【PS3】NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-04-04 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1~8人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
67pt
GOOD!
3はプレイ済。
・滅却、残酷表現の復活
個人的にはこれが一番うれしかったです。
滅却でとどめをさす爽快感、飛び散る血肉表現はたまりません。
・武器の増加
3では刀一本だけでしたが、大鎌、爪、二刀などが復活し、
アクションの幅が広がりました。
・不要なイベントの削除
無抵抗の人間へのとどめが削除されました。
必要性が全くないので、スムーズにゲームが進みます。
BAD/REQUEST
・不要なイベントを捨て切れていない
無抵抗の人間へのとどめは消えましたが、クナイクライムなど、まだ不要なイベントが
残っています。残しても全く意味がないと思うのですが・・・楽しさがわかりません。
・ハヤブサはおしゃべり
2の時と比べてものすごくおしゃべりになったハヤブサさん。
ハヤブサ=寡黙というイメージがあったので、個人的にこれは拍子抜けしました。
・ボス戦が苦痛
なんでこんな攻撃モーションにしたのだろうというぐらい、
イライラします。特にCH3の恐竜。
初代や2の時のようなバランスのとれたボス戦はどこへ・・・
COMMENT
最初からこれで出せよ・・・というのがまず最初に感じたことです。
前作の出来があまりにひどかったので落胆したのですが、今回のREは
期待以上ではないものの、良作だと思います。
やはりNINJA GAIDENはライトユーザー向けにつくってはいけません。
3のような駄作になってしまいます。
板垣氏がおっしゃっていた、「NINJA GAIDENが表現したいのは生と死の狭間の掟。
ハヤブサにスーパーニンジャたる資質は与えたから、死んだらプレイヤーのせいですよ」
を体現したシビアなゲームを次回作で望みます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 5pt |
75pt
GOOD!
グラフィックは単純に綺麗かどうかなら平凡ですが兎に角戦闘が始まると血煙が舞い敵もプレイヤーもあり得ない機動力で動き回るので凄まじい臨場感です、
またニンジャガ2に比べれば減ってはいるものの武器の数が多く個性的で楽しいです。
敵も強いですがプレイヤーも圧倒的に強く敵はダメージを負うと腕や足がちぎれ飛びます、それでも這ってでも攻撃をしかけてくるのは相変わらずです。
プレイヤーは戦闘中は無駄に複雑な同時押し前提のコンボやQTEまがいの茶番をやらされずスト2やVF程度のコンボができる腕があれば直感的に戦うことができます、
これにより骨太のアクションを直感的に楽しめます。
協力ミッションも相方がいるなら頭領あたりまでなら非常に楽しいです。
BAD/REQUEST
難易度が高いのはよいがイージーモードがいきなり無敵モードと極端でかつ最高難易度は敵がコンボ抜けをしてくるのでカウンター攻撃の断骨でないと安定しない。
武器が多いとはいえ2にくらべれば幾分かすくない(トンファーなど)
相変わらずボスがつまらない、ストーリーがつまらない
意味がないステルス、クライム。ステルスに至ってはステルス殺害したはずが次の瞬間には敵にみつかる意味のなさ、L1とR1を交互に押すだけのくだらないクライム
全く対戦相手のいないオンライン対戦、相手がいないので評価すら不可能ですがどう考えても面白くなさそう
協力プレイもフレンドがいないと国内ではまずセッションできないと思われます。
バランスが悪すぎる武器、全くいらない女キャラ。正直女キャラ追加するぐらいなら武器を増やしてほしかったです、同様オリジナルキャラもいりません。
COMMENT
360版の無印2にどっぷりはまった反動でΣ2があまりにもつまらなく、3に至ってはΣ2とあまりに悪い評判で手すらだしてませんでしたがフレンドが3REは面白いと絶賛しておりいつの間にか廉価版が出ていたので購入しました。
結果はなぜ発売日に買わなかったのだろうかと後悔するほどの素晴らしい出来でした、無印2には遠く及びませんがいわゆる大作と呼ばれたアクションのどれより格段に骨太な純粋なアクションをどっぷり楽しめました。
もちろんここで言われてる敵がコンボを抜けるなどの不評はその通りなのですがアクション面における不評は最高難易度だけなので、ぶっちゃけそこまでやりこむ人でなければ問題はないです。
むしろこのゲームがつまらないなら何のアクションゲームが面白いのか不思議なほどです、
ボタンを押すだけ、敵の事前調和的な攻撃を回避してコンボを叩き込むアクションは飽き飽きだという骨太なアクションを求めてる人はやらないと絶対ゲーム人生を存するほどの出来です。
ただしニンジャガ無印2には遠く及ばない出来なので無印2に思い入れが強い人は拒否反応を起こす恐れがあります。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt |
78pt
GOOD!
