オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt |
55pt
GOOD!
・オリジナリティ
基本はよくあるディアブロ系のハック&スラッシュでいながら、5つの武器を装備するコンボシステムや、攻撃によって敵の感情が変化するビヘイビア、一定の数値内でやりくりするトーチカシステムなど、独自色を出そうとしているのが伝わる
・グラフィックス
2D部分のイラストは個性的。
特に数人いる魔女たちはどれも魅力的で、出番が少ないキャラがいるのが惜しいほど。
・音楽
曲数も多く、クオリティも高い。
全編通して雰囲気にあっており、的確に盛り上げてくれる。
・ストーリー
序盤はアクの強いキャラクターたちが好き勝手やってるだけの、悪い意味での中二的なストーリーに見えたが、終盤になるとそうした部@分がすべてがつながっていき、見事に盛り上げてくれる。
この世界観でなくては作れないストーリーを見事に最後までやりきってくれた。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
GOODで挙げた部分などがゲームを面白くすることにほとんど寄与しておらず、煩わしさばかりを感じられた。無能な怠け者より無能な働き者の方が厄介というのを地でいくようないらない工夫だった。
・グラフィックス
3D部分がお粗末。
モデリングもいまいちだし、ジャギがひどい。
・ストーリー
中盤がとにかくだるい。
最後までやるとそのだるい展開も必要だったとわかるのだが、実際に三回ほどこのゲームから離れた時期があったので、だるいのは確か。
・快適さ
全然まったく快適じゃない。
やたら煩雑で直感的でなくわかりにくい操作方法。もたついた攻撃。ちよっと走っただけですぐにへばるスタミナ制。とにかく広い、広すぎる単調なマップ。そのマップを何度も出入りしなくてはいけないギガカロリー&闇払いシステム。その出入りのたびに入るクソ長いロード時間。雑魚が一撃二撃で殺してくる極端なゲームバランス。ヒントなしのストーリー分岐としらみ潰しに歩きまわるしかない終盤の展開。
とにかく心地よくプレイさせることが嫌で嫌でしょうがないんじゃないかといいたくなるような不快さ。
難易度の高さは良いのだが、画面の見づらさなどで難しくなっている面も多く、とにかくプレイ中は終始イライラしていた。
ハクスラでありながらその部分が足かせにしかなっていなかったので、普通のアクションRPGにして欲しかった。
COMMENT
端的にいうとストーリーとキャラクターと音楽はいいが、それ以外は全部ダメなゲーム。
ただ最近のゲームにない不親切さや荒削りな感じが、ストーリーと相まって独特な世界観を生み出しているのも事実。
人によって名作とクソゲーのどちらに評されてもおかしくない、個性的なゲームだった。
ものすごいイライラしたが、最終的には好きなゲームになった。
このテイストを生かした続編(あるいは同スタッフの新作)を期待したい。
ただ、ロード時間だけは本当になんとかして……
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt |
51pt
GOOD!
・ストーリー
序盤のエグイ展開により「人を選ぶ」に昇格?している本作ですが、終わってみれば日本一の物語だなぁと感じます。CERO【C】になり残酷描写、卑猥な表現とともに物語に多くの伏線、整合性が備わった日本一系ダークファンタジー。メーカーファンなら世界観含め、魅了されること間違いなしです。
・キャラクター
主人公の一人である「沼の魔女メタリカ」が非常に魅力的。日本一系では鉄板な性格で端的に言うと序盤は「容赦のないラハール様」で終盤は見事「ラハール様」になるのですが、女性であることで今までの日本一キャラとの差別化に成功しています。
・世界観
ストーリー、キャラクター、ミデアという世界、3つの関係性が絶妙にマッチしています。多くの伏線もほぼ回収されるため、他媒体の補完に頼らずとも世界観を十分に堪能できる点は、このゲームの優れたポイントだと思います。
BAD/REQUEST
とにかく問題ありすぎですが、戦闘システムは一言「雑」です。
・装備の切り替えに関して
耐性持ちの敵が多いにも関わらず、一度メニューを開かないと武器切り替えができないのは致命的。十字キー右(装備メニューへのショートカット)ではとても補えないです。
・ファセットに関して
メイン1個、サブ2個装備できるマスク、要するにジョブチェンジです。しかしどのマスクをしていてもマスク3個全てのアビリティが常時発動しているため、切り替える理由がほとんどないのはいかがなものか。
せめて各ファセットごとに装備欄を作ってほしかった。もっというと十字キー左(ボーナス表)を削除して左右でファセット+装備の切り替えがしたかったです。ファセットはメインとサブでアビリティが切り替わるなど、やり方はもっとあったはずです。
・捕食などの補助システムに関して
ミスティカル・ダッチ → 敵の攻撃をぎりぎり避けることでスローモーション化。ただし敵の攻撃判定が残るため逃げ回るだけになることも。避けた攻撃だけでも判定を消したほうが良いのでは?
