【PS3】アサシン クリードIII レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-15 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン1〜8人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 5pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt |
39pt
GOOD!
舞台は独立戦争時代のアメリカ。
ジョージ・ワシントンやサミュエル・アダムスといった独立戦争に関わる重要な歴史的人物との関わりや、当時起きた事件や戦争の渦中を歩んでいくストーリーは壮大でした。
21世紀に生きるデズモンドが活躍する描写も増え、これまで明かされなかった謎も徐々に解明されます。
DLCである「ワシントンの圧政」が面白かった。
本編とは独立した内容で、本編に登場したキャラと意外な形で出会ったり、DLC独自のスキルも習得できたりと、オリジナルの要素が充実しています。
新エンジンを用いたグラフィックの描写が従来の作品以上に素晴らしい。
人物やオブジェクトの精巧な造りはもちろんのこと、地面の草木や土、海面の波などの自然の表現がより美しくなりました。
このおかげで、広大なフロンティアに拡がるアメリカの自然の臨場感が見事です。
新要素である海戦が面白かったです。
船を臨機応変に操縦するテクニックと敵戦を大砲で攻撃していく戦略性は、これまでのゲームにはなかった斬新な面白さがあります。
敵戦に大砲をぶち当てて、沈没させた時の爽快感はかなりのものです。
主人公コナーが住む村を発展させるミッションがやりこみ甲斐がある。
ミッションをクリアするごとに、仲間(職人)が増え、製作できるアイテムや交易品が増えていきます。
アイテムには装備品(矢筒など)と消耗品(弾薬など)があり、装備品はパワーアップさせれば、煙幕や矢などの最大所持数が増やすことができます。
従来の作品に比べて、悪評になりにくくなりました。
前作ではなくなった悪評を消すための張り紙はがしも復活し、悪評を下げるのは容易になりました。
従来の作品同様、オートセーブ機能もあります。
音声・言語設定(日本語・英語)も有り。
BAD/REQUEST
ストーリーは壮大でしたが、感動的な要素については微妙でした。
今作の主人公であるコナーは、若輩者としての葛藤が多く、アルタイルやエツィオほどの魅力や偉大さもないので、感情移入するほどの人物ではありませんでした。
エンディングも、どこかもの寂しい雰囲気や展開で終わってしまうので、ますます感動的な要素が薄いと感じました。
「フルシンクロ条件」が悪い意味でパワーアップ。
今まで1つだった条件がミッションによって2~3つ設定されるようになりました。
ただでさえ難しい内容の条件が増えたことで、煩わしさやつまらなさが増え、リトライして満たす気も起きませんでした。
従来の作品から新しい操作や武器が変更・追加されたのですが、正直使いづらい。
銃や弓矢の殺傷能力が低かったり、カウンターの判定がシビアになったりと、エツィオの頃の操作や武器に比べると明らかに劣化している。
また、一部の操作やゲームシステムについての説明が不足している。
今作では新しい操作やゲームシステムが多いのに、それらに対する説明が不足しているせいで、攻略サイトなどを参照しないと理解しづらい。
敵兵が強いうえに、市街地の至る所にいて多過ぎる。
集団戦ではやたらと横ヤリ入れて攻撃してくるし、カウンターをやたらと弾いてくるせいで、なかなか倒せないばかりか、一方的にやられることが多い。
カウンター攻撃とトドメを刺す時ぐらい、ダメージ判定は無くしてほしい。
全体的に難易度が高くなりました。
前述した敵の強さに加え、ストーリーのミッション自体も何度かリトライしないとクリアできないほど難しくなりました。
交易を任意でしていかないと、収入が得られなくなりました。
前作までの安定的でノーリスク・ハイリターンな収入と違い、交易はリスクが伴ううえに、儲けはそれほどではないです。
表示されるマップを拡大するビューポイントでのシンクロですが、すべてのマップが埋まるわけではありません。
従来の作品ではすべて埋められたのに、今作では埋まらなかったマップは、自分で歩いて埋めていかなくてはなりません。
グラフィックに関するバグがいくつかある。
とあるイベントのキャラが口パクしなかったり、作中で亡くなったはずのキャラが生きている、など。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用
アサシンクリードシリーズは1、ブラッドライン、2、ブラザーフッド、リベレーションをプレイ済みです。
(2、ブラザーフッド、リベレーションはスペシャルエディション版をプレイ)
DLCである「ベネディクト・アーノルド」「ワシントンの圧政」もプレイ済み。
※2014年7月23日に投稿したレビューを改訂しましたので、プレイ済みの作品は現在とは異なりますが、当時を尊重して変えていません。
今作は限定生産品「コナー・サーガ」に収録されているものをプレイしました。
近々プレイする4のためにストーリーをおさらいしておこうと、去年にクリアした今作を久々にプレイしました。
評価が難しいゲームなので、クリアした当初もレビュー執筆は悩みました。
ですが、あらためてプレイしてみると良い点もあるのですが、悪い点の方が目立つので、いろいろプレイして面白くないと感じることが多いです。
今作自体がシリーズ経験者であっても、かなり「人を選ぶ」作品です。
特に快適さについては、シリーズ最低と言わざるを得ないほどの出来で、シリーズ経験者なら尚更気になると思います。
アサシンクリードシリーズが好きな方なら、プレイするのは有りかと思いますが、それ以外の方にはオススメできません。
ストーリーは1から通して繋がっているので、まずは1からプレイすることを強くオススメします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 5pt | 3pt | 4pt | 1pt | 0pt | 2pt |
45pt
GOOD!
