このソフトのレビューを書く

【PS3】KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド) レビュー

発売元 角川ゲームスオフィシャルサイト
発売日 2013-08-01
価格 7980円(税込)
レーティング 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:ファンタジー・アクション
■ プレイ人数:1人

総合ポイント
49
(難易度)
1.86
レビュー数
7
スコアチャート KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)レビューチャート


0%
0-9
14.3%
10-19
14.3%
20-29
0%
30-39
28.6%
40-49
0%
50-59
14.3%
60-69
14.3%
70-79
0%
80-89
14.3%
90-100
【60点以上】
42.9%
【標準偏差】
26.89


デフォルト:新着順

522人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 4pt 3pt 4pt 4pt 3pt 3pt
総合点
77pt

GOOD!

自分はディレクターの須田剛一のファンなのですが、彼の作品はゲーム性が欠けていることが多く、最近はそこまででも無いにしろ、ゲーム性に期待してるファンは多くはいなかったはず…

ただ今回は違う、いい意味で裏切られた、面白いアクションゲームだコレ

アクションのコンセプトが明確で「ノーダメで敵を切り続けコンボを稼ぐ」をテーマに、多くの要素が上手く噛み合っている。
主人公の攻撃は基本「重い」ゆっくりとしたモーションなのだが、コンボを稼ぐにつれ高速化する。
コンボ30を超えて敵にとどめを刺せば、好きにドロップアイテムを選べるボーナスを得れる。
敵もスーパーアーマーでコンボ中でも殴りに来るが、その攻撃をジャストガードやタイミングよく回避することで、更にコンボを稼ぐチャンスを得る。
リスクを負うことに対するご褒美が大きく、純粋に気持ちいい、ベヨネッタのウィッチタイムのように攻撃チャンスと共に、さらにアイテムまでおまけしてくれる感じだ。

シナリオ・演出もいつもの須田剛一でオンリーワンな魅力にあふれている。スタッフロール終了後「なんじゃこりゃ」と悶絶し、考察しながらの周回プレイがやっぱり楽しい。映画館と違って何週してもいいからお得だ。

映像面は「Killer7」のようなコントラストが強く独特な表現が現行機パワーで更に強化され、主人公「モンド」が映像的にやたらかっこよく仕上がっている。女だったら惚れてたね。

BAD/REQUEST

欠点と言えばムービーにちょくちょく入るロード、盛り上がってる時にロード画面のノンビリしたBGMが挟まれ、萎える。もったいない

そして日本語吹き替えのリップシンクが合ってない、いい演技なのにもったいない。

ただ歩くだけの演出のステージがあるのだが「長い」、演出意図はわかるけど「長い」、周回プレイの時萎えてしまうのは問題だった。

ジゴロミッションでのクリアのご褒美がしょぼい、初回こそ特殊武器をくれるしベットインだしで、テンションはガン上がりだがその後の二周目クリア時のオマケみたいな貢物では、プレイする士気が削がれてしまう。

全体的なボリューム不足、DLCがあるとはいえ、ミッション数、武器、スキル、が少なめ、休日犠牲にすれば一日でクリアは出来る。二周目するけどね。

COMMENT

ゲーム性がシンプルかつスマートにまとまっており、複雑に考えること無く楽しむことができると思います。須田剛一の名前を知らない人にも、プレイして貰いたい出来でしたし、ファンには予想以上にうれしい出来だったかと。
今後の展開が楽しみです。

   
プレイ時間:05時間以上15時間未満(クリア済)
nysanさん  [2013-08-08 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

465人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 2pt 1pt 0pt 0pt 2pt 0pt
総合点
17pt

GOOD!

■アクション(一部除く)

アクションはまあまあ良いです。後半の雑魚乱戦に関して言えば、爽快感はあります。回避やガードクラッシュを駆使出来る様になれば、途切れることなく連続攻撃が出来ますし、良いテンポも維持できます。ドッジバーストと言う必殺技も沢山発動出来ます。

BAD/REQUEST

■ストーリーがない

ストーリーは意味不明と言うか、そもそも話としての起承転結が一切ありません。ですので、このゲームにストーリーはありません。ただの印象風景、誰かと誰かの会話の断片の連続です。没入感は皆無で、どのキャラクターにも何の感情移入も出来ません。例えば、心理描写として半熟卵がどうこうと何度も言われても、何の印象も覚えず、訳が分からないだけです。

