【PS3】スプリンターセル6 ブラックリスト レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-09-05 |
価格 | 7700円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションステルス ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン:2〜8人) |
- 総合ポイント
- 77
- (難易度)
- 3.40
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 2pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
80pt
GOOD!
【オリジナリティー】
敵を殺さず、密かに進む「ゴースト」
暗殺しながらゴールを目指す「パンサー」
正面から撃ち合う「アサルト」
自分にあったスタイルで攻略ができます。ステージをクリアすると自分の取った行動によってゴースト何点、パンサー何点という具合にスコアが入ります。今回はゴーストの点が高かったから次はパンサースタイルで、などと目標を立てながらプレイ出来る点がいかにもゲームらしくて面白いです。単にストーリーをなぞるだけにならないので、モチベーションを保ったまま長時間プレイできます。
キャンペーンモードとは別の、主人公サムの所属する4E(フォースエシュロン)のミッションも楽しい。相棒ブリッグスとの協力型ストーリー「ブリッグスミッション」、隠密条件下で目的を達成する「グリムミッション」、ウェーブ型ミッション「チャーリーミッション」、敵の殲滅が目的の「コビンミッション」。オンラインで自分と同レベルの人と組んで、リトライを繰り返しつつも難所を乗り越えた時の達成感はなかなかのものです。自分が倒れた時に遠くから救出しに来る相方のいかに頼もしいことか。
また最大4対4の対戦ゲーム「スパイVS傭兵」(スパイVSスパイみたいなネーミングですが...)、こちらも協力プレイ同様中毒性の高いゲームです。俊敏身軽で高所に登れ3人称視点で状況を俯瞰できるスパイと、鈍重かつ1人称視点だが体力・火力に優れる傭兵。それぞれの特徴を生かした駆け引きが楽しい。レベルを上げると新しい装備が買えるようになるが、ガチガチに装備を固めれば勝てるというわけではありません。どの装備にも一長一短あり、その特性をしっかり把握することが勝利につながります。
【グラフィックス】
特筆すべき点は特にないです。普通。
【サウンド】
同上
【熱中度・満足度】
前述したどのモードにも言えることですが、プレイヤーのスキルが数値で示されるというのがモチベーション維持に貢献していると思います。ゴースト・パンサー・アサルトの各スコアで自分のプレイスタイルが見えてきますし、各ステージのスコアやクリアタイムがランキングで示される他、時折フレンドから挑戦状のようなものが送られてくるので、常に何かしらの目標を見出すことができます。小さな目標達成を繰り返すことで、長く遊べるのが本作の特徴です。
(13のオフラインミッション+16の4Eミッション)×3つのプレイスタイル×4段階の難易度に加え、5種類のオンライン対戦もあり、ボリュームは充分。
【難易度】
4段階ある難易度のうち、最高難易度だけやたら難しくなっている感じがしました。プレイヤーを補助するいくつかの機能は使用不可能となり、敵の感知能力が飛躍的に上がるやりがいのあるモードです。
それ以下の難易度はあまり大差ありません。一般的なステルスゲームと同等の難易度です。
BAD/REQUEST
【ストーリーがやや大味】
日曜洋画などで放送してそうな大味なアクションストーリーです。キャストからしていかにもな配役。裏を返せば誰でも無難に楽しめるとも言えますが。
第5の自由というのがいかにも欧米人が好みそうな感じで、私はあまり好きではありません。実際に行使するシーンでも「ああ、ここで使うんだ。フーン」な感じで、見ててあまり盛り上がりませんでした。
【蛇足が多い】
ストーリーの演出で変なミニゲームをやらされます。スナイパーによる狙撃、UAVで爆撃、崩壊する建物から走って脱出、など。正直どれも面白くないし、ゲームのテンポを損ねていると思います。
【バグ・フリーズが多い】
特定箇所で進行不能になったり、オブジェクトにハマって動けなくなる事がありました。又オンオフ問わずフリーズの頻度が少し高い。画面が切り替わる時やオートセーブが入る時に発生しやすかった気がしました。
【オンライン対戦がやや難しい】
スパイがTPS、傭兵がFPSなので基本スパイ側が有利です。傭兵側は装備の特性に対する理解や仲間との連携が重要になる他、上からのスパイのドロップアタックへの警戒も必要です。(これがインチキ臭いくらい強い。)マップが把握できない内はなすすべなく殺され続けるでしょう。
COMMENT
長く遊べるゲームの特徴とは何か。その一つとして、「上達する喜びを味わえる」という点が挙げられると思います。わかりやすい例としては、レースゲームでタイム短縮を目指すという行為ですね。自分のスキルが時間という形で表示され、タイムがコンマ0.01秒縮むだけの小さな成功でも達成感を得られるものです。
本作にもそういった小さな達成感を得られる機会があります。それも沢山。クリアタイムやスコアの更新をしたり、チャレンジと呼ばれる小目標が沢山あるのでそれを達成したり、他の人と共闘したり、対戦では初心者のうちはスパイ→上達したら傭兵という具合に楽しんだり。
昨今ゲームをさせたいのか映像を見せたいのかよくわからないゲームを大作として売り出す傾向が強まっていると思います。それはそれでいい所もあるのですが、演出がくどくて繰り返し遊ぶのが面倒だったりするんですよね。やはり本作のような長く気楽に遊べるゲームがもっと沢山出て欲しいです。
余談ですが、サムの声は深みがありすぎてあまり合っていない気がしました。まあずっと同じ人が演じているらしいので、多くのファンは納得しているのでしょう。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
77pt
GOOD!