シリーズはΣ2のみプレイ
・雑魚戦が楽しい
雑魚でもこちらの攻撃を回避してくる。こちらの攻撃をどこまで連携させ、どこで敵の攻撃をかいくぐるか駆け引きがある。きちんと意識を持った敵と戦っている実感がわく。空中投げを決めると感動する。
・断骨
敵の強攻撃にあわせてカウンターでこちらの強攻撃を当てると発生。一撃で相手を倒せる。さらに続けて強攻撃するとすぐ近くにいる敵も連続して断骨できる。回避しまくる敵や固い敵をバッタバッタと倒せるとキモチイイ。戦いに緩急が生まれる。
・ニンジャトライアル
難易度の低いものから順にやっていけば、自然とプレイが上達する。やりこみたい人は難易度 超忍・極みをどうぞ。
BAD/REQUEST
・カメラワークが悪い
プレイヤーや敵が見づらい場面多数。滅却して敵にとどめを刺しているかと思ったら、敵に投げられていたということもよくあった。見づらいと思ったら敵と距離をとってカメラを調整するしかない。
・ボス戦
特に大型ボス。敵の硬直の少なさやハイパーアーマーに発狂して挫折しかけたこと多数。「理不尽すぎるだろ…」と文句言いながら初回プレイしてました。もーこれは数をこなして慣れていくしかない。
・シナリオ
基本ないと思ったほうが無難。ヒロインの母娘に魅力がないのもバツ。人気のある紅葉・あやね・かすみをもっとストーリーに絡ませればいいのに。
COMMENT
なんかすげーハマッてしまった。中毒。
問題点もたくさんあるが、それを補って余りある中毒性がある。
疾走感あふれる忍者アクションが楽しい。
オンライン人口もっと増えればいいのになー。
あやねのコスチュームがどれもイマイチなんで、次回作ではカッコいい衣装おねがいします。
GOOD!
従来の作品同様、スタイリッシュに繰り広げられる爽快な忍者アクションは今作にも健在。
特に、3無印からの新システムである断骨のシステムがかなり爽快。
タイミングよく発動させれば、一撃で敵を倒せるだけでなく、付近の別の敵にも続けて攻撃を繰り出すことができます。
敵の血のしぶきを浴びながら豪快に敵を叩き切る演出も迫力があります。
グラフィックは従来の作品に比べて、かなりパワーアップ。
人物やオブジェクトの造りがより精巧になりました。
イベントや戦闘中の演出の表現(爆発など)もよりインパクトのある出来に仕上げっています。
ステージ内での収集要素として、「黄金のスカラベ・水晶ドクロ」があるところ。
黄金のスカラベは一定個数集めるごとに、特定のスキル開放の特典がもらえます。
難易度はHERO・NORMAL・HARDの3段階あるところ(特定の条件を満たせば更なる高難易度も追加)。
特に難易度HEROは体力が低くなった状態の時に、自動で主人公がガード・回避アクションを取ってくれるアシスト機能が発動される仕様になっています。
この仕様のおかげで、敵との戦闘で負けることはほとんどなくなりました。
BAD/REQUEST
従来の作品同様、難易度はかなり高め。
難易度HEROではアシスト機能があるため戦闘で負けることはほぼありませんが、それでも敵の攻撃はかなり激しいです。
そのうえ、敵も回避やガードをかなり多用してくるので、こちらの攻撃を当てることすらかなり難しくなっています。
道中ではクイックタイムイベント(以下:QTE)の場面が多くあり、タイミングや足趾の条件もかなりシビアになっています。
特にボス戦ではQTEの場面が多くあり、場面によっては成功しないと即ゲームオーバーになることも。
正直、戦闘で負けて力尽きるよりも、QTEでタイミングを誤ってゲームオーバーになることの方が多かったです。
ストーリーのボリュームが前作であるΣ2に比べて、若干減りました。
ネタバレ防振の範疇で言いますと、操作キャラ・武器・ステージ数の減少が主な内容。
一応やりこみ要素として、「SHADOWS OF THE WORLD」や「黄金のスカラベ・水晶ドクロ」の収集などがありますが、要素全体の減少は少々物足りなさを感じます。
NINJA SKILLSで獲得できるスキルの数が全体的に少ない。
スキル獲得に必要なポイントも数万から数十万とかなり高めなので、周回プレイしないとすべてのスキルを獲得するのは難しいです。
個人的にはもっといろいろなスキルの種類を増やして、操作キャラがより強化されるような育成要素を盛り込んでほしかった。
今作で操作できるキャラとしてあやめ・紅葉・かすみが追加されているのですが、操作できる要素は各々バラバラ。
公式サイトに明記されていますが、あやめは専用ストーリーがあるのに対し、紅葉・かすみは無しという不遇。
Σ2の時のように、彼女たちがストーリーでしっかり活躍できるような専用のステージを作ってほしかったです。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
ニンジャガイデンシリーズはΣ1、Σ2をプレイ済み。
難易度はHEROでクリア、オフラインのみのプレイです。
『YAIBA NINJA GAIDENZ』と同封された忍者パックを購入し、そこに入っていた今作の廉価版でプレイ。
一通りプレイし終えた感想ですが、面白かったです。
特に難易度HEROのおかげでクリアするのがだいぶ容易になり、最後まであまり負けることなく、ストーリーを楽しむことができました。
ですが、悪い部分もいろいろ目立つので、名作と呼ぶにはまだまだ物足りないです。
前作であるΣ2の方が、ストーリーの展開やキャラの描写、ボリュームの内容などで際立っていたので、それに比べると今作の物足りなさは否めません。
とはいえ、総じて面白い作品なので、プレイしてみて損はありません。
ニンジャガイデンが好きな方、難しいアクションゲームが好きな方にぜひオススメです。