【PS3】真・北斗無双 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-12-20 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ TREASURE BOX:13,440円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
84pt
GOOD!
全体的に、前作からしっかり改善されており、大きな不満はなくなっている。
いくつか挙げてみます。
1.アクションの改善による、爽快感UP&重量感との融合
・無双寄りに変更したとは聞いていたが、全体的にスピードアップし、爽快感がすごい
・攻撃の重さもいいバランスで残されており、スピード感と重量感がうまくMIXされている
・スキルや闘気覚醒で攻撃範囲や速度も上がり、さらに扱いやすくなる
・回避アクションが新規に追加されたことにより、タイマンがかなり熱い(うまくハマると脳汁出まくる)
・60fpsによる爽快に動く(60出てない場合も多い気がするけど)
2.新キャラの大量追加と表現
・前作8名から今作22名に増加(DLCを含めると、前作10名から今作25名?)
メインどころはほぼ網羅された感じかと
・ほぼ全キャラに幻闘編ストーリーがある
・元斗皇拳専用のやられ方が追加
・ダメージを受けると、傷だらけになる表現が追加された(前作同様服が破れる場合もいる)
ムービーシーンでもその状態で表示される
3.伝説編の原作再現度の高さ
・かなり細かいシーンまでムービーが入ります(よくここまで作ったなというぐらい)
個人的に、あちこちのシーンでほろりときました
・映像化初のエピソードもあり
・味方NPCが結構戦ってくれるので、見てると楽しい
4.幻闘編のリニューアル
・ストーリーについては前作と同様、完全IFというストーリーもあるようですが、
わりと、本当に裏で行われていたかも、的なストーリーが多く、引き込まれます
・戦闘がサクサク終わるので気持ちがいい
5.漫画的なムービー表現
・戦闘の合間や戦闘中など、あちこちに原作のコマ割を思わせる漫画ムービーが入る
原作知っていると懐かしく感じるシーンも
・ムービーはフルボイス(今のところ確認できた限りですが)
6.経絡図は組み合わせを考えるのが楽しい
・前作はひたすらポイントためて一方通行に開いていくだけだったのが、
今作は組み合わせによってスキルやレベルが大きく左右されるので、
集めて最良の組み合わせを考えるのが個人的には楽しい(面倒って人もいるかも)
・他キャラにも譲り渡せるので、全キャラ1からやらなくてもいい
7.奥義を全部戦闘に持っていける
・前作4つだった奥義を、今作は全部持っていける
・真伝承奥義も全て通常と同じで使用可能
・スキルで「消費奥義ゲージ半減」をつければさらに使い放題に
8.オンライン対戦は成長関係なく楽しめる
・成長は反映されないようなので、ゲーム始めてすぐでも気軽に参加できる
・腕もそこまで問われないので、自信がなくてもいける
・いい経絡図が手に入りやすい
といったところでしょうか。
普通に楽しめました。
BAD/REQUEST
あまり大きな不満はないのですが、細かいところでいくつか。
1.幻闘編でちょこちょことかゆいところに手が届かない感じ
・ほとんどのステージで戦闘ルールが一緒なので、
ランクAを狙おうとすると、結構飽きやすい(普通にクリアだけならサクサクだけど)
・ムービーがフルボイスながら、キャラがあまり動かないので手抜き感がある
・最初から幻闘編で使えるキャラが少ない
(伝説編を結構進めないとキャラが増えない……リンを最初から使いたかった)
2.経絡図関係がいろいろ不便
・持てる数が少なくて、後半は戦闘する度に捨てないといけなくなる(他の無双でもよくあることですが)
・装備したり捨てたりする画面が分かりにくい
・1回しか他のキャラに渡せないので、なかなか大変
(まぁ渡し放題だと、1キャラしかやらなくなりそうだけど)
・運要素が高いので、モンハンの炭鉱夫みたいになることも(あれほどじゃないけど)
3.オンライン対戦は不要かも
・経絡図を手に入れるためには便利だが、
他の無双でも同じことが多いですが、
無双のシステムとオンライン対戦は組み合わせ良くないのかも
4.BGMがあまり印象に残らない
・前作使い回しもあるせいかもしれませんが、
特に心に残るBGMがなかったです
悪い意味で無双っぽくなってしまったような
・愛を取り戻せとかの、アニメ曲がない
(権利的なものかもしれませんし、アニメじゃなく漫画準拠なのかもしれませんが)
・カスタムサントラに対応してない(当方PS3版です)
COMMENT
前作プレイ済みで、今作も伝説編クリア済み+αといったところです。
他無双シリーズも三國・戦国・OROCHI・ガンダムをいくつかプレイ済みです。
前作途中でクリアを断念したのですが、
今作はストレスがあまりなく、ぶっ続けでやれました。
北斗と無双がうまく融合したかなと感じます。
特にアクションは、重量感も残っていて、
やっつけた感があって良かったです。
無双でもあり、北斗でもある、というか。
全体がとても良くなったので、
細かな不満が解消されたらもっと良かったな、とは思うものの、
基本的には満足しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
58pt
GOOD!