ゴースト・パンサー・アサルトの3つのスタイルを選んで自由に攻略できるシステム。
こっそり進んで攻略しても、派手にドンパチしながら攻略しても、各スタイルに応じた報酬が支払われます。
PS2版二重スパイと比べてですが、ステルスアクションとしての攻略の自由度も高くなりました。
各ステージにはパイプや通気口などの攻略ルートが複数用意されており、プレイヤーの思考錯誤次第で何通りもの攻略ルートを確立することができます。
グラフィックはけっこう良い出来です。
同社から発売されているアサシンクリードシリーズに近い精巧さがあります。
やり込み要素がかなりあるところ。
サイドミッションがあったり、主人公サムの装備品を強化するアップグレードなど。
それぞれ特典もしっかりと用意されているので、やりがいも充分あります。
難易度がルーキー・ノーマル・リアル・パーフェクトの4段階あるところ。
ゲーム中で難易度を変更することも可能です。
BAD/REQUEST
全体的に難易度が高めであるところ。
敵の行動・視覚範囲が広いので、高い確率で見つかりやすいです。
特に何度か登場する防弾仕様の重装兵は、こっそり背後からでないと基本的に倒せません(見つかったら成す術なく、ゲームオーバーになりやすいです)。
更に犬も厄介で、敵兵以上に索敵能力が高いので、こちらをすぐに嗅ぎ付けて吠え、周囲を警戒態勢にしてしまいます。
GOODで述べた3つのスタイルですが、基本的にゴースト以外のスタイルはあまり使いません。
ゴーストの方が狙いやすく、報酬も高めなので、自然とこのスタイルでのプレイが多くなります。
他のスタイルでも攻略しやすいように、ゲームバランスをもう少し調節してほしかったです。
アップグレードに必要なお金が数万から数十万と、かなり高額。
普通にミッションをクリアするだけでも数万は稼げますが、なかなか足りません。
金稼ぎのために、クリア済みのミッションを何度も攻略する必要があります。
ストーリーの描写に物足りないと感じる要素がありました。
特にエンディングは駆け足気味で終わってしまう感じなので、少々拍子抜けしてしまうほど。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用
スプリンターセルシリーズはPS2版二重スパイをプレイ済み。
難易度はルーキーでクリア、オフラインのみのプレイです。
過去にプレイしたPS2版二重スパイが個人的に合わなかったので、スプリンターセル自体敬遠していました。
しかし、今作の内容がふと気になり、たまたま中古1300円で売られたものを購入しプレイ。
クリア後の感想としては、予想以上に面白かったです。
PS2版二重スパイはかなり攻略ルートが制限されていたため面白くなかったですが、今作は上述の要素のおかげで攻略の楽しみが増えました。
高難易度なのは相変わらずですが、PS2版二重スパイと比べてある程度緩和され、プレイしやすくなっています。
同社のステルスアクションゲームであるアサシンクリードシリーズと比べると、あまり一般受けしにくい内容ではありますが、とても完成度の高い作品です。
スプリンターセルシリーズが好きな方・ステルスアクションゲームが好きな方にオススメです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
76pt
GOOD!