グラフィックス
これは現在では最高クラスです。
PC版も持っており最高設定&フルHD解像度でプレイしましたが、ただ駆け回るだけで楽しく、感動できる素晴らしいクオリティです。
BAD/REQUEST
ストーリー
アサシンクリードシリーズは1からすべてプレイし、初回限定版を予約し手に入れるくらいのファンですが、今回のストーリーは少し薄っぺらく、淡々と進んでいっているように感じました。
操作性
前作までの操作から大きく変わり最初は戸惑いました。
変わったことはいいのですが、判定がわかりにくいところがあり、思いもよらぬ動きをすることが多々あります。
また、アシストが飛び移る際にありますが、あきらかに入力したのとは別の方向に跳ぶことが多くイライラさせられました。
「敵に発見されない」という目標があるのにいきなり敵陣のど真ん中に飛び降りたり、敵が段差の上にいて隠れているのにいきなり登り、急いで降りようとしても何故か降りなかったり、本当にイライラさせられました。
COMMENT
グラフィックは本当に感動させられました。
でも、言ってしまうとそれだけです。
それ以外の要素、特に操作性に関しては完全に退化しています。
ここまでイライラさせられたゲームはほとんどありません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt |
46pt
GOOD!
○ グラフィック
前は、そこまで力を入れてなかったグラフィックも、今作は力が入ってました。
顔の粗さが目立った2も今回では、普通に見れるレベルです。
○ 暗殺アイテム
暗殺アイテムの種類が増えていてよかったと思います。
主人公がインディアンともあり、自然に生きたキャラとしての特性をそれなりに活かせてると思いました。
○ 海洋ミッション
今作では、船を操縦することが可能です。
緊張感のある船の戦いが楽しいものでした。
BAD/REQUEST
× ストーリー
不満点を書くと長くなるので、簡潔に言えば、
「何を伝えたいかが分からないうえに、意見がゴチャゴチャしすぎてめんどくさい」話でした。
コナーの話も非常に薄く、ぼんやりしていて、王政側と反王政側の戦いも、全員敵にしか見えません。キャラクターも、後で重要になるのはいいにしても、印象が薄すぎて、後半に出ると覚えてるキャラは少ないです。
本当にゴチャゴチャしてて、ストーリーは全く面白くありません。
× 移動システム
今回は、木の上を駆け回ることが出来るというのですが、爽快感は皆無です。
当初はワクワクしてましたが、どこに向かって跳べばいいのか一目見て分かりにくく、更には、木が途切れ途切れのため、すぐに地面に降りてしまうことが大半です。
登ることも簡単じゃないため、カッコよく移動するよりは、馬を走らせることが大半でした。
× 収集ミッション
羽・お宝・書簡ですが、なんで集めなきゃいけないんだろうと思いました。
書簡は分かるにしても、頼まれてるのはケンウェイさんです。コナーが集める道理がありません。
羽も何のためか分からず、お宝も集める理由が薄すぎます。
× ビューポイント
残念の一言に尽きます。
まず、第一に登りにくすぎです。木のてっぺんなんて、葉がたくさん生い茂ってる時は、最後に着地地点が分からず、飛び降り自殺してしまいます。
更に、広がったと言っても、一部の収集物やイベントが表示されない始末です。
前までは、マップ拡大のため、とりあえず登れが印象でしたが、マップちょっと拡大だったら、何のために登ってるのか分かりません。歩くことでの拡大も狭すぎますし、理解不能です。
マップを広くするのはいいのですが、広くし過ぎて埋められない部分が出るぐらいなら、狭い方が何倍もいい。
× 武器
たくさん出ましたが、性能差を感じません。
正直、初期武器で余裕でクリアしました。
× ロード時間
待ち時間が基本で眠くなります。
高速移動もロードがかかり、次のマップに移動ではなく、マップ移動直前に移動されるせいで、またロード待ちです。
× フリーズ・透過・バグ
フリーズしたり、移動中に変なところを掴んで、移動不可になり、諦めて地面や海に叩きつけられたりしました。
そういうことが指で数える程度ならまだしも、結構目立ちます。
更に、バグかどうかは、はっきりしませんが、隠れられるはずの場所に飛び込むと勝手に出てきます。
それは、大騒ぎ一歩手前に見つかったときですが、普段隠れられていた場所に隠れられなくなるのはストレスです。半ば逃げることを諦めます。
× スタッフロール
長いです。気付いたら軽く眠ってましたが、終わってませんでした。
COMMENT
HDMI・42インチ
前作シリーズ、全プレイ済み
総評としては、期待していた分、非常に残念でした。
BADがまだあるのですが、これ以上書くのもイヤになるほどです。
モヤモヤするうえに、ストーリーもモヤモヤしてて、面白いところを探すのが難しいゲームでした。
ただ、個人的にケンウェイさんとコナーの親子の絡みは好きです。
もう少ししっかり話を作ってくれれば、感動出来たんでしょうが……
シリーズとしての劣化が見えて、例外はないものだと感じました。
再度、残念です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-01-14
【今回の良い点】
・最高峰のグラフィック、フロンティア精神が掻き立てられる活気ある街
・とにかく船を駆っての海戦!! これ単体でゲーム作って欲しいと思える程の面白さです。
・MAPが広い!季節/天候がある!木に登れる!