このゲームをノーモアヒーローズやキラー7みたいなゲームと思って買うと必ず面食らいます。もしストーリーを用意するとしたら、悪い奴を倒して美女をゲットするとか、単純明快なストーリーで良かったのではと思います。

■ステージの酷さ

これはあんまりではと思う上、ネタバレに該当しないと思うので、書かさせて頂きますが、最終ステージが他のステージの使い回しです。部分的な使い回しではなく、マップにもテクスチャ(ごく一部以外)にも一切の変更のない全面的な使い回しですので、かなり酷い手抜きです。

また、夢がどうとかの複数の夢ステージ(対戦場)も、風景に何の印象深さもなく、構造的にもマップ構造すら放棄したような手抜きステージであり、更に使い回しが酷い。一連の夢ステージは、開発費が足りないからこの様なステージとなったのか、それとも開発費とは関係なく、元々意図的にこの様なステージなのか。どちらにしろ、やっつけ感が酷すぎると思います。

■ボスが弱い

ボスがあまりにも弱すぎます。基本的にどのボスも大した広範囲攻撃がありませんので、接近しなければ基本的に安全、パターンを読むまでもなく、適当にガードや回避(ダッシュ)を駆使してヒットアンドアウェイしてれば知らない間にボスは死んでいます。接近戦もあまりにも単純すぎるパターン攻撃ばかりなので、初見であるにも関わらず、戦闘中に戦闘に飽きる程です。

■敵が少ない

爽快感のあるアクションが出来る割には、敵が全然出てきません。ゲーム前半はスカスカです。ゲーム終盤のステージには敵が結構出てきますが、ステージが短いので、なにか物足りないままボス戦に突入する感じです。せっかく回避やガードクラッシュにも馴れてきて、戦闘(特に乱戦)が面白くなってきたと言うのに、その頃にはもうゲーム自体が終了しています。

■アクション(一部)

ドッジバーストの発動のタイミング自体は面白いのですが、発動後、ボタン連打しかやることがないのは残念でした。

■音楽

印象深い曲は一切無かったです。アクションでは「盛り上がる音楽」「燃えるシーン」みたいな物はとても大事だと思うのですが、このゲームにはそもそもストーリーがない為、当然「ここ一番」と言うシーン自体も無く、その為に音楽も全く機能してない感じでした。

COMMENT

価格がかなり落ちてから買いましたので、値段相応だと思いましたが、フルプライスのゲームではないと思います。ダウンロード販売で1780円位でちょうど良いタイトルです。ボリュームは少なく、どの方でも難易度に関係なく大体6〜8時間位でクリア出来ると思いますが、とにかく内容が薄いです。アクション馴れしてる方には間違いなく物足りない内容だと思います。本編以外のミッションやジゴロモードも、特に魅力やゲームとしての面白さが感じられず、上手く機能してるとは到底思いませんでした。本当にこのゲームに入れ込んでる方以外は、特にやり込もうとは思わないでしょう 

   
プレイ時間:05時間以上15時間未満(クリア済)
FMPCMさん  [2013-09-26 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

428人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 3pt
総合点
100pt

GOOD!

 過去のグラスホッパーマニファクチュア(以下GHM)作品を思い出させる名前やキャラクターデザインや「キラー7」のようなグラフィックスに加え、「デビルメイクライ」から定義されただろう剣と射撃のスラッシュアクションと本来二重に目新しいものではないかに見える。


 ところが実際のそのプレイ感覚はウェルメイドな「デビルメイクライ」的なスラッシュアクションでも、過去のGHM作品の名前やガジェットを大量に搭載していながらこの作品でしかあり得ないワンアンドオンリーの実感が残るのである。


 それには主要なスラッシュアクションのメカニクス・デザインのタイトな構築と、GHMのアートの両者が合致しているのが大きい。基本は剣劇の連続でコンボを稼ぐことで、射撃やヒーリングから一撃必殺のアドレナリンバーストなど特殊能力を使用するためのブラッドゲージを溜めて戦況を有利に持っていくことが主だ。


 なので敵が取ってくるのは「いかにコンボを稼がせないか」という目的に絞られており、攻撃のコンボを受けている最中でも怯まず攻撃に転じてきたり、防御の体制を取ることでコンボを途切れさせようとする。