エクストラ・チェイン → 一撃で倒せる雑魚狩り専用。活躍の機会がほとんど無い。
捕食 → ギガカロリー(行動力を数値化したもの)回復には大きな意味があるが、アイテム袋にゴミが増えるためギガカロリー減少時は退却するのが無難。あくまで緊急時用。ゴミと一緒に捕縛時のアイテムもくれれば価値があがったと思う。
捕縛 → 敵をアイテムに変える。主に換金アイテムだが、このゲームはほとんどお金を使わない(本作でお金が必要なのは「紙とペン」ぐらい)。一応防御系のアイテムが手に入るため価値がないわけではないが微妙。
・ボス戦に関して
ボスのガードゲージが減ったときに大ダメージを与えられるのだが、ガードゲージはボスが攻撃するとき以外は減らないというのが曲者。要するにカウンター狙いであり、受身の戦いになってしまいます。手順を踏んで敵の弱点を露わにするなどもう少し工夫が欲しかったです。あと毒で死なないでください。萎えます。
・闇払いに関して
走破した場所をマップに記憶する能力だが、範囲が狭すぎる。ピラーやをファセットで範囲を広げる能力が欲しかったです。
・グラフィックに関して
透明化処理がないため森の中等見づらい場所で戦う場合は行動時にキャラ周辺に出現する文字表示だけが頼り。乱戦になると何がなんだかわかりませんし、視点変更でも補いきれません。
・町の住人に関して
攻撃してもダメージを与えられず、倒す方法は毒の蓄積ダメージのみ。これはCEROに関わる部分だと思われ、直接倒せるようになると【Z】になるのでしょう。仕方ない部分ではあるが、住人たちが百騎兵より強いという現実はどうなんでしょうか。
COMMENT
改善すべき点が非常に多いゲームです。
難易度が敵の攻撃力依存とか、装備品を鍛える意味がほとんど無いとか、アイテムの管理が面倒とか些細なレベルで、アクション部分の作りこみが雑すぎる。このゲームを開発した人はこのゲームを、または似たようなアクションゲームをプレイしたことがあるのだろうか?
爽快感が無いわけではないし、ストーリー目的で走り抜ける価値はあると思います。そのためのカジュアルモードも7末に追加されました。しかし、動画サイトで十分といわれたら否定できないかも。
37インチ。エンディング全クリア済み。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
70pt
GOOD!
ストーリーはこのゲーム最大の見せ場
・ストーりー展開は久々にくるものがありました。
・明るいものではないですが熱くて切なくて・・・プレイするからには是非最後まで見てほしいです
世界感に見合ったとても良いBGM
・サントラ同梱の初回版買ってよかったなと思える程度
・ボス戦やなんとも言えない不思議な歌はクセになります
狂気的なキャラたち
・下衆の連発だったり腹黒だったり胸糞だったりひどいモンです。が、なぜか魅力的
カジュアルモード
・存外即死系なので常時カジュアルで問題ないです
・何のデメリットもないのが嬉しいところ
・百騎兵がかわいい
・というか大体みんなかわいい
・エネミーのネームドが面白く、ぽつぽつ挟まれている小ネタ?も面白い
・咀嚼連打
・一部ファセットの独自スキルの戦い方は自分の中のRPG戦術に革命を起こしました
BAD/REQUEST
自由な探索が出来ない
・歩けるマップの広さに対してこちらのギガカロリー(活動時間)が全然足りない。回復も出来るがやっぱり足りない
・1回目に大雑把にマップ開放→2回目にアイテム漁り兼開放→3回目に進むという感じ。手間すぎる
・食べ歩こうにもおなかの要領が足りない
折角のコンボシステムが後半枷になる
・コンボでザクザク敵を刈り取るのは気持ちいいのですが、終盤敵が固く振り回すだけスキを晒して返り討ちにあってしまう
・武器切り替えが手間なのも相まって強い武器を1~2個セットからの一撃離脱の繰り返しに。折角の無双感が・・・
・ボス戦もだいたい一撃離脱のごり押し。なんてこった
やり込み要素が微妙
・プレイ時間の大半がカロリーによる往復時間とロードであってやり込みとはちょっと違うかな?
・カンスト目指すより素直に武器縛り周回等しているほうが楽しかったりします
カメラワークが残念
・ほとんど見下ろし固定画面なのでキャラCGをよく拝めない。ギャラリーモードとかあればなとたまに思う
・固定アングルが探索や戦闘にも悪影響でたまに理不尽
・アクションRPGでありながらアクション要素は単調
COMMENT
「人を選ぶ」タグがこれほど似合うゲームはそうそうないかと思います。
幸いにも私は良い方向にマッチしたのでとても楽しめました。
民家に殴りこんで征服、下衆いワードの連発、無慈悲、陰鬱かと思えば爆笑するメタリカ、他・・・どれも新鮮で魅力的。
何よりストーリーの構成はフロム脳気味の自分には堪らないものでした。
それだけにカロリー関係とロード、どう転んでも万人受けしない所は非常に惜しい。
裏を返せば非道で下衆なキャラクター達がやりたい放題、しかも詳しい解説もないまま終了してしまう有様で、合わない人はとことん不愉快なゲームへと変貌。(実際不愉快オンパレードなんだけども)
不安な方はネタバレ覚悟で序盤の動画などを見てからの検討をお勧めします。
・・・ぶっちゃけキャラの魅力とストーリー展開だけで成り立ってるゲームなのかも知れませんが、面白かったので良し!(自己完結)
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-12-22
これだけなら本当に出来の悪い中途半端な高難易度ゲームなんですが、
とにもかくにもストーリーやビジュアル、音楽がとても良いです。
そしてストーリーの魅力を語るとネタバレになる。そんな作品です。
是非ともお勧めしたい。マイナス要素はあるけど☆5つけたい。そんなゲームです。
GOOD!
