【PS3】真・北斗無双 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-12-20 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ TREASURE BOX:13,440円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
58pt
GOOD!
前作北斗無双プレイ済み。
●オリジナリティー
修羅の国編までを網羅した原作再現度は北斗ゲーでは過去最高だと思います。天帝編以降のストーリーは少々うろ覚えですが要所はしっかりと抑えてありますし、あからさまな改変とかも無かったはず。
●快適さ
ゲームの初回起動時にデータインストールを行ってくれるのでロードは快適。
●熱中度
伝説編は時間を忘れてプレイできました。
○前作から改善された点
・使用可能キャラの増加
前作の倍以上に増えました。単純に前作が少なすぎただけですが・・・。
・アクション
動作がもっさりしていた前作に比べかなりスピーディになりました。アクションの性能も爽快感を感じられるよう強化されています。
・伝説編
まずマップがコンパクトになり前作のようにだだっ広いマップを隅から隅まで歩き回ってミッションを探すという面倒な作業をする必要がなくなりました。
前作で最もいらないと感じたボス戦のQTEも簡略化されて前作での不満点は概ね解消されたと言っていいと思う。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
イベントシーンのほとんどが紙芝居なのが残念。ストーリーのボリュームを考慮すれば仕方ないとも言えるが・・・。
●サウンド
前作からの流用が多いと感じた。「愛を取り戻せ」が収録されてないのもマイナス。
●快適さ
伝説編で一度だけ進行不能になるバグに遭遇した。
○前作から悪くなった点
・成長要素
今回の経絡図を組み合わせる成長システムはランダム性が強すぎて成長システムとしては問題あり。前作の経絡究明図の方が成長の自由度がある分まだ良かった。
・幻闘編
今作の最大の癌、内容自体は前作と同様の拠点制圧型無双だが、今作では各拠点につき50人撃破で制圧、もしくは守備隊長が登場という仕様。しかも拠点を5つ制圧すればそれ以外の拠点も全て制圧されるというゆとり仕様なため1ステージ毎の撃破数はせいぜい300人前後。これでは一撃当千というキャッチコピーは偽りだと言わざるを得ない。
ストーリーは原作の裏話的な内容だが取って付けた様な話で整合性が取れているかも怪しい、中には唐突にタイムスリップしてしまうというものもありさすがに擁護できない。
そして幻闘編最大の問題は、20人のキャラのストーリーミッションを初めとしたほとんどの内容が全て同じだという事。10種類程度のマップで5つの拠点を制圧し、300人程度の敵とボスを倒して終わり。マップ毎に固有のギミックやミッションなどがあるわけでもなく延々とそれの繰り返しで作業感が尋常ではない。
・オンラインプレイ
はっきり言って詰まらない。そもそもオンラインプレイが必要なゲームだとも思わない。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
トロコンに要する時間は50時間ほど、伝説編と幻闘編全キャラクリアでほとんどのトロフィーを獲得できますが10万人撃破とプレイ時間50時間のトロフィーがあるのでかなり稼ぎが必要になります。注意すべきはオンラインプレイのトロフィー2つ、自分がプレイした2013年1月半ばの時点で日曜や夜間ですら人がまばらで過疎を実感できるありさまだったので早めにプレイしないとトロコン自体厳しくなると思います。
◆総評・感想など◆
前作で不評だった部分が改善されたけど余計な手を加えて駄目にしてしまったという印象です。
修羅の国編まで網羅しているだけにもう次が出る可能性も低いでしょうし、このような内容になってしまって実に残念に思います。
北斗の拳を知らなくてストーリーを知りたいという人なら伝説編だけならプレイしてもいいんじゃないでしょうか、幻闘編はプレイする価値ありませんけど。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
87pt
GOOD!
