オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt |
51pt
GOOD!
・キャラ画
一番のセールスポイントでしょうし、女性キャラは納得の可愛さ。つなこさんのファンだったら間違いなくこれだけで買い、といった完成度。
・ボイス
声優は万全。
・自由度
メイン進行の他に色々寄り道が出来る。妖聖、フューリーの組み合わせ(ゴッドリプロダクトシステム等)数だけ言えば壮大な組み合わせが出来る。キャラの成長がかなり自由。
・ストーリー
世界観はしっかり出来ており、「謎」もある為先が気になる。
・戦闘
フェアライズ演出は好み。そのシステムも悪くない。
L2でのスキップは便利
BAD/REQUEST
・キャラ画は可愛いが……
基本ノベルタイプ進行だが、立ち画のバリエーションが極端に少ない。
イベント一枚画の数も少ない。
・ボイス
フルボイスではない。つまりサブイベントでは一切喋らない。たいしたテキスト量ではないのに、これは手抜きとしか感じない。
・ストーリー
序盤の進行がつまらないし雑。バトルの合間のノベルパートとか演出としても進行としても邪魔。
パーティ5、6人目加入の下りが適当すぎ。
仲間が唐突に離脱しまくる。
・他グラフィック関係
ダンジョンが雑。作りもそうだし、全体に粗い。というかセーブポイントさえ粗い。
歩いていて楽しくない。なのに同じダンジョンに何度も行かなければいけない。
・戦闘
戦術味に欠く。コンボに爽快感が無い。どの敵も特徴が無い。
・システム関係
ボス(イベント)前にセーブポイントがないことがある。サブではこれが頻繁。
ダンジョンでのジャンプアクションは単に苦痛。
ダンジョン、戦闘がつまらない為、「クエスト」も当然つまらない。
・難易度
バランスが非常に悪い。サブではその時点で勝てないボスがいたりする。要領のつかめない序盤で死にまくりはキツかった。しかも直前セーブポイントなしで救済無く直ゲームオーバーなのにはイライラした。
COMMENT
まだクリアしていないのですが、とっつきも悪く、いまいち面白くならないので投げそうです。
キャラ画は完璧。システム関連も「見る」限りは面白そうなので購入しましたが、これは酷かった。
人によっては地雷かもしれません。
オリジナリティ 4
各システムは荒削りですが目新しく、発展の余地もあります
グラフィック 3
キャラ画は文句なし。演出、ダンジョンの手抜きが×
音楽 3
熱中度 2
ストーリー展開が唐突。一つ一つのイベントが雑なノベル(会話)なので達成感も感じない。
満足度 2
快適さ 3
なんでも合間に簡易チュートリアル入れればいいと思ったら間違い。システムが独自なだけに分かりづらい。ワールドインフルエンスとかどうやればいのか迷った。
難易度 2
個人的にですが、序盤は何回も死にました。サブ進行(ランク上がった直後のゴッドリプロダクトも)でのバランスが取れていないです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 1pt | 3pt | 5pt | 2pt |
58pt
GOOD!
●快適さ
ロード時間はほとんどなく、ストレスを感じずに遊べる。
マップ移動はカーソルを合わせるだけなので迷うことがない。
新しいイベントがあると、「!」マークが表示されるので、すんなり進める。
その他メニュー画面の操作とか、無駄なラグがなくサクサク感がある。
●世界観
ファンタジー好きな方は楽しめると思います。
ダンジョンの細かい作りも、探検してる感がでておもしろい。
●戦闘・ダンジョン
ネプテューヌと同じテイスト…といったら伝わるだろうかw
マップが表示されるので、取りこぼしがないような作りになっている。
敵シンボルが表示される。シンボルアタックで戦闘が有利にすすめられる、らしいが、
戦闘有利のメリットがあまり感じられない。
ただ、戦闘中の敵の攻撃中にカット操作ができるので、急ぎたいときは便利。
●カスタマイズ
キャラの強さ(攻撃力・防御力)のステータス振り分けができるので、
好みの戦闘タイプに育てられる。
覚える技も、ポイント振り分け次第で、自由に覚えられる。
●ボイス
サブシナリオやモブキャラとの会話はボイスはないが、
メインシナリオはほぼボイス入りなので、声優好きにも満足できるかと思われる。
●チュートリアル、説明
所々に説明が入るので、全体的にも初心者にやさしい作りとなっている。
BAD/REQUEST
●キャラクター
え…っと、上のGOOD欄で散々良い点を述べたが、
それを払拭できるほどの汚点がこのキャラクター性であるww
主人公含め、始めにでてくるキャラ3人がいるが、
これがマジでムカつくキャラにできあがっている。
まず、主人公のキャラがぶれすぎて、つかみにくい。
みなさんまず、ゲームをするうえでモチベーションが必要になってくると思うが、
操作するキャラが共感持てるかとか、先入観がもてるかが重要だと、自分は思っている。
これを言うと、「こいつゲームにのめり込みすぎだろww」と思われるかもしれないが、
俺、操作キャラと一緒に冒険しているんだー! という感を抱きながらやれるゲームが一番。
最初の登場キャラの3人が会話ごとにイラッときて、モチベーションが下がる。
自分は、途中から会話をすっとばしてましたw
その3人が「本当になんで一緒に冒険してんの?」と思うくらい仲が悪い。仲間意識がない。
●演出
細かい点だが、会話中の演出がおろそか。ネタバレにならない程度の所を指定すると…
飲み物をピアノにこぼしてパーティが台無しになる、というシーンがあるのだが、
演出がお粗末なため、自分はその時プレイしていて「え、何が起こったの?」って