・3通りの攻略方法がある
誰にも見つからないゴースト。誰にも気づかれずに倒すパンサー。堂々と暴れまわるアサルト
と、ステルスだけでない遊び方ができます。
ゴーストはもちろん、アサルトも高難易度ではただつっこむだけでは即死するのでラストノウン(最後に敵が自分を認知した場所)をうまく利用して攻略する必要があって戦略を考えさせられました。
・ミッション内容が豊富
いろいろなミッションがあり、単調にはなっていません。
・影にいるとヘッドライトが点灯して分かりやすい
シリーズでは画面の明るさが変わったりもありましたが、今回は激しい移動の中でもわかりやすかったです
オンライン
・FPS(1人称視点)の傭兵とTPS(3人称視点)のスパイでの対戦がおもしろかったです。
壁際やへりで隠れるスパイにTPSはあってますし、物陰が見えないで策的する傭兵のスリル感が新しかったです。
・それぞれに装備や武器の種類があるので組み合わせて戦える。CODなどとは違い最初から資金があれば変えるのでレベルアップの必要は薄いです。
BAD/REQUEST
・専用の会員にならないと購入できない武器や装備がある
会員になること自体は無料ですが、わざわざアカウントを作成したり別に認証時間がかかったりと、今後対応ソフトが増えないと無駄でしかないように感じました。
・ローディングは長め
タイトルからミッションを選ぶまでが長くかかります。ホームが中ぐらいの広さの飛行機の中のせいもあり、雰囲気はいいですが気軽にプレイしづらいです。
ムービーも多めなのでガンガン攻略するにはやりづらいかも
オンライン
・初心者にとってはなれないうちは傭兵VSスパイではスパイのほうが強く感じるかもしれません。また、単純に待ち伏せするには傭兵よりもスパイのほうが有利かも。
COMMENT
今回は3通りのプレイ方法があるのでステルスばっかりで飽きてしまった方にもおすすめかと。
やりこみ要素としてどれか1スタイルに絞ってプレイすることもできます。
オンラインに関してはぜひとも傭兵とスパイのかくれんぼ的な対戦を体験してみてほしいと思います。
スパイが出てこない?ならば地雷をもって突撃するんだな。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-25
GOOD!
オリジナリティー
プレイ過程が3つに割り振られますが、どの結果が悪いということはなく
ポイントに反映されるので、やりがいがある。いいアイデアだと思いました
影から影へ、時には照明を撃って影を増やす。生かせる場所は少ないですが
ステルスの楽しさはありました。
熱中度
しっかり動きを観察して行動しないと、すぐ見つかる
敵の行動パターンが豊富で、窓の外を見たり、階下を覗き込んだり
突然振り返ったり、緊張感がある
天井のパイプに張り付いていて、上を向かれたときはドキッとしました。
満足感
ソロキャンペーンに協力(ソロ可)、対戦と、かなりのボリューム
笑いの一切ない内容ですが、ミッション直前の主人公の顔芸?
サウンド
基本は無音ですが、警戒や発見時の曲は、緊張感をあおります。
BAD/REQUEST
満足感
銃の取り扱いにあまり違いがないので、装填数かダメージを選びがち
たまったポイントの使いどころが少ない
シリーズものとはいえ、人物説明まったく無しで進んでいくので
初見に厳しい上に、ぼんやりした話が、なんとなく進んでいく
快適さ
ロードが長い、とにかく長い。
銃の選択にも読み込みに行くので、テンポが悪い
協力プレイでは、かなりの頻度でフリーズします。
起動時間が長いとフリーズ?観戦カメラでもフリーズ率高いです。
プレイヤー補助のエクスキュートも、結局使わない
COMMENT
協力プレイメインで遊んでいます。
仲間に伝えるすべがなく、ボイスチャット頼みなので、簡易命令は欲しかった。
敵へのマーカーに数字つけるだけでも、命令要素はできたと思う。
ソロだと倒す順番を決めるパズル要素、二人だと敵の背後取り合戦
隠密、暗殺、スナイプ、アサルト、罠兵
結果はどうであれ、過程を選べるのは、いいアイデアだと思いました。
敵の出現や行動パターンも結構変わるので、周回プレイも飽きないです。
ロードの長さとフリーズさえなければ、動かしていて楽しいので、残念。