・慣れれば便利なR1だけダッシュ(操作の仕様変更)
【今回の悪い点】
・デズモンド3部作ラストなのに「え?」ってくらいあっさり終わるいつも通りの現代編エンディング
・文字だけスタッフロールが17分、しかも飛ばせない。ちょっと自己満足じゃ……
・とにかく説明不足のサブクエストやUI。交易もアイテム一つづつしか選べないなど、とにかくありえないくらい不親切。
・サブクエが恐らく声入れ間に合わなかったんでしょう、個性あるサブキャラが居ないに等しく、街が賑やかなのになんだかさびしい
・メインストーリーもキャラがみーんな淡泊でこれだけキャラ居るのに愛着のあるキャラが誰一人居ないという始末。
・アサシンの弟子や交易/狩り/ホームステッド/手紙/羽……海戦を除く全てのミニゲームが只の作業で超苦痛。
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【まとめ】
普通なら3年は掛かりそうな、これだけの規模の作品を1年に一本出すことには敬意を表するが、
それが為にサブクエが説明不足でスッカスカ。UIを無視した一つづつしか作れないレシピ、糞つまらない羽や手紙。
あれもこれも詰めたらどれか一つくらい当たるだろ!で無理やり出した感が今までになくヒシヒシと伝わりました。
キャラも今回は全く魅力が無く、ただ現代編ストーリーの続き見たさで惰性でやってました。
開発させられてるほうも、止む無く上の命令で詰め切れずに発売してるんだろうなぁ〜
と思わず無理納期で作らされてる方々に同情してしまう可哀想なソフトでした。
でもね、そんなソフトをお金出してプレイさせられるこっちはもっと可哀想なんですよ?
とにかく今作はストーリー目当てで買ってた人はスルーしてもいい作品だと感じました。
4は国内外共に評価が良いようなので、何とかシリーズが腐ったリンゴにならずに済んだのでしょうね。
落ち着いたらゆっくりPS4版の4をプレイしたいと思います。
GOOD!
広い開拓期のアメリカを走り回るのはかなり圧巻でした。
似たようなものだと「天誅」シリーズに近い感覚もありステルスアクションは
満喫できます。
BAD/REQUEST
とにかく説明が無い。
ミッションにせよ、マップ上のマークにせよ何したら良いかもわかりません。
UI周りが煩雑。
とにかく登りたがることが災いしてミッション中なりとにかく走ろうとした矢先に「登ります」w
R1でダッシュ+登る等のアクション、×で早歩きなのですが、登るアクションは別のボタンに
するべきかと感じました。
私が体験したバグはチュートリアルで次に進まなくなったということでした。
フリーズは経験したことはありませんが、何かと不親切に感じるゲームでした。
COMMENT
実はアサシンクリードを3で初めて遊びました。
発売日までの動画や評判を見てておもしろそうだと思ったから購入に至りました。
最終的に感じたことは、「疲れた」でした。
何かと不親切であることはBADに記載しましたが、兎にも角にも不親切。
開発側の自己満足のゲームという感想です。
近年は海外もののいわゆるオープンワールド系が主流になりつつあり、当方もいくつか
触ってみましたがどうにも「顔の造り」がしっくりきません。
今回のゲームも顔にどうにも違和感(まぁ題材がインディアンなので仕方ないかもしれません)
が最後まで好きになれませんでした。
アニメ顔が好きな訳でもないのですが、あぁ最近のゲームなんだなぁとただただ幻滅した
というのが主だった感想でしょうか。
最初の2時間〜5時間くらいが一番面白かったかもしれませんね。