状況をつかむのに数分かかった。
●ダンジョン
ダンジョンに入る前に剣をぶっさすという謎の行動が必要になる。
初回に入るだけで、2回目以降は普通に入れるが、
新しいダンジョンが出てくるたびに、その行為をしないといけないので、めんどくさい。
COMMENT
FFみたいなアクティブタイムバトルではないので、
ゆっくり落ち着きながらプレイできるRPG。初心者にも熱中できると思う。
戦闘の攻撃モーションが丁寧に作られているので、バトルに迫力がある。
操作全体でみると、サクサクできて効率的。
やっぱり最大の問題点は「BAD」欄で書いた通り、キャラクターが共感できないので、
「こういうキャラもいるんだな」と寛容な気持ちを持てる人はスルーできるかもw
おそらく、イラストもネプテューヌと同じ人だと思われる。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-05-16
良かった点は、ネプシリーズの戦闘システムが酷かったのであまり期待してなかったのですが、今作は大進化していました。とにかく、ストレスなく快適にゲームを進められます。コンボや必殺技の演出も派手で、敵をたおした!という爽快感が十分に味わえます。
良くない点は、ゲームが進むにつれ、敵(ボス)が弱体化してること。相対的には強くなっているのでしょうが、こちら側のほうがその上を行ってしまい、いわゆる「俺つえー!」になってしまい、やり込めないです。せっかくの派手な必殺技も、強力なコンボの前では魅力なしです。
また、井上敏樹さん起用ということでシナリオにも期待したのですが、井上さんをどこで使ってるのでしょうか?井上さんのメンツを潰してるのでは?と思うほどの内容。
ソーシャルゲームのように、薄っぺらい内容でもゲームがサクサク進むのなら問題ない、という向きには良いと思いますが、コンシューマー機でRPGと名乗ってる以上、それなりにやり込み要素を期待をするじゃないですか。
残念ながら今作はイマイチでした。ただし、戦闘システムは良かったので、シナリオを練り込んだ続編があれば買ってもいいと思います。
GOOD!
◆キャラクター
本作一番(唯一、ではないよ?)の見所にして、購買者の殆どがこれを目当てに買っているといっても過言ではないであろう最大のセールスポイント。ぶっちゃけRPGとしては駄s…努力点だらけなアイディアファクトリー及びコンパイルハートの作品の売り上げを一手に支えるつなこ氏の手腕が大炸裂した反則的な可愛さを有するキャライラストは、間違いなく他者他作品には無い強み。それに負けじとキャラに相応しい声優を充てたことで十二分以上にキャラクターが活き活きとしています(声優は全く詳しくはありませんけど)。
しかもこやつら、よく見ると会話シーン中に微妙に動いている!しゃべっている最中の口元だけではなく呼吸に合わせた小さな肩の動きや髪の毛の揺らぎまで、ささやかですが動いています。表情だってころころ変わるしとってもアクティヴです。『如何にしてキャラクターを前面に押し出すか』というその意気込みには思わず涙で大拍手。
更に個人的に好きなキャラクターに対する感想を以下につらつらと。あくまでも"個人的"な意見です。
<主人公くん>
最近のゲームはどれもCVが優れているようで、正しく彼も例外ではありません。メインヒロイン二人に次いで一番がんばっている感じがグッドでした。
<メインヒロイン二人>
さすがはパッケージを飾る看板娘だけあってイラストの書き込み、ボイスの量、イベントシーンも全キャラ中随一で言うこと無し。唯一と言える欠点はあまりに目立ちすぎて他のキャラが霞んで見えることくらいですが、そこは主役の特権か。
<ガルドくん>
個人的に満点をあげたいのは彼の存在。個性の違うメインヒロイン二人の狭間でうろうろゆらゆらする主人公君のせいでただのギャルゲー一歩手前に見える物語において、彼が合間合間でワンクッション入れるよりいい具合に『ギャルゲー寄りRPG』として踏みとどまっています。いわゆるエロゲーの主人公の悪友Aなポジション。バハスと並んで良いサブキャラです。
<エフォールちゃん>
月末で寂しいサイフの紐を緩ませた張本人。告白しますとこの子が見たいがために買ったようなものです。どんなキャラクターなのかは買ってプレイしてみてください。この子のおかげで自分は大変満足してます。コンパイルハートさん、次回もよろしくお願いします。
他、キャラクターについて気になった部分がありますがそこはBAD/REQUESTにて。
◆ストーリー
ガラパゴスを謳っているだけあるせいか王道中の王道。下手をすればただのチンピラ紛いな存在でしかなかった主人公が二転三転する周囲の環境に四苦八苦しながらもそれを乗り越えて段々と成長していく過程、初めはどこかちぐはぐだった仲間達の関係が物語の進行によって少しずつ親密に綿密になっていく様子がちゃんと描かれラストに一致団結円満解決、めでたしちゃんちゃん。
…と胸を張っては言えないものの、それを成そうと努力したのは大きく評価したいところ。ここは資金と人材と時間の不足による練り込みや作りこみの甘さが非常に悔やまれる。
◆音楽
某大作ファンタジーRPGで名を挙げた名氏がほんのわずかに参加しておられます。それを目当てにしている人はあまりいないでしょうけど、聴けばすぐに彼とわかる作曲はさすがです。それが無くとも十分に及第点に達している品質だと思いますが、特筆すべきところではないかな。
<賛否ある戦闘曲の変化について>
プレイすればわかると思いますがBGMが結構頻繁に変わります。バトルの売りの一つである変身システム時のBGMは人によっては雰囲気が崩れると敬遠する人もいますが、自分は大いに賛成です。なんか、こう、アツくなれるじゃないですか!