 そうした敵の攻撃に合わせた行動が打撃の連打で敵のガードを開けたりジャストガードやドッジといった回避行動であり、これらに成功すれば敵の体制を崩しコンボを増やすことに転じられたり、このゲームのアクションのハイライトであるドッジバーストによって高速で切り刻むことでコンボを稼ぐことができる。


 単なるコンボ稼ぎの攻撃作業だけでなく、敵の行動を見ながらこちらが防御・回避などの行動を成功させることの大きなレスポンスがあり、最終的には荒れ狂うように高速化して刀を振るい、止めの処刑ムーブへと移行する。そこで体力レベル・ブラッドレベル・スキルレベルを上げるいずれかのパラメーターを上昇させる処刑ムーブをすることが出来、徹底してプレイヤーのアクションの成功に合わせた見返りとしてさらなるアクションの快楽の提供や、RPG的な主人公の性能成長の大きな見返りというリターンがある。これらのサイクルを構築することで攻防や戦術習得による快感原則から外れないようにしている。


 また本作はスラッシュアクションに海外のTPSが混ざった形でもあり、ステージのレベルデザインによってはそのまま簡単なカバーリングシューターのようにもなる。意外にこのあたりのミックスはスラッシュアクション界隈では未開拓であり、ゲームメカニクスとしてこの二つの相性は果たしていいのかはともかく、大崩れになってしまうようなゲームバランスの崩壊も無く「シャドウオブザダムド」の経験が有効に働いている形となっている。


 このようにメインもサブも様々なミッションが多数あるがそれらのテクニック上達・実践を行えるミッションも多々あるため、技術上達の熱中度は高い。


 音楽もかなり高田雅史期のGHMのような方向に合わされる形になっており、全体的な音の表現は良好。ドッジバーストやアドレナリンバースト発動時にマントラのようなコーラスが聞え、主人公モンドの左半身が狂気的に包まれるその瞬間に本作のアートとデザインが一致したそれを見られる。

BAD/REQUEST

 若干プレイヤーの技術習得の成長曲線が荒く、序盤にしてコンボだけでなく射撃・回避・防御のタイミングをかなり習得した状態でないと苦しいボスと闘うことになる。


 ミッションの結果としてランク付けが為されるんだけど、ここではプラチナゲームスのような小多数のコンボ数・ダメージ量・クリアタイムなどプレイヤーがすぐさま理解できるようなセクションだけでなく独自の評価軸として「打撃手当」とか「射撃手当」といった、意識的に打撃や射撃を要求するセクションがある。それはともかくとして中には「幽霊手当」「紳士手当」といったまったく一見してどういう評価軸なのか明確ではないセクションもミッションによってはあり、一体どうすればいいのか戸惑う。

 また、プラチナ神谷作品「ベヨネッタ」をトップとして比較すると、斬撃・打撃の混合やディレイによるコンボツリーが無く、慣れてくると斬撃の連打が通常の状態になって如何に敵の攻撃行動を回避・対応するか?が意識の主軸になる。ただこのシンプルさが本作の良質さを保証しているのも否定できないためスラッシュアクションファンにはこのあたりで分かれるかもしれない。


 GHMはこれまでゲームメカニクス・デザイン構築にぜんぜん興味が無いってのは長年見ているファンなら分かると思うけど、今回GOODでも上げたように基礎ゲームメカニクスやデザインは過去に無くタイトに出来あがっている。それだけに、明らかにこれは須田剛一自身が大きくディレクションしただろっていうアイディア一発賭けの表現全開のエピソードが浮く。


 音楽は全体的に良質な一方、本作ならではのアンセムと言える曲が無い。「シャドウオブザダムド」でも「ロリポップチェーンソー」でもテーマがあったわけだし。あ、でもクラシック「新世界から」のアレンジがそれってことでいいのか・・・

COMMENT

 ゲームメカニクスで言えば「スラッシュアクション&TPS」という意外に未開拓または開拓途中のジャンルであり、TPSの「狙う・カバーする・位置取りをする」という、スラッシュアクションと相反する溜めや待ちが要求されるデザインの目的の中で「狙う」の要素が大きくなっているため大崩れになるような相反もないし、大型の敵には鎧を撃つことで外していくことができるなどなどで戦略を崩して行けるなどこの方向性の可能性を探っているかに見える。


