。
BAD/REQUEST
ストーリーの全体像の把握がしづらいところ。
登場するキャラはデザインや性格が似ている者が多いので識別しづらい。
作中の展開も知らぬ間に時が経っていたりするので、流れが分かりづらい。
金欠になりやすい。
基本的に金稼ぎは海戦での略奪行為がメインなので、何度か海戦をやって積荷を多く手に入れないと、まとまった大金が手に入りません。
装備品の購入や愛船のアップグレードには、最終的に万単位での金額が必要になってくるので、余計金稼ぎが面倒になってきます。
一部のやりこみ要素にオンライン(ネット接続)が必要なところ。
ゲーム連動アプリを導入したうえでのシステムなんでしょうが、基本的にオフラインでしかプレイしない私のようなユーザーには少々面倒でした。
ボイスの音量の差が場面によって大きいところ。
ムービーの時は聞こえづらい小さい音量で、海での漁の時は逆に大き過ぎる音量。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用
アサシンクリードシリーズは1、ブラッドライン、2、ブラザーフッド、リベレーション、3、レディリバティHDをプレイ済みです。
(2、ブラザーフッド、リベレーションはスペシャルエディション版をプレイ)
最近発売された廉価版を購入しプレイ。
3の評判が悪かっただけに「今作はどうなのか?」と疑問に思いながらプレイしましたが、3の悪評を大きく覆すほどの素晴らしい出来でした。
今までプレイしてきて、ブラザーフット以降評価が下り坂になり、3にて最低の評価となりましたが、レディリバティで評価を盛り返し、今作で見事に高評価へ持ち直しました。
ですが、ストーリー把握のしづらさや金稼ぎの難しさについては少々惜しかった。
残念ながら、これらの要素については2の方が上でした。
とはいえ、今作には高く評価できる要素も多いので、シリーズを通して見れば、評判の高い2と肩を並べるほどの完成度の作品です。
アサシンクリードシリーズが好きな方にぜひオススメです。
ストーリーは1から通して繋がっているので、まずは1からプレイすることを強くオススメします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 4pt |
38pt
GOOD!
○グラフィックは綺麗
○収集要素はいっぱいある。
綺麗なマップを回りながら色々集めるのが好きな人は良いでしょう。
○隠れて一撃で暗殺できれば爽快です。
BAD/REQUEST
○ストーリー
説明不足にも程がある。
ゲーム中の最低限の基本的な用語(アサシンとかテンプル騎士とか)すら説明がない。
まあ続編物なので百歩譲ってそれは自分で調べろということだとしても、
ゲーム内で説明されていないことを主人公たちが当然のように知ってるのは違和感がある。
たとえば、倒した敵の屋敷へ行き「あいつのことだから拷問道具があるかも」と言うのだが
その敵キャラクターが拷問をするようなキャラだという描写は皆無。
また、○○へ来てくれれば面白いものを見せようと言われて行くと、
何の説明もなく潜入ミッションが始まる。呼ばれてるのに何故潜入しないといけないのか意味がわからない。
○戦闘
陸戦・海戦ともに敵の体力が大きすぎて苛々する、爽快感がない。
○グラフィック
街が広すぎて回るだけでも正直面倒くさい。
絵自体は綺麗なのだが、その広い街のどこに行っても大凡似たような風景しかないので飽きる。
○音楽
別に不快になるわけではないが、存在感が無くまったく耳に残らない。
海賊らしい気分を昂揚させる音楽はなかった。
どっちかというと寂しくなる系の曲ばかりな印象。
○操作性
他の方も書いていますが、R1を押しながら走らないとやってられないくらい移動速度が遅いのに
R1を押しているとどうでもいい壁にまで登ろうとして動きが途切れる。
COMMENT
シリーズの他作品はやっていません。
アクションは期待せずにストーリーが面白いと聞いて買いましたが期待外れも良い所でした。
残念です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-07-01
ただ、ストーリー的には、え?これでEND?え?と、拍子抜けするかも。
GOOD!
[オリジナリティ]
海洋ミッションや砦の制圧、島々を巡って宝物やアニムスの欠片の収集、そして船を送って交易を行うなど、今回は海に関する豊富な要素があり、とてもよく作られていました。
船なども改造する事が出来、敵の船を制圧して物資を奪うなど海賊らしくて良い。
今回は今までのシリーズにない要素がたくさん追加されており、新鮮にプレイ出来た。
[やりこみ]
ボトルを回収する事で手紙を得る事が出来るが、世界観に沿った内容でとても読み応えがあった。
また、宝の地図を手に入れて宝探しをしたり、遺跡を鷹の目で調査したり。
現代編でも収集アイテムやハッキングなどでデータ回収がある。
暗殺ミッションも今までのような陸上のものと海洋ミッションと二つあり、追加要素だけでもやり込み要素が豊富。
[難易度]
今回の敵は認識範囲が以前のものより狭くなっているのか、比較的見つかりにくくなっているように感じました。
武器も弓がなくなったかわりに眠らせたり暴走させるダーツが追加され、暗殺に関しては難易度が格段に低くなっています。
ただし海洋ミッションは慣れが必要。
BAD/REQUEST
[ストーリー]
そもそもアサシンクリードをプレイしていて、船を使ったゲームシステムを求めている人がどれだけ居たかなと思います。
今回は人とイベントが入り組み、途中で何故そうなったのか分からないまま進む説明不足な部分が結構ありました。
全体的にイベント不足説明不足のせいで中途半端になっている。
[音響]
音の調整が全く出来ていません。
ムービーの音声は小さく、音量を上げてもなかなか聞き取れませんでした。
それなのに漁の音声はやたら大きく、びっくりします。
日本語プレイでも字幕を出さなきゃならなかったですね。
[バグ]
ロード時暗転で音声が流れる(砲撃の衝撃も伝わる)のになかなか切り替わらなかったり、出るはずの敵が居なかったり、所々バグがありました。
特にロードの問題は…。
COMMENT
海を舞台にしたゲームという事で楽しくはあったのですが……。
「これじゃない!」という感想でした。
アサシンクリードはアサシンを中心にしたシナリオであるべき。
別に海賊プレイがしたい訳じゃないです。
でもゲーム全般、海賊としての活動や海の上にいる事の方が多く、いったい今まで何のゲームをやっていたのだろうと首をかしげてしまいました。
ただし、今までのシリーズ上重要なゲームであり、前回までに登場したキャラクターやその後も少し描かれています。
つまり、シリーズを追う上で外せないゲームなのです。