ストーリーは序盤はアレでしたが進めば進むほど先が気になりとても出来の良いものだと思いました
音楽もマッチしており聴いてて場違いのような曲はありませんでした
難易度もパッチで変更可能になったり、敵を補食し回復したりアイテムを胃袋に一時保管したりするシステムは良かったです
キャラクターも魅力的ですが、普通にクリアしてしまうとまったくどういうキャラなのか分からないまま終わってしまったりするキャラが出てくるのは惜しいところでした
BAD/REQUEST
[戦闘]
ARPGにしては戦闘が単調です、ヒットアンドアウェイ繰り返すだけで雑魚はなんとかなったります
敵を一撃で倒すと追尾して自動で他の敵を攻撃してくれるエクストラチェイン
後半は一撃で倒せるわけないのでほとんど使う機会がなく序盤でも追尾する敵が遠くて活かせません
敵の攻撃をギリギリで避けると数秒スローモーションになり攻めやすくなるミスティカル・ダッジ
スローモーションの時間も敵の攻撃判定があるので近距離攻撃しようとして失敗すること多々
一度ダウンしてしまうとなかなか起き上がるのに時間がかかり周りに複数敵が居る場合ハメられます、後半は一撃が重いのでそれで死亡することも良くありました
武器にレア度が4種類あり、一番レアの高い場合はLvが99まで上がります
1話なら武器名? 2話なら武器名?というように武器に数字がついて強くなっていきますが
少し話を進めてしまうとすぐに抜かれてしまうため売るか捨てるかするハメになる
その辺はディスガイアでもそうだが、売ってお金を増やしても、買うものがとくにないため意味があまりないのが残念
売るのもページ移動がないため売りたいものをイチイチ探して売らなきゃならないし
捨てるのも1個1個選んでしか捨てられないので非常に手間です
後半になればなるほどマップが暗くなり見にくいうえに敵も黒く非常に戦いにくい
耐性持ちの敵が多く武器をイチイチ変更するのも手間なので装備セットのような複数の装備を瞬時で入れ替えられるシステムが欲しかった
ロードが多いのも気になりました
ワールドマップからダンジョンには入る時、ダンジョンからワールドマップに出る時、拠点に戻る時にロードが発生します
ディスガイアの場合はゲーム起動時に長いロードでゲーム中のロードを抑えてますが
このゲームは起動時に1分以上のロードが発生するうえにゲーム内でもロードが起こるのはストレスがたまります
ちょっとだけダンジョンに用があっただけで拠点に強制的に戻らされてロード
拠点からダンジョン入ってロードと悩まされます
エンディングの種類が3種類あるのですが1つのエンディングのみ次の章に行ける仕様
他のエンディングの場合は1章に強制的に戻され最初からレベルや武器を引き継いで開始
なのですが、一度見たイベントは一切飛ばせずもう一度見ることになります
×ボタンで早送りは可能ですがキャラの移動は飛ばせないため長いイベントはストレスとなります
町では住居に侵入しアイテムを奪ったり町の人を攻撃したりできます
住居侵入でアイテム奪うのはまだおもしろい機能なのですが町の人を攻撃してもダメージが与えられない上に反撃され最悪の場合死亡します
町の子供にすら傷ひとつ付けられないのに攻撃できるのはどうかと思う
とくに辛いのはフリーズでした
ダンジョンマップから拠点に戻るロードの時にフリーズ
ダンジョンマップからワールドマップに出る時にフリーズの2パターンを体験しましたが
ワールドマップに出る時のほうが起こりやすい気がします
セーブが拠点でしか行えないためダンジョンでいくら良い装備が出てもマップ到達率上げてもフリーズしたら無意味になります
せめてダンジョン内にセーブする場所があればこんなことにはならなかったのに・・・
COMMENT
延期してこの出来ではちょっと期待はずれです
いろいろとやろうとしてるのは伝わりますが、イマイチそれを活かしきれてない
ストーリーは中盤〜後半は非常に良いのに戦闘が単調、ボス戦もボス攻撃時にしかダメージが通りにくい仕様で結果的にヒットアンドアウェイになってしまいます
また、発売元は日本一ソフトウェアですが開発元はNoraという会社なので
日本一のゲームと思って買うと痛い目を見るかもしれません