 「メタルギアライジング」でスラッシュに自由切断、DmCでイギリス風味でリブートとスラッシュアクションは行き詰ってマニエリズム化してるか否か?の中でこの日本の得意とするジャンルと海外の得意とするジャンルのミックスが今後GHMで極まって行けば「スラッシュ&シューター」というジャンルを切り開けるかもしれない。


 これまでもデヴィッド・リンチの映画のような現実と夢、記憶と認識、自己と他者といった境界が揺らぐ世界と物語を作ってきたのだが今回のこれはもっともリンチらしい物語であり、それは「ロスト・ハイウェイ」や「マルホランド・ドライブ」のような、意図的に重要な情報を語らず、主人公が過去にあった重大な記憶を押し殺し分裂するそれだ。以上のリンチ作品の謎解きとその実体を見るのに慣れているならば、バラバラのようだがその実シンプルな物語であることが分かると思う。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
EAbase887さん(Webサイト)  [2013-08-05 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: Amazon カスタマー
レビュー日: 2017-06-30
破格の値段だったので覚悟はしてましたが、あまりにもヒドいゲームです。アクションゲームらしくない操作性で、しかも激ムズです。
もっとコントローラーをフルに活用して欲しかったです。はっきり言って、FCのコントローラーでも良いんじやないかと思うほど、○と◻ボタンくらいしか使わないです。

ストーリーはイージーで何とかクリア出来ました。二週目はやる価値なしです。
あとはエロくらいしかやらないで保管しておきます。

【PS3】KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)
レビュー投稿フォーム

レビューを投稿する前に

レビューをご投稿して頂ける皆様には心より感謝しております。
あらかじめ下記注意事項のご確認をよろしくお願いいたします。

  • 投稿時、IPアドレス等も取得されます。
  • ゲーム関連会社・proxyサーバー・公共施設(ネットカフェ等)からの投稿が確認された場合、投稿内容に関係なく削除対象となります(多重や不正投稿の緩和のため)。ご自宅のパソコンからよろしくお願いします。
  • ルールにより、最低5時間以上プレイしてから投稿するようよろしくお願いします。(5時間未満が確認された場合、削除対象となります)
  • 改訂稿はこちらからよろしくお願いします。
  • 自分の名前(HN)が固定されていない方へ

「通りすがり」「匿名」「名無し」など……禁止です。

任意。非掲載時の連絡の際に使用されます。予期せぬ不備や事実誤認、誤って規約に抵触してしまい、それらによる削除依頼もありますので、アドレス記載を強く推奨します。(連絡するだけなのでフリーメールも可です)


ご自身のブログ等が無い方、レビュアー登録していない方は空欄。

PR URL>URLをご自由にご記入いただくことで、ブログ、おすすめのサイトやアフィリエイトなど、公序良俗に反しない範囲でリンクを設置することができます。
レビュアーID>レビュアー登録によりレビュアーIDが発行され、レビュアーの嗜好などを紹介したページへリンクされます。仮登録された方で本登録が完了 していない方は「仮登録中」とご記入ください。レビュアーID登録者はパスワードを記入しないようご注意ください。
レビュアー登録はこちら(別ウィンドウ)

注意事項
  • 「GOOD!」「BAD/Request」の欄は、何がどう良かったのか(悪かったのか)最低何かひとつでも”ゲーム中身”とその 理由を具体的に記載して下さい。例えば「グラフィックが良い」”のみ”の記載は、他にゲーム内容が書かれていなければ50文字以上でも「ゲーム内容記載漏 れに抵触」と削除依頼されます。この場合「どうグラフィックが良いのか」「どの部分でグラフィックスが良いと思ったのか」”中身”を記載して下さい。
  • 批判ではなく誹謗・中傷。他レビュアーに対する批判。ネタバレ等はしないようよろしくお願いします。(該当部分を削除する事もあります)

  入力文字数:0

  入力文字数:0

総評として該当ソフトの感想・自分の嗜好・プレイ環境や購入動機等


  入力文字数:0
点数に関する注意事項

ソフトに対する満足度に関わらず、項目に沿った判断で採点して下さい。 総合点計算機計算機
「廉価版や中古により、定価より安く買えた」「高く売れたから」などの理由で”加点”するのは禁止となっています


独自性。過去にない斬新なアイデア

綺麗な画像、ムービー、キャラクターなど

BGM、音楽、効果音など

飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

■ 投稿すると、掲載基準の規約(削除ガイドライン)や注意事項に同意したとしています。