前作北斗無双プレイ済み。
●オリジナリティー
修羅の国編までを網羅した原作再現度は北斗ゲーでは過去最高だと思います。天帝編以降のストーリーは少々うろ覚えですが要所はしっかりと抑えてありますし、あからさまな改変とかも無かったはず。
●快適さ
ゲームの初回起動時にデータインストールを行ってくれるのでロードは快適。
●熱中度
伝説編は時間を忘れてプレイできました。
○前作から改善された点
・使用可能キャラの増加
前作の倍以上に増えました。単純に前作が少なすぎただけですが・・・。
・アクション
動作がもっさりしていた前作に比べかなりスピーディになりました。アクションの性能も爽快感を感じられるよう強化されています。
・伝説編
まずマップがコンパクトになり前作のようにだだっ広いマップを隅から隅まで歩き回ってミッションを探すという面倒な作業をする必要がなくなりました。
前作で最もいらないと感じたボス戦のQTEも簡略化されて前作での不満点は概ね解消されたと言っていいと思う。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
イベントシーンのほとんどが紙芝居なのが残念。ストーリーのボリュームを考慮すれば仕方ないとも言えるが・・・。
●サウンド
前作からの流用が多いと感じた。「愛を取り戻せ」が収録されてないのもマイナス。
●快適さ
伝説編で一度だけ進行不能になるバグに遭遇した。
○前作から悪くなった点
・成長要素
今回の経絡図を組み合わせる成長システムはランダム性が強すぎて成長システムとしては問題あり。前作の経絡究明図の方が成長の自由度がある分まだ良かった。
・幻闘編
今作の最大の癌、内容自体は前作と同様の拠点制圧型無双だが、今作では各拠点につき50人撃破で制圧、もしくは守備隊長が登場という仕様。しかも拠点を5つ制圧すればそれ以外の拠点も全て制圧されるというゆとり仕様なため1ステージ毎の撃破数はせいぜい300人前後。これでは一撃当千というキャッチコピーは偽りだと言わざるを得ない。
ストーリーは原作の裏話的な内容だが取って付けた様な話で整合性が取れているかも怪しい、中には唐突にタイムスリップしてしまうというものもありさすがに擁護できない。
そして幻闘編最大の問題は、20人のキャラのストーリーミッションを初めとしたほとんどの内容が全て同じだという事。10種類程度のマップで5つの拠点を制圧し、300人程度の敵とボスを倒して終わり。マップ毎に固有のギミックやミッションなどがあるわけでもなく延々とそれの繰り返しで作業感が尋常ではない。
・オンラインプレイ
はっきり言って詰まらない。そもそもオンラインプレイが必要なゲームだとも思わない。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
トロコンに要する時間は50時間ほど、伝説編と幻闘編全キャラクリアでほとんどのトロフィーを獲得できますが10万人撃破とプレイ時間50時間のトロフィーがあるのでかなり稼ぎが必要になります。注意すべきはオンラインプレイのトロフィー2つ、自分がプレイした2013年1月半ばの時点で日曜や夜間ですら人がまばらで過疎を実感できるありさまだったので早めにプレイしないとトロコン自体厳しくなると思います。
◆総評・感想など◆
前作で不評だった部分が改善されたけど余計な手を加えて駄目にしてしまったという印象です。
修羅の国編まで網羅しているだけにもう次が出る可能性も低いでしょうし、このような内容になってしまって実に残念に思います。
北斗の拳を知らなくてストーリーを知りたいという人なら伝説編だけならプレイしてもいいんじゃないでしょうか、幻闘編はプレイする価値ありませんけど。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 1pt |
57pt
GOOD!