例えばストーリー上の難敵(とされてるボス)に苦戦しながら
「クソッ、ここまでか…!」
「…いえ、まだよ!まだ諦めちゃダメ!」
「よし、行くぜ!うおおおぉぉぉぉー!!!」
っていう展開でフェアライズした後ロック調のBGM→超必殺技専用のBGM→撃破!!
ありがち、王道、コテコテ好きな人にはたまらない激アツモノですよ!!
◆スキップ
快適さ満点の理由その1というか、9割はコレ。イベントシーン、戦闘中のあらゆるエフェクト(敵/味方の攻撃行動、変身シーン等)、その他細かな場面でこの機能が大いに活かされます。ゲームシステムの影の主役かも?
BAD/REQUEST
ここに書いてあるものはBADというよりも殆どRequestです。買ってプレイして満足した者としては敢えてBADについてペンを入れるのも忍びないですし、結果や評価はどうあれど他者の努力した形跡は甘めに見る性格ですので。
◆背景その他、キャラクター以外のグラフィック
これはもっとがんばってほしかった。会話シーンの背景がマップにあわせた1枚だけで、イベントの際の光景はそのたった1枚の背景をバックにキャラクターの立ち絵と会話"のみ"で描かれるため、その場の雰囲気や情景は想像で補完するしかありません(多少の効果音やそれっぽいエフェクトはあるけれど)。
他、特に致命的なダンジョンのテクスチャはPS2でも出来そうな品質…。キャラクター造型に手間と時間をかけ過ぎたしわ寄せが来てしまったのだろうかと考えれば致し方なし、か?
◆戦闘バランス
せっかくたくさんある属性も攻防共に殆ど意味を成さず…。某レベルを挙げて物理で云々とまではいきませんが、回復以外の魔法は使わなくたって十分クリアできるのが勿体無い。あまり頭を使わない手軽なプレイスタイルとしては申し分ないかも知れませんけど…あくまでゲームは"戦う事"がメインなんだからもうちょっと作りこんでほしかった。
◆ピピンとアポローネス
プレイヤーキャラとして使える二人について、めちゃくちゃ個人的な意見ですが…。
序盤からちょくちょく姿を見せてストーリーにも大きく関わりその進行上重要な役割を果たすアポローネス。加入条件が少々特殊なためか隠しキャラ扱いで一週目ではまず仲間に出来ない方がほとんどだと思いますが、これは非常にもったいない気がします。仮に仲間に出来ると知らないまま1週目で満足してしまった方は…。しかもあのイベントの後に仲間にならないとなると余計に後味が悪い。プレイヤーに2週目を遊ばせる意図があったにせよ、出来れば1週目で強制加入させてほしかった。
対して見た目や言動、存在感がどう考えても隠しキャラなピピンはサブイベントくさい強制メインイベに突如として現れその流れのまま加入。正体も仲間になる理由も伏線も一切描かれず。
…こいつら、仲間にする手順逆の方がよかったんじゃ?
COMMENT
ここまで書いてきましたが、実は相当にめっちゃくちゃに激烈に甘い評価をしています。ハッキリ言えばこんなゲームに限りある自身の資金と時間をつぎ込んだのは少々痛手だったのではないかと、冷静に考えれば思えてきます。これより安くて面白いゲームなんていくらでもあると思います。
ですが
FF、サガ、聖剣…在りし日のスクウェアRPG信者の自分としては、このガラパゴスRPGプロジェクトがいずれ大成する事を願った故の新品ソフトに6000円とDLCに1000円も投資。今後の楽しみを思えば全く苦ではありません。他の方も書かれていますが、携帯ゲーム機群雄割拠のこの時代、しかもわざわざ"ガラパゴスRPGシリーズ"とドデカく銘打ってPS3でリリースしたのはもっと評価されてしかるべき。
続編や他シリーズが出るならば少々の高値でも喜んで買いましょう。今後も大いに期待します。