なんといっても派手で爽快なアクション。前作ではもっさり感がつよかったケンシロウもかなり派手なアクションを簡単な連打だけで行えます。
雑魚的の数も前作よりもかなり増えているので無双らしさが出ています。またバリエーションも豊富です。
前作よりも大幅に増えた使用キャラクターたち。ジュウザやフドウなど結構微妙な感じのキャラも使えます。かなりマイナーな敵キャラたちも登場します。
原作を忠実に再現したストーリー、ラオウ昇天後もストーリは続き、最終話まで再現してるとは、ファンなら感涙ものです。
基本的には連打ゲーなのですが、ボス戦ではかなりの緊張感を強いられる場面もあり、スルメゲー的な面もあります。難易度設定できるのでアクションが苦手な人でも楽しめると思います。
北斗ゲーらしく音楽が非常にいいです。
BAD/REQUEST
プレイに支障を起こすほどではないが、雑魚敵が増えたため、たまにステルス(一部の雑魚敵が見えなくなる)が発生することがある。
ロード待ちがやや多い。
ゲーム的な問題ではないのだが・・・・良くも悪くも原作を忠実に再現したため、ラオウ昇天後のストーリーは徐々にテンションが落ちていってしまい修羅の国編辺りになると、とりあえず続いてる原作同様にやらされてる感が強くなってくる。
30年も前の作品のため、鬼籍に入った方や高齢で引退した声優さんがほとんどのため仕方がないことなのだが、原作アニメとはあからさまに合わない声優さんがいる。
COMMENT
間違いなく無双ゲームとしては良作です。
クソゲー比率が異様なほど高い北斗ゲーに限定してみれば、神ゲーといってもよい傑作です。
ファンでなくても買って損のない作品だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
HD画質で北斗の拳。
原作再現、シナリオの網羅率ともに抜群。
北斗ゲーの中では間違いなく最高のゲーム。
DLCもこみで考えると、文句のないプレイ可能の人選&人数。
イベントシーンのみのキャラの作りこみも多数。
公式HPのキャラクター紹介の数の多さはキャラゲーでは最高です。
BAD/REQUEST
あまりしゃべらないケンシロウたち。
奥義も無言はちょっと。
もっとあたたとか騒がしくてもいいな。
経絡図というステータスUPアイテムの
所持数が少なすぎる。
女人像に預けれますがそれでも足りません。
オンラインは拍子抜けでした。
お使い運動会のようなもので
北斗でも無双でもなかった。
COMMENT
20代でアニメは見たことありません。
北斗重視かゲーム重視かで評価が割れそうです。
コマ割りで進むイベントシーンなども
かなりきりでセリフ言っちゃうような
プレイスタイルだと最高です。
ゲームとしての楽しみを重視する人は見てるだけが多いので
楽しくないかもしれません。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-12-04
北斗が好きな人にはおすすめですよ。
GOOD!
・ボリューム増大でやりがいが増した。一つ一つのエピソードが掘り下げられ、原作の場面の再現もしっかり。
・使えるキャラが増えた。そのキャラからの視点で展開されるのもなかなか。
・QTEが減ってやりやすくなった。
BAD/REQUEST
・ボリュームは増したのだが、やらされ感が強く、クリアまで「やっと終わった・・・」という徒労感しかない。
・強化してるはずなのに体力激減する技をくらってゲームオーバーなんてしょっちゅう。そこからやり直しするときイベントスキップできないとかはきつい。
・他のキャラが使える幻闘編はあまりに端折り過ぎてて終わりも「何これ?」なブツ切り。適当に作ったとしか思えない。せっかくのモードなんだから原作にはない・ありえなかったシチュエーションとか入れてほしかった(どうしても原作に忠実でないと駄目だったのか)。
COMMENT
・前作経験済み。
QTEが改善され、スピード感や演出が増して蹴散らす快感はあって良かったが、「こうすればいいだろう」という思惑が見え見えで心から楽しめたという感覚がなかった。
世代を超えたオリジナルエピソードとかならでは感(夢)が欲しかったのだが、原作に従うままにで終わってしまってて残念。
次があるなら「より楽しんでもらうには」を意識して取り組んでほしい。