前作に比べてだいぶ戦闘クオリティーは高くなったと思います。
キャラクターも多く、ムービーも増えました。
BAD/REQUEST
戦闘クオリティーは高くなりましたが、ムービーのクオリティーは残念ながら低くなったと思います。
涙の表現が酷いです。全体的にグラフィックが落ちた気がします。
奥義の際に技名を言わなくなってしまって残念です。
あと、特定のキャラクターは奥義の数が減ったのはいただけない
(ラオウの黒天殺など・・)
サウンドは前作の使い回しが多いですね。なのに「愛を取り戻せ」が消えたのは残念です。
でも、カイオウのテーマである「majin」はなかなかかっこいいです。
カイオウは、かなりショックでした。私は、カイオウが大好きなので、プレイアブルキャラクターとして
発表した際はかなり嬉しかったですが、NPCのカイオウは「暗流天破」を使ったり姿が鎧姿見でかっこいいですが、自分かっこよくないのがが使用すると、鎧を取るのが残念。あと「暗流天破」が使えないのも非常にいただけない。
COMMENT
トロフィーは一週間以内でコンプしたので前作同様、やりこみはありません。
前作より素晴らしいところもあり、非常にいただけないところもあり
結局、よくも悪くもない感じですが、北斗ファンにはおすすめです。
他の北斗ゲームはかなり残念なものが多いので、それらと比べると
真・北斗無双はなかやか面白いゲームだと思います。
ただ、ダウンロードが課金だらけなのは少し引きました。
アミバ、ハン、名も無き修羅は、強いですが、登場シーンや奥義などは
他のキャラクターの使い回しがあり、残念でした。
でも、通常攻撃やチャージ攻撃はオリジナルで、ハンがかなり強かったのは良かった。
DLCで、カイオウ、ヒョウ、シン、サウザー、ラオウの宣伝コスチュームは
マントや兜がありますが、実際に使用するととってしまうところが残念でした。
宣伝とおおきく変わってくるので、詐欺か?
と、思ってしまいます。コーエーにはちゃんとした宣伝をしてもらいたい
アップデートとかでそういうコスチュームを改善していって欲しいと思います。
やなり、カイオウはあの黒い兜にマントがあってこそだと思います。
声優は、少し残念でした。サウザーがあれだけ声が高いと性格まで変わって来ます。
原作の聖帝は(声優、銀河万丈)はもっと渋く、かっこいいのに・・・
あれだと、ただの卑劣な暴君しか見えない。
カイオウも声が微妙。ラオウは論外!
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-12-04
北斗が好きな人にはおすすめですよ。
GOOD!
・原作ストーリーほぼ網羅
これ一本で北斗のストーリーはほぼ網羅されているので
原作読み返したりアニメ見直したりする代わりに
これをプレイするだけで十分なくらい。
・ケンシロウが強い
強いケンシロウでモヒカン蹴散らすのが爽快
無双×北斗の醍醐味を味わえた
・プレイアブルキャラが多い
あのキャラもこのキャラも使える!
というのが純粋に嬉しいし、みなそれっぽい動きをしてくれる
BAD/REQUEST
・戦闘が単調
それが無双だろといわれてしまえばそれまでだが
□□□△をくりかえすだけですべてが済んでしまい
ほかの攻撃を使う理由がない
奥義もボスには北斗七死星点以外使う必要がないし
単調極まりない。
・声優がひどい
アニメとおなじにしろとはいわないが
やはり一部の声優がひどい。ラオウとか。
声優自体の能力は高いのにミスキャストがひどい。
・幻闘編がつまらない
本当にまったくおなじことのくりかえし
おかげでキャラがたくさんいてもやる気が起きない
・音楽がいまいち
アニメのゲーム化じゃなくて原作のゲーム化だ、
とのことらしいが
やはり北斗はアニメのBGM、効果音が秀逸だったので
権利関係をクリアして使って欲しかったというのが素直な気持ち
COMMENT
原作を読み直す代わりにプレイするつもりでやったのて、ストーリー再現度の高さには満足
ただ原作のストーリー自体がだんだんテンション下がって迷走していたので
そこも再現しているのでクリアしても「なんだかなー」という気持ちは残る
そこも含めた原作再現としては優良
戦闘の単調さもケンシロウの強さを満喫するためと思えば悪くはない
けど伝説編を一周したらそれ以上プレイする気にはなれない
アニメを見る代わりにプレイするつもりならおすすめ